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第二章 乱れ桜に幕が下りる
六 禁域
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小さな神社の前を通りかかったとき、小幕がはしゃいだ声で言った。
「見て、オージさん。ここの桜、もう満開ですよ!」
今宵は月が明るい。
境内に一本だけある見事な夜桜が、月光に透けて、薄桃と濃紺の陰影を作っている。
他の場所に植えられたものより一日か二日、開花が早かったようだ。
「ほうじゃねえ」
「反応薄い! ねっ、お花見しましょー」
「花見? 酒もないのに」
「じゃーん、サクラビール!」
小幕は袂から桜印入りの瓶ビールを取りだした。
なぜか栓抜きまで持っている。
「蕎麦屋を出てくるとき、ついでに失敬したやつです」
「おどれなぁ……」
家にいるふたりを気遣って桜蒔を送りに来たというのは、口実の口実。
酒まで持っているとは、最初からこのつもりだったに違いない。
「お団子もありますよー。志千さんたちが明日お花見に行くと言ってたから、たくさん作っておきました」
「ビールにゃ合わんな。ま、ええけど」
どうせ家ではあのふたりがいちゃついているから、一時間くらいは家に戻れないだろう。
風は気持ちよくて、花は綺麗だ。
しかたがないので、少しくらいなら付き合ってもいいという気になった。
浅草寺と違ってここはあまり知られていない穴場だ。神社に定番の睦み合う男女も見当たらない。
誰もいないのをいいことに、並んで桜の木の下に陣取った。
白く光る花びらが目の前をはらはらと落ちていく。
「オージさんの髪色も、ちょっと変わってますよねえ。透けるとさくらんぼ色!」
「赤茶けとるだけじゃ。海のそばで育ったけえ、ガキの頃は潮風のせいでもっと褪せた色に抜けとった」
「お故郷は西のほうでしたっけ。お母さんがおひとりでいるんですよね?」
「なして、そがいなことまで知っとるん……」
故郷に置いてきた母の話など、帝都にやってきてからほとんど誰にもしたことがない。
父親は捕まり、唯一自分から話した相手はいなくなってしまった。
「もう十五年くらい、毎月仕送りしてるって聞いたから」
「おどれぇ、絶対郵便局の職員に客おるじゃろ!!」
まったく、油断ならない。
人は裸になるとどうしてこうも防衛心が薄く、口が軽くなるのか。
自分の内側を知られるのは、あまり好きではないのだ。
「海かぁ。僕、見たことないな。浅草から出たこともないですけど」
「ええもんでもないで。わしが生まれたのはただのさびれた漁村じゃ。年中ベタベタするし、潮と魚くさくてかなわん。家も人も、すぐ波に攫われる」
こんなとき、志千だったらいつか連れていってやると言うのだろうか。
そう頭をよぎったが、桜蒔は志千ではないし、小幕ともべつに特別な関係ではない。
「ふうん、海の近くに住んでると、毎日お魚食べ放題で楽しいのかと思ってました」
きちんと三色に染められた花見団子を頬張りながら、小幕は案外無邪気なことを言う。
夜といえども風は決して弱くない。
高いところでひとつに結われた真っ直ぐな黒髪が、さらりと揺れた。
以前、酔っ払った志千が『上に乗られてるとき、顔とか体にあいつの長い髪が落ちてくるのがどうしようもなく好きなんだよ』と、話していた。
いつもの惚気かと流したのだが、小幕の揺蕩う髪を眺めていると、その言葉と昨晩の感触を妙に生々しく思いだしてしまった。
暗闇に漂っていた桜の香りが、今宵も充満しているせいかもしれない。
ビールを寄越せと手で催促する。
栓抜きで王冠型の蓋を開け、小幕は自分で呑み始めた。
「あ、わしの酒。ガキのくせに──」
小幕は地面に瓶を置き、その手で桜蒔の頬に触れた。そのまま滑るようにうなじあたりを撫でる。
顔が近づいてきたと思ったら、含んでいた酒を口移しで呑まされた。
「苦……」
ぬるいのもあって、いつも呑んでいるはずの酒がひどく苦く感じた。
桜の木の下で押し倒され、大きな根に体を挟まれるような恰好になる。ひんやりとした地面が頭の後ろと背中に伝わってきた。
「……なしてまた急に発情した!? わしは、おどれは買わんぞ」
「それはわかってますって」
と、楽しそうに答える。
墓穴を掘ったかもしれない。
おそらくこの少年の『買われる』は『抱かせる』であって、逆は該当しないのだ。
袴の紐を解かれながらも、桜蒔はまだ冷静だった。
年齢も倍近い自分なんかを、なぜ抱きたいのだろうか。
いったいなにが目当てなのだろう。
桜蒔が与えられるとすれば、金銭とか、仕事とか、衣食住とかそんなものだが──
小幕のような孤児にとっては、愛なんかよりもよっぽど重要だとわかっている。打算があったとしても責める気はない。
しかし、桜蒔が見返りを要求していないのだから、律儀に体で払う必要はないだろうと不思議なだけだ。
あっけらかんとしていて性欲が旺盛な質にも見えないし、小幕はいつも理解不能だった。
覆いかぶさられ、長い髪が花びらとともに顔の横に流れ落ちてきて、また桜の香りがふわっと香った。
咲いている花ではなく、小幕が食べていた団子のせいだ。一番上の桃色には桜の葉の塩漬けが練りこまれている。
この匂いも、昨晩目撃したあのふたりの甘くて激しい情交を嫌でも想起させる。
「髪の毛、柔らかくてふわふわだ。猫っ毛ってやつですね」
桜蒔の頭に鼻先を埋めながら小幕が言う。
可愛らしい台詞に似つかわしくない腕力で、がっちりと体を拘束されていた。
「じゃ、あとは僕にまかせて、オージさんはいい子にしててくださいねえ」
耳の中、首筋を、小さな舌が這う。
「待った、いろいろ無理! こっち側なんか、もう長いことしとらん」
「ぬめり薬あるし、ちゃんと慣らしますよぉ」
と、唾液でふやかす薬の包みを取りだした。
無駄に準備がよすぎる。
なぜそこまでしてという疑問はあるものの、拒否するのも段々と面倒になってきた。
昔から知っている相手を買うのは抵抗があるが、そうでないならなんでもいいかという気になってくる。
「ハァ……もう、好きにせえ。わしの貞操なんか、いまさら減るもんでもないし」
桜蒔の着物を脱がせていた小幕は、一瞬ぴくっと反応して動きを止めたが、すぐに再開した。
はだけられた着物から、いっさい鍛えていない自分の胸が露出する。突起の周辺をなぞられ、それから巧みな舌使いで先を舐めあげられる。
今までその場所で感じた経験などないのだが、思わず声が出そうになった。
赤子みたいにしつこく吸い続けているかと思えば──体を起こし、月を背に桜蒔を見下ろして、急に口を開く。
「残菊……いえ、千代見さんとは、なにもなかったんですか? ふたりの雰囲気的にそうなんだろうなあって」
「なして、その名前……」
「一度だけオージさんが呼んるの聞きましたもん。二十年も引きずってるくらい好きだったくせに、どうして手を出さなかったんです? あの方、お芝居関係の偉い人と何人も寝てるって噂ありましたよね。頼めば好きなだけさせてくれたんじゃないですか」
なんでこんなときに、そんな話をするのか。
よりにもよって、千代見の話を。
少年は桜蒔を眺め、目を細めて笑っている。
『オージだけは、変わらないで。ずっとお友達でいてね』
死ぬまで忘れられない透明な声が、頭のなかに響いた。
「いっ……」
下半身に違和感があって、指を挿れられたのに気づいた。いつのまに袴まで脱がされたのか、今やはだけた着物が腕にかろうじて残っているだけだ。
唾液で温まったぬめり薬がトロトロと脚のあいだを流れていく。
「やっぱりやめい。気ぃ乗らん」
彼女の名を出されたせいで、心はすっかり冷えていた。
片手で押しのけようとしたが、桜蒔の力ではびくともしない。余裕そうな表情で口元を綻ばせている。
「やめろ言うとるじゃろ、こんのクソガキ……!!」
「あは、やっぱりそこがオージさんの禁域なんだ。やっとまともに感情をだしてくれましたね」
小幕は、桜蒔が拒絶の反応を示すほど、かえって喜んでいるみたいだった。
「あまり大人ぶらないでくださいよ。僕にもオージさんの内側、もっと見せて。僕はね、あなたのぜんぶに触りたいんです」
男にしては細い指が、的確に奥の過敏な部分を刺激してくる。
意識とは遮断されているみたいなのに、体だけが強制的に快楽を感じさせられて、吐き出される。
その最中、なぜか時間が遅く進んでいるように感じた。
風に舞う夜桜が、すべてゆっくりと落ちていくような錯覚を覚えた。
「見て、オージさん。ここの桜、もう満開ですよ!」
今宵は月が明るい。
境内に一本だけある見事な夜桜が、月光に透けて、薄桃と濃紺の陰影を作っている。
他の場所に植えられたものより一日か二日、開花が早かったようだ。
「ほうじゃねえ」
「反応薄い! ねっ、お花見しましょー」
「花見? 酒もないのに」
「じゃーん、サクラビール!」
小幕は袂から桜印入りの瓶ビールを取りだした。
なぜか栓抜きまで持っている。
「蕎麦屋を出てくるとき、ついでに失敬したやつです」
「おどれなぁ……」
家にいるふたりを気遣って桜蒔を送りに来たというのは、口実の口実。
酒まで持っているとは、最初からこのつもりだったに違いない。
「お団子もありますよー。志千さんたちが明日お花見に行くと言ってたから、たくさん作っておきました」
「ビールにゃ合わんな。ま、ええけど」
どうせ家ではあのふたりがいちゃついているから、一時間くらいは家に戻れないだろう。
風は気持ちよくて、花は綺麗だ。
しかたがないので、少しくらいなら付き合ってもいいという気になった。
浅草寺と違ってここはあまり知られていない穴場だ。神社に定番の睦み合う男女も見当たらない。
誰もいないのをいいことに、並んで桜の木の下に陣取った。
白く光る花びらが目の前をはらはらと落ちていく。
「オージさんの髪色も、ちょっと変わってますよねえ。透けるとさくらんぼ色!」
「赤茶けとるだけじゃ。海のそばで育ったけえ、ガキの頃は潮風のせいでもっと褪せた色に抜けとった」
「お故郷は西のほうでしたっけ。お母さんがおひとりでいるんですよね?」
「なして、そがいなことまで知っとるん……」
故郷に置いてきた母の話など、帝都にやってきてからほとんど誰にもしたことがない。
父親は捕まり、唯一自分から話した相手はいなくなってしまった。
「もう十五年くらい、毎月仕送りしてるって聞いたから」
「おどれぇ、絶対郵便局の職員に客おるじゃろ!!」
まったく、油断ならない。
人は裸になるとどうしてこうも防衛心が薄く、口が軽くなるのか。
自分の内側を知られるのは、あまり好きではないのだ。
「海かぁ。僕、見たことないな。浅草から出たこともないですけど」
「ええもんでもないで。わしが生まれたのはただのさびれた漁村じゃ。年中ベタベタするし、潮と魚くさくてかなわん。家も人も、すぐ波に攫われる」
こんなとき、志千だったらいつか連れていってやると言うのだろうか。
そう頭をよぎったが、桜蒔は志千ではないし、小幕ともべつに特別な関係ではない。
「ふうん、海の近くに住んでると、毎日お魚食べ放題で楽しいのかと思ってました」
きちんと三色に染められた花見団子を頬張りながら、小幕は案外無邪気なことを言う。
夜といえども風は決して弱くない。
高いところでひとつに結われた真っ直ぐな黒髪が、さらりと揺れた。
以前、酔っ払った志千が『上に乗られてるとき、顔とか体にあいつの長い髪が落ちてくるのがどうしようもなく好きなんだよ』と、話していた。
いつもの惚気かと流したのだが、小幕の揺蕩う髪を眺めていると、その言葉と昨晩の感触を妙に生々しく思いだしてしまった。
暗闇に漂っていた桜の香りが、今宵も充満しているせいかもしれない。
ビールを寄越せと手で催促する。
栓抜きで王冠型の蓋を開け、小幕は自分で呑み始めた。
「あ、わしの酒。ガキのくせに──」
小幕は地面に瓶を置き、その手で桜蒔の頬に触れた。そのまま滑るようにうなじあたりを撫でる。
顔が近づいてきたと思ったら、含んでいた酒を口移しで呑まされた。
「苦……」
ぬるいのもあって、いつも呑んでいるはずの酒がひどく苦く感じた。
桜の木の下で押し倒され、大きな根に体を挟まれるような恰好になる。ひんやりとした地面が頭の後ろと背中に伝わってきた。
「……なしてまた急に発情した!? わしは、おどれは買わんぞ」
「それはわかってますって」
と、楽しそうに答える。
墓穴を掘ったかもしれない。
おそらくこの少年の『買われる』は『抱かせる』であって、逆は該当しないのだ。
袴の紐を解かれながらも、桜蒔はまだ冷静だった。
年齢も倍近い自分なんかを、なぜ抱きたいのだろうか。
いったいなにが目当てなのだろう。
桜蒔が与えられるとすれば、金銭とか、仕事とか、衣食住とかそんなものだが──
小幕のような孤児にとっては、愛なんかよりもよっぽど重要だとわかっている。打算があったとしても責める気はない。
しかし、桜蒔が見返りを要求していないのだから、律儀に体で払う必要はないだろうと不思議なだけだ。
あっけらかんとしていて性欲が旺盛な質にも見えないし、小幕はいつも理解不能だった。
覆いかぶさられ、長い髪が花びらとともに顔の横に流れ落ちてきて、また桜の香りがふわっと香った。
咲いている花ではなく、小幕が食べていた団子のせいだ。一番上の桃色には桜の葉の塩漬けが練りこまれている。
この匂いも、昨晩目撃したあのふたりの甘くて激しい情交を嫌でも想起させる。
「髪の毛、柔らかくてふわふわだ。猫っ毛ってやつですね」
桜蒔の頭に鼻先を埋めながら小幕が言う。
可愛らしい台詞に似つかわしくない腕力で、がっちりと体を拘束されていた。
「じゃ、あとは僕にまかせて、オージさんはいい子にしててくださいねえ」
耳の中、首筋を、小さな舌が這う。
「待った、いろいろ無理! こっち側なんか、もう長いことしとらん」
「ぬめり薬あるし、ちゃんと慣らしますよぉ」
と、唾液でふやかす薬の包みを取りだした。
無駄に準備がよすぎる。
なぜそこまでしてという疑問はあるものの、拒否するのも段々と面倒になってきた。
昔から知っている相手を買うのは抵抗があるが、そうでないならなんでもいいかという気になってくる。
「ハァ……もう、好きにせえ。わしの貞操なんか、いまさら減るもんでもないし」
桜蒔の着物を脱がせていた小幕は、一瞬ぴくっと反応して動きを止めたが、すぐに再開した。
はだけられた着物から、いっさい鍛えていない自分の胸が露出する。突起の周辺をなぞられ、それから巧みな舌使いで先を舐めあげられる。
今までその場所で感じた経験などないのだが、思わず声が出そうになった。
赤子みたいにしつこく吸い続けているかと思えば──体を起こし、月を背に桜蒔を見下ろして、急に口を開く。
「残菊……いえ、千代見さんとは、なにもなかったんですか? ふたりの雰囲気的にそうなんだろうなあって」
「なして、その名前……」
「一度だけオージさんが呼んるの聞きましたもん。二十年も引きずってるくらい好きだったくせに、どうして手を出さなかったんです? あの方、お芝居関係の偉い人と何人も寝てるって噂ありましたよね。頼めば好きなだけさせてくれたんじゃないですか」
なんでこんなときに、そんな話をするのか。
よりにもよって、千代見の話を。
少年は桜蒔を眺め、目を細めて笑っている。
『オージだけは、変わらないで。ずっとお友達でいてね』
死ぬまで忘れられない透明な声が、頭のなかに響いた。
「いっ……」
下半身に違和感があって、指を挿れられたのに気づいた。いつのまに袴まで脱がされたのか、今やはだけた着物が腕にかろうじて残っているだけだ。
唾液で温まったぬめり薬がトロトロと脚のあいだを流れていく。
「やっぱりやめい。気ぃ乗らん」
彼女の名を出されたせいで、心はすっかり冷えていた。
片手で押しのけようとしたが、桜蒔の力ではびくともしない。余裕そうな表情で口元を綻ばせている。
「やめろ言うとるじゃろ、こんのクソガキ……!!」
「あは、やっぱりそこがオージさんの禁域なんだ。やっとまともに感情をだしてくれましたね」
小幕は、桜蒔が拒絶の反応を示すほど、かえって喜んでいるみたいだった。
「あまり大人ぶらないでくださいよ。僕にもオージさんの内側、もっと見せて。僕はね、あなたのぜんぶに触りたいんです」
男にしては細い指が、的確に奥の過敏な部分を刺激してくる。
意識とは遮断されているみたいなのに、体だけが強制的に快楽を感じさせられて、吐き出される。
その最中、なぜか時間が遅く進んでいるように感じた。
風に舞う夜桜が、すべてゆっくりと落ちていくような錯覚を覚えた。
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