眼前の恥部を苛め抜きつつ首領は歪んだ至福を味わう

五月雨時雨

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眼前の恥部を苛め抜きつつ首領は歪んだ至福を味わう

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左右の足首から膝下の部分までをきつく一括りにし、背中で密着させられた左右の手首から肘までの部分を縛った上で手に握り拳の状態を強要し、口に栓を施して言葉を封じる黒色のガムテープによって、男は裸体の自由を取り上げられ逃走も抵抗も、拘束に対する抗議の言葉を発することも叶わない無様な姿へと追いやられてしまった。
だが、男を捕らえ身動きに制限を加えた男達は、ここに更なる追い打ちの拘束を何の躊躇いも無く足し始めた。すでに抗いたくても抗えない男の頭部を掴んで無理矢理テープに包まれたすね付近に近付けさせた男達は、不自然に裸体を前に向かって折り曲げた格好からどうやっても抜け出せないよう、薄く白い布を男の裸体へとぐるぐると執拗に巻き付け緩みも慈悲も無い圧迫を生み出し始めてしまったのだ。

「んーっ! んむ、ぐぅぅぅーっ!!」

上乗せの拘束を嫌がる唸りを放ちながら、男が裸体を必死でもがかせる。けれど、そのもがきには何の意味も無い。
手も足も使えず、人数でも不利を取っている男がなりふり構わずに暴れても、男達はそれを全く意に介さず諦め悪く揺れる身体を数人がかりで押さえ込みながら、白布を淡々と巻いていくだけだ。
男はもはや、自分を捕らえた者達を率いる存在が求める惨め極まりない格好へと為す術無く追いやられるしか無い。男はもう、テープに縛られた裸体の大部分を白布の内側に閉じ込められ、素足となっている左右の足首から先と、守る物など一切無い恥部の周辺のみを情けなく外部に露出させた無様その物な格好を、どうすることも出来ずに強いられるしか無いのだ。

「んぅ、んむっ……むぅぅんっ!」

白布の中で逆さまの頭部を振り乱し、焦りの色を滲ませたくぐもった唸りを零しながら上下を逆にさせられた顔を悔しげにしかめ、幾ら身をよじっても自力では振り払えないようにされた白布を虚しく軋ませつつ丸出しの恥部を揺らして脱出を試みる滑稽な男。そんな男を作り出した男達は白布を留めた箇所に異常が無いこと、拘束に綻びが一切無いことを入念に確認すると、ベッドに腰掛けて作業の終了を待っていた一人の男に敬意を込めた声音で報告を行った。

「ボス、お待たせ致しました。捜査員をご希望通りの格好にしました」
「うん、ご苦労様。それじゃあ、もう下がっても良いよ。捜査員さんを捕獲したご褒美は後で用意して置くから、期待していてくれ」
「はっ、畏まりました」

一礼し、余った拘束の為の道具を手早く回収しつつ、部下達が自身が所属する首領の部屋の入り口へと足を運んでいく。
その背中を横目で見ながら首領はベッドから軽く立ち上がって捜査員の肉体を荒々しく引き寄せ、自身の腹部へと布越しに捜査員の腕が触れる状況を、ベッドに再び腰掛けつつ無防備にさらけ出された捜査員の尻穴と男根が眼前に位置する状況を準備してしまった。
それは、首領にとっては最高の娯楽に直結する状況。捜査員にとっては、これ以上無い屈辱と恥辱に満ちた最悪の責め苦に直結する状況だ。

「ふふっ、捜査員さんの逞しいおチ○チンも、悔しげにヒクヒク震えてるお尻も丸見えだね。まずはこの恥ずかしい格好で、捜査員さんの恥ずかしいところをたっぷりと観察してあげる。頭に血が上って限界が来るまでこの格好のまま、捜査員さんのおチ○チンとお尻を愉しんであげるからねぇ」
「んぐっ、むぅぅっ! んふ、むぶぅぅんっ!」

憎い首領の男がしゃべる度に尻穴を撫でてくる声の振動と吐息に嫌悪を募らせて身をくねらせても、左右の膝の裏を押さえ込む形で首領の腕を回された捜査員は尻穴を責める不快な刺激を遠ざけられず、ただただ首領の目と鼻の先で男根を震わせ余計に首領を悦ばせるだけに終わってしまう。

「うんうん、嬉しいね。今日から私専用の玩具になるんだから、恥ずかしいところを見られて嬉しくないわけがないよね、可愛いなぁ。そんなに嬉しがられたら、もっともっと可愛がってあげたくなっちゃうよ? よし、始めは観察だけのつもりだったんだけど、特別に捜査員さんをもっと可愛くしてあげよう。はしたなく鳴き喚かせて、限界が来るまでにはエッチに昂ぶった捜査員さんが出来上がるよう、気持ち良く苛めてあげようねぇ……」
「んーぅっ!? んまっ、むぐぅぅっ!」

ゆっくりと舌を伸ばし捜査員の尻穴に熱烈な愛撫を注ごうとしている首領と、視界を没収されていても分かる不穏な空気に怯えながらじたばたと足掻く哀れな捜査員を遠目に眺めながら、部下達は首領に気に入られ淫らな玩具に抜擢された捜査員に愉悦とほんのわずかな同情を抱きながら深く頭を下げ、首領の至福を邪魔しないよう足音と扉の音を極力制しつつ淫蕩な地獄の現場と化した部屋を立ち去っていくのだった。
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