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其の31 バイト*興味心

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「あ~~だる!」

 三好は表情を歪ませ、着替えを済ませた後に大きく吠えた。

「今日は泊まりにしょうねー」
 とらがソファーに腰かけて満面の笑顔で言う。
「明日は土曜日だしーいいよねー」
「腹減ったんだけどっ」
「はいはい」

 とらは三好にラブホテルのメニュー表を手渡した。
 受け取った三好は立ったままの態勢で目を通す。
 そこには宅配ピザや弁当、ラビホテルランチにカップ麺の画が載っていた。
 金額はと言えば、ピザと弁当は普通の金額で、ランチもそこそこな額なのだが、カップ麺は目を疑う金額である。

「あ、弁当とかの配達あるんだ?」
「じゃあ、これにする? いいよー」
「いや」

 三好は顔を横に振る。

「販売機なら、そこの戸を開けたらあるよー冷凍商品とか飲み物も入ってるよー」
「マジか。それを早く言えって、おじさん!」
 バン! と戸を開ければそこには確かに販売機があった。
 ババン! 販売機を開ければ番号が張られたケース内には冷凍食品に飲み物、それに法外なカップ麺が販売されていた。そして、目を疑うところは玩具もあったことだ。
「あ。カップ麺あんじゃん! つぅか、高くね????」
「いいよーいいよーお好きに召し上がってーw」
「いただきまーす」
 嬉々としてボタンを押す。
 取り出されたうどんを横目にとらは苦笑した。
「何か注文しようよー」
「おじさんが取ればいいじゃん。一口下さいよ」

 とらは頷くと、テレビモニターを点け、慣れた手つきでリモコン操作をして決定をする。

「ピザ、ピザっとーwwwww」

 三好はポットを見つけた。

 カチン!

「はぁ~~本当に、尻も、腰もだるい」

 一通りの作業を終えた三好はソファーに腰を下ろし、宙へと視線を泳がせた。
 そこへ。

 すんすん。

 いつの間にか、とらが背後に立って居た。
「何ですか??」
 嫌そうな顔をする三好にとらがはにかんで言う。
「匂い、薄くなったねー」

「あっそ!」

 三好はテーブルの上にあった雑誌を手に取った。
 男性雑誌。
 しかし、全く興味なくすぐに放り投げた。
「なんか面白いBSのチャンネルないですかね?」
「AVチャンネルとかあるよ」
「映画なんかのチャンネルは?」
「Vシネマはー」
「ワザとですかね??」

 ピーピー‼

「あ。お湯沸い――……へ?!」

 ドン!
 
 三好が座っていたソファーをとらに後ろへと倒れされた。
 その衝撃に、三好の身体が一回転した。

 身体が四つん這いになってしまっていた。

「あ゛、だだだだァ~~!?」
「もうちょっとーこのままー」
 後ろからとらが抱き着いてきた。
「っひ! おじさん?! も、いいでしょう??」
 すんすん。
「ぁ♡」
 すんすん。
「あ、少し匂いが強くなったねー」

 三好の腰には、とらの張ったペニスが押しつけられている。

「っちょ! 待って、ゃだってば‼」
「嗅ぐだけだよーあ~~いい匂いー」

 すんすん。

 大きく勃起しているそれに。
 大きく脈打っている茎に。

(これ、どうすんだろ。おじさん……)

 バクバク。

 三好も後ろへと手を伸ばす。
 そして、茎に手を這わせた。
(カチカチ、だ)
「ん」
 とらからも甘い声が漏れた。
「摩ってくれるの?」
 三好も身体を翻した。
「う、ぅん」
「わぁいw」

 ぐじゅ、ぐじゅゆ!

「ん……ぁ♡」

 溢れ出るカウパーに、三好の手も濡れていく。
(あんなに出したのに、まだ、こんなに――……)
 三好も力を籠めて摩った。

(つぅか、オレ。怪人とも、こんなことしなきゃなんねぇだろうなぁ)

 怪人の茎は咥えた。
 とても気持ち悪かったという記憶しかない。

(おじさ、……とらさんのはどんな味なのかな)
 三好の口が震えた。
 そして、身体の向きを変えた三好は口を少し開くと、赤い舌を出した。
 彼の行為にとらも驚いた。
「大樹?」
「ぁ、ぅん♡」

 パク――……。

 ちゃ、じゅ……っ、じゅ……っ。

 ぬ゛るる~~……。

 そそり立った茎が喉の奥に当たり涙が出てしまう。
 嗚咽も出てしまう。
「ぶほ! ぅ、ぬ゛ぬ゛ぉ!」
「無理しなくていいよー大樹ー」

 三好が顔を横に振る。
 それによって茎に歯も当たり。

 ガ。

「う゛――~~……ッッ!」

 ごぽ――……。

 ビュルルルル‼

「ぉ゛、わ!?」

 とらが茎を勢いよく口腔から抜き取った。
 そして、三好の顔面に噴射した。
 どろりとしたものが顔から滴り落ちる。

 呆然とする三好の口にとらの精液ザーメンが入る。

「ごごご、ごめんねーいいい、今、拭くから! 拭くから‼」

 とろんとした表情にとらの全身が泡立ってしまった。
 股間も一気に勃起し硬くなった。
 とらの興奮は、張った茎を目の前にする三好からも分かるものだ。

「う゛! その顔、卑怯だよー大樹ー」

「へ??」
 
 とらが三好の服を性急に脱がせた。

挿入いれるよ♡」
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