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権力時代
勇者召喚
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~勇者視点~
俺はいつも通りの退屈な授業を受けていた。 大嫌いな数学の授業だ。
早く終わらないかなと教室の外を眺めてグゥ~っと伸びをしたあとに前を向くと、俺は……いや、俺達はいつの間にか何も無い真っ白な空間にいた。
「ここは何処だ?」
何処からかそんな声が聞こえた。その声は誰が発したのか分からなかったが図らずともこの場にいる全員の心を代弁した言葉だった。
暫くすると5人の男女が現れた。真っ青な顔をして。
「う、うむ。突然だが主等は死んだ。我らの個人的な事情によって……」
「はぁ? どういうことだよ!」
「てか、お前ら誰だよ!」
数々の罵声が飛ぶ。
「我らは神と言う存在だ。下位だがな。主らがなぜ死んだのか。それを説明しよう。まず、主らのクラスにはアテナと言う上位神が混ざっていたのだ。。その者を殺せと我らの主様に命じられた。だが、我らは神と言えど所詮下位神。上位神には遠く及ばない。なので私達はアテナが1番油断している時を狙い、魔法を放った。その結果、アテナには避けられ、計画は主らが死ぬだけで終わった。その後、主様にアテナの創った世界に主等を異世界転移させるように言われての。結果、主等を勇者召喚する事にした。主等は1人1つ、ユニークスキルをもらっているはずだ。転移されたらステータスを確認すると良い。転移してからは何をするのもお主らの自由だ。何か質問はあるか?」
その後、何処かワクワクしたような者たちと、不安そうな者たち、イライラした者たちなどなど様々なグループに別れる。
それでも時間は有限だということで俺達はいくつか質問をさせられ有無を言わさず異世界に連れて行かれたのだった。
「よくぞ来てくれた! 勇者達よ!」
目を開けると数十人のフードをかぶり杖を持った人達と騎士のような格好をした人達そして目の前に威厳たっぷりのthe王と言う感じの人が座っていた。
「話はいろいろ有るが、まずはステータスを確認してくれ」
俺達は取り敢えず言われた通りステータスを確認した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【名前】レイヤ (Lv1)
【種族】人族
【歳】16 【性別】♂
体力:1000
魔力:1500
物理攻撃:500
物理防御:300
素早さ:100
魔力攻撃:500
魔力防御:300
【スキル】[剣術Lv1][体術Lv1][光魔法Lv1]
[火魔法Lv1][空間魔法Lv1]
[状態異常耐性Lv1][恐怖耐性Lv1]
【ユニークスキル】
[完全解析Lv1][貫通Lv1]
【SP】1000
【称号】[転移者][勇者]
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
完全解析:レベル1だと完全なステータス観覧のみだが、レベルが上がるとワールドアーカイブも観覧できるようになる。
貫通:耐性、防御を無視してダメージを与えることが出来る。
これは強いのだろうか?
「因みにこの世界のレベル1の平均ステータスは50だ」
どうやらとても強いようだ。
「お主らには魔王、及び多種族との共存の足掛かりになって貰いたいのだ。これから自由に生きるのだろう。だがこれだけは覚えていてくれ、他種族を見下すな。魔物は敵の場合が多いが全てじゃないし、魔族や魔人族などは我ら人族と同じだけの思考力がある。魔王もこの世界の管理者として無くてはならない存在だ。だから他種族とも仲良くしてくれると嬉しい」
俺達はその日からこの世界の常識と魔法の使い方を教わった。
戦う術は騎士の人達に教わる。油断してはいけないのはこの国の王様は人格者で、とてもいい人だったが世の中そんないい人だらけではないと言うことだ。
この世界の政治は絶対王政。どうやら中には滅茶苦茶な事をする王も居るようだ。
だからこの国を出るときは気をつけないといけない。
だが不思議とこの世界のそんな滅茶苦茶や王でも国民でもどんな極悪者でも共通の認識として絶対にしないことがあるそうだ。
それはこの世で1番美しいとされる終末の大地を自分のものにする事と世界に影響を与える魔法は絶対に使わないことだ。
この2つのどちらかを犯す時、終焉の銀狐と言う化物が動くらしい。
数万前にその狐の怒りに触れて当時、1番栄えていた宗教国家が一瞬にして消滅したらしい。
どこの国もそれは確かに全国家の歴史書に記されており、実在した神話として、全国家共通認識いる。
--どんだけやばいんだよ。
そんなこんなでそこの世界に召喚され1年後。俺達は各自の道を進みだした。ほとんどの者は冒険者になっていたが…。
あれから10年、俺は冒険者にならずに世界各地をまわって観光している。たまにクラスメートと会うが皆強くなっていた。俺は最近支配者と成り、正式に世界の強者になった。俺の旅はまだまだ続く。
~エラ視点~
「……」
私はこの10年間。勇者達の動向を傍観していた。王の言葉には驚いた。全種の共存か……。
できるといいね。
私は勇者達は問題ないと判断して10年の月日を超えて自身の家へと帰って行った。
「やっほ~!」
帰ると久々にアテナに会う。
「久しぶり。どうしたの?」
「いや~勇者が召喚されたからね~。どうだった?久しぶりのクラスメイトの様子は。」
「私……あの人たち……おぼえてない。でも……楽しそうだった」
「そう……。ねぇ! 久しぶりにゲームしようよ!」
アテナは地球産のゲームが大好きだ。私達はその後、数時間のテレビゲームを楽しんだ。
俺はいつも通りの退屈な授業を受けていた。 大嫌いな数学の授業だ。
早く終わらないかなと教室の外を眺めてグゥ~っと伸びをしたあとに前を向くと、俺は……いや、俺達はいつの間にか何も無い真っ白な空間にいた。
「ここは何処だ?」
何処からかそんな声が聞こえた。その声は誰が発したのか分からなかったが図らずともこの場にいる全員の心を代弁した言葉だった。
暫くすると5人の男女が現れた。真っ青な顔をして。
「う、うむ。突然だが主等は死んだ。我らの個人的な事情によって……」
「はぁ? どういうことだよ!」
「てか、お前ら誰だよ!」
数々の罵声が飛ぶ。
「我らは神と言う存在だ。下位だがな。主らがなぜ死んだのか。それを説明しよう。まず、主らのクラスにはアテナと言う上位神が混ざっていたのだ。。その者を殺せと我らの主様に命じられた。だが、我らは神と言えど所詮下位神。上位神には遠く及ばない。なので私達はアテナが1番油断している時を狙い、魔法を放った。その結果、アテナには避けられ、計画は主らが死ぬだけで終わった。その後、主様にアテナの創った世界に主等を異世界転移させるように言われての。結果、主等を勇者召喚する事にした。主等は1人1つ、ユニークスキルをもらっているはずだ。転移されたらステータスを確認すると良い。転移してからは何をするのもお主らの自由だ。何か質問はあるか?」
その後、何処かワクワクしたような者たちと、不安そうな者たち、イライラした者たちなどなど様々なグループに別れる。
それでも時間は有限だということで俺達はいくつか質問をさせられ有無を言わさず異世界に連れて行かれたのだった。
「よくぞ来てくれた! 勇者達よ!」
目を開けると数十人のフードをかぶり杖を持った人達と騎士のような格好をした人達そして目の前に威厳たっぷりのthe王と言う感じの人が座っていた。
「話はいろいろ有るが、まずはステータスを確認してくれ」
俺達は取り敢えず言われた通りステータスを確認した。
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【名前】レイヤ (Lv1)
【種族】人族
【歳】16 【性別】♂
体力:1000
魔力:1500
物理攻撃:500
物理防御:300
素早さ:100
魔力攻撃:500
魔力防御:300
【スキル】[剣術Lv1][体術Lv1][光魔法Lv1]
[火魔法Lv1][空間魔法Lv1]
[状態異常耐性Lv1][恐怖耐性Lv1]
【ユニークスキル】
[完全解析Lv1][貫通Lv1]
【SP】1000
【称号】[転移者][勇者]
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完全解析:レベル1だと完全なステータス観覧のみだが、レベルが上がるとワールドアーカイブも観覧できるようになる。
貫通:耐性、防御を無視してダメージを与えることが出来る。
これは強いのだろうか?
「因みにこの世界のレベル1の平均ステータスは50だ」
どうやらとても強いようだ。
「お主らには魔王、及び多種族との共存の足掛かりになって貰いたいのだ。これから自由に生きるのだろう。だがこれだけは覚えていてくれ、他種族を見下すな。魔物は敵の場合が多いが全てじゃないし、魔族や魔人族などは我ら人族と同じだけの思考力がある。魔王もこの世界の管理者として無くてはならない存在だ。だから他種族とも仲良くしてくれると嬉しい」
俺達はその日からこの世界の常識と魔法の使い方を教わった。
戦う術は騎士の人達に教わる。油断してはいけないのはこの国の王様は人格者で、とてもいい人だったが世の中そんないい人だらけではないと言うことだ。
この世界の政治は絶対王政。どうやら中には滅茶苦茶な事をする王も居るようだ。
だからこの国を出るときは気をつけないといけない。
だが不思議とこの世界のそんな滅茶苦茶や王でも国民でもどんな極悪者でも共通の認識として絶対にしないことがあるそうだ。
それはこの世で1番美しいとされる終末の大地を自分のものにする事と世界に影響を与える魔法は絶対に使わないことだ。
この2つのどちらかを犯す時、終焉の銀狐と言う化物が動くらしい。
数万前にその狐の怒りに触れて当時、1番栄えていた宗教国家が一瞬にして消滅したらしい。
どこの国もそれは確かに全国家の歴史書に記されており、実在した神話として、全国家共通認識いる。
--どんだけやばいんだよ。
そんなこんなでそこの世界に召喚され1年後。俺達は各自の道を進みだした。ほとんどの者は冒険者になっていたが…。
あれから10年、俺は冒険者にならずに世界各地をまわって観光している。たまにクラスメートと会うが皆強くなっていた。俺は最近支配者と成り、正式に世界の強者になった。俺の旅はまだまだ続く。
~エラ視点~
「……」
私はこの10年間。勇者達の動向を傍観していた。王の言葉には驚いた。全種の共存か……。
できるといいね。
私は勇者達は問題ないと判断して10年の月日を超えて自身の家へと帰って行った。
「やっほ~!」
帰ると久々にアテナに会う。
「久しぶり。どうしたの?」
「いや~勇者が召喚されたからね~。どうだった?久しぶりのクラスメイトの様子は。」
「私……あの人たち……おぼえてない。でも……楽しそうだった」
「そう……。ねぇ! 久しぶりにゲームしようよ!」
アテナは地球産のゲームが大好きだ。私達はその後、数時間のテレビゲームを楽しんだ。
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