15 / 34
スキル戦
しおりを挟む
「眠れないのかね」
「ウォルスさん」
「君は……なぜ雫にバディになるように言われたか知っているかね?」
「分かりません。まさか雫が俺をレッド落ちさせたから、とかですか?」
「惜しいな。君をレッド落ちさせたのはブラックギルドマスターだ。そして君がブルーエリアに落ちたのを雫は確認してバディにしたのだろう。ギルドマスター自らレッド落ちさせるにはそれなりの理由があるからな」
「俺はなぜブラックギルドマスターにレッド落ちさせられたのでしょうか?」
「わからん。しかし、重大な理由があることは確かだ」
俺は思案する。俺に特別な力があるとでも言うのだろうか。それにブラックギルドマスターはオールド・マスター攻略を目指しているのだろうか。
「ウォルスさん、この世界について教えて欲しいのですが、四天王の中でもっとも実力があるのは誰なんですか?やはりブラックですか?」
「いや、当時強かった順に並べるとブルーギルドマスターの雫、イエローギルドマスターのアリーシュ、レッドギルドマスターのガル、ブラックギルドマスターのディオールの順だ。強かったギルドマスターの領地ほど今も治安がよい」
雫がこの世界最強のプレーヤーだった?そのバディが俺?なぜ俺なんだ?俺はなにか特別な存在なのか?なんの自覚もないが。
「だが、それも昔の話だ。雫は長らく戦場を退いている。かたやガルはヴェリントンで現役を続けている。それにスキルを盗んでいるわけだ。既に雫の実力を越えているかもしれない。かなり不利な戦いになるだろう」
翌朝、メンバーはヴェリントン本部に向けて出発した。朝日がローズの名前の通り美しいローズカラーの髪を輝かせている。その後ろをジェシカ、ヘルエス、そして俺が付き従う。
「ジェシカ、その肩に乗ってるトカゲのようなものはなんだ?スキルの一つなのか?」
俺は気になったことを聞いてみた。するとそのトカゲは空を飛びこちらに向き直してこちらを睨みつけてくる。空飛ぶトカゲ……。珍しいな。
「おい、クソガキ。俺はトカゲじゃねぇ。ドラゴンだ。それにクソガキの10倍は年上だ。今後なめた言葉を口にしたら焼き殺すぞ」
「やめなさいな、モモ。弱い者を挑発するものではありませんよ」
ジェシカは穏やかにそんなことを言うが、一番挑発しているのはジェシカだ。赤髪がドラゴンの炎のように見える。
「ふふ……モモ、そのやりとり何回目?知らない人に会う度にトカゲ呼ばわりされてるんだから、もう空飛ぶトカゲでいいじゃない」
ヘルエスは黒髪を指で耳の後ろに流しながらモモに話しかけている。
「だから俺はトカゲじゃねぇ。ドラゴンだ。それにモモって名前も以前から気に入らねぇ」
「いいじゃない。女の子なんだし。可愛いわよ、モモちゃん」
メ、メスなのかよこのグリーンドラゴン……。
「ジェシカ、ヘルエス、そろそろ準備を始めて頂戴」
ローズにそう言われて二人は表情を変えて目を閉じて深呼吸を始めた。
「モモ!お願い」
そう言うとモモは勢い良く空に舞い上がりブルーブレスをメンバーに吐きかける。
「モモの特殊スキル、ダウンスペーススキルよ。このエリア内はSR以下のスキルレベルを半減させるの。なかなかのレアスキルよ。モモを仲間にするの大変だったんだから」
ジェシカはそう言うが、こんなスキルを持っているモモを支配下に置くことが出来るということはSRよりも上位スキル、SSRスキル保持者なのだろう。ジェシカは更にヘルエスと手を繋ぎスキル発動を行った。
「パワーサスペンド!アクティブアタック!トゥワイス!」
いったい何のスキルを発動したのか。ローズに聞くとパワーサスペンドはスキル使用時の体力軽減、アクティブアタックは死角からの攻撃に対する自動反撃、トゥワイスは300秒の間、スキルレベルを2倍にするスキルだという。とんでもないスキルだ。こんなものまであるのか。確かに攻撃力一辺倒では勝つことなんて出来ない。
「ところで、新海くんといったかしら?あなたのスキルはなに?ウォルスからは一つしか持っていないが破壊力はある、と聞いていたけれど」
「殴りのスキルです。スキルレベルは分かりません。今まで出会ったヴェリントンメンバーは全て一撃で気絶させていますが」
「あら。結構じゃない。それじゃ、これはサービス。スコーチングヒート」
ローズは俺の手に両手を添えてそう言った。熱い。拳が異常に熱い。このスキルは打撃系スキルに灼熱効果を付与するものとのことだ。氷結系スキルがないと付与された相手への灼熱効果は解除できないらしい。
セスとボーゲンは手慣れた様子で身構えてヴェリントン本部に近づいてゆく。門の前には誰もいない。ボーゲンが強く地面を踏みつけると同時に雫が扉を蹴り飛ばして悠然と中に入る。なんか分からんが強いんだろうな。
扉の向こうではヴェリントンのメンバーが待ち構えていたようだが、蹴り飛ばした扉で半分以上が地面にのびていた。ヴェリントン、弱いのか?
「そうそう。さっきあなたにあげたスコーチングヒート、言い忘れたけども防御系スキルを持たないプレーヤーを殴り飛ばすと丸焦げになってしまうから殺したくなければ左手を使ってね」
ローズは微笑みながら言うが、なんか物騒なシロモノを貰ってしまったようだ。人殺しにはなりたくないものだな……。しかし、防御系スキルを持っているのかどうかなんて、どうやって見極めるのだろうか。
ヴェリントン本部の屋敷には前衛の3人が既に入っていた。俺たちもそれに従う。モモは最後衛で周囲を警戒している。このグリーンドラゴンはブレス系攻撃スキルでも持っているのだろうか。
「しかし、この世界に来てまさか電脳世界以外に肉体戦があるとは思いもしなかったな。ジェシカさんとヘルエスさんもOPWからの垢オチなんですか?」
「私たち?私たちは違うわよ。こっちの生まれ。姉さんのヘルエスと私はウォルスの娘よ。それにローズはウォルスの奥さん。つまり、私たちの母親ね」
ウッソだろ。似てないにも程があるぞ。まぁ、ローラインの件もあるし、本当の親族ではない可能性もあるか。雑談をしながら歩いているのは前衛の3人が敵を蹴散らしているからだ。一番暴れているのは雫だが、俺にはセスの動きが恐ろしく見えた。容赦なく殺している。殺すなんて生ぬるい感じではなく、惨殺、という言葉が浮かぶほどだ。ボーゲンは落ち着いて向かってきた敵を払いのけるように進んでいる。それより一番恐ろしいのはその屍の上を平然と歩くローズなのだが……。
「おい、クソガキ、後ろから何人か向かってきている。蹴散らせ。お前の役目だ」
モモにそう言われて臨戦態勢を取る。3人来る。いきなり飛びかかってこないところをみると戦い慣れている印象だ。こちらのスキルは殴る押し倒すしかない。向こうから向かってくるのを待つのが得策だろう。その瞬間、大きめの石が飛んでくるのが見えた。
「投擲スキルか!」
俺は咄嗟に右手で石を払いのけた。石は灼熱の炎に焼かれて砕け散っていた。石まで灼き焦がすとかどんなスキルだよこれ……。人間なんてきっと丸焦げどころか消し炭になるぞ。
俺のスキルを見て2人は後ろに下がる。1人は俺に向かってジリジリを距離を縮めて来る。勝算があるのだろうか。ローズの言っていた防御系スキル保有者なのだろうか。それとも氷結系スキル保持者なのだろうか。
「ふう……。参った。俺たちの負けだ。そんなスキルに勝てるわけねぇよ。俺たちはこのまま引っ込むから先に向かいな。他の奴らには手に負えないから引っ込んでる方が身のためだって言っておくぜ」
降参宣言とは拍子抜けだ。このスコーチングヒートというスキルはそんなにハイランクスキルなのだろうか。だが、この言葉を信用して背中を向けたら何かやってくるかもしれない。なにか手はないものか。
「おい、クソガキ、そのスキルは何のためにあるんだ。さっさと地面を殴りやがれ」
モモにそう言われて地面をアッパースタイルで真横に殴りつけてみた。火の壁?が眼前に広がる。めくり上がった床の石が燃えているようだ。
「あっち!」
「なにやってんだ。岩石が燃え上がってるんだぞ。灼け焦げて死にたいのか。早く離れろ」
もうチートだろこのスキル。防御とか関係ないだろ。そんな俺をローズは満足そうに見つめて先を急ぎましょう、とにこやかに語りかけてくる。さすがにこれは向こうからなにも出来ないだろう、と俺たちは前に進む。あれ、帰るまでには消えてるのだろうか。熱すぎて越えられないぞ。
それにしてもこのメンバー、手助けするどころのレベルじゃない気がする。強すぎる。雫はこれ以上の実力者なのか?いったいどこまでのポテンシャルを秘めているのだろうか。さっきから雫は敵を全て蹴り飛ばして倒している。特別なスキルを使っているようには見えない。スキルを発動する程の敵ではないということなのだろうか。
「ローズさん。前衛の3人が戦っている相手は弱いのでしょうか?」
「なにを言ってるかしら。あなたじゃ対処できないような相手だと思うわよ。試しに行ってみるかしら?」
ヘルエスさんにそう言われたが、遠慮させていただいた。この灼熱のパンチで対処できないような相手ってどんなレベルなのか想像がつかない。
「ウォルスさん」
「君は……なぜ雫にバディになるように言われたか知っているかね?」
「分かりません。まさか雫が俺をレッド落ちさせたから、とかですか?」
「惜しいな。君をレッド落ちさせたのはブラックギルドマスターだ。そして君がブルーエリアに落ちたのを雫は確認してバディにしたのだろう。ギルドマスター自らレッド落ちさせるにはそれなりの理由があるからな」
「俺はなぜブラックギルドマスターにレッド落ちさせられたのでしょうか?」
「わからん。しかし、重大な理由があることは確かだ」
俺は思案する。俺に特別な力があるとでも言うのだろうか。それにブラックギルドマスターはオールド・マスター攻略を目指しているのだろうか。
「ウォルスさん、この世界について教えて欲しいのですが、四天王の中でもっとも実力があるのは誰なんですか?やはりブラックですか?」
「いや、当時強かった順に並べるとブルーギルドマスターの雫、イエローギルドマスターのアリーシュ、レッドギルドマスターのガル、ブラックギルドマスターのディオールの順だ。強かったギルドマスターの領地ほど今も治安がよい」
雫がこの世界最強のプレーヤーだった?そのバディが俺?なぜ俺なんだ?俺はなにか特別な存在なのか?なんの自覚もないが。
「だが、それも昔の話だ。雫は長らく戦場を退いている。かたやガルはヴェリントンで現役を続けている。それにスキルを盗んでいるわけだ。既に雫の実力を越えているかもしれない。かなり不利な戦いになるだろう」
翌朝、メンバーはヴェリントン本部に向けて出発した。朝日がローズの名前の通り美しいローズカラーの髪を輝かせている。その後ろをジェシカ、ヘルエス、そして俺が付き従う。
「ジェシカ、その肩に乗ってるトカゲのようなものはなんだ?スキルの一つなのか?」
俺は気になったことを聞いてみた。するとそのトカゲは空を飛びこちらに向き直してこちらを睨みつけてくる。空飛ぶトカゲ……。珍しいな。
「おい、クソガキ。俺はトカゲじゃねぇ。ドラゴンだ。それにクソガキの10倍は年上だ。今後なめた言葉を口にしたら焼き殺すぞ」
「やめなさいな、モモ。弱い者を挑発するものではありませんよ」
ジェシカは穏やかにそんなことを言うが、一番挑発しているのはジェシカだ。赤髪がドラゴンの炎のように見える。
「ふふ……モモ、そのやりとり何回目?知らない人に会う度にトカゲ呼ばわりされてるんだから、もう空飛ぶトカゲでいいじゃない」
ヘルエスは黒髪を指で耳の後ろに流しながらモモに話しかけている。
「だから俺はトカゲじゃねぇ。ドラゴンだ。それにモモって名前も以前から気に入らねぇ」
「いいじゃない。女の子なんだし。可愛いわよ、モモちゃん」
メ、メスなのかよこのグリーンドラゴン……。
「ジェシカ、ヘルエス、そろそろ準備を始めて頂戴」
ローズにそう言われて二人は表情を変えて目を閉じて深呼吸を始めた。
「モモ!お願い」
そう言うとモモは勢い良く空に舞い上がりブルーブレスをメンバーに吐きかける。
「モモの特殊スキル、ダウンスペーススキルよ。このエリア内はSR以下のスキルレベルを半減させるの。なかなかのレアスキルよ。モモを仲間にするの大変だったんだから」
ジェシカはそう言うが、こんなスキルを持っているモモを支配下に置くことが出来るということはSRよりも上位スキル、SSRスキル保持者なのだろう。ジェシカは更にヘルエスと手を繋ぎスキル発動を行った。
「パワーサスペンド!アクティブアタック!トゥワイス!」
いったい何のスキルを発動したのか。ローズに聞くとパワーサスペンドはスキル使用時の体力軽減、アクティブアタックは死角からの攻撃に対する自動反撃、トゥワイスは300秒の間、スキルレベルを2倍にするスキルだという。とんでもないスキルだ。こんなものまであるのか。確かに攻撃力一辺倒では勝つことなんて出来ない。
「ところで、新海くんといったかしら?あなたのスキルはなに?ウォルスからは一つしか持っていないが破壊力はある、と聞いていたけれど」
「殴りのスキルです。スキルレベルは分かりません。今まで出会ったヴェリントンメンバーは全て一撃で気絶させていますが」
「あら。結構じゃない。それじゃ、これはサービス。スコーチングヒート」
ローズは俺の手に両手を添えてそう言った。熱い。拳が異常に熱い。このスキルは打撃系スキルに灼熱効果を付与するものとのことだ。氷結系スキルがないと付与された相手への灼熱効果は解除できないらしい。
セスとボーゲンは手慣れた様子で身構えてヴェリントン本部に近づいてゆく。門の前には誰もいない。ボーゲンが強く地面を踏みつけると同時に雫が扉を蹴り飛ばして悠然と中に入る。なんか分からんが強いんだろうな。
扉の向こうではヴェリントンのメンバーが待ち構えていたようだが、蹴り飛ばした扉で半分以上が地面にのびていた。ヴェリントン、弱いのか?
「そうそう。さっきあなたにあげたスコーチングヒート、言い忘れたけども防御系スキルを持たないプレーヤーを殴り飛ばすと丸焦げになってしまうから殺したくなければ左手を使ってね」
ローズは微笑みながら言うが、なんか物騒なシロモノを貰ってしまったようだ。人殺しにはなりたくないものだな……。しかし、防御系スキルを持っているのかどうかなんて、どうやって見極めるのだろうか。
ヴェリントン本部の屋敷には前衛の3人が既に入っていた。俺たちもそれに従う。モモは最後衛で周囲を警戒している。このグリーンドラゴンはブレス系攻撃スキルでも持っているのだろうか。
「しかし、この世界に来てまさか電脳世界以外に肉体戦があるとは思いもしなかったな。ジェシカさんとヘルエスさんもOPWからの垢オチなんですか?」
「私たち?私たちは違うわよ。こっちの生まれ。姉さんのヘルエスと私はウォルスの娘よ。それにローズはウォルスの奥さん。つまり、私たちの母親ね」
ウッソだろ。似てないにも程があるぞ。まぁ、ローラインの件もあるし、本当の親族ではない可能性もあるか。雑談をしながら歩いているのは前衛の3人が敵を蹴散らしているからだ。一番暴れているのは雫だが、俺にはセスの動きが恐ろしく見えた。容赦なく殺している。殺すなんて生ぬるい感じではなく、惨殺、という言葉が浮かぶほどだ。ボーゲンは落ち着いて向かってきた敵を払いのけるように進んでいる。それより一番恐ろしいのはその屍の上を平然と歩くローズなのだが……。
「おい、クソガキ、後ろから何人か向かってきている。蹴散らせ。お前の役目だ」
モモにそう言われて臨戦態勢を取る。3人来る。いきなり飛びかかってこないところをみると戦い慣れている印象だ。こちらのスキルは殴る押し倒すしかない。向こうから向かってくるのを待つのが得策だろう。その瞬間、大きめの石が飛んでくるのが見えた。
「投擲スキルか!」
俺は咄嗟に右手で石を払いのけた。石は灼熱の炎に焼かれて砕け散っていた。石まで灼き焦がすとかどんなスキルだよこれ……。人間なんてきっと丸焦げどころか消し炭になるぞ。
俺のスキルを見て2人は後ろに下がる。1人は俺に向かってジリジリを距離を縮めて来る。勝算があるのだろうか。ローズの言っていた防御系スキル保有者なのだろうか。それとも氷結系スキル保持者なのだろうか。
「ふう……。参った。俺たちの負けだ。そんなスキルに勝てるわけねぇよ。俺たちはこのまま引っ込むから先に向かいな。他の奴らには手に負えないから引っ込んでる方が身のためだって言っておくぜ」
降参宣言とは拍子抜けだ。このスコーチングヒートというスキルはそんなにハイランクスキルなのだろうか。だが、この言葉を信用して背中を向けたら何かやってくるかもしれない。なにか手はないものか。
「おい、クソガキ、そのスキルは何のためにあるんだ。さっさと地面を殴りやがれ」
モモにそう言われて地面をアッパースタイルで真横に殴りつけてみた。火の壁?が眼前に広がる。めくり上がった床の石が燃えているようだ。
「あっち!」
「なにやってんだ。岩石が燃え上がってるんだぞ。灼け焦げて死にたいのか。早く離れろ」
もうチートだろこのスキル。防御とか関係ないだろ。そんな俺をローズは満足そうに見つめて先を急ぎましょう、とにこやかに語りかけてくる。さすがにこれは向こうからなにも出来ないだろう、と俺たちは前に進む。あれ、帰るまでには消えてるのだろうか。熱すぎて越えられないぞ。
それにしてもこのメンバー、手助けするどころのレベルじゃない気がする。強すぎる。雫はこれ以上の実力者なのか?いったいどこまでのポテンシャルを秘めているのだろうか。さっきから雫は敵を全て蹴り飛ばして倒している。特別なスキルを使っているようには見えない。スキルを発動する程の敵ではないということなのだろうか。
「ローズさん。前衛の3人が戦っている相手は弱いのでしょうか?」
「なにを言ってるかしら。あなたじゃ対処できないような相手だと思うわよ。試しに行ってみるかしら?」
ヘルエスさんにそう言われたが、遠慮させていただいた。この灼熱のパンチで対処できないような相手ってどんなレベルなのか想像がつかない。
0
あなたにおすすめの小説
妻からの手紙~18年の後悔を添えて~
Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。
妻が死んで18年目の今日。
息子の誕生日。
「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」
息子は…17年前に死んだ。
手紙はもう一通あった。
俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。
------------------------------
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます
菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。
嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。
「居なくていいなら、出ていこう」
この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
君への気持ちが冷めたと夫から言われたので家出をしたら、知らぬ間に懸賞金が掛けられていました
結城芙由奈@コミカライズ連載中
恋愛
【え? これってまさか私のこと?】
ソフィア・ヴァイロンは貧しい子爵家の令嬢だった。町の小さな雑貨店で働き、常連の男性客に密かに恋心を抱いていたある日のこと。父親から借金返済の為に結婚話を持ち掛けられる。断ることが出来ず、諦めて見合いをしようとした矢先、別の相手から結婚を申し込まれた。その相手こそ彼女が密かに思いを寄せていた青年だった。そこでソフィアは喜んで受け入れたのだが、望んでいたような結婚生活では無かった。そんなある日、「君への気持ちが冷めたと」と夫から告げられる。ショックを受けたソフィアは家出をして行方をくらませたのだが、夫から懸賞金を掛けられていたことを知る――
※他サイトでも投稿中
悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる
竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。
評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。
身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。
エリクサーは不老不死の薬ではありません。~完成したエリクサーのせいで追放されましたが、隣国で色々助けてたら聖人に……ただの草使いですよ~
シロ鼬
ファンタジー
エリクサー……それは生命あるものすべてを癒し、治す薬――そう、それだけだ。
主人公、リッツはスキル『草』と持ち前の知識でついにエリクサーを完成させるが、なぜか王様に偽物と判断されてしまう。
追放され行く当てもなくなったリッツは、とりあえず大好きな草を集めていると怪我をした神獣の子に出会う。
さらには倒れた少女と出会い、疫病が発生したという隣国へ向かった。
疫病? これ飲めば治りますよ?
これは自前の薬とエリクサーを使い、聖人と呼ばれてしまった男の物語。
復讐のための五つの方法
炭田おと
恋愛
皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。
それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。
グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。
72話で完結です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる