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第一章
第一話 少年の追放、精霊との出会い
しおりを挟む「今日をもって、クロイシュ、お前を追放する」
突然実の父にそう言われた。
僕は、
「どうしてですか⁈父さん‼︎」
と、父に言った。
すると父は冷たい視線向けて僕にこう言った。
「貴様はハーベスト家の証である
『剣術・極』のスキルを持たない
貴様はハーベスト家の一員として相応しくない!」
そうである。僕はハーベスト家で代々受け継がれてきた『剣術・極』のスキルを持っていない。
そして父は畳み掛けるように僕に言った。
「二度とハーベスト家の名を語るな!
今すぐ出て行け‼︎」
僕は絶望し、逃げるようにハーベスト家から走っていった。
何も考えられず、何も考えず走っていた。
どのくらい走っていたかは分からない。
そして気づいた時には周りには何も見えない深い森の中にいた。
「ここは何処?」
辺りを見渡していると周りからから大きな足音がした。
「何?この足音は?」
足音はどんどん近づいてきてそして
3mはあるであろう赤い角の生えた巨大なクマが現れた。
「デ、デスベアー・・・」
デスベアーは赤い角が特徴的な魔物でありベテラン冒険者であるAランク冒険者ですら苦戦する魔物である。
僕は死を覚悟した。
そしてデスベアーに殺されそうになったその瞬間、
「……‼︎」
デスベアーが跡形もなく消え去った。
僕の意識はそのまま闇の中へ消えていった。
僕が目を覚ますとそこには一本の巨大な木が生えていた。
「ここは……天国?…」
「いいえ…」
声がし辺りを見渡すと、
そこには6人の女の人がいた。
「あなた達は一体?」
すると青い髪の女の人が答えた。
「私たちは『精霊』…そしてここは『精霊の森』」
「『精霊』ってあの勇者レオが契約したって言う…」
勇者レオとは300年の人魔対戦の時に魔王を倒した男だ。
「レオ…懐かしい名前ね」
っと青い髪の女性の隣にいた白銀の髪の女の人がそう言った。
すると赤髪の女の子の精霊が、
「そういえば自己紹介をしてなかったね‼︎
私の名前は『火の精霊』のレティだよ」
続くように青い髪の女性の精霊が、
「私はフィーリア……『水の精霊』…」
「私はアルシェ、『風の精霊』だよ~」
ッと緑色の髪をした女性の精霊が言い…
茶色の髪をした女の子の精霊が
「私は『土の精霊』のフェリスだよ‼︎」
「私は『光の精霊』サリエル…
レオと契約した精霊は私のことよ」
ッと先程の白銀の髪の女性の精霊が言った。
「最後は私だね。
私は『闇の精霊』アルティール」
ッと黒髪の女性の精霊が言ったところで、
『火の精霊』であるレティが
「君の名前は? それとどうして武器も無しに森にいたの?」
ッと聞いてきた。
「僕の名前はクロイs…クロです。」
「僕はもともとハーベスト侯爵家という
ところで育ちました。
ですがハーベスト家で代々受け継がれているスキルを持っていませんでした。
その上、スキルを一つ持っていなかったため
『無能』と言われ続けてついには追放されてしまいました。
そして無我夢中で走っていたらあの森にたどり着いていました」
すると
『水の精霊』であるフィーリアが優しく僕を抱きしめた上で
「辛かったね」
ッと一言声をかけた。
その一言で僕の張り詰めていた意識の糸が切れ、僕は泣き出してしまった。
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初めて書いたので凄く大変でした。
これからも不定期ですが、どんどん投稿していこうと思うので
よろしくお願いします
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