24 / 152
第23話 シーフじゃ……
しおりを挟む
「君は……ここにいるって事は、もうあそこは卒業したって事か?」
「うん、そうだよ。なにせ、天才ですから」
「そうか……まあ、そういうもんか」
レベル1だった子が、昨日の今日でレベル29の狩場に来るなんてありえないは話である。
本来ならそんな馬鹿なとなるところだが……彼女は規格外と言うべき存在だ。
まあそういう事も可能なのだろう。
「そういうものそういうもの」
ホント羨ましい話である。
けど――
「でもここって、魔法使いのソロ向けじゃないと思うんだけど?」
そう、ここは魔法使い向けではなかった。
パーティーならともかく、ソロで来て狩をする様な場所ではない。
理由としては、ケトラの耐久力がずば抜けて高いからだ。
あいつは物理だけじゃなく、魔法に対する防御性能も高いからな……
魔法使いのソロは、最低でも、敵に近付かれる前に勝敗の大半を決するぐらいダメージを与えるのがセオリーだ。
なにせ近接戦は基本不得意だからな、魔法系は。
近接戦しながらだと、魔法の詠唱が難しくなるってのも大きい。
だから大火力で、一気に押し切るのが魔法使いの基本戦術となっている訳だ。
ああでも……よくよく考えたら彼女は【魔力】スキルに加えて、色々スキル持ってたから問題ないのか。
「あはは。大丈夫大丈夫、なにせ、おねーさんは天才だからね」
「おねーさん?」
どう考えても君の方が年下な訳だが?
年下に対する口癖がうっかり出たとかかな?
「ああいや……おにーさん、ファイヤーウォールって魔法知ってる?」
「えーっと、確か炎の壁を目の前に出す魔法だっけか?」
ウォールと言っても物理的な障壁効果はないが、迂闊に突っ込めば炎のダメージが発生するので、ダメージかそれを嫌っての足止めを狙える魔法だ。
「そう、その魔法を使うのよ!」
「ファイヤーウォールで倒す?」
協会のデータベースを見る限り、そんなダメージが大きな魔法とは思えないんだが?
ケトラは別に炎が弱点って訳でもないし。
「まあ普通にファイヤーウォールを張っただけじゃ難しいね。けど、ほら、私って天才だから。目の前に広げるだけじゃなくて、こう……炎の壁を縦に出したりもできるんだよねぇ」
「へぇ、そんな器用な真似が事が出来るのか」
そういや、魔法コントロールなるスキルを持ってたっけか。
彼女。
名前からしてそれが関係してそうだ。
まあ全然関係なくて、才能だけでやってるって可能性もあるが。
「縦に展開したファイヤーウォールは、実質、炎の道な訳よ。で、ケトラは絶対一直線に突っ込んでくるでしょ?つまりはそういうこと」
「なるほど……灼熱の道を自分から踏み抜いて貰えば、楽に狩れるって訳か」
「まあねぇ」
「羨ましいこった」
こっちは1時間の激闘を制してやっと1匹だってのに、炎の壁で軽く焼き殺そうとしている訳だからな。
羨ましくない訳が無い。
まあだからってそれで腐る気は更々ないけど。
「にひひひ」
「ああ、そうそう……君には礼を言っておくよ」
「お礼?急にどうして?」
「昨日、ダンジョンでシーカーの大量殺人が合っただろ?」
「大量殺人?あ、あー……そういや、そんな事件あったわね。昔の事だったからすっかり頭から抜け落ちてたわ」
「ん?」
昔の事?
彼女は何の話をしてるんだ?
「あっと……昨日は夜遅くまで狩りしてたから、ニュースは見てないんだよねー。それで?それが何であたしへのお礼へと繋がるわけ?」
知ってそうな口ぶりだったのに、結局知らなかったのか?
まあその辺りは別にどうでもいいか。
天才の考えてる事なんて、所詮凡人である俺に分かる訳もないし。
「ああ、実は昨日、あの後そのダンジョンへ行く予定だったんだよ。俺」
「そりゃまた……行かなくてよかったね」
「ああ。で、行かなかった理由が君だったから……一応礼を言っておこうかなと」
もし天魔輪廻に出会い、彼女の能力を鑑定して軽くへこんでなかったら、俺はあのまま次のダンジョンへと向かっていた事だろう。
幸運の女神と崇めるつもりはないけど、彼女のお陰で助かった事には違いない。
だから一応礼を言ったのである。
「ははーん。さてはあたしの能力を見て、へこんじゃったって感じ?」
「否定はしないさ。けた違いだったしな」
「落ち込む必要はないよ。私が特別過ぎるだけだから。それにおにーさんだって、死の運命を回避した幸運があるんだから。きっといいシーカーになれるって。運も実力だよ」
年下の子供から上から目線でこういう事言われたら、普通は腹が立つところだが……
「そうか?まあ社交辞令だったとしても、天才から良いシーカーになれるって言われたら、悪い気はしないな」
「うん、お兄さんには運があるし。きっとなれるよ……所で、おにーさんのクラス、聞いてもいいかな?」
「俺のクラス?」
「うん」
「俺はシーフだよ」
まあ隠すほどでもないし、そもそもこっちは相手の情報を見てしまってるからな。
聞かれたので素直に答えておく。
「あー、シーフかぁ……」
俺のクラスを聞き、天魔輪廻があからさまに残念そうな反応を見せる。
まあノーマルクラスな上に、純粋な戦闘職でもないからな。
強さって意味じゃ、あまり期待できないのは自分でも理解しているし………って、それでも腹が立つんだが?
その反応は。
「あっと、ごめんごめん。まああれだよ。努力は決して裏切らないから、運もいいんだし頑張ればきっと大成するって」
取り繕い感が凄い。
まあだがいいさ。
俺にはユニークスキル【幸運】があるからな。
「ま、頑張るさ」
「じゃ、私は狩りに行くから。まったねー」
「ああ」
微妙な空気から逃げる様に、天魔輪廻が狩りへと向かう。
「あ、そういや……名前名乗ってなかったな、俺。まあ別にいいか。ちょっと話しただけの相手だし、そうそう絡む事もないだろうからな」
もうなんなら、ここから先、一生接触しない事だって十分あり得る事だ。
そんな相手の名前なんか、天魔も一々気にしないだろう。
俺は休憩をしっかりとってから、狩りを再開する。
◇◆◇
「ファイヤーウォール!続いて……ダークニードル!」
ケトラを発見した私は、まず最初にファイヤーウォールを張る。
これだけで倒せるとは思うんだけど、念のためダークニードルも打ち込んでおいた。
「レベルアップね」
ケトラを1体倒してレベルアップ。
クラスアップした影響で、レベルアップに必要な経験値が10倍になってるけど、まだこの辺りならガンガン上がってくれる。
「時間はまだあるけど、さっさと上げちゃわないと。私はレベルさえ上げればいいって訳じゃないから……」
レアアイテムの為の大型ボス狩り。
それに、来るべき日に備えてのスカウトも。
時間が十分にあるとはいえ、呑気にやっていける程の余裕はない。
だからさっさとレベル上げを終わらせないと。
「そういやさっきの人、たぶんユニークスキル持ちよね?」
シーフと聞かされそこで話を打ち切ってしまったけど、まず間違いないだろう。
昨日の今日でここに来ているぐらいなのだから、優秀なユニークスキルでも持っていないと説明がつかない。
「運もいいみたいだったし、シーフじゃなかったらスカウトしてたんだけど」
いくら優秀なスキルを持っていても、流石にシーフでは、最後の戦いでたいして役に立たないものね。
「クラスアップポーションがあれば……って、あれがもう一本手に入るなら、レアクラスで優秀なユニークスキル持ちをランクアップさせるわよね」
仮に手に入ったとしても、純粋な戦闘職でもないシーフをランクアップさせるなど、選択としてはありえない事である。
けど、そんな考えが一瞬でも過ったのは……
「何か気になるのよね。あの人……」
別に好みのタイプだとか、そういった俗的な意味ではない。
こう、何というか……なんだか期待できる。
そんな感じが感じられたのだ。
あの人から。
私が特に用もなく彼に声をかけたのも、そんな感覚があったからに他ならない。
「ま、なんにせよ、シーフじゃね」
そう、シーフでは駄目だ。
だからきっと気のせい。
私はそう結論付ける。
「待っててね、勇気。必ず貴方を取り戻すから」
今はもう、この世に存在しない弟に私は誓う。
最後まで生き残り、消えてしまった弟を必ず取り戻すと。
そう。
ゲームマスターであるGの仕掛けたラストダンジョンを、私は必ず攻略してみせる。
「うん、そうだよ。なにせ、天才ですから」
「そうか……まあ、そういうもんか」
レベル1だった子が、昨日の今日でレベル29の狩場に来るなんてありえないは話である。
本来ならそんな馬鹿なとなるところだが……彼女は規格外と言うべき存在だ。
まあそういう事も可能なのだろう。
「そういうものそういうもの」
ホント羨ましい話である。
けど――
「でもここって、魔法使いのソロ向けじゃないと思うんだけど?」
そう、ここは魔法使い向けではなかった。
パーティーならともかく、ソロで来て狩をする様な場所ではない。
理由としては、ケトラの耐久力がずば抜けて高いからだ。
あいつは物理だけじゃなく、魔法に対する防御性能も高いからな……
魔法使いのソロは、最低でも、敵に近付かれる前に勝敗の大半を決するぐらいダメージを与えるのがセオリーだ。
なにせ近接戦は基本不得意だからな、魔法系は。
近接戦しながらだと、魔法の詠唱が難しくなるってのも大きい。
だから大火力で、一気に押し切るのが魔法使いの基本戦術となっている訳だ。
ああでも……よくよく考えたら彼女は【魔力】スキルに加えて、色々スキル持ってたから問題ないのか。
「あはは。大丈夫大丈夫、なにせ、おねーさんは天才だからね」
「おねーさん?」
どう考えても君の方が年下な訳だが?
年下に対する口癖がうっかり出たとかかな?
「ああいや……おにーさん、ファイヤーウォールって魔法知ってる?」
「えーっと、確か炎の壁を目の前に出す魔法だっけか?」
ウォールと言っても物理的な障壁効果はないが、迂闊に突っ込めば炎のダメージが発生するので、ダメージかそれを嫌っての足止めを狙える魔法だ。
「そう、その魔法を使うのよ!」
「ファイヤーウォールで倒す?」
協会のデータベースを見る限り、そんなダメージが大きな魔法とは思えないんだが?
ケトラは別に炎が弱点って訳でもないし。
「まあ普通にファイヤーウォールを張っただけじゃ難しいね。けど、ほら、私って天才だから。目の前に広げるだけじゃなくて、こう……炎の壁を縦に出したりもできるんだよねぇ」
「へぇ、そんな器用な真似が事が出来るのか」
そういや、魔法コントロールなるスキルを持ってたっけか。
彼女。
名前からしてそれが関係してそうだ。
まあ全然関係なくて、才能だけでやってるって可能性もあるが。
「縦に展開したファイヤーウォールは、実質、炎の道な訳よ。で、ケトラは絶対一直線に突っ込んでくるでしょ?つまりはそういうこと」
「なるほど……灼熱の道を自分から踏み抜いて貰えば、楽に狩れるって訳か」
「まあねぇ」
「羨ましいこった」
こっちは1時間の激闘を制してやっと1匹だってのに、炎の壁で軽く焼き殺そうとしている訳だからな。
羨ましくない訳が無い。
まあだからってそれで腐る気は更々ないけど。
「にひひひ」
「ああ、そうそう……君には礼を言っておくよ」
「お礼?急にどうして?」
「昨日、ダンジョンでシーカーの大量殺人が合っただろ?」
「大量殺人?あ、あー……そういや、そんな事件あったわね。昔の事だったからすっかり頭から抜け落ちてたわ」
「ん?」
昔の事?
彼女は何の話をしてるんだ?
「あっと……昨日は夜遅くまで狩りしてたから、ニュースは見てないんだよねー。それで?それが何であたしへのお礼へと繋がるわけ?」
知ってそうな口ぶりだったのに、結局知らなかったのか?
まあその辺りは別にどうでもいいか。
天才の考えてる事なんて、所詮凡人である俺に分かる訳もないし。
「ああ、実は昨日、あの後そのダンジョンへ行く予定だったんだよ。俺」
「そりゃまた……行かなくてよかったね」
「ああ。で、行かなかった理由が君だったから……一応礼を言っておこうかなと」
もし天魔輪廻に出会い、彼女の能力を鑑定して軽くへこんでなかったら、俺はあのまま次のダンジョンへと向かっていた事だろう。
幸運の女神と崇めるつもりはないけど、彼女のお陰で助かった事には違いない。
だから一応礼を言ったのである。
「ははーん。さてはあたしの能力を見て、へこんじゃったって感じ?」
「否定はしないさ。けた違いだったしな」
「落ち込む必要はないよ。私が特別過ぎるだけだから。それにおにーさんだって、死の運命を回避した幸運があるんだから。きっといいシーカーになれるって。運も実力だよ」
年下の子供から上から目線でこういう事言われたら、普通は腹が立つところだが……
「そうか?まあ社交辞令だったとしても、天才から良いシーカーになれるって言われたら、悪い気はしないな」
「うん、お兄さんには運があるし。きっとなれるよ……所で、おにーさんのクラス、聞いてもいいかな?」
「俺のクラス?」
「うん」
「俺はシーフだよ」
まあ隠すほどでもないし、そもそもこっちは相手の情報を見てしまってるからな。
聞かれたので素直に答えておく。
「あー、シーフかぁ……」
俺のクラスを聞き、天魔輪廻があからさまに残念そうな反応を見せる。
まあノーマルクラスな上に、純粋な戦闘職でもないからな。
強さって意味じゃ、あまり期待できないのは自分でも理解しているし………って、それでも腹が立つんだが?
その反応は。
「あっと、ごめんごめん。まああれだよ。努力は決して裏切らないから、運もいいんだし頑張ればきっと大成するって」
取り繕い感が凄い。
まあだがいいさ。
俺にはユニークスキル【幸運】があるからな。
「ま、頑張るさ」
「じゃ、私は狩りに行くから。まったねー」
「ああ」
微妙な空気から逃げる様に、天魔輪廻が狩りへと向かう。
「あ、そういや……名前名乗ってなかったな、俺。まあ別にいいか。ちょっと話しただけの相手だし、そうそう絡む事もないだろうからな」
もうなんなら、ここから先、一生接触しない事だって十分あり得る事だ。
そんな相手の名前なんか、天魔も一々気にしないだろう。
俺は休憩をしっかりとってから、狩りを再開する。
◇◆◇
「ファイヤーウォール!続いて……ダークニードル!」
ケトラを発見した私は、まず最初にファイヤーウォールを張る。
これだけで倒せるとは思うんだけど、念のためダークニードルも打ち込んでおいた。
「レベルアップね」
ケトラを1体倒してレベルアップ。
クラスアップした影響で、レベルアップに必要な経験値が10倍になってるけど、まだこの辺りならガンガン上がってくれる。
「時間はまだあるけど、さっさと上げちゃわないと。私はレベルさえ上げればいいって訳じゃないから……」
レアアイテムの為の大型ボス狩り。
それに、来るべき日に備えてのスカウトも。
時間が十分にあるとはいえ、呑気にやっていける程の余裕はない。
だからさっさとレベル上げを終わらせないと。
「そういやさっきの人、たぶんユニークスキル持ちよね?」
シーフと聞かされそこで話を打ち切ってしまったけど、まず間違いないだろう。
昨日の今日でここに来ているぐらいなのだから、優秀なユニークスキルでも持っていないと説明がつかない。
「運もいいみたいだったし、シーフじゃなかったらスカウトしてたんだけど」
いくら優秀なスキルを持っていても、流石にシーフでは、最後の戦いでたいして役に立たないものね。
「クラスアップポーションがあれば……って、あれがもう一本手に入るなら、レアクラスで優秀なユニークスキル持ちをランクアップさせるわよね」
仮に手に入ったとしても、純粋な戦闘職でもないシーフをランクアップさせるなど、選択としてはありえない事である。
けど、そんな考えが一瞬でも過ったのは……
「何か気になるのよね。あの人……」
別に好みのタイプだとか、そういった俗的な意味ではない。
こう、何というか……なんだか期待できる。
そんな感じが感じられたのだ。
あの人から。
私が特に用もなく彼に声をかけたのも、そんな感覚があったからに他ならない。
「ま、なんにせよ、シーフじゃね」
そう、シーフでは駄目だ。
だからきっと気のせい。
私はそう結論付ける。
「待っててね、勇気。必ず貴方を取り戻すから」
今はもう、この世に存在しない弟に私は誓う。
最後まで生き残り、消えてしまった弟を必ず取り戻すと。
そう。
ゲームマスターであるGの仕掛けたラストダンジョンを、私は必ず攻略してみせる。
97
あなたにおすすめの小説
天城の夢幻ダンジョン攻略と無限の神空間で超絶レベリング ~ガチャスキルに目覚めた俺は無職だけどダンジョンを攻略してトップの探索士を目指す~
仮実谷 望
ファンタジー
無職になってしまった摩廻天重郎はある日ガチャを引くスキルを得る。ガチャで得た鍛錬の神鍵で無限の神空間にたどり着く。そこで色々な異世界の住人との出会いもある。神空間で色んなユニットを配置できるようになり自分自身だけレベリングが可能になりどんどんレベルが上がっていく。可愛いヒロイン多数登場予定です。ガチャから出てくるユニットも可愛くて強いキャラが出てくる中、300年の時を生きる謎の少女が暗躍していた。ダンジョンが一般に知られるようになり動き出す政府の動向を観察しつつ我先へとダンジョンに入りたいと願う一般人たちを跳ね除けて天重郎はトップの探索士を目指して生きていく。次々と美少女の探索士が天重郎のところに集まってくる。天重郎は最強の探索士を目指していく。他の雑草のような奴らを跳ね除けて天重郎は最強への道を歩み続ける。
狐侍こんこんちき
月芝
歴史・時代
母は出戻り幽霊。居候はしゃべる猫。
父は何の因果か輪廻の輪からはずされて、地獄の官吏についている。
そんな九坂家は由緒正しいおんぼろ道場を営んでいるが、
門弟なんぞはひとりもいやしない。
寄りつくのはもっぱら妙ちきりんな連中ばかり。
かような家を継いでしまった藤士郎は、狐面にていつも背を丸めている青瓢箪。
のんびりした性格にて、覇気に乏しく、およそ武士らしくない。
おかげでせっかくの剣の腕も宝の持ち腐れ。
もっぱら魚をさばいたり、薪を割るのに役立っているが、そんな暮らしも案外悪くない。
けれどもある日のこと。
自宅兼道場の前にて倒れている子どもを拾ったことから、奇妙な縁が動きだす。
脇差しの付喪神を助けたことから、世にも奇妙な仇討ち騒動に関わることになった藤士郎。
こんこんちきちき、こんちきちん。
家内安全、無病息災、心願成就にて妖縁奇縁が来来。
巻き起こる騒動の数々。
これを解決するために奔走する狐侍の奇々怪々なお江戸物語。
ダンジョン菌にまみれた、様々なクエストが提示されるこの現実世界で、【クエスト簡略化】スキルを手にした俺は最強のスレイヤーを目指す
名無し
ファンタジー
ダンジョン菌が人間や物をダンジョン化させてしまう世界。ワクチンを打てば誰もがスレイヤーになる権利を与えられ、強化用のクエストを受けられるようになる。
しかし、ワクチン接種で稀に発生する、最初から能力の高いエリート種でなければクエストの攻略は難しく、一般人の佐嶋康介はスレイヤーになることを諦めていたが、仕事の帰りにコンビニエンスストアに立ち寄ったことで運命が変わることになる。
勘当された少年と不思議な少女
レイシール
ファンタジー
15歳を迎えた日、ランティスは父親から勘当を言い渡された。
理由は外れスキルを持ってるから…
眼の色が違うだけで気味が悪いと周りから避けられてる少女。
そんな2人が出会って…
おっさん料理人と押しかけ弟子達のまったり田舎ライフ
双葉 鳴
ファンタジー
真面目だけが取り柄の料理人、本宝治洋一。
彼は能力の低さから不当な労働を強いられていた。
そんな彼を救い出してくれたのが友人の藤本要。
洋一は要と一緒に現代ダンジョンで気ままなセカンドライフを始めたのだが……気がつけば森の中。
さっきまで一緒に居た要の行方も知れず、洋一は途方に暮れた……のも束の間。腹が減っては戦はできぬ。
持ち前のサバイバル能力で見敵必殺!
赤い毛皮の大きなクマを非常食に、洋一はいつもの要領で食事の準備を始めたのだった。
そこで見慣れぬ騎士姿の少女を助けたことから洋一は面倒ごとに巻き込まれていく事になる。
人々との出会い。
そして貴族や平民との格差社会。
ファンタジーな世界観に飛び交う魔法。
牙を剥く魔獣を美味しく料理して食べる男とその弟子達の田舎での生活。
うるさい権力者達とは争わず、田舎でのんびりとした時間を過ごしたい!
そんな人のための物語。
5/6_18:00完結!
現代錬金術のすゝめ 〜ソロキャンプに行ったら賢者の石を拾った〜
涼月 風
ファンタジー
御門賢一郎は過去にトラウマを抱える高校一年生。
ゴールデンウィークにソロキャンプに行き、そこで綺麗な石を拾った。
しかし、その直後雷に打たれて意識を失う。
奇跡的に助かった彼は以前の彼とは違っていた。
そんな彼が成長する為に異世界に行ったり又、現代で錬金術をしながら生活する物語。
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
【もうダメだ!】貧乏大学生、絶望から一気に成り上がる〜もし、無属性でFランクの俺が異文明の魔道兵器を担いでダンジョンに潜ったら〜
KEINO
ファンタジー
貧乏大学生の探索者はダンジョンに潜り、全てを覆す。
~あらすじ~
世界に突如出現した異次元空間「ダンジョン」。
そこから産出される魔石は人類に無限のエネルギーをもたらし、アーティファクトは魔法の力を授けた。
しかし、その恩恵は平等ではなかった。
富と力はダンジョン利権を牛耳る企業と、「属性適性」という特別な才能を持つ「選ばれし者」たちに独占され、世界は新たな格差社会へと変貌していた。
そんな歪んだ現代日本で、及川翔は「無属性」という最底辺の烙印を押された青年だった。
彼には魔法の才能も、富も、未来への希望もない。
あるのは、両親を失った二年前のダンジョン氾濫で、原因不明の昏睡状態に陥った最愛の妹、美咲を救うという、ただ一つの願いだけだった。
妹を治すため、彼は最先端の「魔力生体学」を学ぶが、学費と治療費という冷酷な現実が彼の行く手を阻む。
希望と絶望の狭間で、翔に残された道はただ一つ――危険なダンジョンに潜り、泥臭く魔石を稼ぐこと。
英雄とも呼べるようなSランク探索者が脚光を浴びる華やかな世界とは裏腹に、翔は今日も一人、薄暗いダンジョンの奥へと足を踏み入れる。
これは、神に選ばれなかった「持たざる者」が、絶望的な現実にもがきながら、たった一つの希望を掴むために抗い、やがて世界の真実と向き合う、戦いの物語。
彼の「無属性」の力が、世界を揺るがす光となることを、彼はまだ知らない。
テンプレのダンジョン物を書いてみたくなり、手を出しました。
SF味が増してくるのは結構先の予定です。
スローペースですが、しっかりと世界観を楽しんでもらえる作品になってると思います。
良かったら読んでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる