極大魔法しか使えない残念な冒険者e

白山月

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【第2話:半径5キロぶっ飛び回復魔法!】

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半日ほど掃除を続けた頃、突然オリビエ騎士団長が飛び込んできて、「オークリン来て!あなた、極大の治癒魔法使えるわよね」って。
聞けば、王都北部の学校の建物が崩落して、大事故が起きたらしいの。現場に到着すると、流血や手足の欠損など、ひどい怪我人が次々と運び出されていて。
事故の原因は、なんと**「目玉焼きに何をかけて食べるか」というくだらない言い争いがエスカレートして、魔法の出力が変わるかどうかの議論になり、生徒が塩や醤油で魔法陣を書いて発動させちゃった**ことだったの!
サムソンさんがテキパキと騎士団に指示を出して、魔物討伐や避難の準備を済ませると、ついに魔法の発動の合図!わたしは馬車の上に登って詠唱したわ。
「我が主神、サドミストよ…癒やしを与え給え!ヒール!」
詠唱はただの「ヒール」なのに、発動したのは究極の治癒魔法。半径数キロにわたって光が広がり、怪我人たちは欠損した手足も含めて、瞬く間に完全に回復しちゃったの!
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