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へっぽこ姫の仲良し作戦⑨ 九章 恋愛編
プリちゃんとデートの約束
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私は1人で薔薇の庭園でボーッと眺めていた。つい最近ブラッドが私を好きだと知った。そして私はその気持ちに答えようとはしなかった。
「恋愛偏差値ゼロの私には…ビックリした事件だったなあ…」
マシュマロのように甘くて、柔らかい、素敵な恋はしたいけど…。難しい。チラッと私は今日の護衛騎士がブラッドでないことにホッとした。ブラッドは別件の仕事があるということで不在だというのが、ちょっぴり助かったかな。
「エメラルド」
「…あ、パパ。今日は早いんだね」
最近パパはガーネット兄様とハウライト兄様に仕事を任せて時間がある時は、よく一緒にこの薔薇の手入れをしに来ている。私とパパは傷んだ薔薇が無いか、チェックをした。真剣にチェックしているパパの横顔…うん、さすがだよ。色気ありますね!子供3人いると思えないや!近くにいるメイドさん達は頬を赤らめてるもの。
「ねぇ、パパはママの何処好きになったの?」
私の突然の質問にピタリと手が止まりパパは私の方を見た。
「気が合うから?楽しいから?あ!わかった!美人さんだからかな!」
そう私が話しているとパパはクスクス笑いながら薔薇を見つめながら話した。
「…………最初は変な女だと思っていた。初対面でキノコのお菓子だと私に渡したんだ」
「キノコお菓子?」
パパは私を見つめて懐かしそうに
「ローズがいて今の私がいる。笑い合うのも、涙を共にするのも彼女しかいないと悟った。心から…そう感じた」
「……いいなあ。私もパパ達みたいな素敵な恋愛できるかな」
まだ、私には好き、とかわからない。みんなの事大好きだけど、それは恋愛とかのそういうのでないんだよねえ…。プリちゃんは…ん?なんで昔の小さなプリちゃんが頭に出てきたんだろう?
「ま、私はまだまだ彼氏とかできないかなあー。ね?パパーーってパパ?大丈夫?!薔薇の棘が刺さってるよ!?」
パパは青ざめた顔をしながら固まっていた。パパの手、大丈夫かな?
ピーター国王はフラフラとしながら、自分の部屋へ戻ってベッドへと入った。
「……いつか、誰かがあの子を下さいと言われたらどうしようか…」
「そうですね、まずはその相手は明日はないでしょうね」
「………レピドライト…いつからここにいた…」
「おや、貴方に声をかけても上の空だったので、とりあえずついてきました」
「……そうか…」
次の日学園へ行くとリン嬢がツンとしたしながら私に挨拶してくれた。ふふ、なんだかんだ彼は、いや、彼女はいい子なんだと思う。
「エメラルド姫!来週のテストには負けないんだからね!あ、ああと、あ、あんたの好きなマシュマロのお菓子だけど…!べ、別にね、あんたが好きだからとか知ってて買ったわけではないわよ!?調子にのらないでよ!」
「このマシュマロお菓子…限定品のものだわ。リン嬢、ありがとう」
「ふ、ふん!先に教室行ってるわ!」
そう、リン嬢は顔を真っ赤にしながら何故かプンプンと怒りながら先に教室へ行った。マシュマロのお菓子、一緒に食べようよと誘いたかったのになあ。そう考えて教室へ向かおうとした時、プリちゃんの声がした。
振り向くとまだ遠い校門前で、沢山の女子生徒達に囲まれている。王子様だし、カッコ良くなったからね、相変わらずモテモテ。
「………変わってないとか言ったけど、やっぱり変わったよね」
授業とかで一緒にしていてわかる!プリちゃん、勉強も出来るし、勉強は私もできる!できるけど力の強さは、訓練授業とかでも圧倒的に他の男子生徒より強いんだもの!いや、もしかして兄様よりもかも!?精霊の力を上手く使いこなしてるのがわかるもの!
私は…弓矢がちょっと得意なだけだし…。なんだか置いてけぼりな気分だなあ。そう肩を落としていると私の頬っぺたをツンとしながらプリちゃんは挨拶にやってきた。
「エメ、おはようっ」
「おはよう、プリちゃん。あれ、クロは?」
「寝てるよ、ほら、鞄の中」
「あはは、クロ可愛いー!」
プリちゃんは笑ってる私を見てニコニコとしていた。昔のプニプニした頬っぺたは何処にいったんだろうか?私より背が小さかったのに、ちょっぴり悔しい気分。
「ねえ、来週の日曜日は時間あるかな?」
「え?特に城の行事もないし、お茶会もないけど…」
「ならさ!二人でちょっとお出かけしようよ!あ、国民に顔バレは駄目だからお忍びで城下町へ行こうよ。それと、マシューにも会いたいしさ」
「護衛もつけずに?兄様達とかにすくバレるような気がするよ。それに私には専属騎士のブラッドが……あ。」
「ブラッドがどうかしたの?」
「え?…いや、なんでもない」
「…そっか」
なんとなくこの前のブラッドの告白を思い出した。プリちゃんは爽やかな笑顔で私の手をギュッと握った。
「大丈夫だよ!僕がいるしね」
なんとなくその笑顔が昔みたいな感じに見えて私は笑ってしまった。
「あはは、プリちゃん、悪い顔してるっ」
「悪い顔はお師匠様に似たかもねー!じゃあ、来週の日曜日にね!」
「わかった、うん、マシューも会いたがってるだろうからね!」
そう私はプリちゃんとお出かけする約束をした。マシューも、クロとかに会いたがってただろうし、プリちゃんと久しぶりにお菓子のお店巡りかな?ちょっとだけ、なんだかワクワクドキドキしてきちゃった!
その日の夜私は久しぶりにマシュマロ一号を抱いて深い眠りについた。
真夜中、騎士団達が訓練する場所でキンッと剣の音が響いていた。汗だくの姿のブラッドは、息切れをしながら足元にあるタオルを手に取り汗を拭いていた。ブラッドは誰かの気配を感じたのか、クスッと笑いだした。
「……ようやく声をかけてきたか。プリプリ王子」
スッと現れたのはプリムラだった。そんな突然に現れたプリムラをまっていたと言わんばかりにブラッドは剣を取り出して、もう一本の剣をプリムラに渡した。
「ブラッド、相変わらず凄く強いね」
「…お前も少しは強くなったんだろ?ウチの国の王子二人は化け物並みだから、その前に俺と手合わせでもしようか。本当はもうこの時間はお子様が寝る時間なんだけどな」
そうブラッドとプリムラは真夜中に剣で語り合っていた事をエメラルドは知らない。
「恋愛偏差値ゼロの私には…ビックリした事件だったなあ…」
マシュマロのように甘くて、柔らかい、素敵な恋はしたいけど…。難しい。チラッと私は今日の護衛騎士がブラッドでないことにホッとした。ブラッドは別件の仕事があるということで不在だというのが、ちょっぴり助かったかな。
「エメラルド」
「…あ、パパ。今日は早いんだね」
最近パパはガーネット兄様とハウライト兄様に仕事を任せて時間がある時は、よく一緒にこの薔薇の手入れをしに来ている。私とパパは傷んだ薔薇が無いか、チェックをした。真剣にチェックしているパパの横顔…うん、さすがだよ。色気ありますね!子供3人いると思えないや!近くにいるメイドさん達は頬を赤らめてるもの。
「ねぇ、パパはママの何処好きになったの?」
私の突然の質問にピタリと手が止まりパパは私の方を見た。
「気が合うから?楽しいから?あ!わかった!美人さんだからかな!」
そう私が話しているとパパはクスクス笑いながら薔薇を見つめながら話した。
「…………最初は変な女だと思っていた。初対面でキノコのお菓子だと私に渡したんだ」
「キノコお菓子?」
パパは私を見つめて懐かしそうに
「ローズがいて今の私がいる。笑い合うのも、涙を共にするのも彼女しかいないと悟った。心から…そう感じた」
「……いいなあ。私もパパ達みたいな素敵な恋愛できるかな」
まだ、私には好き、とかわからない。みんなの事大好きだけど、それは恋愛とかのそういうのでないんだよねえ…。プリちゃんは…ん?なんで昔の小さなプリちゃんが頭に出てきたんだろう?
「ま、私はまだまだ彼氏とかできないかなあー。ね?パパーーってパパ?大丈夫?!薔薇の棘が刺さってるよ!?」
パパは青ざめた顔をしながら固まっていた。パパの手、大丈夫かな?
ピーター国王はフラフラとしながら、自分の部屋へ戻ってベッドへと入った。
「……いつか、誰かがあの子を下さいと言われたらどうしようか…」
「そうですね、まずはその相手は明日はないでしょうね」
「………レピドライト…いつからここにいた…」
「おや、貴方に声をかけても上の空だったので、とりあえずついてきました」
「……そうか…」
次の日学園へ行くとリン嬢がツンとしたしながら私に挨拶してくれた。ふふ、なんだかんだ彼は、いや、彼女はいい子なんだと思う。
「エメラルド姫!来週のテストには負けないんだからね!あ、ああと、あ、あんたの好きなマシュマロのお菓子だけど…!べ、別にね、あんたが好きだからとか知ってて買ったわけではないわよ!?調子にのらないでよ!」
「このマシュマロお菓子…限定品のものだわ。リン嬢、ありがとう」
「ふ、ふん!先に教室行ってるわ!」
そう、リン嬢は顔を真っ赤にしながら何故かプンプンと怒りながら先に教室へ行った。マシュマロのお菓子、一緒に食べようよと誘いたかったのになあ。そう考えて教室へ向かおうとした時、プリちゃんの声がした。
振り向くとまだ遠い校門前で、沢山の女子生徒達に囲まれている。王子様だし、カッコ良くなったからね、相変わらずモテモテ。
「………変わってないとか言ったけど、やっぱり変わったよね」
授業とかで一緒にしていてわかる!プリちゃん、勉強も出来るし、勉強は私もできる!できるけど力の強さは、訓練授業とかでも圧倒的に他の男子生徒より強いんだもの!いや、もしかして兄様よりもかも!?精霊の力を上手く使いこなしてるのがわかるもの!
私は…弓矢がちょっと得意なだけだし…。なんだか置いてけぼりな気分だなあ。そう肩を落としていると私の頬っぺたをツンとしながらプリちゃんは挨拶にやってきた。
「エメ、おはようっ」
「おはよう、プリちゃん。あれ、クロは?」
「寝てるよ、ほら、鞄の中」
「あはは、クロ可愛いー!」
プリちゃんは笑ってる私を見てニコニコとしていた。昔のプニプニした頬っぺたは何処にいったんだろうか?私より背が小さかったのに、ちょっぴり悔しい気分。
「ねえ、来週の日曜日は時間あるかな?」
「え?特に城の行事もないし、お茶会もないけど…」
「ならさ!二人でちょっとお出かけしようよ!あ、国民に顔バレは駄目だからお忍びで城下町へ行こうよ。それと、マシューにも会いたいしさ」
「護衛もつけずに?兄様達とかにすくバレるような気がするよ。それに私には専属騎士のブラッドが……あ。」
「ブラッドがどうかしたの?」
「え?…いや、なんでもない」
「…そっか」
なんとなくこの前のブラッドの告白を思い出した。プリちゃんは爽やかな笑顔で私の手をギュッと握った。
「大丈夫だよ!僕がいるしね」
なんとなくその笑顔が昔みたいな感じに見えて私は笑ってしまった。
「あはは、プリちゃん、悪い顔してるっ」
「悪い顔はお師匠様に似たかもねー!じゃあ、来週の日曜日にね!」
「わかった、うん、マシューも会いたがってるだろうからね!」
そう私はプリちゃんとお出かけする約束をした。マシューも、クロとかに会いたがってただろうし、プリちゃんと久しぶりにお菓子のお店巡りかな?ちょっとだけ、なんだかワクワクドキドキしてきちゃった!
その日の夜私は久しぶりにマシュマロ一号を抱いて深い眠りについた。
真夜中、騎士団達が訓練する場所でキンッと剣の音が響いていた。汗だくの姿のブラッドは、息切れをしながら足元にあるタオルを手に取り汗を拭いていた。ブラッドは誰かの気配を感じたのか、クスッと笑いだした。
「……ようやく声をかけてきたか。プリプリ王子」
スッと現れたのはプリムラだった。そんな突然に現れたプリムラをまっていたと言わんばかりにブラッドは剣を取り出して、もう一本の剣をプリムラに渡した。
「ブラッド、相変わらず凄く強いね」
「…お前も少しは強くなったんだろ?ウチの国の王子二人は化け物並みだから、その前に俺と手合わせでもしようか。本当はもうこの時間はお子様が寝る時間なんだけどな」
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