スマホゲームでギルマスやってたら信頼されてメンバー皆と会うことになったんだが

ルンルン太郎

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第4話アリーナ参加PVPデビュー戦

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 俺は朝起きると生活の立て直しの為にランニングに行って、朝食を食べた。ベーコンエッグと豆腐とネギの味噌汁。為替市場の動向を把握していたら昼になった。昼はコンビニに寄って、お菓子と唐揚げ棒と揚げ鳥と2リットルのフルーツミックスジュースを買った。これをエネルギー源にしてゲームを頑張ってみよう。

 今日は初の対人戦だ。アリーナでの勝敗が今後を左右する。体力を相手の攻撃を一撃を耐えられる程度に振り分けて10%回避に50%攻撃力に40%という所か。レベルは昨日寝る前に戦闘をセットしておいたから3800まで上がっていた。命中率、防御力、クリティカル率に全く振り分けていないが、中途半端になるよりマシだ。スキルは回復大と再生小を入れた。2つのスキルは自分で選んで覚えさせられるのだ。
 
 そして、パッシブスキルのレベル上げだ。これには使用していないキャラを使う事になる。サービス開始記念でもらった3000ルビーを使い、キャラガチャを回した。そして11人のキャラを使い、花騎士のパッシブスキルをレベル6まで上げた。花騎士の固有スキルは【花の暴走】自らに近づく者に攻撃力の25%の追加ダメージを与えるというものだ。レベル6まで上げたので55%まで威力が上がっている。

 準備は完了。株の値動きを見守りながら、コンビニで買ってきた大好きなものをつまみながら、昼休みと言われる時間に少し戦ってみた。5人の勝ち抜き戦を選択した。5対5の対戦は花騎士しか育ってないので余りにも不利なのだ。勝ち抜きなら勝てる可能性がある。と言っても、花騎士が負ければそれまでだが。

 緊張の初戦。相手のレベルは平均500。負ける筈がない。花騎士が無傷で5人抜きした。次の相手はレベル1500が2人。同じく負ける要素がなく5人抜き。次の対戦相手は手強く、レベル3000が3人。花騎士が何度も倒れそうになったが、回復大と再生小で瀕死からの復活を果たす。

「強いですね。今度は負けませんよ」

 強敵からメッセージが届いた。名前はりんへい。覚えておこう。

「こちらこそ。負けないように頑張ります。また今度戦いましょう」

 そして、夜アリーナ本番。結局、りんへい戦が一番苦戦して他は余裕があった。23戦無敗。防衛戦18勝5敗。初日は上位10人に名前を連ねた。だが、2日目は株の取引が忙しく、ほぼ放置したので89位まで下がっていた。それでも効果は充分で、100位以内ではチャットの横に星がつく。51位から100位までが銅の星、50位から11位までが銀の星、1位から10位までが金の星である。

 今後の課題としては武器と防具の強化なんだが、なかなかレアオプションがついた装備はドロップしない。攻撃オプション4つと回避オプション4つとかの装備が欲しかった。オプションは4つまで付いていて、何が付くかはランダムだ。攻撃20%アップが2つ、回避10%アップが1つ、体力10%アップが1つの鎧が一番の宝物だった。完璧な装備がほしい。

「マスター上位入賞おめでとうございます。5星キャラゲットですね。あ、そうそう。見ましたよ。初日10位入り。サボりましたね」

 のちこさんがログインしたようだ。当然のように取る気だったから忘れていたが、アリーナ上位には限定の5星キャラが手に入る。

「ありがとう。のちこさん。何とか上位報酬貰えて安心してます。銅の星という勲章胸に勧誘頑張ります」

「はい。頑張って下さい。私も次こそはアリーナに参加して上位に行きたいです。私は隅っこ属性なので勧誘とか無理ですけど」

「俺だって隅っこ大好きっ子ですよ。でも、仕方なく勧誘頑張って来ます。のちこさんの為にー!」

「マスターのちこの為に頑張って!」

 などと軽くふざけて、俺はアリーナでの勝利を胸に勧誘の旅に向かった。銅のバッチの効果は高く、勧誘の効果は絶大だった。そして、勧誘を続けていると加入希望者が来た。昼間に戦ったりんへいさんと、その仲間セックルさんだった。

「ギルドに入れてくれませんか? 私は大手ギルドでサブマスターをしていたのですが、アリーナの順位が低いと、そのメンバーをお荷物扱いをするので、失望しました。私は弱くても頑張れば、いずれ上位ギルドに勝てる事を証明したいんです」

 というメッセージが来た。何だろう。新規の海賊団が大手の大海賊団に勝利をするという感じだろうか。

「りんへいさん宜しくお願いします。このギルドを大きくして、大手ギルドを後悔させてあげましょう!」

 何かギルメンが増えてきてラッキーだなと思った。しかも、元サブマスター。うちのギルドでもサブマスターに指名しておいた。

「マスターが美人をナンパしてきたー!」

 のちこさんが騒ぎだした。美人って誰だ。りんへいさんは男だしな。不思議に思って、りんへいさんのアイコンを見てみたら女性のアイコンに変わっていた。さっきまで猫だったのに。

「え! のちこさん違うんだ。名前からして男だと思ってギルドに入れたんだよー!」

「ほんとかなー! マスター照れなくていいんですよ」

 本当にりんへいさんを男だと思っていたのだが、のちこさんは全く信じてくれない。

「後から仲良しだった女の子も来ますので宜しくです。今はお別れの挨拶中じゃないかしら」

 と言うりんさん。それからしばらくして、ギルドに加入申請が来た。瞬く間に申請を許可するりんさん。鬼早い。まさに一瞬。

「初めましてセフィリアです。りんさんの紹介で来ました。よろしくお願い致しますですのー」

 ですのーという語尾が可愛いセフィリアたんがメンバーに加わった。

「おう。来たかい。今度のギルドでは暴れて暴走しちゃダメよ」

「ちょっと、私は悪い子じゃないですよ。お話に熱中すると盛り上がり過ぎちゃう所があるだけです」

 なんだが賑やかになりそうだ。俺は順調な空気を感じていた。これは、いいメンバーを見つけたと。

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