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52】私が来る前にしていたことは④
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52】私が来る前にしていたことは④
「ん、ぁ……♡」
ヌロッ……♡ キュッ♡ キュッ♡
「ぁ゛……♡あ゛……♡お゛……ぁ……♡」
押し入って来たレオ殿舌先に、口内が侵食されていく。歯列をなぞったかと思えば、突然のことに奥へと逃げた私の舌先を取り囲み、圧をかける。そんなことをされていれば、私の開いた口元から感じ入るような声が漏れていた。
ちゅぷっ♡ キュッ♡ ちゅっ♡ キュッ♡ ちゅぷっ……レロォォ~~ッ♡♡
「ふ、ぅ゛……ぅっ゛♡ぁ゛……♡」
(こんな口づけをしたのは、初めてだ……♡)
挨拶、親愛。そんな触れるだけの口づけはあっても、こんなに絡みついてくる口づけは初めてだった。何が正解か分からない。されるがままの状態に、ただ受け入れることしか出来ない。ちゅぷっ……♡と最後に舌先をトンと押して、離れていく舌先。トロリと透明な銀糸が切れて、どこに落ちたのか分からなかった。
ようやく舌が出て行ったかと思えば、今度は私がクタリとレオ殿の身体にもたれかかっていた。酸欠に近い状態で、クラクラする。
フーッ……♡ フーッ……♡ はぁっ……♡
「おっと……」
呼吸を整えなければ。酸素を、身体の中へ。
ゆっくりと深呼吸をしていれば、レオ殿が頭上で息を乱す様子も無く私に声をかけた。
「アラン様。苦しかったですか?」
「苦しくはなかったですが……息が……出来なくて」
「気持ち良かったですか?」
「それは……っ」
そんなこと恥ずかしくて言えないと下を向けば、レオ殿のペニスが見えた。ビキビキと勃起したまま、未だに達していない様子。ただドロリと白濁が漏れていて、先ほどよりも濃く青臭さが鼻孔に香った。
(レオ殿がペニスが、あんな風に……♡)
私の心臓が、またドキドキと鳴り始める。あの白濁に触れてみたら、どんな感じなのだろう? と疑問すら浮かんだ。粘着質で、青臭くて。それなのに、どういうわけかドロリとしたソレが、美味しそうに見えてしまう。
「ぉ゛……っ♡あ゛……♡」
ジュワリと、反射的に私の口内にまた唾液が溢れるのが分かった。
「アラン様?」
またペニスを見ていたことがバレてしまうと、急いで顔を上げる。ジュッ、と溢れた唾液を飲み込んで幾分呼吸が整ってきた身体。
「アラン様。俺との恋人みたいな口づけは、気持ち良かったですか?」
「は……い。気持ち良かったです」
素直に答えれば、嬉しそうな顔をしたレオ殿。そんな顔をされてしまえば、また私は勘違いしそうになってしまう。
(さっきの口づけは、私をオカズにしたものに過ぎないんだ)
今だ理解出来ないオカズとする口づけをたのだと、自分に言い聞かせながら。それでも「恋人みたい」という表現が悪くないと思ってしまった。
*********
お気に入り有難うございます!嬉しいです(^^)
このままパ―ッと完結にするか迷い中です
「ん、ぁ……♡」
ヌロッ……♡ キュッ♡ キュッ♡
「ぁ゛……♡あ゛……♡お゛……ぁ……♡」
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ちゅぷっ♡ キュッ♡ ちゅっ♡ キュッ♡ ちゅぷっ……レロォォ~~ッ♡♡
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(こんな口づけをしたのは、初めてだ……♡)
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ようやく舌が出て行ったかと思えば、今度は私がクタリとレオ殿の身体にもたれかかっていた。酸欠に近い状態で、クラクラする。
フーッ……♡ フーッ……♡ はぁっ……♡
「おっと……」
呼吸を整えなければ。酸素を、身体の中へ。
ゆっくりと深呼吸をしていれば、レオ殿が頭上で息を乱す様子も無く私に声をかけた。
「アラン様。苦しかったですか?」
「苦しくはなかったですが……息が……出来なくて」
「気持ち良かったですか?」
「それは……っ」
そんなこと恥ずかしくて言えないと下を向けば、レオ殿のペニスが見えた。ビキビキと勃起したまま、未だに達していない様子。ただドロリと白濁が漏れていて、先ほどよりも濃く青臭さが鼻孔に香った。
(レオ殿がペニスが、あんな風に……♡)
私の心臓が、またドキドキと鳴り始める。あの白濁に触れてみたら、どんな感じなのだろう? と疑問すら浮かんだ。粘着質で、青臭くて。それなのに、どういうわけかドロリとしたソレが、美味しそうに見えてしまう。
「ぉ゛……っ♡あ゛……♡」
ジュワリと、反射的に私の口内にまた唾液が溢れるのが分かった。
「アラン様?」
またペニスを見ていたことがバレてしまうと、急いで顔を上げる。ジュッ、と溢れた唾液を飲み込んで幾分呼吸が整ってきた身体。
「アラン様。俺との恋人みたいな口づけは、気持ち良かったですか?」
「は……い。気持ち良かったです」
素直に答えれば、嬉しそうな顔をしたレオ殿。そんな顔をされてしまえば、また私は勘違いしそうになってしまう。
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今だ理解出来ないオカズとする口づけをたのだと、自分に言い聞かせながら。それでも「恋人みたい」という表現が悪くないと思ってしまった。
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