【完結・BL】王子は恋人の騎士団長を愛したい!【王子×騎士団長】

彩華

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41】※R18要素有

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41】

 気持ち良いことしか考えられない。離れたアーサー様の舌先を、尾っぽを振るように舌をチロチロと動かして探した。アーサー様の笑う声が聞こえたかと思えば、舌先すら吸い上げられる。甘噛みされながら、ナカを突かれ。快楽に溺れながらも、アーサー様がもっと俺の奥を開けと言う。

「もっと奥の部屋があるだろう?」

(もう腹のナカは一杯なのに……♡)

そんなの知らない。これ以上、奥の部屋なんて無い。本当に無い。それを伝えるように、アーサー様のペニスが入っている個所を再び手で示した。そうすれば、俺がもう顔を隠さないと判断したのかアーサー様が俺の両手を開放し、ググッ……! と俺の示す箇所より後ろの方を押した。

「この先にある、ギルベルトの雌子宮の中に私を挿れて欲しいな」

「んっ……!♡」

押されている個所は、随分と腹の奥だった。一層俺の身体を折って、グググッ……! とペニスも推し進める。カヒュッと息を吐きながら、とちゅっ……♡とナカを突かれ。

とちゅっ……♡ コンッ♡ とちゅ……♡ コンッ……♡♡

(何だ? 本当に更に奥があるのか……?)

まるでノックされるような気がして、閉じた扉がある気がしてきた。

「ほら、ここが入り口だろう? ほら閉じている雌子宮の入り口を開けてよ」

「ふ……ぅ゛……うん……っ゛?♡」

アーサー様が言うのだから、本当に奥があるのだろう。ならば、俺は希望通りに、奥へアーサー様を受け入れなければ。

グググッ……! ミチッ……ミチッ……♡

アーサー様の陰毛が、俺の尻たぶに触れる。脚はこれでもかと思うほどに開いて、俺の睾丸がアーサー様の身体に触れた。文字通りペニスで串刺しに。身体を潰されるような体勢のまま、アナルがミチミチと太くなったペニスに広げられていく。

「ん゛……♡ぅ、ぐっ……♡」

ミチッ……とちゅっ♡ とちゅっ……♡♡

「ほら、ギルベルト開けて?」

「ぉ゛っ……♡お゛っ…‥ぃ゛……♡」

腹の最奥を突かれる。またノックされるように亀頭の先があたり、溺れている快楽以上に知らない快楽が押し寄せてくる。

(駄目だ♡これ以上は、駄目だ……!♡)

どうなってしまうか分からない不安と、最後の忠告に頭が動いた。だが、俺にある選択肢は一つだけ。警告があっても、逃げることは出来ない。

「ふーっ……」

ズロロッ…………。

「ぇ、あ……抜けて……?」

奥を突いていたペニスが、再び後退していく。なぜ? どうして? 俺が奥を開けないから? もうこれで終わりだろうか? と急に不安になってしまったのは、頭が気持ち良いことを優先してしまったからか。


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