69 / 83
68.迷子-2
しおりを挟む
***
力強く地面を蹴る度、カツカツと乾いた音があたりに響く。小洒落た革靴はでこぼこした石畳を走るのには不向きで、早くも足の指がひりつきはじめていた。
そろそろ大丈夫だろうか、城壁が見えてきたあたりでフェリクスが横目で振り返る。陽の当たらない狭小路でも翠玉の瞳はキラキラと輝いていた。この瞳に運命の出会いを期待した乙女たちも、小汚い裏通りまで赤い糸を追う気概はないらしい。誰も追ってきていないのを確認したフェリクスは、その長い足を止め、がくりと膝に手をついた。
広場からここまでずっと駆けてきた。纏わりつく娘たちを振りほどくのに必死で、ビアや護衛を気にかけることができなかった。特にビアはこの街に初めてきたばかり、おまけに国宝と言っても過言ではない我らが旧国の乙女だ。万が一何かあっては取り返しがつかない。一刻も早く見つけ出さなければと、再びあたまをもたげた時。
「……もしかして、フェリクスか?」
背後から意外な人物の声が聞こえた。
「おーやっぱフェリクスじゃん!奇遇だな!」
「……テオ?」
「おー。てかお前、なんでこんなところにいんの?目もそのまんまだしよ。ここら辺はあんま治安良くねえんだから、さっさと表に回れ…って、あーでもその目だと逆に無理なのか。ほれ、こういうのあると便利だぜ」
テオドアは自身の眼鏡をくいくいと上げて見せる。能天気な調子で、さも当然のように瞳を忍ばせる彼に胸が痛む。だがフェリクスはそれ以上に、なぜテオドアがここにいるのか訝しんだ。
「……意外だったな。こないだはブナンダー君を寄越してきたような君が」
「……あ、あーね。うん……」
「随分及び腰のようだったから、てっきり挑発には乗ってこないかと思ってたんだけどな」
「……………うん?」
「わざわざ休暇まで取り、街まで降りて会いにきたということは、それなりに漢気を見せるつもりはあるのかな?」
「……え、ちょ、待って何の話?」
「しらばっくれるな。ブナンダー君から聞いてただろう?僕たちが今日ここにくることを」
「え?いや?」
あたりにしばしの間沈黙が流れる。
双方とも顔面が「何言ってんだコイツ」と訴えかけていた。
「……確かにあいつに誘われてきたけど、お前の話は一言も出てないぜ?」
痺れをきらせたテオドアがはっきりと答える。フェリクスの遠回しな物言いに少し苛立っているようだった。
「こないだといい今日といい、お前はちょっと遠回しすぎ。いったいなにが聞きたいのかはっきり言ってくれよ」
「今日僕は、ビア様とお忍びでデートに来ている」
テオドアが目を見開く。瞳が一瞬鈍く光ったのが眼鏡越しにも見てとれた。
「しかし思わぬアクシデントが起き、広場でビア様と逸れてしまった。……多分、今、ビア様は迷子になっている」
言葉にして、あらためて切迫した状況であることを思い出した。なるほど確かに、こんなところで悠長に掛け合いなどしている場合ではなかったかもしれない。事実、第三者であるテオドアですら顔色がみるみる悪くなっている。
「いやお前……それを一番最初に言えよ!!!!」
あのテオドアに正論でつっまれてしまった。
石畳を跳ねる踵の音が二足分に増えた。
フェリクスは今、なぜかテオドアと二人並んでビアの姿を探している。
かの乙女が行方知れずとなった今、彼らはひどく冷静さを欠いていた。なので二手に分かれて探す、というより効率的かつ一般的な方法がまったく頭に浮かばなかった。
背丈もさほど高低差がなく、歩幅もあまり変わらない、ぴったり並んで走る二人。一方が右足を出せばもう一方は左足を、また反対の足を出せば相手もその反対をと、まるで二人三脚でもしているかのようで……いったい何が悲しくてこれが恋敵同士なのかと、知る人が見れば悲嘆にくれたであろう。しかし当の本人たちはそんなことにまったく気づきもしなかった。
「ビア様!!」
「ビア!!」
「こちらにおられますか!?」
「ここか!?」
「ビア様ーーー!!」
「ビアーーー!!」
フェリクスが住宅立ち並ぶ通りを見回せばテオドアは飾られた花壇の裏を覗く。
フェリクスが酒場の戸を叩けばテオドアは並ぶワイン樽の中を覗く。
フェリクスが展望台に備え付けられた望遠鏡を覗きこめばテオドアは公共屑篭の蓋を開けて覗く。
「さっきからふざけているのか君は!?ビア様は犬猫じゃないんだぞ!!」
フェリクスは怒った。
テオドアはギクリと肩を跳ねさせた。
高台に設けられた展望台では他に遮るものがなく風が強い。今も急な北風に見舞われて、フェリクスの片目に細かな砂塵が入り込んだ。生理的な涙が浮かぶ。それと同時に彼の深緑の瞳がみるみる明るみを帯びてくる。フェリクスはおもむろに目薬を懐から取り出し、急いで眼に差し直した。この目薬は瞳の色を変える魔法が付与されており、テオドアがかけている眼鏡と同じような働きをする。もっとも、大変高価な割に効能の持続時間が短いためあまり割に見合わない代物ではあるが。フェリクスがお忍びで外に出る場合は、基本的に宮廷魔導士に瞳の色を変える魔法をかけてもらい、お守りがわりにこの目薬を携帯している。
「しかしまあ、こんな闇雲にいろんなとこ探しても埒があかないだろ。いったん広場に戻った方がいいんじゃないの?案外ビ…オクトーバー様も戻ってきてるかもよ?」
こちらの顔を見た途端、呼び方を訂正したのが少しばかり気になったが、フェリクスもテオドアと同意見だった。なにぶん広い街だ。下手に探し回るより、もといた場所に戻る方が賢明かもしれない。
はたして、テオドアの提案は正解だった。
力強く地面を蹴る度、カツカツと乾いた音があたりに響く。小洒落た革靴はでこぼこした石畳を走るのには不向きで、早くも足の指がひりつきはじめていた。
そろそろ大丈夫だろうか、城壁が見えてきたあたりでフェリクスが横目で振り返る。陽の当たらない狭小路でも翠玉の瞳はキラキラと輝いていた。この瞳に運命の出会いを期待した乙女たちも、小汚い裏通りまで赤い糸を追う気概はないらしい。誰も追ってきていないのを確認したフェリクスは、その長い足を止め、がくりと膝に手をついた。
広場からここまでずっと駆けてきた。纏わりつく娘たちを振りほどくのに必死で、ビアや護衛を気にかけることができなかった。特にビアはこの街に初めてきたばかり、おまけに国宝と言っても過言ではない我らが旧国の乙女だ。万が一何かあっては取り返しがつかない。一刻も早く見つけ出さなければと、再びあたまをもたげた時。
「……もしかして、フェリクスか?」
背後から意外な人物の声が聞こえた。
「おーやっぱフェリクスじゃん!奇遇だな!」
「……テオ?」
「おー。てかお前、なんでこんなところにいんの?目もそのまんまだしよ。ここら辺はあんま治安良くねえんだから、さっさと表に回れ…って、あーでもその目だと逆に無理なのか。ほれ、こういうのあると便利だぜ」
テオドアは自身の眼鏡をくいくいと上げて見せる。能天気な調子で、さも当然のように瞳を忍ばせる彼に胸が痛む。だがフェリクスはそれ以上に、なぜテオドアがここにいるのか訝しんだ。
「……意外だったな。こないだはブナンダー君を寄越してきたような君が」
「……あ、あーね。うん……」
「随分及び腰のようだったから、てっきり挑発には乗ってこないかと思ってたんだけどな」
「……………うん?」
「わざわざ休暇まで取り、街まで降りて会いにきたということは、それなりに漢気を見せるつもりはあるのかな?」
「……え、ちょ、待って何の話?」
「しらばっくれるな。ブナンダー君から聞いてただろう?僕たちが今日ここにくることを」
「え?いや?」
あたりにしばしの間沈黙が流れる。
双方とも顔面が「何言ってんだコイツ」と訴えかけていた。
「……確かにあいつに誘われてきたけど、お前の話は一言も出てないぜ?」
痺れをきらせたテオドアがはっきりと答える。フェリクスの遠回しな物言いに少し苛立っているようだった。
「こないだといい今日といい、お前はちょっと遠回しすぎ。いったいなにが聞きたいのかはっきり言ってくれよ」
「今日僕は、ビア様とお忍びでデートに来ている」
テオドアが目を見開く。瞳が一瞬鈍く光ったのが眼鏡越しにも見てとれた。
「しかし思わぬアクシデントが起き、広場でビア様と逸れてしまった。……多分、今、ビア様は迷子になっている」
言葉にして、あらためて切迫した状況であることを思い出した。なるほど確かに、こんなところで悠長に掛け合いなどしている場合ではなかったかもしれない。事実、第三者であるテオドアですら顔色がみるみる悪くなっている。
「いやお前……それを一番最初に言えよ!!!!」
あのテオドアに正論でつっまれてしまった。
石畳を跳ねる踵の音が二足分に増えた。
フェリクスは今、なぜかテオドアと二人並んでビアの姿を探している。
かの乙女が行方知れずとなった今、彼らはひどく冷静さを欠いていた。なので二手に分かれて探す、というより効率的かつ一般的な方法がまったく頭に浮かばなかった。
背丈もさほど高低差がなく、歩幅もあまり変わらない、ぴったり並んで走る二人。一方が右足を出せばもう一方は左足を、また反対の足を出せば相手もその反対をと、まるで二人三脚でもしているかのようで……いったい何が悲しくてこれが恋敵同士なのかと、知る人が見れば悲嘆にくれたであろう。しかし当の本人たちはそんなことにまったく気づきもしなかった。
「ビア様!!」
「ビア!!」
「こちらにおられますか!?」
「ここか!?」
「ビア様ーーー!!」
「ビアーーー!!」
フェリクスが住宅立ち並ぶ通りを見回せばテオドアは飾られた花壇の裏を覗く。
フェリクスが酒場の戸を叩けばテオドアは並ぶワイン樽の中を覗く。
フェリクスが展望台に備え付けられた望遠鏡を覗きこめばテオドアは公共屑篭の蓋を開けて覗く。
「さっきからふざけているのか君は!?ビア様は犬猫じゃないんだぞ!!」
フェリクスは怒った。
テオドアはギクリと肩を跳ねさせた。
高台に設けられた展望台では他に遮るものがなく風が強い。今も急な北風に見舞われて、フェリクスの片目に細かな砂塵が入り込んだ。生理的な涙が浮かぶ。それと同時に彼の深緑の瞳がみるみる明るみを帯びてくる。フェリクスはおもむろに目薬を懐から取り出し、急いで眼に差し直した。この目薬は瞳の色を変える魔法が付与されており、テオドアがかけている眼鏡と同じような働きをする。もっとも、大変高価な割に効能の持続時間が短いためあまり割に見合わない代物ではあるが。フェリクスがお忍びで外に出る場合は、基本的に宮廷魔導士に瞳の色を変える魔法をかけてもらい、お守りがわりにこの目薬を携帯している。
「しかしまあ、こんな闇雲にいろんなとこ探しても埒があかないだろ。いったん広場に戻った方がいいんじゃないの?案外ビ…オクトーバー様も戻ってきてるかもよ?」
こちらの顔を見た途端、呼び方を訂正したのが少しばかり気になったが、フェリクスもテオドアと同意見だった。なにぶん広い街だ。下手に探し回るより、もといた場所に戻る方が賢明かもしれない。
はたして、テオドアの提案は正解だった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
看病しに行ったら、当主の“眠り”になってしまった
星乃和花
恋愛
⭐︎完結済ー全36話⭐︎
倒れた当主を看病する役目を振られた使用人リィナは、彼の部屋へ通うことになる。
栄養、灯り、静かな時間、話し相手――“眠れる夜”を整えていく。そして、回復していく当主アレクシス。けれど彼は、ある夜そっと手を握り返し、低い声で囁く。
「責任、取って?」
噂が燃える屋敷で、ふたりが守るのは“枠(ルール)”。
手だけ、時間だけ、理由にしない――鍵はリィナが握ったまま。
けれど、守ろうとするほど情は育ち、合図の灯りはいつしか「帰る」ではなく「眠る」へ変わっていく。
看病から始まった優しい夜は、静かな執着に捕まっていく。
それでも、捕獲の鍵は彼ではなく――彼女の手にある。
「がっかりです」——その一言で終わる夫婦が、王宮にはある
柴田はつみ
恋愛
妃の席を踏みにじったのは令嬢——けれど妃の心を折ったのは、夫のたった一言だった
王太子妃リディアの唯一の安らぎは、王太子アーヴィンと交わす午後の茶会。だが新しく王宮に出入りする伯爵令嬢ミレーユは、妃の席に先に座り、殿下を私的に呼び、距離感のない振る舞いを重ねる。
リディアは王宮の礼節としてその場で正す——正しいはずだった。けれど夫は「リディア、そこまで言わなくても……」と、妃を止めた。
「わかりました。あなたには、がっかりです」
微笑んで去ったその日から、夫婦の茶会は終わる。沈黙の王宮で、言葉を失った王太子は、初めて“追う”ことを選ぶが——遅すぎた。
没落港の整備士男爵 ~「構造解析」スキルで古代設備を修理(レストア)したら、大陸一の物流拠点になり、王家も公爵家も頭が上がらなくなった件~
namisan
ファンタジー
大陸の南西端に位置するベルナ子爵領。
かつては貿易で栄えたこの港町も、今は見る影もない。
海底には土砂が堆積して大型船は入港できず、倉庫街は老朽化し、特産品もない。借金まみれの父と、諦めきった家臣たち。そこにあるのは、緩やかな「死」だけだった。
そんな没落寸前の領地の嫡男、アレン(16歳)に転生した主人公には、前世の記憶があった。
それは、日本で港湾管理者兼エンジニアとして働き、現場で散った「整備士」としての知識。
そして、彼にはもう一つ、この世界で目覚めた特異な能力があった。
対象の構造や欠陥、魔力の流れが設計図のように視えるスキル――【構造解析】。
「壊れているなら、直せばいい。詰まっているなら、通せばいい」
アレンは錆びついた古代の「浚渫(しゅんせつ)ゴーレム」を修理して港を深く掘り直し、魔導冷却庫を「熱交換の最適化」で復活させて、腐るだけだった魚を「最高級の輸出品」へと変えていく。
ドケチな家令ガルシアと予算を巡って戦い、荒くれ者の港湾長ゲンと共に泥にまみれ、没落商会の女主人メリッサと手を組んで販路を開拓する。
やがてその港には、陸・海・空の物流革命が巻き起こる。
揺れない「サスペンション馬車」が貴族の移動を変え、「鮮度抜群の魚介グルメ」が王族の胃袋を掴み、気性の荒いワイバーンを手懐けた「空輸便」が世界を結ぶ。
バッドエンド予定の悪役令嬢が溺愛ルートを選んでみたら、お兄様に愛されすぎて脇役から主役になりました
美咲アリス
恋愛
目が覚めたら公爵令嬢だった!?貴族に生まれ変わったのはいいけれど、美形兄に殺されるバッドエンドの悪役令嬢なんて絶対困る!!死にたくないなら冷酷非道な兄のヴィクトルと仲良くしなきゃいけないのにヴィクトルは氷のように冷たい男で⋯⋯。「どうしたらいいの?」果たして私の運命は?
完結【強引な略奪婚】冷徹な次期帝は、婚姻間近の姫を夜ごと甘く溶かす
小木楓
恋愛
完結しました✨
タグ&あらすじ変更しました。
略奪された皇后を待っていたのは、冷徹な次期帝による「狂愛」という名の支配でした。
「泣け、香子。お前をこれほど乱せるのは、世界で私だけだ」
「お前はまだ誰のものでもないな? ならば、私のものだ」
大納言家の姫・香子には、心通わせる穏やかな婚約者がいた。
しかし、そのささやかな幸福は、冷徹と噂される次期帝・彰仁(あきひと)に見初められたことで一変する。
強引な勅命により略奪され、後宮という名の檻に閉じ込められた香子。
夜ごとの契りで身体を繋がれ、元婚約者への想いすら「不義」として塗り潰されていく。
恐怖に震える香子だったが、閉ざされた寝所で待っていたのは、想像を絶するほど重く、激しい寵愛で……?
「痛くはしない。……お前が私のことしか考えられなくなるまで、何度でも教え込もう」
逃げ場のない愛に心が絡め取られていく中、彰仁は香子を守るため、「ある残酷な嘘」を用いて彼女を試す。
それは、愛するがゆえに彼女を嫉妬と絶望で壊し、「帝なしでは息もできない」状態へ作り変えるための、狂気じみた遊戯だった。
「一生、私の腕の中で溺れていろ」
守るために壊し、愛するために縛る。
冷酷な仮面の下に隠された、
一途で異常な執着を知った時、香子の心もまた甘い猛毒に溶かされていく――。
★最後は極上のハッピーエンドです。
※AI画像を使用しています。
私をいじめていた女と一緒に異世界召喚されたけど、無能扱いされた私は実は“本物の聖女”でした。
さら
恋愛
私――ミリアは、クラスで地味で取り柄もない“都合のいい子”だった。
そんな私が、いじめの張本人だった美少女・沙羅と一緒に異世界へ召喚された。
王城で“聖女”として迎えられたのは彼女だけ。
私は「魔力が測定不能の無能」と言われ、冷たく追い出された。
――でも、それは間違いだった。
辺境の村で出会った青年リオネルに助けられ、私は初めて自分の力を信じようと決意する。
やがて傷ついた人々を癒やすうちに、私の“無”と呼ばれた力が、誰にも真似できない“神の光”だと判明して――。
王都での再召喚、偽りの聖女との再会、かつての嘲笑が驚嘆に変わる瞬間。
無能と呼ばれた少女が、“本物の聖女”として世界を救う――優しさと再生のざまぁストーリー。
裏切りから始まる癒しの恋。
厳しくも温かい騎士リオネルとの出会いが、ミリアの運命を優しく変えていく。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる