77 / 154
第十章 アリスティリアは人気者
四侯訪問2
しおりを挟む
東方侯でのドレスは、噂の【神話級のドレス】であったため、初めて目にした者達は畏れ多いと遠巻きに眺めていた。
〖【アラクネの織物】を【白龍の鱗】と【不死鳥の羽】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、白龍の癒しの力と不死鳥の炎の力が合成付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用者は疲れることを知らず、害を生そうとする者達から、炎の壁で守られる神話級ドレス。
幾人か近寄ろうとしていた令嬢達は、その説明に離れていくという姿があちこちで見られていた。
東方侯のヴォルジュ領から、西方侯の領地シェンド領へ。
こちらでは、ミニ丈の濃い紫生地に、銀の刺繍の入ったベルラインドレスと、生脚を誰にも見せたくないというエヴァンの理由から、アラクネの長によって、銀糸で編まれたレースの長靴下を着用していた。
当然、付与付きである。
〖【アラクネの織物】を【不死鳥の羽】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、不死鳥の守りの力が付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用時にはあらゆる害意から守られる。
一切の害意を寄せ付けない国宝級ドレス。
ここに来るまでに噂が広まっており、アルテッサ・ブーケ・イーシェンドは、カサンドラから貸し出された侍従付きの〖写実機〗で、やはりアリスティリアとの姿を残した。
続く南方侯のスカル領では、クリーム色のスレンダーラインのドレスの腰の部分をアクセントとして、黒い革のベルトで締めた物を纏った。
こちらでは、アリスティリアに懸想した一部の令息が、エヴァンと離れた彼女に手を出そうとした瞬間に、床に転がることになった。
〖【アラクネの織物】を【白竜の鱗】と【銀亀の髭】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、白龍の癒しの力と銀亀の守りの力が合成付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用者に害意を与えようとする者は、近寄った瞬間に意識が奪われる神話級ドレス。
リズベット・ツェリク・スカルロックは、不埒者達それぞれの名前を読み上げ、家人に引き取らせていった。
「不埒者共には、正体がバレていい気味ですわね♪」
彼らの名前は、即座にエベリウム家の兄弟と母親、四侯令嬢と王太子妃に伝えられた。
彼らのその後は、お約束であろう……。
最後の北方侯のウォール領では、ミントグリーンのマーメイドラインのドレスを着用していた。
〖【アラクネの織物】を【黒獅子の鬣】と【銀亀の髭】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、黒獅子の守りの力と銀亀の守りの力が合成付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用者に対して害を及ぼす者を弾き、全ての攻撃をその倍の威力にして相手に返す神話級ドレス。
北方侯令嬢フローリア・セント・ロンドウォールは、ローズピンクのマーメイドラインのドレスを着用し、もうすぐ姉妹になることを周りにアピールしまくった。
最後なので気が緩むと思われたのか、会場を後にした途端に二組同時に襲ってきた。
「【封印布】を使え!」
一方は何処から手に入れたのか、かなり大きめの【封印布】で、アリスティリアとエヴァンを覆う作戦だったらしいのだが、拡げた途端に自分達が覆われてしまい、早々にカルステッドによって、制圧された。
「甘い甘ーい!」
もう一方は、ステリナの武器によって、衣服はズタボロにされ、あちこちを切り裂かれ、辺り一面に血を滴らせながら蹲っていた。
「……お掃除する方にご迷惑です…」
その光景にポツリと呟いたアリスティリア。
それに対して、エヴァンは『私のリアは優しいなぁ…』と感動し、カルステッドは『いや、気にするとこそこですか?』と、ドン引きしていた。
こうして、あちこちに色んな出来事を起こし、再び王都に戻ることになったのだったーー。
〖【アラクネの織物】を【白龍の鱗】と【不死鳥の羽】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、白龍の癒しの力と不死鳥の炎の力が合成付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用者は疲れることを知らず、害を生そうとする者達から、炎の壁で守られる神話級ドレス。
幾人か近寄ろうとしていた令嬢達は、その説明に離れていくという姿があちこちで見られていた。
東方侯のヴォルジュ領から、西方侯の領地シェンド領へ。
こちらでは、ミニ丈の濃い紫生地に、銀の刺繍の入ったベルラインドレスと、生脚を誰にも見せたくないというエヴァンの理由から、アラクネの長によって、銀糸で編まれたレースの長靴下を着用していた。
当然、付与付きである。
〖【アラクネの織物】を【不死鳥の羽】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、不死鳥の守りの力が付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用時にはあらゆる害意から守られる。
一切の害意を寄せ付けない国宝級ドレス。
ここに来るまでに噂が広まっており、アルテッサ・ブーケ・イーシェンドは、カサンドラから貸し出された侍従付きの〖写実機〗で、やはりアリスティリアとの姿を残した。
続く南方侯のスカル領では、クリーム色のスレンダーラインのドレスの腰の部分をアクセントとして、黒い革のベルトで締めた物を纏った。
こちらでは、アリスティリアに懸想した一部の令息が、エヴァンと離れた彼女に手を出そうとした瞬間に、床に転がることになった。
〖【アラクネの織物】を【白竜の鱗】と【銀亀の髭】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、白龍の癒しの力と銀亀の守りの力が合成付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用者に害意を与えようとする者は、近寄った瞬間に意識が奪われる神話級ドレス。
リズベット・ツェリク・スカルロックは、不埒者達それぞれの名前を読み上げ、家人に引き取らせていった。
「不埒者共には、正体がバレていい気味ですわね♪」
彼らの名前は、即座にエベリウム家の兄弟と母親、四侯令嬢と王太子妃に伝えられた。
彼らのその後は、お約束であろう……。
最後の北方侯のウォール領では、ミントグリーンのマーメイドラインのドレスを着用していた。
〖【アラクネの織物】を【黒獅子の鬣】と【銀亀の髭】で加工されたドレス〗
アラクネによる美しくも丈夫な糸で細かく丁寧に編まれた織物に、黒獅子の守りの力と銀亀の守りの力が合成付与されたドレス。
特定の人物のみ着用が可。
着用者に対して害を及ぼす者を弾き、全ての攻撃をその倍の威力にして相手に返す神話級ドレス。
北方侯令嬢フローリア・セント・ロンドウォールは、ローズピンクのマーメイドラインのドレスを着用し、もうすぐ姉妹になることを周りにアピールしまくった。
最後なので気が緩むと思われたのか、会場を後にした途端に二組同時に襲ってきた。
「【封印布】を使え!」
一方は何処から手に入れたのか、かなり大きめの【封印布】で、アリスティリアとエヴァンを覆う作戦だったらしいのだが、拡げた途端に自分達が覆われてしまい、早々にカルステッドによって、制圧された。
「甘い甘ーい!」
もう一方は、ステリナの武器によって、衣服はズタボロにされ、あちこちを切り裂かれ、辺り一面に血を滴らせながら蹲っていた。
「……お掃除する方にご迷惑です…」
その光景にポツリと呟いたアリスティリア。
それに対して、エヴァンは『私のリアは優しいなぁ…』と感動し、カルステッドは『いや、気にするとこそこですか?』と、ドン引きしていた。
こうして、あちこちに色んな出来事を起こし、再び王都に戻ることになったのだったーー。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
世間知らずな山ごもり薬師は、××な騎士団長の性癖淫愛から逃げ出せない
二位関りをん
恋愛
平民薬師・クララは国境沿いの深い山奥で暮らしながら、魔法薬の研究に没頭している。招集が下れば山を下りて麓にある病院や娼館で診察補助をしたりしているが、世間知らずなのに変わりはない。
ある日、山の中で倒れている男性を発見。彼はなんと騎士団長・レイルドで女嫌いの噂を持つ人物だった。
当然女嫌いの噂なんて知らないクララは良心に従い彼を助け、治療を施す。
だが、レイルドには隠している秘密……性癖があった。
――君の××××、触らせてもらえないだろうか?
大金で買われた少女、狂愛の王子の檻で宝石になる ―無自覚な天才調合師は第二王子の婚約者(虫除け)を演じることになりました―
甘塩ます☆
恋愛
「君を金貨三十枚で買ったのは、安すぎたかな」
酒浸りの父と病弱な母に売られた少女・ユナを救ったのは、国中から「放蕩王子」と蔑まれる第二王子・エルフレードだった。
「虫除けの婚約者になってほしい」というエルの言葉を受け、彼の別邸で暮らすことになったユナ。しかし、彼女には無自覚の天才調合師だった。
ユナがその才能を現すたび、エルの瞳は暗く濁り、独占欲を剥き出しにしていく。
「誰にも見せないで。君の価値に、世界が気づいてしまうから」
これは、あまりに純粋な天才少女と、彼女を救うふりをして世界から隠し、自分の檻に閉じ込めようとする「猛禽」な王子の物語。
オオカミ課長は、部下のウサギちゃんを溺愛したくてたまらない
若松だんご
恋愛
――俺には、将来を誓った相手がいるんです。
お昼休み。通りがかった一階ロビーで繰り広げられてた修羅場。あ~課長だあ~、大変だな~、女性の方、とっても美人だな~、ぐらいで通り過ぎようと思ってたのに。
――この人です! この人と結婚を前提につき合ってるんです。
ほげええっ!?
ちょっ、ちょっと待ってください、課長!
あたしと課長って、ただの上司と部下ですよねっ!? いつから本人の了承もなく、そういう関係になったんですかっ!? あたし、おっそろしいオオカミ課長とそんな未来は予定しておりませんがっ!?
課長が、専務の令嬢とのおつき合いを断るネタにされてしまったあたし。それだけでも大変なのに、あたしの住むアパートの部屋が、上の住人の失態で水浸しになって引っ越しを余儀なくされて。
――俺のところに来い。
オオカミ課長に、強引に同居させられた。
――この方が、恋人らしいだろ。
うん。そうなんだけど。そうなんですけど。
気分は、オオカミの巣穴に連れ込まれたウサギ。
イケメンだけどおっかないオオカミ課長と、どんくさくって天然の部下ウサギ。
(仮)の恋人なのに、どうやらオオカミ課長は、ウサギをかまいたくてしかたないようで――???
すれ違いと勘違いと溺愛がすぎる二人の物語。
黒瀬部長は部下を溺愛したい
桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。
人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど!
好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。
部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。
スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。
Emerald
藍沢咲良
恋愛
教師という仕事に嫌気が差した結城美咲(ゆうき みさき)は、叔母の住む自然豊かな郊外で時々アルバイトをして生活していた。
叔母の勧めで再び教員業に戻ってみようと人材バンクに登録すると、すぐに話が来る。
自分にとっては完全に新しい場所。
しかし仕事は一度投げ出した教員業。嫌だと言っても他に出来る仕事は無い。
仕方無しに仕事復帰をする美咲。仕事帰りにカフェに寄るとそこには…。
〜main cast〜
結城美咲(Yuki Misaki)
黒瀬 悠(Kurose Haruka)
※作中の地名、団体名は架空のものです。
※この作品はエブリスタ、小説家になろうでも連載されています。
※素敵な表紙をポリン先生に描いて頂きました。
ポリン先生の作品はこちら↓
https://manga.line.me/indies/product/detail?id=8911
https://www.comico.jp/challenge/comic/33031
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
冷遇妃ライフを満喫するはずが、皇帝陛下の溺愛ルートに捕まりました!?
由香
恋愛
冷遇妃として後宮の片隅で静かに暮らすはずだった翠鈴。
皇帝に呼ばれない日々は、むしろ自由で快適——そう思っていたのに。
ある夜、突然現れた皇帝に顎を掴まれ、深く口づけられる。
「誰が、お前を愛していないと言った」
守るための“冷遇”だったと明かされ、逃げ道を塞がれ、甘く囲われ、何度も唇を奪われて——。
これは冷遇妃のはずだった少女が、気づけば皇帝の唯一へと捕獲されてしまう甘く濃密な溺愛物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる