人生和歌集 -風ー(1)

多谷昇太

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唄和歌シリーズ

愛の終着駅

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和歌一首…唄和歌170.愛の終着駅

もう嫌だもう生きれないズタボロだ♬寒い夜汽車で~♫こは女歌…

売春・家庭内暴力・イジメ等の果てにここに流れ着いた女性たち。彼女たちは男に、世間に、云うに云えない苛みを受け続けて来たのです。八代亜紀のこの歌は彼女たちにこそふさわしい。
https://youtu.be/LhVFTL5nuWE?si=hDIkmCcHBtkjBiHy ←ユーチューブ「愛の終着駅」八代亜紀

1957年来ここで働き続ける、かにた村(女性の駆け込み寺)・天羽名誉村長・96才 ↓
        【ヤフーニュースより拝借 ↓】


和歌一首…唄和歌171.裏町酒場

野毛山で生きよと死のとわたしの勝手放っときな…とにかく…人知れずここで生きたのさ

詞書:基本的に75調の歌詞でテンポがいいがただし始めだけ77調で余韻を引く。歌い手が西田佐知子ならなおさらで、歌うと云うよりはつぶやくような、裏町酒場に生きるホステスの投げやり的な開き直りと、それ以上の隠せぬ悲哀をよく歌い上げている(つぶやいている)。この不思議な形の曲と、そして詳細な検索が効かない不思議な作曲者であることだ。🤔だから和歌も滅茶苦茶風になったのか?
https://youtu.be/Jm5gaN-c63E?si=QOmI4hmg9TYOIW_u ←ユーチューブ「裏町酒場」西田佐知子

↓ 横浜野毛(この裏は大岡川)酒場通り。ここは俺のシマだ(かな?)


和歌一首…唄和歌173.道

簡素なる日野てる子の歌ひぶり水木・藤原これもでかした 👍

詞書:この歌も作詞・水木かおる、作曲・藤原秀行のコンビです。同じ57、75調ながらテンポ感はなく哀愁を醸し出しています。藤原秀行の詳細な経歴が判らないこととも合わせ、一種ミステリアスな感じがする。太陽のようなハワイアンシンガーの日野てる子を使ったアンバランス感と云い、やっぱり不思議な水木・藤原コンビだな。🤔
https://youtu.be/bM_IeQ_xetA?si=N1gCEseyhJqbFMwm ←ユーチューブ「道」日野てる子
          【↓ 日野てる子 from pinterest】


         【同イメージ ↓こちらもfrom pinterest】
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