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第22話 殲滅
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ハイパーステルスありの夜襲は、効果てきめんだ。
手下どもの根城や家を、奇襲でほぼ抵抗される事無く殲滅する事が出来た。
「後はデブラーの屋敷だけだな」
屋敷外のメンバーは、どうでもいい末端を除けばほぼ討伐済みである。
事前に情報を集めていたのと、襲撃した奴らから更に情報を引き出して確認しているので間違いないだろう。
因みに、情報の抜き出しには最悪拷問も考えていた訳だが……
そんな必要は全くなかった。
殺すぞって脅したら、まあ皆、ペラペラ喋る事喋る事。
しょせん子悪党共。
組織の為に、とか考える忠誠心の高い奴はいない様だ。
「流石に、此処は気づかれずって訳にはいかないか」
デブラーの屋敷内は広く、周りの建物含め、常に警備の人間が大勢巡回している状態だ。
そのため、全く気付かれる事無く全員を始末するというのは現実的ではなかった。
まあ他の場所は逃げられるリスクがあったから、闇に乗じていただけで、此処の奴らは徹底抗戦して来るだろうから全く問題ないが。
一応数減らしって事で、見つかるまでは続けるとする。
「侵入者だ!」
周囲の建物を制圧しきった所で、侵入に気付かれる。
異変に気付いた3人の巡察兵が、迷わずこっちへと突っ込んで来た。
夜陰に紛れ単独で侵入して来た相手程度なら、三対一で負ける筈がないとでも思ったのだろう。
だがそれは甘い考えである。
「ぐあっ!?」
突っ込んで来た相手の胴体を、俺は斧で真横に寸断する。
所詮レベル10代の雑魚。
ゲリュオンの攻撃を受け止めるなど、出来ようはずもない。
因みに今手にしているのは、ゲリュオン愛用の大型の戦斧ではなく、それよりも小型のハンドアックスだ。
あれを使うと俺――エヴァン・ゲリュオン――だとバレてしまうからな。
全滅させれば問題ない事ではあるが、万一を考えて身元は最後まで隠しておく。
「ぎゃあっ」
「ぐえぇ……」
残り二人も、反撃する間もあたえず始末する。
一瞬で決着はついたが、侵入はもう本館に伝わているだろう。
彼らが声を上げていたのもあるが、巡回兵はマジックアイテムを持ち歩いている。
腰にかけてある、ボタンの付いた丸っこい小さな無機物がそれだ。
このマジックアイテムは周囲に異変を知らせる物となっており、此方に仕掛ける前に、奴らの一人が触れているのを俺は確認している。
「さて、ここからは派手に行くか」
屋敷の本館に、明かりが灯ったのが見えた。
この状況下でこそこそしても仕方がない。
俺は手近な相手を見つけては殺しながら、屋敷の入り口を蹴破って堂々と正面から押し入ってやる。
「集まってるな」
一階のホール部分に、武器を持つガラの悪そうな奴らが犇めいている。
数はざっと30人程。
視線を上に上げると、二階へと階段の続く踊り場にデブラーの肥え太った醜い巨漢が確認できた。
「貴様!何者だ!!」
「デブラー。貴様の命を頂きに来た」
デブラーの野太い声。
その質問に、俺は声色を変えて答える。
気づかれない限りは、身元は隠しておくつもりだ。
「くっ!暗殺か!誰に雇われた!!」
「これから死ぬ貴様が、それを知る必要はない」
別に誰かに雇われた訳ではないが、まあそれっぽく返しておく。
「くっ!生意気な!この数相手に、そんな真似が出来ると思っているのか!!あの者を捉えろ!!」
デブラーの号令で、雑魚どもが一斉に殺到して来た。
俺は手にした斧を振るい、そいつらを薙ぎ倒していく。
「調子に乗るなよ!」
乱戦の最中、頭上から、まるで柱の様な刀身の分厚い大剣が降って来た。
俺はそれを躱しつつ、手にした斧で手近な雑魚敵を始末する。
「仲間を巻き込んでるぞ?」
大剣の主はゲヘンのナンバー2。
筋肉達磨だ。
奴の一撃は、当たり前の様に部下を巻き込む一撃だった。
「がはははは!巻き込まれる奴が悪い!!」
奴は味方の被害などお構いなしに、上半身裸の奴は、その手にある大剣をブンブンと振り回す。
服を着てないのは、一種の筋肉自慢か何かだろう。
「ぎゃぁ!?」
「ゴーリ様!落ち着いてください!」
ゴーリの剣に巻き込まれて、吹き飛ぶ手下達。
自分で味方を減らしたら、折角の数の利が無くなるというのに。
清々しいまでの脳筋っぷりだ。
ま、こっちとしては手間が省けるから良いが。
「ぬうん!」
ゴーリと共闘?して、周りの雑魚をあらかた片付ける。
もう用はないので、死んで貰うとしよう。
「デビルハンド!」
頭上からくるゴーリの一撃を躱し、俺はその鎧も着ていない丸出しの腹部に、スキルを突き込んでやる。
奴は筋肉の塊だ。
下手な攻撃なら、その強靭な肉体に弾かれてしまうだろう。
だが、強キャラであるゲリュオンの前ではそんな物は鎧足りえない。
俺の手が、奴の腹部を深くぶち抜く。
「ぎゃあぁ!いでぇ、いでぇよ!!」
俺が手を引き抜くと奴はその場に倒れ、腹を押さえて情けない声を上げる。
さっきまでの豪快さはどこ行った?
……そういやこいつ、ごつい筋肉キャラの癖にHPは低かったな。
俺が止めを刺そうと斧を振り上げると――
「ま、待ってくれぇ。助けてくれぇ。お前の狙いはデブラーだろぉ?だったら……」
――とか言って来たが、無視してそのまま首を跳ね飛ばす。
残念ながら俺の目的はデブラーの暗殺ではなく、ゲヘンの壊滅だ。
ナンバー2を生かしておく訳がない。
「さて、最後は――」
階段の踊り場にいるデブラーを見る。
「くそっ!役立たず共が!!」
デブラーは憤怒の形相で、俺を睨みつけて来る。
人間サイズの、巨大な鉄の棍棒を構えて。
どうやら逃げる気はない様だ。
ま、仮に逃げても逃がしはしないけど。
「ハイパージャンプ!」
床を蹴り、俺はスキルで大きくと飛ぶ。
そして天井を蹴って、階段の踊り場にいる奴に向かって急降下する。
そしてその勢いのままに――
「デビルクラッシュ!」
――必殺コンボを発動させる。
「このデブラー様を舐めるな!!」
デブラーが迎撃するかのように、手にした鉄の棍棒を振り上げる。
だが無駄だ。
「ぐぇあっ!?」
俺の一撃は奴の棍棒を容易く弾き、その頭部へと直撃した。
当然デブラーは死亡。
ゲリュオンの必殺コンボを喰らったのだから、当然である
「お。レベルが上がったな」
レベル差はあったが、大量の雑魚とボス2連続撃破でそこそこ経験値が貰えた様だ。
因みに、経験値は魔物を殺すより人間を殺した方が多く手に入る仕様なので、少し前に倒した大蛇からはあまり貰えていなかったりする。
「居ないとは思うけど、他に誰か隠れてる奴がいないか確認するか……」
確認として屋敷内を探索すると――
「ん?」
デブラーの寝室と思しき場所で、これ見よがしな宝箱を発見する。
「何でこんな所に宝箱があるんだ?」
ゲームでは、デブラーを討伐してもそういった物は屋敷では見つからない。
「ゲームでは出なくて、今ここにあるって事は……」
恐らく、主人公達が来る前に、デブラーが他所に移すかなんなりしたという事だろう。
「どれどれ、何が入ってんだ?」
当然開ける。
開けて中身を確認する。
壺があったら割るのと同じである。
「邪獣石じゃねぇか。て事は、これは邪教に送るつもりだった物って事か……」
ジャスティスヒーローのメインになる敵組織。
邪教。
奴らは邪神復活の為に活動している組織だ。
ゲヘンにはそいつらと繋がっているという設定がある。
因みに邪獣石は邪神の欠片と言われており、邪教が集めている物の一つだ。
これを使うと、邪獣と呼ばれる特殊な魔物を召喚出来る訳だが……
「ゲームじゃ敵専用で手に入らないアイテムだけど、これって俺でも使えるんだろうか?」
取り敢えず手に取ってみる。
すると卵から、頭の中に何かが流れ込んで来た。
――邪獣召喚のための呪文だ。
「手に持っただけで、契約扱いになるのか」
手の中にある卵が、自分の物になったのが感覚で分かる。
ステータスを確認してみると、特殊スキル欄に邪獣召喚が加わっていた。
「ん……んんっ!?」
俺はある事に気付き、俺は目を丸める。
何故なら、カルマ値がマイナス450にまで下がっていたからだ。
なんでやねん!
手下どもの根城や家を、奇襲でほぼ抵抗される事無く殲滅する事が出来た。
「後はデブラーの屋敷だけだな」
屋敷外のメンバーは、どうでもいい末端を除けばほぼ討伐済みである。
事前に情報を集めていたのと、襲撃した奴らから更に情報を引き出して確認しているので間違いないだろう。
因みに、情報の抜き出しには最悪拷問も考えていた訳だが……
そんな必要は全くなかった。
殺すぞって脅したら、まあ皆、ペラペラ喋る事喋る事。
しょせん子悪党共。
組織の為に、とか考える忠誠心の高い奴はいない様だ。
「流石に、此処は気づかれずって訳にはいかないか」
デブラーの屋敷内は広く、周りの建物含め、常に警備の人間が大勢巡回している状態だ。
そのため、全く気付かれる事無く全員を始末するというのは現実的ではなかった。
まあ他の場所は逃げられるリスクがあったから、闇に乗じていただけで、此処の奴らは徹底抗戦して来るだろうから全く問題ないが。
一応数減らしって事で、見つかるまでは続けるとする。
「侵入者だ!」
周囲の建物を制圧しきった所で、侵入に気付かれる。
異変に気付いた3人の巡察兵が、迷わずこっちへと突っ込んで来た。
夜陰に紛れ単独で侵入して来た相手程度なら、三対一で負ける筈がないとでも思ったのだろう。
だがそれは甘い考えである。
「ぐあっ!?」
突っ込んで来た相手の胴体を、俺は斧で真横に寸断する。
所詮レベル10代の雑魚。
ゲリュオンの攻撃を受け止めるなど、出来ようはずもない。
因みに今手にしているのは、ゲリュオン愛用の大型の戦斧ではなく、それよりも小型のハンドアックスだ。
あれを使うと俺――エヴァン・ゲリュオン――だとバレてしまうからな。
全滅させれば問題ない事ではあるが、万一を考えて身元は最後まで隠しておく。
「ぎゃあっ」
「ぐえぇ……」
残り二人も、反撃する間もあたえず始末する。
一瞬で決着はついたが、侵入はもう本館に伝わているだろう。
彼らが声を上げていたのもあるが、巡回兵はマジックアイテムを持ち歩いている。
腰にかけてある、ボタンの付いた丸っこい小さな無機物がそれだ。
このマジックアイテムは周囲に異変を知らせる物となっており、此方に仕掛ける前に、奴らの一人が触れているのを俺は確認している。
「さて、ここからは派手に行くか」
屋敷の本館に、明かりが灯ったのが見えた。
この状況下でこそこそしても仕方がない。
俺は手近な相手を見つけては殺しながら、屋敷の入り口を蹴破って堂々と正面から押し入ってやる。
「集まってるな」
一階のホール部分に、武器を持つガラの悪そうな奴らが犇めいている。
数はざっと30人程。
視線を上に上げると、二階へと階段の続く踊り場にデブラーの肥え太った醜い巨漢が確認できた。
「貴様!何者だ!!」
「デブラー。貴様の命を頂きに来た」
デブラーの野太い声。
その質問に、俺は声色を変えて答える。
気づかれない限りは、身元は隠しておくつもりだ。
「くっ!暗殺か!誰に雇われた!!」
「これから死ぬ貴様が、それを知る必要はない」
別に誰かに雇われた訳ではないが、まあそれっぽく返しておく。
「くっ!生意気な!この数相手に、そんな真似が出来ると思っているのか!!あの者を捉えろ!!」
デブラーの号令で、雑魚どもが一斉に殺到して来た。
俺は手にした斧を振るい、そいつらを薙ぎ倒していく。
「調子に乗るなよ!」
乱戦の最中、頭上から、まるで柱の様な刀身の分厚い大剣が降って来た。
俺はそれを躱しつつ、手にした斧で手近な雑魚敵を始末する。
「仲間を巻き込んでるぞ?」
大剣の主はゲヘンのナンバー2。
筋肉達磨だ。
奴の一撃は、当たり前の様に部下を巻き込む一撃だった。
「がはははは!巻き込まれる奴が悪い!!」
奴は味方の被害などお構いなしに、上半身裸の奴は、その手にある大剣をブンブンと振り回す。
服を着てないのは、一種の筋肉自慢か何かだろう。
「ぎゃぁ!?」
「ゴーリ様!落ち着いてください!」
ゴーリの剣に巻き込まれて、吹き飛ぶ手下達。
自分で味方を減らしたら、折角の数の利が無くなるというのに。
清々しいまでの脳筋っぷりだ。
ま、こっちとしては手間が省けるから良いが。
「ぬうん!」
ゴーリと共闘?して、周りの雑魚をあらかた片付ける。
もう用はないので、死んで貰うとしよう。
「デビルハンド!」
頭上からくるゴーリの一撃を躱し、俺はその鎧も着ていない丸出しの腹部に、スキルを突き込んでやる。
奴は筋肉の塊だ。
下手な攻撃なら、その強靭な肉体に弾かれてしまうだろう。
だが、強キャラであるゲリュオンの前ではそんな物は鎧足りえない。
俺の手が、奴の腹部を深くぶち抜く。
「ぎゃあぁ!いでぇ、いでぇよ!!」
俺が手を引き抜くと奴はその場に倒れ、腹を押さえて情けない声を上げる。
さっきまでの豪快さはどこ行った?
……そういやこいつ、ごつい筋肉キャラの癖にHPは低かったな。
俺が止めを刺そうと斧を振り上げると――
「ま、待ってくれぇ。助けてくれぇ。お前の狙いはデブラーだろぉ?だったら……」
――とか言って来たが、無視してそのまま首を跳ね飛ばす。
残念ながら俺の目的はデブラーの暗殺ではなく、ゲヘンの壊滅だ。
ナンバー2を生かしておく訳がない。
「さて、最後は――」
階段の踊り場にいるデブラーを見る。
「くそっ!役立たず共が!!」
デブラーは憤怒の形相で、俺を睨みつけて来る。
人間サイズの、巨大な鉄の棍棒を構えて。
どうやら逃げる気はない様だ。
ま、仮に逃げても逃がしはしないけど。
「ハイパージャンプ!」
床を蹴り、俺はスキルで大きくと飛ぶ。
そして天井を蹴って、階段の踊り場にいる奴に向かって急降下する。
そしてその勢いのままに――
「デビルクラッシュ!」
――必殺コンボを発動させる。
「このデブラー様を舐めるな!!」
デブラーが迎撃するかのように、手にした鉄の棍棒を振り上げる。
だが無駄だ。
「ぐぇあっ!?」
俺の一撃は奴の棍棒を容易く弾き、その頭部へと直撃した。
当然デブラーは死亡。
ゲリュオンの必殺コンボを喰らったのだから、当然である
「お。レベルが上がったな」
レベル差はあったが、大量の雑魚とボス2連続撃破でそこそこ経験値が貰えた様だ。
因みに、経験値は魔物を殺すより人間を殺した方が多く手に入る仕様なので、少し前に倒した大蛇からはあまり貰えていなかったりする。
「居ないとは思うけど、他に誰か隠れてる奴がいないか確認するか……」
確認として屋敷内を探索すると――
「ん?」
デブラーの寝室と思しき場所で、これ見よがしな宝箱を発見する。
「何でこんな所に宝箱があるんだ?」
ゲームでは、デブラーを討伐してもそういった物は屋敷では見つからない。
「ゲームでは出なくて、今ここにあるって事は……」
恐らく、主人公達が来る前に、デブラーが他所に移すかなんなりしたという事だろう。
「どれどれ、何が入ってんだ?」
当然開ける。
開けて中身を確認する。
壺があったら割るのと同じである。
「邪獣石じゃねぇか。て事は、これは邪教に送るつもりだった物って事か……」
ジャスティスヒーローのメインになる敵組織。
邪教。
奴らは邪神復活の為に活動している組織だ。
ゲヘンにはそいつらと繋がっているという設定がある。
因みに邪獣石は邪神の欠片と言われており、邪教が集めている物の一つだ。
これを使うと、邪獣と呼ばれる特殊な魔物を召喚出来る訳だが……
「ゲームじゃ敵専用で手に入らないアイテムだけど、これって俺でも使えるんだろうか?」
取り敢えず手に取ってみる。
すると卵から、頭の中に何かが流れ込んで来た。
――邪獣召喚のための呪文だ。
「手に持っただけで、契約扱いになるのか」
手の中にある卵が、自分の物になったのが感覚で分かる。
ステータスを確認してみると、特殊スキル欄に邪獣召喚が加わっていた。
「ん……んんっ!?」
俺はある事に気付き、俺は目を丸める。
何故なら、カルマ値がマイナス450にまで下がっていたからだ。
なんでやねん!
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