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3.仲間
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「美味しい! リオンの料理は本当に美味しいな!」
「ね! このお肉なんてほろほろ~」
「⋯⋯そりゃ、良かったよ」
はい、こちらリオンです。現在、酒場にて勇者御一行とおっちゃんと俺の四人で飯を食べてます。
しかも、飯作るのは当たり前のように、俺!
ペリペッド豚のほろほろ角煮、ブカのクリーム煮スープ、ヌルー川で取れた魚を使ったパエリア、ポマード鳥の丸ごとチキンとか、いっぱい作っちゃったよ!
「だろ~? リオンのは、美味いんだ」
おっちゃんはビールを飲みならが、角煮を頬張る。顔真っ赤で、もう出来上がってるな。
「味付けが絶妙だ。角煮の甘辛いタレがたまらない⋯⋯」
アーサーも幸せそうな顔で、角煮を口いっぱいに頬張っている。
実は、角煮は俺の自信のある料理の一つなので、褒められると嬉しい。色々、試行錯誤して作るのは大変だけど、こうやって幸せそうに食べてくれる人を見ると、頑張った甲斐があったなと思う。
「ね~。美味しいお料理、ありがとうございます、リオンさん」
「いーえ。足りる? もっと食べるようなら、作るけど?」
あれだけいっぱい作ったのに、もうすぐ無くなりそうだ。料理のほとんどは、アーサーの胃袋に収まっている。
「あ、じゃあ、お願いしたいです。⋯⋯甘いのとかも、出来たりしますか?」
ルーナちゃん、やっぱり可愛い。特に、笑顔が天使です。
「簡単なやつなら出来るよ、待ってて」
俺は厨房に戻り、ルーナちゃんの為にスイーツを作る。今回はクレープにしよう。
そして、さて、どうやってこの状況から逃げようかな?
魔法を使えば、あの二人なんて余裕で巻けるけど、使ったらバレるかもだし、どうするか。
最悪、三人とも殺して何も無かったことにも出来る。これは最終手段だけどな。
なんて考えながら、ボールに小麦粉に卵に卵、砂糖、牛乳、バターを入れて混ぜて、フライパンで焼く。
焼きあがったら、綺麗に盛り付け、脇にフルーツを添えて、蜂蜜をかける。
可愛いクレープの完成です。
さて、テーブルの方に戻るか。
「ルーナちゃん、お待たせ。クレープです」
「わあ、美味しそう!」
ルーナちゃんは目をキラキラと輝かせた。女の子は甘いものが好きよね。
「頂きます! ん、美味しい~!」
はあ~。何その顔、可愛い。天使かな?
美味しそうにクレープを食べるルーナちゃんをでれでれと眺めていたら、アーサーが真剣な表情をして、話しかけてきた。
「リオン、ご馳走様。君の作った料理、すごく美味しかった。こんなに温かい味がする料理は初めてだったよ」
隣の椅子に座っていた俺の目を、アーサーは真っ直ぐ見つめた。
男のくせに、まつ毛が長すぎでは?
なんなの、このくっさいセリフは。告白シーンですか!?
俺は男ですよ!
「⋯⋯リオン、料理番として、僕達と一緒に旅をしてくれないだろうか?」
き、来た~!!!
俺の正体、バレちゃうのやなんですけど!
よし、断ろう!
「旅路には、美味しいご飯がないと活気が足りないだろう?ルーナもリオンの料理をとても気にっている」
「うん。私も、リオン君が一緒に来てくれたら、嬉しいな」
ルーナはフォークを皿に置くと、正面に座る俺の目を優しげな目で真っ直ぐと見た。
そんなに、見られても困る⋯⋯。
断りにくい。もし、ここで断ったとしても、アーサーは引くだろうか。アーサーはどうだっていいけど、ルーナちゃんの悲しそうな顔は見たくない。
男、リオン、一つの決断をする。
「⋯⋯分かったよ。俺も、一緒に旅について行く。料理番は任せろよ!」
リオンの答えに二人は、ほっと胸を撫で下ろした。
「ありがとう、リオン! これから、よろしく。お前の料理があれば、どんな試練でも乗り越えられそうな気がする」
「ね! 嬉しいな。リオンと旅出来るの。よろしくね」
「ああ、よろしく。アーサー、ルーナちゃん」
⋯⋯なんてね!
二人には悪いけど、この後、途中ではぐれたふりしてバックれますので、ご安心を!
この二人、俺が犯してしまった罪を知らないから、こんなことを言えるんだろう。本当のことを知ったら、俺と一緒に旅とかしたく無くなるだろうね。俺だったら、こんな大量殺人鬼と旅とか無理だから。
一国の王子だったのに、宮廷に使える魔法使いだったのに、何故、こんなことになってしまったんだろうか⋯⋯。
「ね! このお肉なんてほろほろ~」
「⋯⋯そりゃ、良かったよ」
はい、こちらリオンです。現在、酒場にて勇者御一行とおっちゃんと俺の四人で飯を食べてます。
しかも、飯作るのは当たり前のように、俺!
ペリペッド豚のほろほろ角煮、ブカのクリーム煮スープ、ヌルー川で取れた魚を使ったパエリア、ポマード鳥の丸ごとチキンとか、いっぱい作っちゃったよ!
「だろ~? リオンのは、美味いんだ」
おっちゃんはビールを飲みならが、角煮を頬張る。顔真っ赤で、もう出来上がってるな。
「味付けが絶妙だ。角煮の甘辛いタレがたまらない⋯⋯」
アーサーも幸せそうな顔で、角煮を口いっぱいに頬張っている。
実は、角煮は俺の自信のある料理の一つなので、褒められると嬉しい。色々、試行錯誤して作るのは大変だけど、こうやって幸せそうに食べてくれる人を見ると、頑張った甲斐があったなと思う。
「ね~。美味しいお料理、ありがとうございます、リオンさん」
「いーえ。足りる? もっと食べるようなら、作るけど?」
あれだけいっぱい作ったのに、もうすぐ無くなりそうだ。料理のほとんどは、アーサーの胃袋に収まっている。
「あ、じゃあ、お願いしたいです。⋯⋯甘いのとかも、出来たりしますか?」
ルーナちゃん、やっぱり可愛い。特に、笑顔が天使です。
「簡単なやつなら出来るよ、待ってて」
俺は厨房に戻り、ルーナちゃんの為にスイーツを作る。今回はクレープにしよう。
そして、さて、どうやってこの状況から逃げようかな?
魔法を使えば、あの二人なんて余裕で巻けるけど、使ったらバレるかもだし、どうするか。
最悪、三人とも殺して何も無かったことにも出来る。これは最終手段だけどな。
なんて考えながら、ボールに小麦粉に卵に卵、砂糖、牛乳、バターを入れて混ぜて、フライパンで焼く。
焼きあがったら、綺麗に盛り付け、脇にフルーツを添えて、蜂蜜をかける。
可愛いクレープの完成です。
さて、テーブルの方に戻るか。
「ルーナちゃん、お待たせ。クレープです」
「わあ、美味しそう!」
ルーナちゃんは目をキラキラと輝かせた。女の子は甘いものが好きよね。
「頂きます! ん、美味しい~!」
はあ~。何その顔、可愛い。天使かな?
美味しそうにクレープを食べるルーナちゃんをでれでれと眺めていたら、アーサーが真剣な表情をして、話しかけてきた。
「リオン、ご馳走様。君の作った料理、すごく美味しかった。こんなに温かい味がする料理は初めてだったよ」
隣の椅子に座っていた俺の目を、アーサーは真っ直ぐ見つめた。
男のくせに、まつ毛が長すぎでは?
なんなの、このくっさいセリフは。告白シーンですか!?
俺は男ですよ!
「⋯⋯リオン、料理番として、僕達と一緒に旅をしてくれないだろうか?」
き、来た~!!!
俺の正体、バレちゃうのやなんですけど!
よし、断ろう!
「旅路には、美味しいご飯がないと活気が足りないだろう?ルーナもリオンの料理をとても気にっている」
「うん。私も、リオン君が一緒に来てくれたら、嬉しいな」
ルーナはフォークを皿に置くと、正面に座る俺の目を優しげな目で真っ直ぐと見た。
そんなに、見られても困る⋯⋯。
断りにくい。もし、ここで断ったとしても、アーサーは引くだろうか。アーサーはどうだっていいけど、ルーナちゃんの悲しそうな顔は見たくない。
男、リオン、一つの決断をする。
「⋯⋯分かったよ。俺も、一緒に旅について行く。料理番は任せろよ!」
リオンの答えに二人は、ほっと胸を撫で下ろした。
「ありがとう、リオン! これから、よろしく。お前の料理があれば、どんな試練でも乗り越えられそうな気がする」
「ね! 嬉しいな。リオンと旅出来るの。よろしくね」
「ああ、よろしく。アーサー、ルーナちゃん」
⋯⋯なんてね!
二人には悪いけど、この後、途中ではぐれたふりしてバックれますので、ご安心を!
この二人、俺が犯してしまった罪を知らないから、こんなことを言えるんだろう。本当のことを知ったら、俺と一緒に旅とかしたく無くなるだろうね。俺だったら、こんな大量殺人鬼と旅とか無理だから。
一国の王子だったのに、宮廷に使える魔法使いだったのに、何故、こんなことになってしまったんだろうか⋯⋯。
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