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救出はこうでなくっちゃ!
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連れてこられたのは、いかにも~な感じの倉庫だった。
ルイ君に銃口を向けられ、眠ったままの坊っちゃまを抱き締めながら動けないでいると、一緒に乗ってきたいかつい男が重たい倉庫の扉を開ける。
すると、なんか無駄に身なりのいい(てか、趣味の悪い感じの)男が、数人のこれまた いかにも~な男たちを連れて入ってきた。
「ボス!お待ちしておりました」
扉を開けた男がばっと頭を下げる。
(ボス…、ってことはこいつが悪の親玉ってこと?)
真ん中のボスは、坊っちゃまを見て突然笑いだした。
「ふ、ふふ、ふはははははは!!これで、これでやっとやつの弱味を握ってやったぞ!」
中年のインテリ系メガネな見た目なんだけど、あまり賢くなさそうな感じのボスは笑い過ぎてむせた。
(あれ?なんかこれ、私どうにか出来るんじゃ…)
そう思っていると腕の中の坊っちゃまがモゾモゾと動く。
「ん~……?」
「あぁ、坊っちゃま!良かった!目が覚めたんですね?」
ルイ君は眠らせただけって言ってたけど、ちゃんと目覚めてくれたことにほっとする。
「マリア?」
ぼんやりと回りを見た坊っちゃまは、屋敷と違う雰囲気を感じ取り、不安げにぎゅっと私にしがみつく。
「はっ!目があいつそっくりだ!! だが、その怯えた表情はなかなか気味がいいな!見ろよお前たち!まるであいつ、ロキ・レオンハルト・ダードヴィッフィリアが怯えているようじゃないか!」
アハハハハ!と笑う男たちを怖がって坊っちゃまの目にみるみる涙が浮かんでいく。
「ふえぇ…」
「おっと、泣くなよ?私はガキの泣き声が大嫌いなんだ」
「やめて!」
坊っちゃまを庇おうとすると、ルイ君がボスと私たちの間にするりと入ってきた。
「ボス。今人質を傷付けるのは得策ではないかと」
冷静なルイ君の声がムカついたのか、ボスは声を荒げる。
「この私に指図するなっ!どけっ」
怒りで顔を赤くしたボスは、チャキリと私たちに銃を向ける。
死ぬかもしれない。そう思ったら体が勝手に震えて、でも手足に力が入れられなくて逃げることが出来ない。
(せ、せめて坊っちゃまだけでも…!)
震える手でぎゅっと腕の中の坊っちゃまを抱き込むのが精一杯だった。
バァーンっ!!!
大きな音にぎゅっと目を瞑る。
しかし、痛みを感じることもなく、何も起こらない………と思ったら、次に聞こえてきたのは一番聞きたかった声だった。
「っマナ!!アラン坊っちゃま!!」
反射的に声の方を向くと、倉庫の窓が大破し、日の明かりを背に立つアルバートさんがそこにいた。
「ぁ……アルバートさ…」
震える唇でその人の名前を呼ぼうとしたら、更に大きな音を立てて別の壁に大きな穴が空いた。
「そこまでよっ!!全員武器を捨てて投降しなさいっ!まぁ、しても一発ぐらいは殴るけどねっ」
頼もしい声はリサさんのもの。その後ろからは屋敷の皆がそれぞれ武器を手に持ち、倉庫内に続々と入ってくる。
「くっ!?てめぇら!やっちまえ!!」
それからの倉庫内は大乱闘だった。
ルイ君に銃口を向けられ、眠ったままの坊っちゃまを抱き締めながら動けないでいると、一緒に乗ってきたいかつい男が重たい倉庫の扉を開ける。
すると、なんか無駄に身なりのいい(てか、趣味の悪い感じの)男が、数人のこれまた いかにも~な男たちを連れて入ってきた。
「ボス!お待ちしておりました」
扉を開けた男がばっと頭を下げる。
(ボス…、ってことはこいつが悪の親玉ってこと?)
真ん中のボスは、坊っちゃまを見て突然笑いだした。
「ふ、ふふ、ふはははははは!!これで、これでやっとやつの弱味を握ってやったぞ!」
中年のインテリ系メガネな見た目なんだけど、あまり賢くなさそうな感じのボスは笑い過ぎてむせた。
(あれ?なんかこれ、私どうにか出来るんじゃ…)
そう思っていると腕の中の坊っちゃまがモゾモゾと動く。
「ん~……?」
「あぁ、坊っちゃま!良かった!目が覚めたんですね?」
ルイ君は眠らせただけって言ってたけど、ちゃんと目覚めてくれたことにほっとする。
「マリア?」
ぼんやりと回りを見た坊っちゃまは、屋敷と違う雰囲気を感じ取り、不安げにぎゅっと私にしがみつく。
「はっ!目があいつそっくりだ!! だが、その怯えた表情はなかなか気味がいいな!見ろよお前たち!まるであいつ、ロキ・レオンハルト・ダードヴィッフィリアが怯えているようじゃないか!」
アハハハハ!と笑う男たちを怖がって坊っちゃまの目にみるみる涙が浮かんでいく。
「ふえぇ…」
「おっと、泣くなよ?私はガキの泣き声が大嫌いなんだ」
「やめて!」
坊っちゃまを庇おうとすると、ルイ君がボスと私たちの間にするりと入ってきた。
「ボス。今人質を傷付けるのは得策ではないかと」
冷静なルイ君の声がムカついたのか、ボスは声を荒げる。
「この私に指図するなっ!どけっ」
怒りで顔を赤くしたボスは、チャキリと私たちに銃を向ける。
死ぬかもしれない。そう思ったら体が勝手に震えて、でも手足に力が入れられなくて逃げることが出来ない。
(せ、せめて坊っちゃまだけでも…!)
震える手でぎゅっと腕の中の坊っちゃまを抱き込むのが精一杯だった。
バァーンっ!!!
大きな音にぎゅっと目を瞑る。
しかし、痛みを感じることもなく、何も起こらない………と思ったら、次に聞こえてきたのは一番聞きたかった声だった。
「っマナ!!アラン坊っちゃま!!」
反射的に声の方を向くと、倉庫の窓が大破し、日の明かりを背に立つアルバートさんがそこにいた。
「ぁ……アルバートさ…」
震える唇でその人の名前を呼ぼうとしたら、更に大きな音を立てて別の壁に大きな穴が空いた。
「そこまでよっ!!全員武器を捨てて投降しなさいっ!まぁ、しても一発ぐらいは殴るけどねっ」
頼もしい声はリサさんのもの。その後ろからは屋敷の皆がそれぞれ武器を手に持ち、倉庫内に続々と入ってくる。
「くっ!?てめぇら!やっちまえ!!」
それからの倉庫内は大乱闘だった。
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