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最強厨、祖国を捨て上洛す
・夕刻、ほろ酔いの参加申請 - 千のスキルが眠る男 -
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・?????
「大変大変大変ーっ、お爺ちゃん、これ、これ見てーっ!」
「お、おお……キョウコさんでないか。こんな時間にここを訪ねてくるなど、珍しいこともあったもんじゃのぅ……」
庭園にて一息ついていると、エッチな格好をした黒ウサギちゃんが胸を揺らして飛んできた。
右手にはワシが与えた大会用の解析装置。
左手にはなぜかはわからぬが、白磁のコップを握っていた。
「見つけたのよーっ!」
「キョウコさんや、その格好はどうにかならなかったのかのぅ……? ま、ワシはいいんじゃが……ぬふふふっ」
「これっ、これ解析してっ! すっごくっ、変な人っ、見つけたのーっ!」
「ほぅかほぅか! どれどれ……」
「血液と粘膜細胞! 取ってきたから見てー!」
どうやら面白い個体を見つけたようだの。
キョウコさんがここまで取り乱すとは、ま、珍しくもないかの?
ワシは受け取った解析装置を起動した。
「む……? ほぅ! ほぅほぅ、これはこれは……っ!」
「ねっ、すごいでしょーっ! こんなの、信じられないわーっ!」
「解析装置の表示限界を超えおったか……。どれ、親機で見てみるとしよう」
ワシは親機に子機を繋いでホログラムモニターの表示を待った。
キョウコさんや、そんなにおっぱいをくっつけないでくれるかのぅ。
「見て、お爺ちゃんっ!」
ワシはおっぱいから画面に視線を戻した。
するとワシのおっぱいへの情熱が吹き飛んだ。
「おっほっほっほっ、なんじゃこれはっ!? 不活性スキルの宝庫ではないかっ!」
「どーしましょー、お爺ちゃん……?」
「どうしろもこうしろも……ふむ」
キョウコさんはワシに書類を渡した。
どうやらこやつの受付登録のようだが……。
ほぅ、25歳未経験、とな……。
「クルシュくん、いい子なのよー……。女の子に興味津々なのに気のない振りをするところもー、かわいいのー……」
「ほっほっほっ、若いのぅ……ワシと趣味が合いそうだのぅ……」
「ここのままだとクルシュくん……予選で死んじゃうかもしれないわー……」
「いくら才能があろうともトーシロじゃしの。ならば予選を突破できるよう、キョウコさんがサポートしてあげなさい」
「え、いいのーっ!?」
「どんなスキルも不活性状態のままでは、宝の持ち腐れであるからのぅ……」
今大会の目玉はこのクルシュくんに決まりじゃな。
いやはや、これは素晴らしい……。
「でもー、八百長って、言われたりしないかしらー……」
「大丈夫じゃ、キョウコさん。バレなきゃ八百長じゃないんじゃよー?」
「あーー、それもそうですねー♪ バレないようにー、がんばりまーす♪」
「ひょひょひょ、楽しくなってきたのぅ……。こやつが舞台に立つ日が今から楽しみじゃ」
しかしキョウコさん、その格好で賭博場まで戻る気かの……?
キョウコさんはウサギ尻尾の付いたお尻を揺らしてワシのところを出ていった。
まったくエロく育ったもんじゃ!
ひょっひょっひょっひょっ、ワシがあと200年若ければのぅ……。
・
さてさて、もうちっとだけワシが続くんじゃよ。
あれから数日の時が流れ、今日は注目のクルシュくんの予選挑戦日じゃ。
「もしもし竜よ、竜さんよー。彼様子はー、どうじゃろかー?」
「へい、気持ち悪ぃほど育っていっています」
ワシは結果が待ちきれなくなって、友人をここに招いた。
酒の封を開けると使いに言づてを預からせれば、この酔っぱらいはいつでもどこでも駆けつけてくる。
「気持ち悪ぃとはどういうことじゃの?」
「気持ち悪ぃは、気持ち悪ぃですよ。素人丸出しの動きを見せるときもあれば、達人の身のこなしを見せ付けられることもある。ソウジンが1本取られたのも無理もねぇ……」
「うむ、まあ当然であろうな」
「ほぅ、というと?」
ワシが杯に酒を注いでやると、イーラジュは舌なめずりをしてそれを見る。
「クルシュくんは千を超える不活性スキルを持っておる。それが強敵とぶつかるたびに、徐々に活性化していっているようじゃの」
「冗談はよしてくれ、爺さん……。そんなの、ただの怪物の卵じゃねぇか……」
「うむ、通常あり得ない。名馬の子から駄馬が生まれるように、どんなに優れた血もいずれは薄れ、淘汰される」
生物は優れた特性だけを子孫に残すように思われるが、実はそうではない。
悪い遺伝子もまた引き継がれる。
「どうかな、駄馬から名馬が生まれることもあるぜ」
「それは埋もれていた血が隔世遺伝しただけのこと」
「俺にはよくわかんねぇ話でさ」
イーラジュと杯を重ねて一杯やった。
脳によくないとはわかっていても、酒だけは止められぬわい。
「ふむ……本戦開始まで待つつもりであったが、一度、会ってみたいな……」
「そういうことならご下命のままに。いつもの格好で我が家へお越し下さい。大歓迎しますぜ」
イーラジュはよき友人だ。
世間はイーラジュを大ざっぱと評するが、そういった人間の方が付き合っていて楽というもの。
「ひょひょひょ、わかっておるではないか」
「そりゃ、長い付き合いなんでね……。きてくれると助かるよ、最近ココロさんがうるさくてよぉ、好きに宴会もできねぇ……」
「それはお前の自業自得じゃ。お前は酒癖が悪すぎる」
「へっへっへっ、シラフで飲む酒なんて不味くて飲めたもんじゃねぇ。おうそうだっ、クルシュと裸踊りしたときの話をしやしょう!」
「お前はバカじゃのぅ……」
「命のやり取りを商売にしてんだ、バカで当然でしょう」
羽目を外しすぎて、廊下でクルシュと裸で倒れているところを女中に発見されて叱られたと、楽しそうにイーラジュは語った。
「バカじゃの……本当にお前は、バカじゃのぅぅ……」
竜将大会予選開始じゃ。
ククルクルスのクルシュよ、どうかワシを楽しませておくれ。
「大変大変大変ーっ、お爺ちゃん、これ、これ見てーっ!」
「お、おお……キョウコさんでないか。こんな時間にここを訪ねてくるなど、珍しいこともあったもんじゃのぅ……」
庭園にて一息ついていると、エッチな格好をした黒ウサギちゃんが胸を揺らして飛んできた。
右手にはワシが与えた大会用の解析装置。
左手にはなぜかはわからぬが、白磁のコップを握っていた。
「見つけたのよーっ!」
「キョウコさんや、その格好はどうにかならなかったのかのぅ……? ま、ワシはいいんじゃが……ぬふふふっ」
「これっ、これ解析してっ! すっごくっ、変な人っ、見つけたのーっ!」
「ほぅかほぅか! どれどれ……」
「血液と粘膜細胞! 取ってきたから見てー!」
どうやら面白い個体を見つけたようだの。
キョウコさんがここまで取り乱すとは、ま、珍しくもないかの?
ワシは受け取った解析装置を起動した。
「む……? ほぅ! ほぅほぅ、これはこれは……っ!」
「ねっ、すごいでしょーっ! こんなの、信じられないわーっ!」
「解析装置の表示限界を超えおったか……。どれ、親機で見てみるとしよう」
ワシは親機に子機を繋いでホログラムモニターの表示を待った。
キョウコさんや、そんなにおっぱいをくっつけないでくれるかのぅ。
「見て、お爺ちゃんっ!」
ワシはおっぱいから画面に視線を戻した。
するとワシのおっぱいへの情熱が吹き飛んだ。
「おっほっほっほっ、なんじゃこれはっ!? 不活性スキルの宝庫ではないかっ!」
「どーしましょー、お爺ちゃん……?」
「どうしろもこうしろも……ふむ」
キョウコさんはワシに書類を渡した。
どうやらこやつの受付登録のようだが……。
ほぅ、25歳未経験、とな……。
「クルシュくん、いい子なのよー……。女の子に興味津々なのに気のない振りをするところもー、かわいいのー……」
「ほっほっほっ、若いのぅ……ワシと趣味が合いそうだのぅ……」
「ここのままだとクルシュくん……予選で死んじゃうかもしれないわー……」
「いくら才能があろうともトーシロじゃしの。ならば予選を突破できるよう、キョウコさんがサポートしてあげなさい」
「え、いいのーっ!?」
「どんなスキルも不活性状態のままでは、宝の持ち腐れであるからのぅ……」
今大会の目玉はこのクルシュくんに決まりじゃな。
いやはや、これは素晴らしい……。
「でもー、八百長って、言われたりしないかしらー……」
「大丈夫じゃ、キョウコさん。バレなきゃ八百長じゃないんじゃよー?」
「あーー、それもそうですねー♪ バレないようにー、がんばりまーす♪」
「ひょひょひょ、楽しくなってきたのぅ……。こやつが舞台に立つ日が今から楽しみじゃ」
しかしキョウコさん、その格好で賭博場まで戻る気かの……?
キョウコさんはウサギ尻尾の付いたお尻を揺らしてワシのところを出ていった。
まったくエロく育ったもんじゃ!
ひょっひょっひょっひょっ、ワシがあと200年若ければのぅ……。
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さてさて、もうちっとだけワシが続くんじゃよ。
あれから数日の時が流れ、今日は注目のクルシュくんの予選挑戦日じゃ。
「もしもし竜よ、竜さんよー。彼様子はー、どうじゃろかー?」
「へい、気持ち悪ぃほど育っていっています」
ワシは結果が待ちきれなくなって、友人をここに招いた。
酒の封を開けると使いに言づてを預からせれば、この酔っぱらいはいつでもどこでも駆けつけてくる。
「気持ち悪ぃとはどういうことじゃの?」
「気持ち悪ぃは、気持ち悪ぃですよ。素人丸出しの動きを見せるときもあれば、達人の身のこなしを見せ付けられることもある。ソウジンが1本取られたのも無理もねぇ……」
「うむ、まあ当然であろうな」
「ほぅ、というと?」
ワシが杯に酒を注いでやると、イーラジュは舌なめずりをしてそれを見る。
「クルシュくんは千を超える不活性スキルを持っておる。それが強敵とぶつかるたびに、徐々に活性化していっているようじゃの」
「冗談はよしてくれ、爺さん……。そんなの、ただの怪物の卵じゃねぇか……」
「うむ、通常あり得ない。名馬の子から駄馬が生まれるように、どんなに優れた血もいずれは薄れ、淘汰される」
生物は優れた特性だけを子孫に残すように思われるが、実はそうではない。
悪い遺伝子もまた引き継がれる。
「どうかな、駄馬から名馬が生まれることもあるぜ」
「それは埋もれていた血が隔世遺伝しただけのこと」
「俺にはよくわかんねぇ話でさ」
イーラジュと杯を重ねて一杯やった。
脳によくないとはわかっていても、酒だけは止められぬわい。
「ふむ……本戦開始まで待つつもりであったが、一度、会ってみたいな……」
「そういうことならご下命のままに。いつもの格好で我が家へお越し下さい。大歓迎しますぜ」
イーラジュはよき友人だ。
世間はイーラジュを大ざっぱと評するが、そういった人間の方が付き合っていて楽というもの。
「ひょひょひょ、わかっておるではないか」
「そりゃ、長い付き合いなんでね……。きてくれると助かるよ、最近ココロさんがうるさくてよぉ、好きに宴会もできねぇ……」
「それはお前の自業自得じゃ。お前は酒癖が悪すぎる」
「へっへっへっ、シラフで飲む酒なんて不味くて飲めたもんじゃねぇ。おうそうだっ、クルシュと裸踊りしたときの話をしやしょう!」
「お前はバカじゃのぅ……」
「命のやり取りを商売にしてんだ、バカで当然でしょう」
羽目を外しすぎて、廊下でクルシュと裸で倒れているところを女中に発見されて叱られたと、楽しそうにイーラジュは語った。
「バカじゃの……本当にお前は、バカじゃのぅぅ……」
竜将大会予選開始じゃ。
ククルクルスのクルシュよ、どうかワシを楽しませておくれ。
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本当に、ありがとうございます。
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