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へっぽこ姫の仲良し作戦⑨ 九章 恋愛編
久しぶりのへっぽこ王子
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プリちゃんの婚約者だと名乗った女の子が現れた次の日、私はレモン姫とオーロラ嬢と三人でお茶をしていた。レモン姫は顔を苛々した顔で紅茶をひと口飲んだ。
「プリムラに婚約者なんていないわ!私が許さないもの!」
オーロラはレモン姫を宥めながら、おかわりの紅茶を一杯レモン姫に注ぎながら一つの疑問を口に開く。
「あの、よく考えたらプリムラ王子もそうですがレモン姫様や、ガーネット王子様、ハウライト王子様達は婚約者、いませんよね?」
あ、たしかに!ガーネット兄様もハウライト兄様には、色々貴族の御令嬢達からアプローチが来てるけど二人共無視してるのよね。レモン姫は明らかにガーネット兄様を好いているし、ガーネット兄様も…かなあ。どうなんだろう。ハウライト兄様とオーロラはよくわからない!お互い顔を合わせれば、口喧嘩をしているようなそうでないような…。
「え!?わ、わわ私は、あの、婚約ちゃっ、…い、いらないわ。だって、その私ガーネットが、アレで」
明らかに挙動不審なレモン姫。なんだか可愛いなあ。色気たっぷりのお姫様になっても、ガーネット兄様が好きな乙女さんだと感じる。
「ふふ、レモン姫様は相変わらず素直で可愛いらしいです」
「オーロラ嬢、からかわないでちょうだいっ」
「んー、婚約者かあ。恋ねぇ」
この世界に転生した時、とにかく死亡フラグをへし折る為家族仲良し!が優先だったから、誰かと恋をするとかそんな事考えてもいなかったし、そもそも私は恋をしたことがない!前世では、アイドルとかは好きだったけど…。パパやママみたいなカップルが羨ましい!
「私も恋してみたいなあ」
ポソッと呟いていたら、後ろに控えて護衛してくれているブラッドが咳こみ何故か顔を赤くなっていた。具合が悪いのかな?
「ブラッド?大丈夫?」
「やっ、あー…大丈夫…です」
私が首を傾げていると、隣りにいたオーロラは真剣な顔をしながら何かぶつぶつと呟いていた。
「やはり悪い虫が沢山いるんですね…これは早く処理をしないと…」
虫?の心配しているようだった。レモン姫は呆れながら笑ってた。
「あはは、エメラルドは自分の事に関しては、鈍感だから恋愛にほど遠いかもしれないわね」
「そんな事ないわ!私もいつか誰かと情熱的な恋愛をするの!このマシュマロに誓うわ!」
そう私が叫んでいたら、さっきまで笑っていたレモン姫が顔を真っ青にしていた。なんだか急に冷たい空気になった。寒気がする後ろを振り向くとパパとレピさん、兄様達が立っていた。
「ん?お父様…?ガーネット兄様?ハウライト…兄様?お仕事終わったのなら一緒にお茶をーー」
そう誘ったがパパ達は暗い表情で真剣な顔をし、レピさんはニッコリ私に笑いかけた。
「おやおや。今先程、緊急事態発生しましたので、重要な会議が開くかと、私達はこれで失礼いたしますね」
パパとガーネット兄様は無言でコクンと頷き、ハウライト兄様も優しい笑顔でレピさんと同じ事を言う。
「そうだね、これは緊急会議が必要みたいだ。エメラルドはレモン姫達と仲良くお茶を楽しんでて」
「え?あ、うん…」
なんだろう…ハウライト兄様の目が笑っていないのは気のせいかな?気のせいだよね。そのまま四人は立ち去った。レモン姫はクスクス笑い、オーロラもまだブツブツ言ってて、ブラッドは顔を真っ赤にしたり真っ青になったり…よくわからない。そんな日だった。
それから一週間が経ち、他国の王族や貴族達も留学しにやってくる高等学園。ここ十年は復興のほうが先だったから、留学とか受け入れてなかったけど今年の春からまた受け入れるようにと始まった。
紺色のブレザーとスカート!白いリボン!シンプルだけど可愛い!小さい頃から、オーロラ達を見てて羨ましかったんだよね。16歳になったからには、素敵な出会いがあるかもしれないよね!まずは仲良くできる、出来ればマシュマロの良さをわかるお友達が欲しいかも!
そう学園の周りを見渡すと、何故か男子生徒達は私と目を合わせくれなかった。なんで!?制服に似合ってなかったとか!?
学園の男子生徒達はブルブルと震えながや
「…姫様に手を出したら我が一族は…終わりだ」
「殺されるから…」
「…遠くからしか駄目なんだ…」
そう呟いていた。
「あら、ごきげんよう。エメラルド姫様」
そう声がするほうへ振り向くと、お団子頭の女の子。リン・ジョルディアだった。彼女もこの学園に入学しにやってきたんだね。
「リン嬢、ごきげんよう」
ニッコリ挨拶をすると、彼女は何が気に食わないのか
「そうやって!笑顔を振りまいてこの学園の男子生徒達を誑かしてるのでしょう?あーいやらしいわ!」
「え?誤解だよ?いや、むしろ目を合わせてくれなかった気が…」
「自慢!?」
何故か彼女は私に敵意を向けている。可愛い子だし、お団子頭がまた美味しそ…ではなくて、とりあえず仲良くなりたいんだけど困ったなあ。そうリン嬢と二人で話している時、女子生徒の声がキャーキャーと騒いでいた。リン嬢は舌打ちしながら
「まただわ!もうみんなメロメロだなんて!私のなのに!」
と言いながら、女子生徒達が群がって固まっている方へと走りだし人混みの中へ行った。
「…一体なんなんだろう?とりあえず、クラスが何処か確認して、マシュマロをこっそり食べよっと」
そう、私はクラス分けを確認しようとした時
「エメッ!!」
全然聞いた事の無い声だけど、こうやって優しく楽しそうに私を呼ぶ彼を私は知っている。
私は呼ばれた方を振り向くと、沢山の女子生徒達に囲まれている銀髪で青い瞳の色に肩には、小さなチワワみたいな黒い犬を乗せている青年がいた。
背は私よりだいぶ大きくなった。
声も私が知らない声だ。
だけど、ほんのりと甘いチョコレートの匂いがする彼の正体は
「…えっと…プリ、ちゃん??」
「うん、やっぱりエメだ」
そう、はにかんだ笑顔を見せたプリちゃんを見た女子生徒達は顔を赤くして倒れていた。今日会えるかなあと思ったけど、
とにかく本当に久しぶりの再会だね!
「プリムラに婚約者なんていないわ!私が許さないもの!」
オーロラはレモン姫を宥めながら、おかわりの紅茶を一杯レモン姫に注ぎながら一つの疑問を口に開く。
「あの、よく考えたらプリムラ王子もそうですがレモン姫様や、ガーネット王子様、ハウライト王子様達は婚約者、いませんよね?」
あ、たしかに!ガーネット兄様もハウライト兄様には、色々貴族の御令嬢達からアプローチが来てるけど二人共無視してるのよね。レモン姫は明らかにガーネット兄様を好いているし、ガーネット兄様も…かなあ。どうなんだろう。ハウライト兄様とオーロラはよくわからない!お互い顔を合わせれば、口喧嘩をしているようなそうでないような…。
「え!?わ、わわ私は、あの、婚約ちゃっ、…い、いらないわ。だって、その私ガーネットが、アレで」
明らかに挙動不審なレモン姫。なんだか可愛いなあ。色気たっぷりのお姫様になっても、ガーネット兄様が好きな乙女さんだと感じる。
「ふふ、レモン姫様は相変わらず素直で可愛いらしいです」
「オーロラ嬢、からかわないでちょうだいっ」
「んー、婚約者かあ。恋ねぇ」
この世界に転生した時、とにかく死亡フラグをへし折る為家族仲良し!が優先だったから、誰かと恋をするとかそんな事考えてもいなかったし、そもそも私は恋をしたことがない!前世では、アイドルとかは好きだったけど…。パパやママみたいなカップルが羨ましい!
「私も恋してみたいなあ」
ポソッと呟いていたら、後ろに控えて護衛してくれているブラッドが咳こみ何故か顔を赤くなっていた。具合が悪いのかな?
「ブラッド?大丈夫?」
「やっ、あー…大丈夫…です」
私が首を傾げていると、隣りにいたオーロラは真剣な顔をしながら何かぶつぶつと呟いていた。
「やはり悪い虫が沢山いるんですね…これは早く処理をしないと…」
虫?の心配しているようだった。レモン姫は呆れながら笑ってた。
「あはは、エメラルドは自分の事に関しては、鈍感だから恋愛にほど遠いかもしれないわね」
「そんな事ないわ!私もいつか誰かと情熱的な恋愛をするの!このマシュマロに誓うわ!」
そう私が叫んでいたら、さっきまで笑っていたレモン姫が顔を真っ青にしていた。なんだか急に冷たい空気になった。寒気がする後ろを振り向くとパパとレピさん、兄様達が立っていた。
「ん?お父様…?ガーネット兄様?ハウライト…兄様?お仕事終わったのなら一緒にお茶をーー」
そう誘ったがパパ達は暗い表情で真剣な顔をし、レピさんはニッコリ私に笑いかけた。
「おやおや。今先程、緊急事態発生しましたので、重要な会議が開くかと、私達はこれで失礼いたしますね」
パパとガーネット兄様は無言でコクンと頷き、ハウライト兄様も優しい笑顔でレピさんと同じ事を言う。
「そうだね、これは緊急会議が必要みたいだ。エメラルドはレモン姫達と仲良くお茶を楽しんでて」
「え?あ、うん…」
なんだろう…ハウライト兄様の目が笑っていないのは気のせいかな?気のせいだよね。そのまま四人は立ち去った。レモン姫はクスクス笑い、オーロラもまだブツブツ言ってて、ブラッドは顔を真っ赤にしたり真っ青になったり…よくわからない。そんな日だった。
それから一週間が経ち、他国の王族や貴族達も留学しにやってくる高等学園。ここ十年は復興のほうが先だったから、留学とか受け入れてなかったけど今年の春からまた受け入れるようにと始まった。
紺色のブレザーとスカート!白いリボン!シンプルだけど可愛い!小さい頃から、オーロラ達を見てて羨ましかったんだよね。16歳になったからには、素敵な出会いがあるかもしれないよね!まずは仲良くできる、出来ればマシュマロの良さをわかるお友達が欲しいかも!
そう学園の周りを見渡すと、何故か男子生徒達は私と目を合わせくれなかった。なんで!?制服に似合ってなかったとか!?
学園の男子生徒達はブルブルと震えながや
「…姫様に手を出したら我が一族は…終わりだ」
「殺されるから…」
「…遠くからしか駄目なんだ…」
そう呟いていた。
「あら、ごきげんよう。エメラルド姫様」
そう声がするほうへ振り向くと、お団子頭の女の子。リン・ジョルディアだった。彼女もこの学園に入学しにやってきたんだね。
「リン嬢、ごきげんよう」
ニッコリ挨拶をすると、彼女は何が気に食わないのか
「そうやって!笑顔を振りまいてこの学園の男子生徒達を誑かしてるのでしょう?あーいやらしいわ!」
「え?誤解だよ?いや、むしろ目を合わせてくれなかった気が…」
「自慢!?」
何故か彼女は私に敵意を向けている。可愛い子だし、お団子頭がまた美味しそ…ではなくて、とりあえず仲良くなりたいんだけど困ったなあ。そうリン嬢と二人で話している時、女子生徒の声がキャーキャーと騒いでいた。リン嬢は舌打ちしながら
「まただわ!もうみんなメロメロだなんて!私のなのに!」
と言いながら、女子生徒達が群がって固まっている方へと走りだし人混みの中へ行った。
「…一体なんなんだろう?とりあえず、クラスが何処か確認して、マシュマロをこっそり食べよっと」
そう、私はクラス分けを確認しようとした時
「エメッ!!」
全然聞いた事の無い声だけど、こうやって優しく楽しそうに私を呼ぶ彼を私は知っている。
私は呼ばれた方を振り向くと、沢山の女子生徒達に囲まれている銀髪で青い瞳の色に肩には、小さなチワワみたいな黒い犬を乗せている青年がいた。
背は私よりだいぶ大きくなった。
声も私が知らない声だ。
だけど、ほんのりと甘いチョコレートの匂いがする彼の正体は
「…えっと…プリ、ちゃん??」
「うん、やっぱりエメだ」
そう、はにかんだ笑顔を見せたプリちゃんを見た女子生徒達は顔を赤くして倒れていた。今日会えるかなあと思ったけど、
とにかく本当に久しぶりの再会だね!
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