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2話
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またこれか
視界が戻ってきて自分の体を見てみた
「ほう...」
所々鱗の生えた肌、現実よりも白い肌
これが、この世界での私、か
「そして、今度は何処なのでしょうか」
辺りを見回しても草原が広がっているだけ
何をどうしろと
「こんにちは~旅人さん!」
急に後ろから声がした
また、これか
ゆっくりと後ろを振り返ると
革の防具に身を包んだ男性がいた
「えーっと、俺はチュートリアルを担当するラズロアだよ~旅人さん!」
「その、旅人さんと言うのは何なのでしょうか?」
疑問に思った事を言ってみると
「おー、そうだね。君たちの様に異世界からきた人たちの名称のことだよ」
なるほど
「チュートリアルと言うのは?」
「んーと、必要最低限の知識を教える感じかな」
ふむふむ
質問がもうないとわかったのか話し始める
「じゃ、教えていくね。気になるとこがあったら質問して」
「わかりました」
その返事を聞いて、にっこり笑って頷くと
「じゃあまず、国の名前だね。
君たち旅人さんが最初に行くのはワン国と言う所だよ。新人の冒険者に向けた施設が充実しているよ~。まあよく言えば初心者向け、悪く言えばレベルが低い、かなー。ここまでで質問ある?」
「いえ、特には」
ワン=1 ってことか
「そうそう、俺が言うのは最低限のことだけだから、それ以外は自分で調べてね。
次はお金かな。基本的に共通のお金がG(ガルド)だよ。安い所なら100Gあれば1日宿に泊まれるかな。5Gぐらいで一食分かな~。
旅人さんには、10000Gを最初に渡す事になっているよ~。無駄遣いしない様にね。」
「気をつけます」
無駄遣いダメ、ゼッタイ
「うんうん、読み込みが早くて俺は助かるよ。
じゃあ、メニューの見方を説明するね~。
メニューは自分のレベルやスキルについて確認できるよ。やり方は覚えているかな?」
確か...
「強くメニューと思う、ですよね」
それを聞いて、何度も頷き
「そうそう、じゃあ、一度確認をしてもらおうかな」
それに頷き、メニューと強く思う
ふわ
『 〈キョウ〉 女 黒龍人 Level 1
スキル
【黒魔法】【飛行】【龍語】【全ステータス上昇】【月の加護】【星の加護】
称号
《異世界からの旅人さん》《幸運な人》《太陽に嫌われた者》《夜に愛された者》』
何か色々あるのだが...
「ねえ、もう出せた~?」
その声に少し驚きながらも返す
「あ、はい」
危ない危ない、集中しすぎた
そう返事をしながらそちらに顔を向ける
すると、苦笑いをしながらこちらを見ている
「旅人さんってみんなそういう反応をするよね~。まだ怒り出さないだけマシかな」
怒り出す?
「なぜ、怒るのですか?」
「ほら、他の世界だと、体力がどうだとか素早さがどうだとかってあるんでしょ?そんなもの数字で表せるわけないじゃん」
それは、一理あるな...
「あ、そうそう。旅人さんには1つだけ自分の好きなスキルを上げているんだけど何がいい?」
む、1つだけか...なら
「モンスターと会話ができるスキルはありますか?」
それに首をかしげながら
「あるよ。【モンスター語】っていうのがね」
そうだ、まだ質問がある
「ちなみにモンスターとは何のことを言うのですか?」
その質問に目を細めると
「モンスターは人族が人族以外の事を表すのに使うよ。人や獣人、妖精人、龍人なんかは人族だね」
人族が人族以外のものを表す時の名称、か。それなら
「【モンスター語】で構わないかな?」
「いえ、【モンスター語】ではなく、獣と会話ができるスキルはありますか?」
その問いにまた目を細め笑うと
「うん、あるよ。【獣語】っていうのが」
「なら、そちらでお願いします」
「うんうん、了解だよ~。それじゃあ、チュートリアルはこれくらいにしておこうかな?
最後に1つだけ聞くよ。何でそのスキルを選んだの?」
それは...
しっかりと目を見ながら答える
「私は、彼らと友達になりたいのです。だから、このスキルを選びました」
それを聞き、にっこり笑うと
「そっかそっか!ごめんね、変なことを聞いて」
「いえ、構いません。ありがとうございました、ラズロア殿」
そう言うと、頬をかきながら
「いいえ~。貴方に、良い出会いがある事を願っているよ~」
それに頷くと、視界は白く染まった
視界が戻ってきて自分の体を見てみた
「ほう...」
所々鱗の生えた肌、現実よりも白い肌
これが、この世界での私、か
「そして、今度は何処なのでしょうか」
辺りを見回しても草原が広がっているだけ
何をどうしろと
「こんにちは~旅人さん!」
急に後ろから声がした
また、これか
ゆっくりと後ろを振り返ると
革の防具に身を包んだ男性がいた
「えーっと、俺はチュートリアルを担当するラズロアだよ~旅人さん!」
「その、旅人さんと言うのは何なのでしょうか?」
疑問に思った事を言ってみると
「おー、そうだね。君たちの様に異世界からきた人たちの名称のことだよ」
なるほど
「チュートリアルと言うのは?」
「んーと、必要最低限の知識を教える感じかな」
ふむふむ
質問がもうないとわかったのか話し始める
「じゃ、教えていくね。気になるとこがあったら質問して」
「わかりました」
その返事を聞いて、にっこり笑って頷くと
「じゃあまず、国の名前だね。
君たち旅人さんが最初に行くのはワン国と言う所だよ。新人の冒険者に向けた施設が充実しているよ~。まあよく言えば初心者向け、悪く言えばレベルが低い、かなー。ここまでで質問ある?」
「いえ、特には」
ワン=1 ってことか
「そうそう、俺が言うのは最低限のことだけだから、それ以外は自分で調べてね。
次はお金かな。基本的に共通のお金がG(ガルド)だよ。安い所なら100Gあれば1日宿に泊まれるかな。5Gぐらいで一食分かな~。
旅人さんには、10000Gを最初に渡す事になっているよ~。無駄遣いしない様にね。」
「気をつけます」
無駄遣いダメ、ゼッタイ
「うんうん、読み込みが早くて俺は助かるよ。
じゃあ、メニューの見方を説明するね~。
メニューは自分のレベルやスキルについて確認できるよ。やり方は覚えているかな?」
確か...
「強くメニューと思う、ですよね」
それを聞いて、何度も頷き
「そうそう、じゃあ、一度確認をしてもらおうかな」
それに頷き、メニューと強く思う
ふわ
『 〈キョウ〉 女 黒龍人 Level 1
スキル
【黒魔法】【飛行】【龍語】【全ステータス上昇】【月の加護】【星の加護】
称号
《異世界からの旅人さん》《幸運な人》《太陽に嫌われた者》《夜に愛された者》』
何か色々あるのだが...
「ねえ、もう出せた~?」
その声に少し驚きながらも返す
「あ、はい」
危ない危ない、集中しすぎた
そう返事をしながらそちらに顔を向ける
すると、苦笑いをしながらこちらを見ている
「旅人さんってみんなそういう反応をするよね~。まだ怒り出さないだけマシかな」
怒り出す?
「なぜ、怒るのですか?」
「ほら、他の世界だと、体力がどうだとか素早さがどうだとかってあるんでしょ?そんなもの数字で表せるわけないじゃん」
それは、一理あるな...
「あ、そうそう。旅人さんには1つだけ自分の好きなスキルを上げているんだけど何がいい?」
む、1つだけか...なら
「モンスターと会話ができるスキルはありますか?」
それに首をかしげながら
「あるよ。【モンスター語】っていうのがね」
そうだ、まだ質問がある
「ちなみにモンスターとは何のことを言うのですか?」
その質問に目を細めると
「モンスターは人族が人族以外の事を表すのに使うよ。人や獣人、妖精人、龍人なんかは人族だね」
人族が人族以外のものを表す時の名称、か。それなら
「【モンスター語】で構わないかな?」
「いえ、【モンスター語】ではなく、獣と会話ができるスキルはありますか?」
その問いにまた目を細め笑うと
「うん、あるよ。【獣語】っていうのが」
「なら、そちらでお願いします」
「うんうん、了解だよ~。それじゃあ、チュートリアルはこれくらいにしておこうかな?
最後に1つだけ聞くよ。何でそのスキルを選んだの?」
それは...
しっかりと目を見ながら答える
「私は、彼らと友達になりたいのです。だから、このスキルを選びました」
それを聞き、にっこり笑うと
「そっかそっか!ごめんね、変なことを聞いて」
「いえ、構いません。ありがとうございました、ラズロア殿」
そう言うと、頬をかきながら
「いいえ~。貴方に、良い出会いがある事を願っているよ~」
それに頷くと、視界は白く染まった
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