11 / 45
第11章 倉庫攻防戦 ― 初めての武装法人戦
しおりを挟む
夜の帳が都市カストリアを覆い、倉庫街はひそかに息を潜めていた。だが、その静寂は、今にも破られようとしていた。漣司の足元で、砂埃が小さく跳ねる。遠くで、風が運ぶ金属臭――血の予感。
そして、広場の中央に掲げられた二階堂商会の旗。剣と天秤の紋章が風に翻るたび、まるで戦いの始まりを告げる鐘のように鋭い音を立てた。だがその旗を狙い、ギルドの私兵部隊が動き出していた。
◇
次の瞬間。
ボオオオオッ――ッ!
闇を震わせる角笛が鳴り響いた。倉庫街全体がビクリと震えたかのようだった。
「来たか……」
漣司は眼鏡の奥で目を細める。その声は低いが、戦場に立つ将の声だった。
「全員、配置につけ!」
号令とともに、広場が一気に動き出す。牙の旗の戦士たちは、獣のような足取りで陣形に入り、市民防衛隊の職人や村人たちは震える手で武器を握りしめる。だがその目は、決意で燃えていた。前に立つガロウが、夜空を震わせる声で吠えた。
「退職金まで出る戦士なんざ聞いたことねェ!牙の旗は社長の剣となル! 野郎どモ、命張って働けヨォオ!」
「ウオオオオオッ!!」
怒号が、蒸気のように広場に噴き上がる。士気が火柱のように立ち上がり、空気が震えた。
◇
ギルド私兵が一斉に松明を掲げた。黒々とした影がゆらぎ、赤い焔が風に伸びる。その灯りが鉄の槍先を照らすたび、月光と炎が交じり、刃が獰猛な獣の牙のように光った。規律ある足音が石畳を震わせ、倉庫の壁がかすかに振動する。都市カストリアの夜が、まるで戦の太鼓を鳴らしているようだった。
「倉庫を焼き払えぇッ!手形の原版を奪えッ! ギルドに逆らう愚か者どもに見せしめだ!」
号令が響いた瞬間、松明が次々に投げられる。炎が駆け、乾いた木箱が爆ぜ、焦げた匂いが宙に漂う。赤い光が倉庫街を塗りつぶし、まるで地獄の口が開いたかのようだった。だが漣司は怯まない。
「――市民を守れ!!」
鋼のように固い声が戦場を貫いた。
「ガロウ、前線を押さえろ!」
「任せトケェェェッ!!」
ガロウが地面を蹴った。巨体とは思えぬ速度で飛び出し、斧を振りかぶる。
バギィンッ!と斧が敵の盾を砕いた音が夜に響く。次の瞬間、薙ぎ払われた私兵たちが弾き飛ばされた。肉が裂け、甲冑が凹み、血飛沫が炎に照らされて赤黒く舞う。
「どけやァオラァッ!!」
ガロウが咆哮するたびに、戦場の空気が震える。その背に続く牙の旗の戦士たちが怒号を上げた。
「「「ウオオオオオッ!!!」」」
火花が飛び散り、斧、槍、刃が交錯する。戦士たちの眼は、恐怖ではなく闘志で燃えていた。
「二階堂商会ナメんなヨォオッ!!俺たちは――社員だゼェッ!!」
その叫びは炎の轟き以上に熱く、強く、広場の全てに響いた。牙の旗、市民防衛隊、商会の仲間たち――その士気は一気に燃え上がり、火災よりも眩く戦場を照らした。ギルド私兵の波が押し寄せる。
だが、それを砕くように二階堂商会の武装が迎え撃つ。
◇
背後でリュシアが静かに立ち、指先がかすかに光る。その目は冷徹に戦況を見据え、唇が小さく動く――詠唱の紡ぎだ。
「資産を守るにはまず防壁。……これは経営でも同じです」
漣司が前線で叫ぶ混乱を横目に、氷の結界が倉庫を覆った。鋭い火矢が空から降り注ぐと、結界の表面で弾け、炎は静かに消えていく。火花が夜空に散るが、障壁の内側は穏やかで、木箱や帳簿は微動だにしない。
「──これはただの守りじゃない。攻めにも転じられる壁です」
リュシアの声は低く、しかし揺るがない力を帯びて響く。飛んでくる鉄槍や松明も、結界の光に触れると軌道を狂わされ、地面に落下する。振動と共に石畳が震え、金属の弾く音が街に反響する。
「社長、こちらの資産損失率、二割未満に抑えられます!」
「上出来だ!」
漣司は肩の力を抜かずにうなずく。目の前の戦場で、戦士たちが牙を剥き、火と血の渦に飛び込む中、
黒い結界の内側だけはまるで静寂の城のように守られていた。リュシアの手がひと振りするたび、結界は微かに震え、夜風に揺れる松明の光を吸い込む。彼女の魔力が戦場全体に、目に見えぬ防御の網を広げていく。そして戦士たちは、その背に支えられて、恐怖に打ち勝つ。
「──よし、次は敵を押し返す段だ。蒼盾の展開、準備はいいか?」
漣司の指示に、リュシアは頷く。夜の都市が、戦士たちと魔術の連携で徐々に支配されつつあった。
◇
一方、ミナは暗い路地裏を疾風のように駆け抜けていた。月明かりが彼女の金色の髪をかすかに照らし、影が地面を滑る。
「敵の補給路は……あった!」
小さな声に鋭さが宿る。目の前に広がる樽や箱――敵の食料や弾薬の備蓄が整然と積まれている。ミナはすばやく火縄を括りつけ、油樽に火を放つ。瞬間、爆炎が夜空を裂き、爆風が路地を揺らす。木箱や樽が次々と吹き飛び、敵の隊列が一瞬で混乱する。
「へへっ、これが情報部門の仕事だからね!」
彼女の笑みは、どこかいたずらっぽく、しかし確実に戦況を変える力を秘めていた。爆音に気を取られた敵兵たちの背後、牙の旗の戦士たちが斧や槍を構え、一斉に突撃した。
炎の光が跳ね、影が大きく揺れ、戦士たちの叫びが夜に轟いた。
「二階堂商会ナメんなよ!」
「俺たちは、武装法人だ!」
ミナの小さな体が路地を駆け抜けるたび、戦場の緊張が波紋のように広がった。奇襲、情報、火力――すべてが連動し、都市の夜は戦場そのものへと変貌していく。
◇
戦況が二階堂商会優勢に傾きつつあったその瞬間、闇の中から鎧をまとったギルド私兵の大隊長が姿を現した。肩幅を揺らし、大剣を肩に担ぎながら、不敵な声を轟かせた。
「お前らごときに市場は渡さん!」
その声に応えるかのように、ガロウが咆哮を上げて飛び出した。巨体を揺らし、斧を構えた彼の目には、ただ一つ――戦う理由が宿っていた。
「テメエが大将か! 社長の会社に手ェ出すなヨォ!」
斧と大剣がぶつかるたび、火花が夜空に舞った。金属の衝撃が石畳に響き、周囲の戦士たちの心臓まで震わせた。互いに一歩も譲らぬ力比べ。だが、ガロウの瞳は勝利への執念で赤く燃えていた。
「俺には退職金がついてんダ! 死ぬ気で戦う理由があるンダヨォ!」
渾身の一撃で敵大将を吹き飛ばし、地面に沈めた。彼が渾身の力を斧に込めると、大剣を振るう巨漢を打ち返し、空中で弧を描いたまま吹き飛ばす。金属音が断末魔のように響き、敵大将は地面に重く沈んだ。その瞬間、周囲の戦士たちが一斉に歓声を上げ、士気が爆発する。
「牙の旗は、社長の剣だ!」
都市の夜に轟く咆哮――戦場の空気は、もはや二階堂商会のものとなっていた。敵軍は総崩れとなり、撤退を始めた。漣司は高らかに叫ぶ。
「勝利だ! 二階堂商会は資産を守り抜いた!」
市民防衛隊の志願者たちは拳を突き上げ、歓声が広場に炸裂する。戦士たちも互いに肩を叩き合い、喜びと興奮が渦を巻いた。駆け寄ったミナは、息を切らしながらも笑みを弾ませる。
「社長! これでギルドも簡単には手を出せないね!」
リュシアは冷ややかに微笑む。瞳の奥に計算する光が宿る。
「ええ。ただし、彼らは必ず次の手を打ってきます。金融で、政治で……私たちの信用を揺さぶるでしょう」
漣司は剣と天秤の紋章が描かれた旗を見上げ、拳を固く握る。火を帯びた夜空に旗が翻り、赤々と照らされる倉庫街の光景は、戦場というよりもまるで新たな時代の到来を告げるようだった。
「いいだろう……経営は戦争だ。そして今夜――我々は武装法人として、初めての勝利を掴んだ」
夜の闇に混ざる松明の残光が、戦いの熱気と未来への期待を映し出す。都市カストリアの街は、この一夜を境に、二階堂商会の名を刻む歴史を刻み始めた。燃え残る松明の炎が、倉庫街を赤々と照らしていた。その光は、新たな時代の始まりを告げていた。
そして、広場の中央に掲げられた二階堂商会の旗。剣と天秤の紋章が風に翻るたび、まるで戦いの始まりを告げる鐘のように鋭い音を立てた。だがその旗を狙い、ギルドの私兵部隊が動き出していた。
◇
次の瞬間。
ボオオオオッ――ッ!
闇を震わせる角笛が鳴り響いた。倉庫街全体がビクリと震えたかのようだった。
「来たか……」
漣司は眼鏡の奥で目を細める。その声は低いが、戦場に立つ将の声だった。
「全員、配置につけ!」
号令とともに、広場が一気に動き出す。牙の旗の戦士たちは、獣のような足取りで陣形に入り、市民防衛隊の職人や村人たちは震える手で武器を握りしめる。だがその目は、決意で燃えていた。前に立つガロウが、夜空を震わせる声で吠えた。
「退職金まで出る戦士なんざ聞いたことねェ!牙の旗は社長の剣となル! 野郎どモ、命張って働けヨォオ!」
「ウオオオオオッ!!」
怒号が、蒸気のように広場に噴き上がる。士気が火柱のように立ち上がり、空気が震えた。
◇
ギルド私兵が一斉に松明を掲げた。黒々とした影がゆらぎ、赤い焔が風に伸びる。その灯りが鉄の槍先を照らすたび、月光と炎が交じり、刃が獰猛な獣の牙のように光った。規律ある足音が石畳を震わせ、倉庫の壁がかすかに振動する。都市カストリアの夜が、まるで戦の太鼓を鳴らしているようだった。
「倉庫を焼き払えぇッ!手形の原版を奪えッ! ギルドに逆らう愚か者どもに見せしめだ!」
号令が響いた瞬間、松明が次々に投げられる。炎が駆け、乾いた木箱が爆ぜ、焦げた匂いが宙に漂う。赤い光が倉庫街を塗りつぶし、まるで地獄の口が開いたかのようだった。だが漣司は怯まない。
「――市民を守れ!!」
鋼のように固い声が戦場を貫いた。
「ガロウ、前線を押さえろ!」
「任せトケェェェッ!!」
ガロウが地面を蹴った。巨体とは思えぬ速度で飛び出し、斧を振りかぶる。
バギィンッ!と斧が敵の盾を砕いた音が夜に響く。次の瞬間、薙ぎ払われた私兵たちが弾き飛ばされた。肉が裂け、甲冑が凹み、血飛沫が炎に照らされて赤黒く舞う。
「どけやァオラァッ!!」
ガロウが咆哮するたびに、戦場の空気が震える。その背に続く牙の旗の戦士たちが怒号を上げた。
「「「ウオオオオオッ!!!」」」
火花が飛び散り、斧、槍、刃が交錯する。戦士たちの眼は、恐怖ではなく闘志で燃えていた。
「二階堂商会ナメんなヨォオッ!!俺たちは――社員だゼェッ!!」
その叫びは炎の轟き以上に熱く、強く、広場の全てに響いた。牙の旗、市民防衛隊、商会の仲間たち――その士気は一気に燃え上がり、火災よりも眩く戦場を照らした。ギルド私兵の波が押し寄せる。
だが、それを砕くように二階堂商会の武装が迎え撃つ。
◇
背後でリュシアが静かに立ち、指先がかすかに光る。その目は冷徹に戦況を見据え、唇が小さく動く――詠唱の紡ぎだ。
「資産を守るにはまず防壁。……これは経営でも同じです」
漣司が前線で叫ぶ混乱を横目に、氷の結界が倉庫を覆った。鋭い火矢が空から降り注ぐと、結界の表面で弾け、炎は静かに消えていく。火花が夜空に散るが、障壁の内側は穏やかで、木箱や帳簿は微動だにしない。
「──これはただの守りじゃない。攻めにも転じられる壁です」
リュシアの声は低く、しかし揺るがない力を帯びて響く。飛んでくる鉄槍や松明も、結界の光に触れると軌道を狂わされ、地面に落下する。振動と共に石畳が震え、金属の弾く音が街に反響する。
「社長、こちらの資産損失率、二割未満に抑えられます!」
「上出来だ!」
漣司は肩の力を抜かずにうなずく。目の前の戦場で、戦士たちが牙を剥き、火と血の渦に飛び込む中、
黒い結界の内側だけはまるで静寂の城のように守られていた。リュシアの手がひと振りするたび、結界は微かに震え、夜風に揺れる松明の光を吸い込む。彼女の魔力が戦場全体に、目に見えぬ防御の網を広げていく。そして戦士たちは、その背に支えられて、恐怖に打ち勝つ。
「──よし、次は敵を押し返す段だ。蒼盾の展開、準備はいいか?」
漣司の指示に、リュシアは頷く。夜の都市が、戦士たちと魔術の連携で徐々に支配されつつあった。
◇
一方、ミナは暗い路地裏を疾風のように駆け抜けていた。月明かりが彼女の金色の髪をかすかに照らし、影が地面を滑る。
「敵の補給路は……あった!」
小さな声に鋭さが宿る。目の前に広がる樽や箱――敵の食料や弾薬の備蓄が整然と積まれている。ミナはすばやく火縄を括りつけ、油樽に火を放つ。瞬間、爆炎が夜空を裂き、爆風が路地を揺らす。木箱や樽が次々と吹き飛び、敵の隊列が一瞬で混乱する。
「へへっ、これが情報部門の仕事だからね!」
彼女の笑みは、どこかいたずらっぽく、しかし確実に戦況を変える力を秘めていた。爆音に気を取られた敵兵たちの背後、牙の旗の戦士たちが斧や槍を構え、一斉に突撃した。
炎の光が跳ね、影が大きく揺れ、戦士たちの叫びが夜に轟いた。
「二階堂商会ナメんなよ!」
「俺たちは、武装法人だ!」
ミナの小さな体が路地を駆け抜けるたび、戦場の緊張が波紋のように広がった。奇襲、情報、火力――すべてが連動し、都市の夜は戦場そのものへと変貌していく。
◇
戦況が二階堂商会優勢に傾きつつあったその瞬間、闇の中から鎧をまとったギルド私兵の大隊長が姿を現した。肩幅を揺らし、大剣を肩に担ぎながら、不敵な声を轟かせた。
「お前らごときに市場は渡さん!」
その声に応えるかのように、ガロウが咆哮を上げて飛び出した。巨体を揺らし、斧を構えた彼の目には、ただ一つ――戦う理由が宿っていた。
「テメエが大将か! 社長の会社に手ェ出すなヨォ!」
斧と大剣がぶつかるたび、火花が夜空に舞った。金属の衝撃が石畳に響き、周囲の戦士たちの心臓まで震わせた。互いに一歩も譲らぬ力比べ。だが、ガロウの瞳は勝利への執念で赤く燃えていた。
「俺には退職金がついてんダ! 死ぬ気で戦う理由があるンダヨォ!」
渾身の一撃で敵大将を吹き飛ばし、地面に沈めた。彼が渾身の力を斧に込めると、大剣を振るう巨漢を打ち返し、空中で弧を描いたまま吹き飛ばす。金属音が断末魔のように響き、敵大将は地面に重く沈んだ。その瞬間、周囲の戦士たちが一斉に歓声を上げ、士気が爆発する。
「牙の旗は、社長の剣だ!」
都市の夜に轟く咆哮――戦場の空気は、もはや二階堂商会のものとなっていた。敵軍は総崩れとなり、撤退を始めた。漣司は高らかに叫ぶ。
「勝利だ! 二階堂商会は資産を守り抜いた!」
市民防衛隊の志願者たちは拳を突き上げ、歓声が広場に炸裂する。戦士たちも互いに肩を叩き合い、喜びと興奮が渦を巻いた。駆け寄ったミナは、息を切らしながらも笑みを弾ませる。
「社長! これでギルドも簡単には手を出せないね!」
リュシアは冷ややかに微笑む。瞳の奥に計算する光が宿る。
「ええ。ただし、彼らは必ず次の手を打ってきます。金融で、政治で……私たちの信用を揺さぶるでしょう」
漣司は剣と天秤の紋章が描かれた旗を見上げ、拳を固く握る。火を帯びた夜空に旗が翻り、赤々と照らされる倉庫街の光景は、戦場というよりもまるで新たな時代の到来を告げるようだった。
「いいだろう……経営は戦争だ。そして今夜――我々は武装法人として、初めての勝利を掴んだ」
夜の闇に混ざる松明の残光が、戦いの熱気と未来への期待を映し出す。都市カストリアの街は、この一夜を境に、二階堂商会の名を刻む歴史を刻み始めた。燃え残る松明の炎が、倉庫街を赤々と照らしていた。その光は、新たな時代の始まりを告げていた。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ガチャと異世界転生 システムの欠陥を偶然発見し成り上がる!
よっしぃ
ファンタジー
偶然神のガチャシステムに欠陥がある事を発見したノーマルアイテムハンター(最底辺の冒険者)ランナル・エクヴァル・元日本人の転生者。
獲得したノーマルアイテムの売却時に、偶然発見したシステムの欠陥でとんでもない事になり、神に報告をするも再現できず否定され、しかも神が公認でそんな事が本当にあれば不正扱いしないからドンドンしていいと言われ、不正もとい欠陥を利用し最高ランクの装備を取得し成り上がり、無双するお話。
俺は西塔 徳仁(さいとう のりひと)、もうすぐ50過ぎのおっさんだ。
単身赴任で家族と離れ遠くで暮らしている。遠すぎて年に数回しか帰省できない。
ぶっちゃけ時間があるからと、ブラウザゲームをやっていたりする。
大抵ガチャがあるんだよな。
幾つかのゲームをしていたら、そのうちの一つのゲームで何やらハズレガチャを上位のアイテムにアップグレードしてくれるイベントがあって、それぞれ1から5までのランクがあり、それを15本投入すれば一度だけ例えばSRだったらSSRのアイテムに変えてくれるという有り難いイベントがあったっけ。
だが俺は運がなかった。
ゲームの話ではないぞ?
現実で、だ。
疲れて帰ってきた俺は体調が悪く、何とか自身が住んでいる社宅に到着したのだが・・・・俺は倒れたらしい。
そのまま救急搬送されたが、恐らく脳梗塞。
そのまま帰らぬ人となったようだ。
で、気が付けば俺は全く知らない場所にいた。
どうやら異世界だ。
魔物が闊歩する世界。魔法がある世界らしく、15歳になれば男は皆武器を手に魔物と祟罠くてはならないらしい。
しかも戦うにあたり、武器や防具は何故かガチャで手に入れるようだ。なんじゃそりゃ。
10歳の頃から生まれ育った村で魔物と戦う術や解体方法を身に着けたが、15になると村を出て、大きな街に向かった。
そこでダンジョンを知り、同じような境遇の面々とチームを組んでダンジョンで活動する。
5年、底辺から抜け出せないまま過ごしてしまった。
残念ながら日本の知識は持ち合わせていたが役に立たなかった。
そんなある日、変化がやってきた。
疲れていた俺は普段しない事をしてしまったのだ。
その結果、俺は信じられない出来事に遭遇、その後神との恐ろしい交渉を行い、最底辺の生活から脱出し、成り上がってく。
悪徳貴族の、イメージ改善、慈善事業
ウィリアム・ブロック
ファンタジー
現代日本から死亡したラスティは貴族に転生する。しかしその世界では貴族はあんまり良く思われていなかった。なのでノブリス・オブリージュを徹底させて、貴族のイメージ改善を目指すのだった。
最強無敗の少年は影を従え全てを制す
ユースケ
ファンタジー
不慮の事故により死んでしまった大学生のカズトは、異世界に転生した。
産まれ落ちた家は田舎に位置する辺境伯。
カズトもといリュートはその家系の長男として、日々貴族としての教養と常識を身に付けていく。
しかし彼の力は生まれながらにして最強。
そんな彼が巻き起こす騒動は、常識を越えたものばかりで……。
この世界にダンジョンが現れたようです ~チートな武器とスキルと魔法と従魔と仲間達と共に世界最強となる~
仮実谷 望
ファンタジー
主人公の増宮拓朗(ましみやたくろう)は20歳のニートである。
祖父母の家に居候している中、毎日の日課の自宅の蔵の確認を行う過程で謎の黒い穴を見つける。
試にその黒い穴に入ると謎の空間に到達する。
拓朗はその空間がダンジョンだと確信して興奮した。
さっそく蔵にある武器と防具で装備を整えてダンジョンに入ることになるのだが……
暫くするとこの世界には異変が起きていた。
謎の怪物が現れて人を襲っているなどの目撃例が出ているようだ。
謎の黒い穴に入った若者が行方不明になったなどの事例も出ている。
そのころ拓朗は知ってか知らずか着実にレベルを上げて世界最強の探索者になっていた。
その後モンスターが街に現れるようになったら、狐の仮面を被りモンスターを退治しないといけないと奮起する。
その過程で他にもダンジョンで女子高生と出会いダンジョンの攻略を進め成長していく。
様々な登場人物が織りなす群像劇です。
主人公以外の視点も書くのでそこをご了承ください。
その後、七星家の七星ナナナと虹咲家の虹咲ナナカとの出会いが拓朗を成長させるきっかけになる。
ユキトとの出会いの中、拓朗は成長する。
タクロウは立派なヒーローとして覚醒する。
その後どんな敵が来ようとも敵を押しのける。倒す。そんな無敵のヒーロー稲荷仮面が活躍するヒーロー路線物も描いていきたいです。
異世界から元の世界に派遣された僕は他の勇者たちとは別にのんびり暮らします【DNAの改修者ー外伝】
kujibiki
ファンタジー
異世界で第二の人生の大往生を迎えた僕は再びあの場所へ飛ばされていた。
※これは『DNAの改修者』のアフターストーリーとなります。
『DNAの改修者』を読まなくても大丈夫だとは思いますが、気になる方はご覧ください。
※表紙は生成AIで作ってみたイメージです。(シャルルが難しい…)
レベルアップに魅せられすぎた男の異世界探求記(旧題カンスト厨の異世界探検記)
荻野
ファンタジー
ハーデス 「ワシとこの遺跡ダンジョンをそなたの魔法で成仏させてくれぬかのぅ?」
俺 「確かに俺の神聖魔法はレベルが高い。神様であるアンタとこのダンジョンを成仏させるというのも出来るかもしれないな」
ハーデス 「では……」
俺 「だが断る!」
ハーデス 「むっ、今何と?」
俺 「断ると言ったんだ」
ハーデス 「なぜだ?」
俺 「……俺のレベルだ」
ハーデス 「……は?」
俺 「あともう数千回くらいアンタを倒せば俺のレベルをカンストさせられそうなんだ。だからそれまでは聞き入れることが出来ない」
ハーデス 「レベルをカンスト? お、お主……正気か? 神であるワシですらレベルは9000なんじゃぞ? それをカンスト? 神をも上回る力をそなたは既に得ておるのじゃぞ?」
俺 「そんなことは知ったことじゃない。俺の目標はレベルをカンストさせること。それだけだ」
ハーデス 「……正気……なのか?」
俺 「もちろん」
異世界に放り込まれた俺は、昔ハマったゲームのように異世界をコンプリートすることにした。
たとえ周りの者たちがなんと言おうとも、俺は異世界を極め尽くしてみせる!
アラフォーおっさんの週末ダンジョン探検記
ぽっちゃりおっさん
ファンタジー
ある日、全世界の至る所にダンジョンと呼ばれる異空間が出現した。
そこには人外異形の生命体【魔物】が存在していた。
【魔物】を倒すと魔石を落とす。
魔石には膨大なエネルギーが秘められており、第五次産業革命が起こるほどの衝撃であった。
世は埋蔵金ならぬ、魔石を求めて日々各地のダンジョンを開発していった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる