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24話
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真っ暗になった中、パッと青白い光がついた。月が発光している手を掲げている。カースが手首まで覆っているが、大丈夫なのだろうか。
周りが見えるようになったところで広場へと続いていた道をふさぐ大小様々の岩を見る。天井までしっかり岩がふさいでおり、どの様な方法でも通り向けることは出来なさそうだ。
もはや戻ることは出来ない以上、先に進しかない。
地球達は今自分達がいる道が先程消えた土星へと導いてくれることを祈りながら進みはじめた。
道に迷っているのか、正しい道を進んでいるのか分からない状態でしばらく進んでいると、よく知った気配を感じた。
海を象徴し、地球との仲も良い海王星の気配だった。天王星の気配はないことから、どうやら海王星は1人でいるようだ。
命の源である海を象徴する海王星は、命を支える星である地球と仲がいい。
よく知った人の気配に、地球は一瞬安堵したが、海王星もまた、戻ってきていない人のうち1人であることを思い出す。
それに、天王星と海王星の双子は、一緒に居ることが多く、滅多なことではお互いから離れない。1人でいることが珍しい海王星だが、今現在1人でいる。
天王星に何かあったのか、それとも何かあったのは海王星の方なのか。そこは分からなかったが、どちらかに何かがあったのだと地球は考えた。
とにかく海王星とあわない限り、どちらに何があったのか分からない。そう思い、地球は気配を感じる方へ歩き出した。
周りが見えるようになったところで広場へと続いていた道をふさぐ大小様々の岩を見る。天井までしっかり岩がふさいでおり、どの様な方法でも通り向けることは出来なさそうだ。
もはや戻ることは出来ない以上、先に進しかない。
地球達は今自分達がいる道が先程消えた土星へと導いてくれることを祈りながら進みはじめた。
道に迷っているのか、正しい道を進んでいるのか分からない状態でしばらく進んでいると、よく知った気配を感じた。
海を象徴し、地球との仲も良い海王星の気配だった。天王星の気配はないことから、どうやら海王星は1人でいるようだ。
命の源である海を象徴する海王星は、命を支える星である地球と仲がいい。
よく知った人の気配に、地球は一瞬安堵したが、海王星もまた、戻ってきていない人のうち1人であることを思い出す。
それに、天王星と海王星の双子は、一緒に居ることが多く、滅多なことではお互いから離れない。1人でいることが珍しい海王星だが、今現在1人でいる。
天王星に何かあったのか、それとも何かあったのは海王星の方なのか。そこは分からなかったが、どちらかに何かがあったのだと地球は考えた。
とにかく海王星とあわない限り、どちらに何があったのか分からない。そう思い、地球は気配を感じる方へ歩き出した。
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