異世界へ行くと役に立つこと

キロ

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1章 コミュ障には限界があります

俺ってすごい奴なのかもしれない

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「早速ギルドに向かおうか!証明書を作りに行くぞ!」
だから話を進めるなよ。そもそも俺はここに住むって決めたわけじゃないし。でも、行くとこがないのは確かだからここに居るって選択肢もありっちゃありか?
「着いたぞ。ここがギルドだ!」
ギルドは思ったよりでかかった。
「マスター!証明書作りたいやつがいてさ!用意してもらえるか?」
「おお!リビさん。お久しぶりです。すぐ準備しますね!」
「よろしく頼むよ!タキロウ、簡単だから肩の力ぬけよ。」
「そう言われてもさ。目立つんだよリビがいると。それで緊張しちゃってさ。」
「はっはっはっ!これからもっと目立つようになるさ。正確な魔力測定もするからな。」
あの。だれか嘘だと言ってくれ。
「お待たせしました!こちらの方が作られるのですか?何とも不思議な格好してらっしゃりますね。あ、僕の名前はニッケルです!一応ここのギルドマスターをしています!では、こちらに名前となりたい職業を記入してください!」
名前は漢字で書いていいのか?一応カタカナでタキロウとでも書いておくか。ていうか、職業とは…。
「タキロウ!職業とはな、証明書作るのに必要なんだがお前は冒険者なんかどうだ?俺とパーティー組まないか?」
「リビさんがパーティーを組むんですか?1万年間1回も組んだこと無かったのに!何者ですか彼は?!」
まてまて、1万年間ってどういう事だよ。1万年以上生きてて俺と同い年くらいなのか?
「では、こちらに手を置いてください!」
「分かりました。」
何もありませんように…。
「うわぁー!なんですか?この魔力量!10万5000なんてほんとにいるんですね!しかもスキルに不老不死がありますよ!しかも魔法付与、探知・検索、剣術・魔術・回復全部レベルMAXなんですけど!あなた何者ですか?!」
「不老不死?」
「はい。スキルにあります!多分傷が出来ても一日で治ったりして、容姿も変化しなくて死なないんですよ!すごいスキルですよね!普通の人の平均が約10万年と言われています!だからお別れする時は辛いですね。みんな先に逝ってしまうので。」
いや、普通の人は平均100歳くらいだから。死ねないとか今日からこの世界で一生生きるのか。それと何者って言われても…。神様が勝手に決めたからね。
それより周りからの視線がやばいんですけど。気絶寸前なんですけど。
「では、これがあなたの証明書です!名前はタキロウさん。職業は冒険者でよろしいですね!それにしても顔も体も男らしくてすごくかっこいいですね。俺なんかかわいいかわいいって毎日言われるだけなんです。あ!パーティーはいつでも組めるので組むときにはまたこちらまでお越しください!」
冒険者なんかい。ニッケルもかわいいかわいい言われるならいいじゃないか。俺なんてキモガリ勉なんて言われてたからな。お世辞でもイケメンなんて言われたことないしな。
そう言って渡された証明書には俺の知らない顔と体が。全身写真をさっき撮ったが俺はこんな容姿じゃないぞ?もっと背が低くて猫背で髪ももっさりしてるはず。
「あの、これ俺のじゃないと思うんですけど。」
「え?あなたのですよ。写真があるじゃないですか。」
「俺こんな容姿じゃないんですけど。」
「いやいや、タキロウさんですよ!ほら!」
ニッケルは鏡を見せてきた。そしたら写真に写ってる人と同じ顔が。俺はついに気絶してしまった。
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