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引っ越し顛末記(一)
プロローグ
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平成30年6月15日、10年間住んでいた横浜市内の公営住宅から丹沢山脈ふもとの、旧雇用促進住宅だった団地へと引っ越して来た。最上階、5階の角部屋であることばかりを頼りに、這う這うの体で引っ越して来たのだった。かく云うわけは公営住宅における過去10年間の生活が余りにもひどかったからだ(その前も…)。どういうことか、逐一記していこう。
前の公営団地もやはり5階建てで私はその4階の部屋に住んでいた。ところがその部屋のまわりグルリ四部屋をヤクザ風の住人たちに囲まれていて、わけあって(のちほど詳述)私は、朝・昼・晩、1日24時間、1年365日を彼らの立てる騒音や罵り声のうちに過さざるを得なかったのだ。特に真上の5階の部屋に入り込んだチンピラとその女がひどかった(こいつらは正式な住人ではなく、そこに住んでいた50過ぎの女が又貸しをしたのだった)。ドスドスドスと床を踏み鳴らし、小型ジェネレーターと思しき機械を部屋に持ち込んでは、およそ耐えられないほどの騒音と振動を立てまくる。このチンピラアベック始めまわり4部屋の住人たちは誰も仕事をしておらず、私への有形無形の生活妨害を、就中睡眠妨害をメインとしてひたすら続けるばかり。まるでそうすることが彼らの仕事ででもあるかのようだ。このような毎日の中では私は致し方なく表、公園で寝るとか、ネットカフェやカラオケ、あるいはドヤ街の木賃宿で眠るとかして、なんとかみずからをごまかさざるを得なかった。
【室内で罵る、足踏みし跳びまわる、たまり場にする、好き放題のヤクザども】
前の公営団地もやはり5階建てで私はその4階の部屋に住んでいた。ところがその部屋のまわりグルリ四部屋をヤクザ風の住人たちに囲まれていて、わけあって(のちほど詳述)私は、朝・昼・晩、1日24時間、1年365日を彼らの立てる騒音や罵り声のうちに過さざるを得なかったのだ。特に真上の5階の部屋に入り込んだチンピラとその女がひどかった(こいつらは正式な住人ではなく、そこに住んでいた50過ぎの女が又貸しをしたのだった)。ドスドスドスと床を踏み鳴らし、小型ジェネレーターと思しき機械を部屋に持ち込んでは、およそ耐えられないほどの騒音と振動を立てまくる。このチンピラアベック始めまわり4部屋の住人たちは誰も仕事をしておらず、私への有形無形の生活妨害を、就中睡眠妨害をメインとしてひたすら続けるばかり。まるでそうすることが彼らの仕事ででもあるかのようだ。このような毎日の中では私は致し方なく表、公園で寝るとか、ネットカフェやカラオケ、あるいはドヤ街の木賃宿で眠るとかして、なんとかみずからをごまかさざるを得なかった。
【室内で罵る、足踏みし跳びまわる、たまり場にする、好き放題のヤクザども】
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