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第5話ギルメンとの会話
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朝起きるとキャラの成長のチェックをする。花騎士は4000までレベルが上がっていた。怠惰の騎士は相変わらずレベル57のままだ。光の騎士は急成長で700他のキャラの400から見て、大出世だ。
ついでに手に入れた装備も見てみる。SSSランクの装備が出ていた。だが、オプションは防御1つ、クリティカルダメージ2つ、体力1つと微妙だった。
アリーナが終わり、新しいイベントも来ているようだ。ギルドメンバーと協力して沢山のピースを集めるというもので、ランキング300位まで限定のシャランナという5星キャラが貰える。
「マスターおはようございます。新しいイベント始まりましたね。レイドで沢山ピースを稼ぎましょう」
のちこさんが起きたようだ。何から話があるようだ。何の話だろう緊張する。
「タケルさんおはようございます。今日も大手ギルドを倒す為に一緒に頑張りましょう」
「はい。頑張りましょう!」
りんへいさんも起きたようだ。上位ギルドと戦うとなると、装備も微妙だし、アリーナ報酬で貰った5星キャラを育てるしか無さそうだ。ヘルエスというキャラで、固有スキルは体力25%アップ。クリティカルダメージ50%アップという性能だ。後はレベルを上げて行くとどのようなスキルを覚えるかだが、アリーナ上位100位以内の報酬なので強そうだ。とりあえず、ストーリーでレベルを上げてみよう。経験値効率のいい場所で、繰り返し戦闘をして、周回放置してみた。株の管理を終えて3時間後、レベル上げの結果を見てみた。スキルを覚えていた。
【怒濤の反撃】相手の攻撃に2回通常攻撃を返す。
【憤怒の一撃】10%の確率で相手に攻撃力の2倍のダメージを与える。
【クリティカル率上昇】10%の確率でクリティカル率が10%上昇し、効果も重複する。
これは相手の攻撃を耐えてクリティカル狙いか、体力と攻撃をひたすら上げて、戦士タイプにするかの二択だな。
夜になり、あまり貴重ではなく見えるキャラを売却し、レイドキーに変換し、レイドを沢山こなしながら、ギルドメンバーを探した。
「女の子が沢山いるギルドです。ですので、女性の方は安心して参加して下さい」
俺は女性が多い事を最大限に生かす事にして勧誘をした。難波さんと俺は男だが。
「私は初心者のメチコです。弱いですが宜しくお願いします」
偶然か運命か、のちこさんと似た名前のメチコさんがギルドに加入希望を出してきた。即座にりんさんが許可し、新たな仲間が加わった。りんさんは相変わらず仕事が早い。
「また女の子。マスターはモテモテですね。のちこ少しショックです」
「違うんだ。たまたま女の子が増えてそれを勧誘に利用しただけで、女の子が目的じゃないんだ!」
これでは女ったらしぽく見えても仕方ないが、本当に違うんだ。たまたま増えただけ。
「女の子が多いんですか? 私も入りたいです」
と、ココルナさんが新たに入った。のちこさんがまた文句を言うのだろうか。
「まあ、また女の子ですね。なんという偶然。まあ凄い。何て凄い女ったらし」
のちこさんは呆れているようだ。これは誤解を解くまで大変だ。勧誘の成果か、順調にピースを集める。難波さんは5星キャラのレイドしか興味がないらしく、星3や星1のレイドには不参加だった。他のメンバーは凄い勢いで敵を倒して次々とレイドをこなしている。報酬での5星キャラがほしいのだろう。
「女の子が多いと聞きました。めぐねこです。宜しくお願いします」
「まあ、また女の子! うわーすごーうれしいーのちこ今日はもう落ちようかなー」
「うわー! のちこさん待って下さい!」
のちこさんはもう、完全に呆れ果ててしまったようだ。怒りすら感じてしまう。何故怒るんだ。のちこさん。何とかのちこさんをなだめて、ピース集めを続行した。
「ほんと、のちこさんとの会話が起点になってギルドがいい雰囲気ですよね」
「そ、そうですか? そ、そんな事は…でも、嬉しい」
俺はのちこさんとの会話が本当にありがたかった。正直ゲーム以外の事は何を話していいのかわからない。
「本当にのちこさんは可愛いし、楽しいなー」
「そうですか? やったー!」
可愛いという事を否定しなかった。のちこさんはつまり相当可愛い。
(のちこさんの好みって何かなー)
(え、私の好みですか?)
(そうそう。やっぱ焼き鳥にホッケの開きかなー)
(そっちの好みですか! しかもおっさんじゃないかー!)
(あーどっかに福山雅一みたいな男はいないかしら。同じ福岡の)
(のちこさん福岡なんですか。俺は北海道です)
(北海道いいですね。しかし、何でかっこの中でも話してるんですか?)
(心の中で話してると落ち着くのです)
(のちこもその気持ちわかります。は!私いつからテレパシーに目覚めたのかしら)
俺とのちこさんは何故かカッコの中が気に入り、ゲームの話と関係ない会話はカッコの中で済ませるようになっていた。
「ふむふむ。のちこさんは福岡、タケルさんは北海道ですか。私は沖縄です」
りんさんが会話に参加してきた。りんへいさんは沖縄なんだ。遠いな。端と端じゃないか。日本で一番距離が遠い。
「りんさんとタケルさん運命的じゃないですか、真逆の最高に遠い距離って素敵! のちこ感動!」
何だろう。何故か、俺がりんさんをナンパしてきたという流れが続いてる気がする。こうして、女性が多いギルドのエンジェルクローバーが誕生したのであった。
「でも、本当にいいマスターですね。前のギルドでは女性にセクハラばっかりでしたから。胸のサイズ聞いてきたり、下ネタばかり」
「ほんとそれ!」
「ですです!」
「そうですのー!」
女性達が声を揃えて不満を漏らした。モンスターチャレンジの男性ユーザー駄目だよ。下ネタは仲良くなってから!
まあ、そのせいで俺のギルドの勧誘が上手く言ったのだけれど。
ついでに手に入れた装備も見てみる。SSSランクの装備が出ていた。だが、オプションは防御1つ、クリティカルダメージ2つ、体力1つと微妙だった。
アリーナが終わり、新しいイベントも来ているようだ。ギルドメンバーと協力して沢山のピースを集めるというもので、ランキング300位まで限定のシャランナという5星キャラが貰える。
「マスターおはようございます。新しいイベント始まりましたね。レイドで沢山ピースを稼ぎましょう」
のちこさんが起きたようだ。何から話があるようだ。何の話だろう緊張する。
「タケルさんおはようございます。今日も大手ギルドを倒す為に一緒に頑張りましょう」
「はい。頑張りましょう!」
りんへいさんも起きたようだ。上位ギルドと戦うとなると、装備も微妙だし、アリーナ報酬で貰った5星キャラを育てるしか無さそうだ。ヘルエスというキャラで、固有スキルは体力25%アップ。クリティカルダメージ50%アップという性能だ。後はレベルを上げて行くとどのようなスキルを覚えるかだが、アリーナ上位100位以内の報酬なので強そうだ。とりあえず、ストーリーでレベルを上げてみよう。経験値効率のいい場所で、繰り返し戦闘をして、周回放置してみた。株の管理を終えて3時間後、レベル上げの結果を見てみた。スキルを覚えていた。
【怒濤の反撃】相手の攻撃に2回通常攻撃を返す。
【憤怒の一撃】10%の確率で相手に攻撃力の2倍のダメージを与える。
【クリティカル率上昇】10%の確率でクリティカル率が10%上昇し、効果も重複する。
これは相手の攻撃を耐えてクリティカル狙いか、体力と攻撃をひたすら上げて、戦士タイプにするかの二択だな。
夜になり、あまり貴重ではなく見えるキャラを売却し、レイドキーに変換し、レイドを沢山こなしながら、ギルドメンバーを探した。
「女の子が沢山いるギルドです。ですので、女性の方は安心して参加して下さい」
俺は女性が多い事を最大限に生かす事にして勧誘をした。難波さんと俺は男だが。
「私は初心者のメチコです。弱いですが宜しくお願いします」
偶然か運命か、のちこさんと似た名前のメチコさんがギルドに加入希望を出してきた。即座にりんさんが許可し、新たな仲間が加わった。りんさんは相変わらず仕事が早い。
「また女の子。マスターはモテモテですね。のちこ少しショックです」
「違うんだ。たまたま女の子が増えてそれを勧誘に利用しただけで、女の子が目的じゃないんだ!」
これでは女ったらしぽく見えても仕方ないが、本当に違うんだ。たまたま増えただけ。
「女の子が多いんですか? 私も入りたいです」
と、ココルナさんが新たに入った。のちこさんがまた文句を言うのだろうか。
「まあ、また女の子ですね。なんという偶然。まあ凄い。何て凄い女ったらし」
のちこさんは呆れているようだ。これは誤解を解くまで大変だ。勧誘の成果か、順調にピースを集める。難波さんは5星キャラのレイドしか興味がないらしく、星3や星1のレイドには不参加だった。他のメンバーは凄い勢いで敵を倒して次々とレイドをこなしている。報酬での5星キャラがほしいのだろう。
「女の子が多いと聞きました。めぐねこです。宜しくお願いします」
「まあ、また女の子! うわーすごーうれしいーのちこ今日はもう落ちようかなー」
「うわー! のちこさん待って下さい!」
のちこさんはもう、完全に呆れ果ててしまったようだ。怒りすら感じてしまう。何故怒るんだ。のちこさん。何とかのちこさんをなだめて、ピース集めを続行した。
「ほんと、のちこさんとの会話が起点になってギルドがいい雰囲気ですよね」
「そ、そうですか? そ、そんな事は…でも、嬉しい」
俺はのちこさんとの会話が本当にありがたかった。正直ゲーム以外の事は何を話していいのかわからない。
「本当にのちこさんは可愛いし、楽しいなー」
「そうですか? やったー!」
可愛いという事を否定しなかった。のちこさんはつまり相当可愛い。
(のちこさんの好みって何かなー)
(え、私の好みですか?)
(そうそう。やっぱ焼き鳥にホッケの開きかなー)
(そっちの好みですか! しかもおっさんじゃないかー!)
(あーどっかに福山雅一みたいな男はいないかしら。同じ福岡の)
(のちこさん福岡なんですか。俺は北海道です)
(北海道いいですね。しかし、何でかっこの中でも話してるんですか?)
(心の中で話してると落ち着くのです)
(のちこもその気持ちわかります。は!私いつからテレパシーに目覚めたのかしら)
俺とのちこさんは何故かカッコの中が気に入り、ゲームの話と関係ない会話はカッコの中で済ませるようになっていた。
「ふむふむ。のちこさんは福岡、タケルさんは北海道ですか。私は沖縄です」
りんさんが会話に参加してきた。りんへいさんは沖縄なんだ。遠いな。端と端じゃないか。日本で一番距離が遠い。
「りんさんとタケルさん運命的じゃないですか、真逆の最高に遠い距離って素敵! のちこ感動!」
何だろう。何故か、俺がりんさんをナンパしてきたという流れが続いてる気がする。こうして、女性が多いギルドのエンジェルクローバーが誕生したのであった。
「でも、本当にいいマスターですね。前のギルドでは女性にセクハラばっかりでしたから。胸のサイズ聞いてきたり、下ネタばかり」
「ほんとそれ!」
「ですです!」
「そうですのー!」
女性達が声を揃えて不満を漏らした。モンスターチャレンジの男性ユーザー駄目だよ。下ネタは仲良くなってから!
まあ、そのせいで俺のギルドの勧誘が上手く言ったのだけれど。
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