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第二章 乱れ桜に幕が下りる
五 余薫
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「や……」
手首に唇を押しつけられて、拘束が緩んだ隙に──
「やめんかい!!」
小幕の体を押しのけ、片手で袴の紐を締め直す。
「淫乱オスガキめ……油断ならん……。もーわしゃ帰る!」
「え~ご飯はぁ?」
「おあずけじゃ!」
ずり落ちていた羽織を肩まであげていると、二階から足音がして、志千が階段を下りてきた。
覗き見の気まずさもあり、桜蒔はとっさに身を隠す。
「あれ、小幕、帰ってたのか」
「えーと今帰りました!」
小幕は何食わぬ顔で受け答えしていた。
「そっか。早速で悪いんだけどお湯沸かしてくんね? もう台所使えるよな?」
「使えますけど、それよりお風呂焚けてますよ。火もついてるからすぐ用意できます」
「ありがてえ。じゃあ頼む」
「はあい、お水を埋めてきますねー」
「あ、そうだ」
志千はなにかを思いだしたらしく、一度玄関に行った。
「これ、土産。飯食ってねえだろ」
「屋台のお寿司だ! 志千さんやさし~。ありがとうございます!」
志千が百夜を呼びに二階へ戻っているあいだに、桜蒔は玄関からこっそりと外に出た。
日はすっかり落ち、過ごしやすい春宵の気候が気持ちよく全身を包む。
それなのに、袴の内側はいつのまにか吐きだしていた自身の白濁液でべったりと濡れていた。
「うわぁ……ええ年して、触られただけで……」
もう長いこと花街や遊郭には近づいていないし、あの甘くて激しい絡みをすぐ近くで見せつけられたのだからしかたない。
自分にそう言い聞かせ、小幕にされたことは子犬にでも噛まれたと思って忘れることにした。
「まったく、若いやつらは劣情が有り余って大変じゃのう……」
しかも、小幕はきっと、腹を満たしてくれる相手なら誰でもいいのだ。
べつに桜蒔が飯を食わせなくとも、目合いに夢中で玄関に忘れられていた寿司でもなんでも。
「好きな人の一番大事なものにはなれない、か」
あのふらふらした少年にも、過去にそんな相手がいたのだろうか。
身を売っていても、人は簡単に割り切れるものではない。私娼窟でも心中や駆け落ちなどの騒ぎはしょっちゅう耳に入ってくる。
彼には彼で、いろいろとあったのだろう。
小幕の言葉を思いだしながら、なんとなく自分の人生を振り返った。
一方通行の期間が長すぎて──
想いが通じるとか、報われるとか、もうそんな願いすら忘れてしまっていた。
***
「うん、美味い!」
味の染みた煮物を口に入れ、志千が絶賛した。
「む、おれの料理より?」
「百夜の料理は……俺への愛は感じる」
「やだなぁ。台所あんなにしておいて、どうして僕に張り合えると思っちゃったんです?」
翌日、桜蒔はまたしても牡丹荘にやってきていた。
百夜に仕事の用件があったし、紹介した手前、小幕がちゃんとできているかの確認である。
炊事の腕前は本人が自負するように問題なさそうだが、百夜と小幕のあいだには常にバチバチとした緊張感が漂っている。
夕食が終わると、百夜は胡座で座っていた志千の脚のうえに横抱きの恰好で乗った。
「百夜、茶飲めないんだけど……」
「飲ませてやる、ほら」
「あちちち」
「夫婦漫才でもしてます?」
首に腕を巻きつかせながら、横目で小幕を見やって睨みを利かせている。
なお、志千はベタベタされて嬉しそうだ。
本人は必死なのだが、なんという茶番。
桜蒔は口の端から茶を垂らしそうになりながら、一連の戯れを眺めていた。
「ほら、百夜、あまり威嚇するなよ」
「余裕ないなあ~。美人なのに」
「小幕も煽るな」
加担していた桜蒔が言えることではないが、存在を消されて影のように育ったこの青年に余裕などあろうはずもない。
志千と出会うまで、他人を寄せつけない仮面の下には、いつも不安定な感情が揺れ動いていた。
「桜蒔先生にどこまで聞いてるかわかんねえけどさ、百夜には生まれた環境とか、いろいろと事情あんだよ。あまりきつく言わないでやってくれ」
志千は当然ながら百夜に激甘なので、どうしたって視点が偏る。
──まずい。これは話の方向が良くない。
と、桜蒔は不穏さを感じとった。
この十二階下には、女中が何人もいる裕福な家で育った志千が見たこともないような地獄がそこらじゅうに転がっているのだ。
「まあ、家があって親もいたなら、よかったじゃないですか」
小幕がそう漏らすと、一瞬百夜が固まった。
「……家、なかったのか?」
「ええ、僕は正真正銘の浮浪児なんで」
「母親もいない?」
「どこの誰から生まれたのかも知らないです。物心ついた頃にはすでに物乞いと掏摸をやってて、体が売れる年齢になったら売って、今まで生き延びてきました」
せめて悲壮感でも漂わせてくれればいいのだが、屈託なく言うものだから、会話を見守っていた志千も反応に困っていた。
「……そうか、おれはマシなほうだったのか」
「百夜、つらさは比べるもんじゃねえから」
「そうですよ~。みんなそれぞれありますよねってだけで。変な空気にしちゃってすみません。可哀想な境遇もバンバン売りにしてたから、つい口が滑っちゃいました」
雑にまとめられたが、話が終わって桜蒔は安堵した。
他にどれだけ酷い環境があっても百夜自身が経験した孤独は変わらないのだから、否定してやりたくはない。
それに小幕のほうも、本人が平気そうにすればするほど、見ていて落ち着かないのだ。
「そういえば、オージさんと出会ったきっかけも僕が財布を盗んだからでしたよね」
「へっ。桜蒔先生から?」
「いや……」
志千の質問に対して桜蒔はなんとなく言葉を濁したが、かわりに小幕が答えた。
「いえー、女優の残菊さんですよ。存在感もすごかったし、そこらじゅうに看板があって僕でも有名な人だって知ってたから、お金いっぱい持ってるかなぁって」
「母と会ったことがあるのか?」
百夜が意外そうな顔で訊く。
「あ、やっぱりあの噂って本当だったんですね。二代目残菊と百夜さんは同一人物で、初代さんの息子っていう」
「ああ……」
積極的に公開していないだけで、いまさら隠しているわけではなかった。
それに、画面越しではなく両者の実物をよく知っている者なら察するはずだ。
化粧ではなかなか変えられない眉頭や鼻筋の角度、輪郭の線、指と爪の形、肌の質感など──
百夜を見ていると、全体的な顔立ちよりも、そういった細かな部分のひとつひとつが彼女を想起させるからだ。
ときどき、視線を逸らしたくなるほどに。
「残菊さん、優しかったですよ。結局オージさんに捕まっちゃったんですけどね。それからは、たまにご飯とか食べさせてもらう仲です」
「へえ、じゃあ先生とけっこう長い付き合いなんだ」
「一方的につきまとわれとるだけじゃい」
あのとき、世のすべてを憎悪しているような。
そんな瞳で桜蒔を睨みつけてきた幼い子供との縁がこうして続いているのも、なんだか不思議なものだ。
今みたいにのらりくらりとして、常に笑顔を張りつけた少年に変わってしまったのはいつ頃だったろうか。
「ほいじゃ、まだ仕事も残っとるけえ、そろそろ帰るわ」
それ以上残菊の話をしたくなかったのもあり、桜蒔は席を立った。
「あ、もう時間も遅いですし、お散歩ついでにオージさんを送ってきますね~。洗い物は帰ったらちゃんとしますので!」
「は? べつにいらんって」
「いいから、いいから」
急いで食器を片し、小幕は無理やり桜蒔の背を押して外までついてきた。
いくらこのあたりの治安が悪いといっても、浅草には長年住んでいるのだ。
だいたい、赤髪で色眼鏡をかけた胡散臭い見た目の桜蒔よりも、小幕のほうが危険に遭う確率は高そうである。
「いらんって言うとるのに。なしてガキに送ってもらわにゃいけんのじゃ」
「口実ですよぉ。僕がずっと家にいたら、ふたりきりの時間がないじゃないですか。だから毎晩小一時間くらいは空けるようにしてます。夜風も気持ちいい時期ですし」
「気遣いご苦労なことで……」
小幕の部屋は蝶子が使っていた一階の奥だが、あの古い家では二階からの物音すら響いてしまう。
「いや、でも、あいつらが気にするか? かえって燃えたりせん? 『ほら、声我慢して』とかそういう言葉責めで楽しむだけじゃって」
「あー、絶対言ってますね。結局我慢できなくって接吻で口ふさいだりしてると思います」
とはいえ、本人たちが良くとも聞かされるほうは大変だ。昨日思い知ったばかりである。
桜蒔はしかたなく、小幕の散歩に少々付き合ってやることにした。
手首に唇を押しつけられて、拘束が緩んだ隙に──
「やめんかい!!」
小幕の体を押しのけ、片手で袴の紐を締め直す。
「淫乱オスガキめ……油断ならん……。もーわしゃ帰る!」
「え~ご飯はぁ?」
「おあずけじゃ!」
ずり落ちていた羽織を肩まであげていると、二階から足音がして、志千が階段を下りてきた。
覗き見の気まずさもあり、桜蒔はとっさに身を隠す。
「あれ、小幕、帰ってたのか」
「えーと今帰りました!」
小幕は何食わぬ顔で受け答えしていた。
「そっか。早速で悪いんだけどお湯沸かしてくんね? もう台所使えるよな?」
「使えますけど、それよりお風呂焚けてますよ。火もついてるからすぐ用意できます」
「ありがてえ。じゃあ頼む」
「はあい、お水を埋めてきますねー」
「あ、そうだ」
志千はなにかを思いだしたらしく、一度玄関に行った。
「これ、土産。飯食ってねえだろ」
「屋台のお寿司だ! 志千さんやさし~。ありがとうございます!」
志千が百夜を呼びに二階へ戻っているあいだに、桜蒔は玄関からこっそりと外に出た。
日はすっかり落ち、過ごしやすい春宵の気候が気持ちよく全身を包む。
それなのに、袴の内側はいつのまにか吐きだしていた自身の白濁液でべったりと濡れていた。
「うわぁ……ええ年して、触られただけで……」
もう長いこと花街や遊郭には近づいていないし、あの甘くて激しい絡みをすぐ近くで見せつけられたのだからしかたない。
自分にそう言い聞かせ、小幕にされたことは子犬にでも噛まれたと思って忘れることにした。
「まったく、若いやつらは劣情が有り余って大変じゃのう……」
しかも、小幕はきっと、腹を満たしてくれる相手なら誰でもいいのだ。
べつに桜蒔が飯を食わせなくとも、目合いに夢中で玄関に忘れられていた寿司でもなんでも。
「好きな人の一番大事なものにはなれない、か」
あのふらふらした少年にも、過去にそんな相手がいたのだろうか。
身を売っていても、人は簡単に割り切れるものではない。私娼窟でも心中や駆け落ちなどの騒ぎはしょっちゅう耳に入ってくる。
彼には彼で、いろいろとあったのだろう。
小幕の言葉を思いだしながら、なんとなく自分の人生を振り返った。
一方通行の期間が長すぎて──
想いが通じるとか、報われるとか、もうそんな願いすら忘れてしまっていた。
***
「うん、美味い!」
味の染みた煮物を口に入れ、志千が絶賛した。
「む、おれの料理より?」
「百夜の料理は……俺への愛は感じる」
「やだなぁ。台所あんなにしておいて、どうして僕に張り合えると思っちゃったんです?」
翌日、桜蒔はまたしても牡丹荘にやってきていた。
百夜に仕事の用件があったし、紹介した手前、小幕がちゃんとできているかの確認である。
炊事の腕前は本人が自負するように問題なさそうだが、百夜と小幕のあいだには常にバチバチとした緊張感が漂っている。
夕食が終わると、百夜は胡座で座っていた志千の脚のうえに横抱きの恰好で乗った。
「百夜、茶飲めないんだけど……」
「飲ませてやる、ほら」
「あちちち」
「夫婦漫才でもしてます?」
首に腕を巻きつかせながら、横目で小幕を見やって睨みを利かせている。
なお、志千はベタベタされて嬉しそうだ。
本人は必死なのだが、なんという茶番。
桜蒔は口の端から茶を垂らしそうになりながら、一連の戯れを眺めていた。
「ほら、百夜、あまり威嚇するなよ」
「余裕ないなあ~。美人なのに」
「小幕も煽るな」
加担していた桜蒔が言えることではないが、存在を消されて影のように育ったこの青年に余裕などあろうはずもない。
志千と出会うまで、他人を寄せつけない仮面の下には、いつも不安定な感情が揺れ動いていた。
「桜蒔先生にどこまで聞いてるかわかんねえけどさ、百夜には生まれた環境とか、いろいろと事情あんだよ。あまりきつく言わないでやってくれ」
志千は当然ながら百夜に激甘なので、どうしたって視点が偏る。
──まずい。これは話の方向が良くない。
と、桜蒔は不穏さを感じとった。
この十二階下には、女中が何人もいる裕福な家で育った志千が見たこともないような地獄がそこらじゅうに転がっているのだ。
「まあ、家があって親もいたなら、よかったじゃないですか」
小幕がそう漏らすと、一瞬百夜が固まった。
「……家、なかったのか?」
「ええ、僕は正真正銘の浮浪児なんで」
「母親もいない?」
「どこの誰から生まれたのかも知らないです。物心ついた頃にはすでに物乞いと掏摸をやってて、体が売れる年齢になったら売って、今まで生き延びてきました」
せめて悲壮感でも漂わせてくれればいいのだが、屈託なく言うものだから、会話を見守っていた志千も反応に困っていた。
「……そうか、おれはマシなほうだったのか」
「百夜、つらさは比べるもんじゃねえから」
「そうですよ~。みんなそれぞれありますよねってだけで。変な空気にしちゃってすみません。可哀想な境遇もバンバン売りにしてたから、つい口が滑っちゃいました」
雑にまとめられたが、話が終わって桜蒔は安堵した。
他にどれだけ酷い環境があっても百夜自身が経験した孤独は変わらないのだから、否定してやりたくはない。
それに小幕のほうも、本人が平気そうにすればするほど、見ていて落ち着かないのだ。
「そういえば、オージさんと出会ったきっかけも僕が財布を盗んだからでしたよね」
「へっ。桜蒔先生から?」
「いや……」
志千の質問に対して桜蒔はなんとなく言葉を濁したが、かわりに小幕が答えた。
「いえー、女優の残菊さんですよ。存在感もすごかったし、そこらじゅうに看板があって僕でも有名な人だって知ってたから、お金いっぱい持ってるかなぁって」
「母と会ったことがあるのか?」
百夜が意外そうな顔で訊く。
「あ、やっぱりあの噂って本当だったんですね。二代目残菊と百夜さんは同一人物で、初代さんの息子っていう」
「ああ……」
積極的に公開していないだけで、いまさら隠しているわけではなかった。
それに、画面越しではなく両者の実物をよく知っている者なら察するはずだ。
化粧ではなかなか変えられない眉頭や鼻筋の角度、輪郭の線、指と爪の形、肌の質感など──
百夜を見ていると、全体的な顔立ちよりも、そういった細かな部分のひとつひとつが彼女を想起させるからだ。
ときどき、視線を逸らしたくなるほどに。
「残菊さん、優しかったですよ。結局オージさんに捕まっちゃったんですけどね。それからは、たまにご飯とか食べさせてもらう仲です」
「へえ、じゃあ先生とけっこう長い付き合いなんだ」
「一方的につきまとわれとるだけじゃい」
あのとき、世のすべてを憎悪しているような。
そんな瞳で桜蒔を睨みつけてきた幼い子供との縁がこうして続いているのも、なんだか不思議なものだ。
今みたいにのらりくらりとして、常に笑顔を張りつけた少年に変わってしまったのはいつ頃だったろうか。
「ほいじゃ、まだ仕事も残っとるけえ、そろそろ帰るわ」
それ以上残菊の話をしたくなかったのもあり、桜蒔は席を立った。
「あ、もう時間も遅いですし、お散歩ついでにオージさんを送ってきますね~。洗い物は帰ったらちゃんとしますので!」
「は? べつにいらんって」
「いいから、いいから」
急いで食器を片し、小幕は無理やり桜蒔の背を押して外までついてきた。
いくらこのあたりの治安が悪いといっても、浅草には長年住んでいるのだ。
だいたい、赤髪で色眼鏡をかけた胡散臭い見た目の桜蒔よりも、小幕のほうが危険に遭う確率は高そうである。
「いらんって言うとるのに。なしてガキに送ってもらわにゃいけんのじゃ」
「口実ですよぉ。僕がずっと家にいたら、ふたりきりの時間がないじゃないですか。だから毎晩小一時間くらいは空けるようにしてます。夜風も気持ちいい時期ですし」
「気遣いご苦労なことで……」
小幕の部屋は蝶子が使っていた一階の奥だが、あの古い家では二階からの物音すら響いてしまう。
「いや、でも、あいつらが気にするか? かえって燃えたりせん? 『ほら、声我慢して』とかそういう言葉責めで楽しむだけじゃって」
「あー、絶対言ってますね。結局我慢できなくって接吻で口ふさいだりしてると思います」
とはいえ、本人たちが良くとも聞かされるほうは大変だ。昨日思い知ったばかりである。
桜蒔はしかたなく、小幕の散歩に少々付き合ってやることにした。
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