6 / 14
第一章 Dead or Alive
5.お嬢様と執事
しおりを挟む
ということでセルス・ヒルテ先生の部屋にやってきた。以外にもシンプルな部屋だった。もっと可愛いぬいぐるみとか置いてあるかと期待していたんだが。視界に広がるのは真っ白な部屋。あるのはベッドとソファーだけ。俺ならここに住む自信はない。だって娯楽が無いし。
「にしても、『天獄』なんてのがあるとは思いませんでした」
「それはそうです」
俺と先生は真っ白でフカフカのベッドに腰掛けていた。
「そもそも天獄に限った話ではありません。地獄や天国、この二つだってあるかどうかなんて死んでみないと分かりませんよね。人間が作った創作物……つまり、そういうことですね」
「……先生、それは夢がないです」
確かに天国や地獄なんて死んでみないと分からない。死んで、再び生きて帰ってきた者にしか。考えさせられるなぁ。
ってなんだこの哲学的な話は。俺はそんな事が聞きたくて来た訳じゃない。こ、こんなシンプルな部屋に男女二人ベッド……に。
「先生は想っている人がいると言っていましたけど、その人はこの家に居ないんですか?」
自分で言っておいてなんだが、家というとすごく違和感ある。
「……居ますよ」
「え? 居るんだ……あ、そ、そうっすか」
まじかよ。こんな所目撃されたら俺また殺されないか……? もしまた死んだら俺はどうなるんだ? 『天獄』とはまた別の所に行くことになるのか? もしくは、どこにも行けない真っ暗な世界……死ぬって何だろう。
「ただし、その人は今は居ません」
「え? いやでも、さっき居るって――」
「居るけど居ないんです」
うん、意味が分からん。やっぱこの先生の言うことはよく分からん。……けど、そう言う先生の表情はとても悲しそうな顔だった。
なんか地雷を踏んだ気がする。仕方ない、空気を変えるためにもう一つ気になっていることを聞くか。
「あの先生、サポーターって実際の所なんなんです?」
「あ、そうでしたね。では、コホンッ」
……今この人ハッキリとコホンッって言ったぞ。話題を変える為なんだろうけど、ここまでハッキリいうとなんか違和感すごいわ。
セルス・ヒルテはベッドの上に正座をし、姿勢を正す――
「いいですか? サポーターというのはサポートする人のことを言います」
「はい」
「以上です」
「…………え? 終わり?」
「ええ、終わりです」
「意味なんて聞いてねぇよバカ!!」
「え……」
「あっいや、その……すんません先生相手に。……ただ、俺が聞きたいのはサポーターとは一体何をすれば良いのかってことです」
先生相手につい言葉遣いが乱暴になってしまった。反省だな。俺は反省出来る人間だ、よし。反省反省っと。俺は何度も自分に言い聞かせた。
「ああ、そういうことですね。すみません、言葉足らずでした」
ホントだよ全く。
「サポートして欲しいんです」
「はい……で?」
「以上です」
「だから誰の何をサポートすりゃいいんだって言ってんだよっ!」
「え……」
しまった。またやってしまった。ついさっき反省したばっかだってのに。けど、これって俺悪いか? 一応先生なのにここまで天然だったとは思わなかった。天然というより、もはや俺はもうこの人ポンコツなんじゃないかとすら思ってしまっている。これも反省だな。
俺って反省することが多すぎるなぁ。
「……すんません。仮にも先生なのに乱暴な言葉づかいを使ってしまって。ほんと、すみませんでした」
(しまった……! 教師に向かって「仮にも」なんて事言っちまった!)
また反省することが一つ増えた。
「大丈夫です。そもそも、私は教員ではないので」
「はいほんとにすみませ…………え? 今なんと?」
「ですから、私は教員ではありません。その肩書きは向こうであなたに会うための手段として使ったものなので」
「……つまり、偽装だと。本当は先生ではないと」
「はい」
「……あの、女性にこういう事を聞くのは大変失礼かもしれないんですけど、あえて聞きますね。先生おいくつですか?」
「おいくつとは年齢の事ですか? 私は十六です」
「年下じゃねぇかああああああああああああああっ!!」
嘘だろ!? 滅茶苦茶落ち着いてるからてっきりもっと大人だと思っていた。でも言われてみれば確かに、そう見える。
先生という偽りの肩書きのせいで勘違いしてたってことか……若い先生だとは思ってはいたがまさか年下だったなんて……。しかもたった一つしか変わらねぇ。
年上のお姉さん、結構憧れていたんだけどなぁ。しかし、これでようやくポンコツということにも納得がいく。
(……なんか部屋の外が騒がしいな。なにかあったんだろうか)
俺はこの時、自分が起こした事態を全く理解していなかった。――そしてそれらはやってくる。
「お嬢様!? 今男の叫び声がしましたが大丈夫で……す……か……」
勢いよく、部屋の扉が開かれた。
「……あ、どうも。お邪魔してます。俺は空風 陸って言いま――」
「きゃあああああああああっ!! 皆来てぇええええええ! 男よぉぉぉぉ!」
「ちょっ! 待って下さい! 俺はただ呼ばれただけで――」
俺の言い分は大量の足音と、声でかき消される。
「男!? 嘘!?」
「え、……あらやだ! 本当ですわ!」
次々とメイドの格好をした者達が現れる。
「――ちょっと待って下さいって!」
「男の話など聞きませんし、耳に入れたくもありません喋らないで下さい穢らわしい!」
俺の言い分なんて全然聞き入れてくれやしない。
「ちょっと! 先生! なんとか言ってくださいよ!」
「今お嬢様を先生と……!? まさか、SMプレイでもしていたのですか!? お嬢様が女王であなたが犬ですか!? なんとも穢らわしい! この変態!」
勝手に話を膨らますな! 誰が変態だ! 俺はまだ何も手を出してないぞ! ……なんて事言える訳も無く、一方お嬢様と呼ばれていたセルス・ヒルテはというと――
「……うん、この紅茶大変美味ですね。誰が淹れたんですか?」
「あ、はい! 僕ですお嬢様!」
「ああ、ヘルンでしたか。どおりで美味しい訳ですね」
と、俺のことについては一切触れてくれない。今も呑気に紅茶を啜っている。まるで私は関係ありませんと言わんばかりの態度である。
(そうか。先生って言ったからダメなのか!? なら――)
「おい、セルス・ヒルテ! 俺の事についてこいつらに誤解だと説明し――ぶはぁっ!?」
「おい貴様! お嬢様に向かってなんて口の利き方だ! 恥をしれ変態!」
俺と同じ黒髪黒目の男が俺に飛び蹴りをかましてきやがった。髪で片目なんか隠しやがってこいつ……中二病か? 確かさっきヘルンとか呼ばれていた紅茶執事か。他のメイド達と違い、いかにも執事という装いであるから多分、執事で間違いない。そして他のメイド達よりもお嬢様への扱いが丁寧で、お嬢様第一って感じを見た所、こいつ多分主であるお嬢様に惚れてると見たね。
(だが、俺だって言われるままで終われねぇ! 変態呼ばわりだけでなく、いきなり顔面に飛び蹴りかましやがって……! 女じゃないなら容赦しねぇ!)
「喰らえクソ執事!」
俺の喧嘩なんて一度たりともしたことがない本気の拳だ。受けた相手はノックアウト間違い無し!
「……なんだそれは」
うん、分かっていたけど俺の渾身の一撃はあっさりと躱された。
「くだらん」
「んがっ!?」
躱され体勢を崩した俺の首に後ろからそっと一撃。意識が遠のいていく……。
(クッソ……俺は喧嘩なんて一度もしたこと無いんだ……ぞ……)
せめてもの悪あがきだ。その綺麗に手入れされているであろう服をズタズタに破ってやる……!
俺は首に一撃をもらい、意識が遠のいていく中で最後の悪あがきとして、ヘルンと呼ばれる紅茶執事の胸ぐらを掴み服を破る。
――――はずだった。
「ファッ!? ……なん……だと」
「ハッ!? き、貴様ああああ!」
「ぶふぉあっ」
俺が掴みたかったのは胸ぐらだった。だが実際に掴んだのは胸ぐらではなく、柔らかい何かだった。というより”胸”だった。あるはずがないモノを掴んでしまい、それがどうやらとても気に食わなかったらしい。さっきの蹴りよりも何倍も重いグーパンを腹にもらった。
(コイツ……女……かよ……)
俺はとうとう完全に意識を失った。最後に俺の目に写っていたのは、ヘルンの軽蔑するような目をした顔だった。
「にしても、『天獄』なんてのがあるとは思いませんでした」
「それはそうです」
俺と先生は真っ白でフカフカのベッドに腰掛けていた。
「そもそも天獄に限った話ではありません。地獄や天国、この二つだってあるかどうかなんて死んでみないと分かりませんよね。人間が作った創作物……つまり、そういうことですね」
「……先生、それは夢がないです」
確かに天国や地獄なんて死んでみないと分からない。死んで、再び生きて帰ってきた者にしか。考えさせられるなぁ。
ってなんだこの哲学的な話は。俺はそんな事が聞きたくて来た訳じゃない。こ、こんなシンプルな部屋に男女二人ベッド……に。
「先生は想っている人がいると言っていましたけど、その人はこの家に居ないんですか?」
自分で言っておいてなんだが、家というとすごく違和感ある。
「……居ますよ」
「え? 居るんだ……あ、そ、そうっすか」
まじかよ。こんな所目撃されたら俺また殺されないか……? もしまた死んだら俺はどうなるんだ? 『天獄』とはまた別の所に行くことになるのか? もしくは、どこにも行けない真っ暗な世界……死ぬって何だろう。
「ただし、その人は今は居ません」
「え? いやでも、さっき居るって――」
「居るけど居ないんです」
うん、意味が分からん。やっぱこの先生の言うことはよく分からん。……けど、そう言う先生の表情はとても悲しそうな顔だった。
なんか地雷を踏んだ気がする。仕方ない、空気を変えるためにもう一つ気になっていることを聞くか。
「あの先生、サポーターって実際の所なんなんです?」
「あ、そうでしたね。では、コホンッ」
……今この人ハッキリとコホンッって言ったぞ。話題を変える為なんだろうけど、ここまでハッキリいうとなんか違和感すごいわ。
セルス・ヒルテはベッドの上に正座をし、姿勢を正す――
「いいですか? サポーターというのはサポートする人のことを言います」
「はい」
「以上です」
「…………え? 終わり?」
「ええ、終わりです」
「意味なんて聞いてねぇよバカ!!」
「え……」
「あっいや、その……すんません先生相手に。……ただ、俺が聞きたいのはサポーターとは一体何をすれば良いのかってことです」
先生相手につい言葉遣いが乱暴になってしまった。反省だな。俺は反省出来る人間だ、よし。反省反省っと。俺は何度も自分に言い聞かせた。
「ああ、そういうことですね。すみません、言葉足らずでした」
ホントだよ全く。
「サポートして欲しいんです」
「はい……で?」
「以上です」
「だから誰の何をサポートすりゃいいんだって言ってんだよっ!」
「え……」
しまった。またやってしまった。ついさっき反省したばっかだってのに。けど、これって俺悪いか? 一応先生なのにここまで天然だったとは思わなかった。天然というより、もはや俺はもうこの人ポンコツなんじゃないかとすら思ってしまっている。これも反省だな。
俺って反省することが多すぎるなぁ。
「……すんません。仮にも先生なのに乱暴な言葉づかいを使ってしまって。ほんと、すみませんでした」
(しまった……! 教師に向かって「仮にも」なんて事言っちまった!)
また反省することが一つ増えた。
「大丈夫です。そもそも、私は教員ではないので」
「はいほんとにすみませ…………え? 今なんと?」
「ですから、私は教員ではありません。その肩書きは向こうであなたに会うための手段として使ったものなので」
「……つまり、偽装だと。本当は先生ではないと」
「はい」
「……あの、女性にこういう事を聞くのは大変失礼かもしれないんですけど、あえて聞きますね。先生おいくつですか?」
「おいくつとは年齢の事ですか? 私は十六です」
「年下じゃねぇかああああああああああああああっ!!」
嘘だろ!? 滅茶苦茶落ち着いてるからてっきりもっと大人だと思っていた。でも言われてみれば確かに、そう見える。
先生という偽りの肩書きのせいで勘違いしてたってことか……若い先生だとは思ってはいたがまさか年下だったなんて……。しかもたった一つしか変わらねぇ。
年上のお姉さん、結構憧れていたんだけどなぁ。しかし、これでようやくポンコツということにも納得がいく。
(……なんか部屋の外が騒がしいな。なにかあったんだろうか)
俺はこの時、自分が起こした事態を全く理解していなかった。――そしてそれらはやってくる。
「お嬢様!? 今男の叫び声がしましたが大丈夫で……す……か……」
勢いよく、部屋の扉が開かれた。
「……あ、どうも。お邪魔してます。俺は空風 陸って言いま――」
「きゃあああああああああっ!! 皆来てぇええええええ! 男よぉぉぉぉ!」
「ちょっ! 待って下さい! 俺はただ呼ばれただけで――」
俺の言い分は大量の足音と、声でかき消される。
「男!? 嘘!?」
「え、……あらやだ! 本当ですわ!」
次々とメイドの格好をした者達が現れる。
「――ちょっと待って下さいって!」
「男の話など聞きませんし、耳に入れたくもありません喋らないで下さい穢らわしい!」
俺の言い分なんて全然聞き入れてくれやしない。
「ちょっと! 先生! なんとか言ってくださいよ!」
「今お嬢様を先生と……!? まさか、SMプレイでもしていたのですか!? お嬢様が女王であなたが犬ですか!? なんとも穢らわしい! この変態!」
勝手に話を膨らますな! 誰が変態だ! 俺はまだ何も手を出してないぞ! ……なんて事言える訳も無く、一方お嬢様と呼ばれていたセルス・ヒルテはというと――
「……うん、この紅茶大変美味ですね。誰が淹れたんですか?」
「あ、はい! 僕ですお嬢様!」
「ああ、ヘルンでしたか。どおりで美味しい訳ですね」
と、俺のことについては一切触れてくれない。今も呑気に紅茶を啜っている。まるで私は関係ありませんと言わんばかりの態度である。
(そうか。先生って言ったからダメなのか!? なら――)
「おい、セルス・ヒルテ! 俺の事についてこいつらに誤解だと説明し――ぶはぁっ!?」
「おい貴様! お嬢様に向かってなんて口の利き方だ! 恥をしれ変態!」
俺と同じ黒髪黒目の男が俺に飛び蹴りをかましてきやがった。髪で片目なんか隠しやがってこいつ……中二病か? 確かさっきヘルンとか呼ばれていた紅茶執事か。他のメイド達と違い、いかにも執事という装いであるから多分、執事で間違いない。そして他のメイド達よりもお嬢様への扱いが丁寧で、お嬢様第一って感じを見た所、こいつ多分主であるお嬢様に惚れてると見たね。
(だが、俺だって言われるままで終われねぇ! 変態呼ばわりだけでなく、いきなり顔面に飛び蹴りかましやがって……! 女じゃないなら容赦しねぇ!)
「喰らえクソ執事!」
俺の喧嘩なんて一度たりともしたことがない本気の拳だ。受けた相手はノックアウト間違い無し!
「……なんだそれは」
うん、分かっていたけど俺の渾身の一撃はあっさりと躱された。
「くだらん」
「んがっ!?」
躱され体勢を崩した俺の首に後ろからそっと一撃。意識が遠のいていく……。
(クッソ……俺は喧嘩なんて一度もしたこと無いんだ……ぞ……)
せめてもの悪あがきだ。その綺麗に手入れされているであろう服をズタズタに破ってやる……!
俺は首に一撃をもらい、意識が遠のいていく中で最後の悪あがきとして、ヘルンと呼ばれる紅茶執事の胸ぐらを掴み服を破る。
――――はずだった。
「ファッ!? ……なん……だと」
「ハッ!? き、貴様ああああ!」
「ぶふぉあっ」
俺が掴みたかったのは胸ぐらだった。だが実際に掴んだのは胸ぐらではなく、柔らかい何かだった。というより”胸”だった。あるはずがないモノを掴んでしまい、それがどうやらとても気に食わなかったらしい。さっきの蹴りよりも何倍も重いグーパンを腹にもらった。
(コイツ……女……かよ……)
俺はとうとう完全に意識を失った。最後に俺の目に写っていたのは、ヘルンの軽蔑するような目をした顔だった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。最低週1回は投稿出来るように頑張ります。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる