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・第一期試験の対決
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学術とは分けられたもう一つの科目、剣術。剣術の学期末試験は変則的なトーナメントだ。勝ち上がれば成績が上がり、負け込めば最低評価【C-】を付けられる。
1年生男子生徒の総数は61名。6回勝てば今季主席だ。
けれど俺はこの試験にあまり自信がなかった。父上は息子の剣の才能のなさに失望していたし、気質的にも壊すよりも直す方がずっと好みだった。
「ふっ、一回戦はお前か。助かった、これでパパへの言い訳が立つ……」
「え、君が俺の対戦相手なんですか……?」
一回戦の相手は大人の体格を持つ同級生エルナンドだった。
身長180センチ超えの同級生と、151センチぽっちの俺は刃のないショートソードを向け合った。
「俺は血染めのオラフの息子に勝った! そう言えば、赤点を許してもらえる……悪いな、アルヴェイグッ!」
「うわ、ついてない……体格が違いすぎます……」
「嘆くことはないぞ、頭でっかち! 剣術の主席はこの俺がいただく! お前はこの俺の最初の踏み台となる喜びを噛みしめられるのだっ!」
試合開始の合図が響くと、巨児エルナンドはただちに突撃してショートソードを振り下ろしてきた。
「く……っ?!」
とんでもない馬鹿力だった。
ただ剣で受け止めるだけで吹き飛ばされかけた。
「ウオオオオーッッ、手加減はせんぞぉぉーっっ!!」
「……あれ?」
「うりゃぁぁぁーっっ!!」
エルナンドは体格の有利を活かしてラッシュをしかけてきた。俺はそれにボコボコにされる覚悟を決めた。
「むっ、かわした、だとっ!? ならば当たるまでまくし立てるだけよっ!!」
けれどなんというか、簡単だった。
血染めのオラフに暇があれば毎度のように剣術を叩き込まれていた俺には、どのアタックも大味で雑な動きにさえ見えた。
「おい見ろよっ、あの貧乏王子……エルナンドを翻弄してるぞ!」
「嘘、全てギリギリでかわしてるわ……!」
「修羅の子は修羅というわけか!?」
「またかわした! あっ、エルナンドの腕を上って、ええっっ!?」
斬り下ろしから斬り上げに入ろうとする腕に乗って、エルナンドの肩を蹴って背後に逃げた。
「……あれ? エルナンド、君、手加減をしてくれているんですか?」
そう質問すると、エルナンドの顔が激怒に赤く染まった。
「するわけがあるかーっっ!!」
「じゃあなんで、そんなに動きが雑なんですか?」
「ざ、雑ぅぅっっ?!」
「全部体格任せのごり押しです。それでは大人相手に通用しないのでは?」
「ぬっ、ぬぅぅぅ……っっ!! 技量不足……っっ、それがっ、俺の弱点だとぉ……っ!?」
エルナンドは以外と素直な人だった。何気ないこちらの一言を正直に受け止めてくれた。
「ふんっ、よかろうっ、今後の鍛錬の参考にしてやろう!! だが勝つのはこのエルナンドだ!!」
果たしてそうだろうか。
初めはほどほどにやって降参も考えていたけれど、今は確かな勝ち筋が見える。
「いいえ、勝つのは俺です」
「ならば次で決着を付けるぞ!! 力が勝つか、技が勝つか、勝負だ、アルヴェイグッッ!!」
俺の訓練相手は今日まで父上だけだった。
王子と打ち合いをしたい者などいるわけもなく、今日までの俺は血染めのオラフより上か下かの物差ししかなかった。
「望むところです、エルナンド」
「キィィィェェェェーッッ、チェストゥゥゥーッッ!!!」
悪鬼羅刹となった同級生の突撃。そして確実に当たる至近距離からの薙ぎ払いが俺を襲った。
けれど捨て身のそれは俺に当たらなかった。いつその一撃が放たれるのか、何者かが俺に答えを教えてくれた。
俺はエルナンドの股の下をスライディングでくぐり――
「おごはぁっっ?!!」
行きがけの駄賃に峰打ちの置きみやげを残した。
「うっ、あれは痛いぞ……」
「すごいぞ、あの王子! エルナンドを倒してしまった!」
エルナンドはうつ伏せになって悶絶した。
彼に勝つとは言ったけれど、勝ててしまった現実に俺は当惑した。
「お下品……でしたけど、まるで蜂のように鋭くあざやかな……」
「なんなのですか、あの方っ!?」
「クソ、チビのくせにカッコイイじゃないか……」
同級生たちはまさかのジャイアントキリングに歓声を上げて、エルナンドの気も知らずに言いたい放題言ってくれた。
「素行以外は完璧。はぁぁ……っ、まさにアイツの再来ではないか……」
さすがに血染めのオラフと同列はない。どれだけ父上が強いお人なのか、エルナンドと対戦してみてよくわかった。
俺は座り込んだ姿勢から立ち上がり、ショートソードを握っていた自分の手のひらを見た。
すると父上がくれた【オラフの古着】から『赤いオーラ』が立ちこめているのが見えた。どうやら周囲の人たちには、この光が見えないようだった。
急に勘が異常に鋭くなった自分と、この赤い怪奇現象を線で結び付ければ、根拠のない仮説が浮かぶ。
まさか動きが読めたのは、このオーラを放つ服のせいではないか。と。
「ま……負け、う、ぐ……ぉ、ぉぉ……」
「あっ、ごめんっ、エルナンドくんっ! やり過ぎました、謝罪させて下さい……!」
「ク、クク……、クククク……」
「エルナンド……くん……?」
「父上への言い訳は失ったが、我……生涯の友にふさわしき男、たった今見つけたり……!」
「と、友ぉ……っ!?」
エルナンドは前屈みの内股で立ち上がり、ライバル視していた男に笑いかけた。
まだ痛みが引かないのか、顔色がよくない。
「今日まで突っかかって悪かった!! だが、破れて目が覚めた!! どうやらお前は、俺よりも、強いっ!!」
「そんなに変わらないですよ。どっちも血染めのオラフより遙かに弱いです」
「ははははっ!! ああ、これからは共に高みを目指そう。我に剣を教えろ、勉強を教えろ! 無論っ、こちらも相応の見返りを出す!」
それは友達とは言えないような気がするけど、俺は大きすぎる同級生の握手に応えた。体格差29センチの友情の始まりだった。
・
その後の試合で俺は証明をした。
エルナンドが弱者ではないことを武勇で示した。
対戦相手を打ち負かすたびに実感した。【オラフの古着】が答えを示してくれることに。これがあの天使がくれた特別な力なのだ、と。
決勝戦に上がった俺は順当に相手を打ち負かし、今季主席で剣術の試験を終えた。先生方や同級生の見る目が変わったことを肌で感じながら、銀の優勝コインを懐に帰宅した。
明日登校すれば60日間の休暇が訪れる。
来月は皇太子殿下のご配慮で、社交界に連れ回されることが決まっていた。
「我らがアルヴェイク王子殿下の一等賞に、乾杯!」
「かんぱーいっ♪」
食堂で独りぼっちの夕飯を済ませようとすると、ゴルドーさんとエマさんがそこに着席していた。
ずっと独りの食事が堪えていた俺は、突然のことに驚かされた。
「え、なんで……どうして……?」
「やさしいのよ、ゴルドーさん」
「おい、その話は止めろ」
「上司に掛け合って、今日だけ一緒に夕飯を食べる許可を取ったんですって。……ね、やさしいでしょう?」
「え…………?」
ゴルドーさんの善意に目頭が熱くなった。
どうやら俺は、独りで食べる食事がこうして半泣きになるほどに嫌だったみたいだった。
一ヶ月前までは家族と幸せに暮らしていたのに、今は独り。父上が息子の運命を嘆いたのは同じ体験をしたからだろう。
「俺はタダ飯を食いたかっただけよ。さあ、俺らにごちそうしてくれや、王子殿下!」
「優勝おめでとうございます。もう同級生には敵なしかしら? ふふ、後でサービスしながら褒めてあげないと♪」
「い、いらないっ、変なサービスはいらないですっ!」
「お姉さんにしてほしいくせにー♪」
どんなに美味しい食べ物も、1人孤独に食べると味気ない。
祖国で暮らしていた頃は、清貧な献立でも眼の前には愛する家族の笑顔があった。
その家族とは、会えても年に1度限り。
いずれ姉さんはどこかへと嫁ぎ、俺は父上が崩御するまで故郷に帰れない。
「んな顔するな。ここを自分の故郷にしちまえよ。軽めの悪い遊びくれぇなら、俺がいくらでも教えてやっからよ? 元気出せって、王子殿下」
「勝手なことばかりしていると、処断されますよ、皇太子様に♪」
「おおこわ。そん時は内緒でな、王子殿下」
その日の夕飯は暖かかった。
宗主国が決めた政略結婚相手でもいいから、俺にも家庭が欲しいと思ってしまった。
1年生男子生徒の総数は61名。6回勝てば今季主席だ。
けれど俺はこの試験にあまり自信がなかった。父上は息子の剣の才能のなさに失望していたし、気質的にも壊すよりも直す方がずっと好みだった。
「ふっ、一回戦はお前か。助かった、これでパパへの言い訳が立つ……」
「え、君が俺の対戦相手なんですか……?」
一回戦の相手は大人の体格を持つ同級生エルナンドだった。
身長180センチ超えの同級生と、151センチぽっちの俺は刃のないショートソードを向け合った。
「俺は血染めのオラフの息子に勝った! そう言えば、赤点を許してもらえる……悪いな、アルヴェイグッ!」
「うわ、ついてない……体格が違いすぎます……」
「嘆くことはないぞ、頭でっかち! 剣術の主席はこの俺がいただく! お前はこの俺の最初の踏み台となる喜びを噛みしめられるのだっ!」
試合開始の合図が響くと、巨児エルナンドはただちに突撃してショートソードを振り下ろしてきた。
「く……っ?!」
とんでもない馬鹿力だった。
ただ剣で受け止めるだけで吹き飛ばされかけた。
「ウオオオオーッッ、手加減はせんぞぉぉーっっ!!」
「……あれ?」
「うりゃぁぁぁーっっ!!」
エルナンドは体格の有利を活かしてラッシュをしかけてきた。俺はそれにボコボコにされる覚悟を決めた。
「むっ、かわした、だとっ!? ならば当たるまでまくし立てるだけよっ!!」
けれどなんというか、簡単だった。
血染めのオラフに暇があれば毎度のように剣術を叩き込まれていた俺には、どのアタックも大味で雑な動きにさえ見えた。
「おい見ろよっ、あの貧乏王子……エルナンドを翻弄してるぞ!」
「嘘、全てギリギリでかわしてるわ……!」
「修羅の子は修羅というわけか!?」
「またかわした! あっ、エルナンドの腕を上って、ええっっ!?」
斬り下ろしから斬り上げに入ろうとする腕に乗って、エルナンドの肩を蹴って背後に逃げた。
「……あれ? エルナンド、君、手加減をしてくれているんですか?」
そう質問すると、エルナンドの顔が激怒に赤く染まった。
「するわけがあるかーっっ!!」
「じゃあなんで、そんなに動きが雑なんですか?」
「ざ、雑ぅぅっっ?!」
「全部体格任せのごり押しです。それでは大人相手に通用しないのでは?」
「ぬっ、ぬぅぅぅ……っっ!! 技量不足……っっ、それがっ、俺の弱点だとぉ……っ!?」
エルナンドは以外と素直な人だった。何気ないこちらの一言を正直に受け止めてくれた。
「ふんっ、よかろうっ、今後の鍛錬の参考にしてやろう!! だが勝つのはこのエルナンドだ!!」
果たしてそうだろうか。
初めはほどほどにやって降参も考えていたけれど、今は確かな勝ち筋が見える。
「いいえ、勝つのは俺です」
「ならば次で決着を付けるぞ!! 力が勝つか、技が勝つか、勝負だ、アルヴェイグッッ!!」
俺の訓練相手は今日まで父上だけだった。
王子と打ち合いをしたい者などいるわけもなく、今日までの俺は血染めのオラフより上か下かの物差ししかなかった。
「望むところです、エルナンド」
「キィィィェェェェーッッ、チェストゥゥゥーッッ!!!」
悪鬼羅刹となった同級生の突撃。そして確実に当たる至近距離からの薙ぎ払いが俺を襲った。
けれど捨て身のそれは俺に当たらなかった。いつその一撃が放たれるのか、何者かが俺に答えを教えてくれた。
俺はエルナンドの股の下をスライディングでくぐり――
「おごはぁっっ?!!」
行きがけの駄賃に峰打ちの置きみやげを残した。
「うっ、あれは痛いぞ……」
「すごいぞ、あの王子! エルナンドを倒してしまった!」
エルナンドはうつ伏せになって悶絶した。
彼に勝つとは言ったけれど、勝ててしまった現実に俺は当惑した。
「お下品……でしたけど、まるで蜂のように鋭くあざやかな……」
「なんなのですか、あの方っ!?」
「クソ、チビのくせにカッコイイじゃないか……」
同級生たちはまさかのジャイアントキリングに歓声を上げて、エルナンドの気も知らずに言いたい放題言ってくれた。
「素行以外は完璧。はぁぁ……っ、まさにアイツの再来ではないか……」
さすがに血染めのオラフと同列はない。どれだけ父上が強いお人なのか、エルナンドと対戦してみてよくわかった。
俺は座り込んだ姿勢から立ち上がり、ショートソードを握っていた自分の手のひらを見た。
すると父上がくれた【オラフの古着】から『赤いオーラ』が立ちこめているのが見えた。どうやら周囲の人たちには、この光が見えないようだった。
急に勘が異常に鋭くなった自分と、この赤い怪奇現象を線で結び付ければ、根拠のない仮説が浮かぶ。
まさか動きが読めたのは、このオーラを放つ服のせいではないか。と。
「ま……負け、う、ぐ……ぉ、ぉぉ……」
「あっ、ごめんっ、エルナンドくんっ! やり過ぎました、謝罪させて下さい……!」
「ク、クク……、クククク……」
「エルナンド……くん……?」
「父上への言い訳は失ったが、我……生涯の友にふさわしき男、たった今見つけたり……!」
「と、友ぉ……っ!?」
エルナンドは前屈みの内股で立ち上がり、ライバル視していた男に笑いかけた。
まだ痛みが引かないのか、顔色がよくない。
「今日まで突っかかって悪かった!! だが、破れて目が覚めた!! どうやらお前は、俺よりも、強いっ!!」
「そんなに変わらないですよ。どっちも血染めのオラフより遙かに弱いです」
「ははははっ!! ああ、これからは共に高みを目指そう。我に剣を教えろ、勉強を教えろ! 無論っ、こちらも相応の見返りを出す!」
それは友達とは言えないような気がするけど、俺は大きすぎる同級生の握手に応えた。体格差29センチの友情の始まりだった。
・
その後の試合で俺は証明をした。
エルナンドが弱者ではないことを武勇で示した。
対戦相手を打ち負かすたびに実感した。【オラフの古着】が答えを示してくれることに。これがあの天使がくれた特別な力なのだ、と。
決勝戦に上がった俺は順当に相手を打ち負かし、今季主席で剣術の試験を終えた。先生方や同級生の見る目が変わったことを肌で感じながら、銀の優勝コインを懐に帰宅した。
明日登校すれば60日間の休暇が訪れる。
来月は皇太子殿下のご配慮で、社交界に連れ回されることが決まっていた。
「我らがアルヴェイク王子殿下の一等賞に、乾杯!」
「かんぱーいっ♪」
食堂で独りぼっちの夕飯を済ませようとすると、ゴルドーさんとエマさんがそこに着席していた。
ずっと独りの食事が堪えていた俺は、突然のことに驚かされた。
「え、なんで……どうして……?」
「やさしいのよ、ゴルドーさん」
「おい、その話は止めろ」
「上司に掛け合って、今日だけ一緒に夕飯を食べる許可を取ったんですって。……ね、やさしいでしょう?」
「え…………?」
ゴルドーさんの善意に目頭が熱くなった。
どうやら俺は、独りで食べる食事がこうして半泣きになるほどに嫌だったみたいだった。
一ヶ月前までは家族と幸せに暮らしていたのに、今は独り。父上が息子の運命を嘆いたのは同じ体験をしたからだろう。
「俺はタダ飯を食いたかっただけよ。さあ、俺らにごちそうしてくれや、王子殿下!」
「優勝おめでとうございます。もう同級生には敵なしかしら? ふふ、後でサービスしながら褒めてあげないと♪」
「い、いらないっ、変なサービスはいらないですっ!」
「お姉さんにしてほしいくせにー♪」
どんなに美味しい食べ物も、1人孤独に食べると味気ない。
祖国で暮らしていた頃は、清貧な献立でも眼の前には愛する家族の笑顔があった。
その家族とは、会えても年に1度限り。
いずれ姉さんはどこかへと嫁ぎ、俺は父上が崩御するまで故郷に帰れない。
「んな顔するな。ここを自分の故郷にしちまえよ。軽めの悪い遊びくれぇなら、俺がいくらでも教えてやっからよ? 元気出せって、王子殿下」
「勝手なことばかりしていると、処断されますよ、皇太子様に♪」
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