13 / 19
第十三話
しおりを挟む
さて、今日はお茶会の日ですね。
本来は一週間以上前に紹介状などを送るのが礼儀ですが、そこは学生の身ではありますし、そもそも知り合いでワイワイやるのが目的ですから。
アージェンタ=ヴェルン=ルッキラス侯爵令嬢。 西方の大穀倉地帯を領地に持つ大貴族。
アルシュ=ヴィラの食の生命線とも言われ、またさまざまな新しい料理が生み出されているというわね。
”ルッキラスで鍋を振るわぬ者は料理人にあらず”という格言もあるくらいよ。
そんな大貴族のご令嬢であるアージェンタ様だけどと、本人はさっぱりとした性格の気持ちのいい方よ。面倒見もいいから慕われているしね。
ルカを伴ってサロン、今回は上級貴族用の方ね。 に到着し部屋付きの侍女に案内されて中へ進む。
「ようこそおいで下さいましたヴァネッサ様!」
「お招きいただきありがとうございます。 アージェンタ様。」
そうお決まりの挨拶を終えた後。
「なんだか久しぶりねえ。 何時以来かしら?」
「前にお茶会したのは一か月ぐらい前でしたかしら?」
などと言いながら席へ案内される。
席には数人のご令嬢達が座っていた。
皆、気楽なもので座ったまま挨拶してくるが、一人だけ慌てて立ち上がり挨拶をしてきた。
あれ? この方は見たことない方ね。
「はじめましてっ! ヴァンプリージェ公爵令嬢様。 私はルミエラ=ヴェルン=ジュマッカ 。ジュマッカ伯爵家の長女です。」
見事に緊張でガチガチなのは、淡い金髪のかわいらしいお方ね。
なんというか、アリシアよりもヒロインぽいというかはかなげな雰囲気が保護欲をそそるわね。
「初めましてジュマッカ伯爵令嬢様。 私の事はどうかヴァネッサとお呼びくださいな。」
「あ、ありがとうございますヴァネッサ様。 私の事もルミエラと!」
緊張に顔を真っ赤にさせる姿は、本当にヒロインと言ってもいいくらいね。
まあ、このゲームのヒロイン(笑)はアリシアだったけれども。
今回のお茶会は、小規模な物なので使用するテーブルは大きい物が一つ。 そこに参加者とそれぞれお付きの侍女が付いているわ。
そして、学園で雇われている給仕専門のパーラーメイドが数人。
パーラーメイドというのは下級使用人で、このように給仕が主な仕事の人の事ね。
ちなみにルカ達侍女は上級使用人に分類され、その仕事は主人に付き従い主人の世話をする。
洋服や貴重品の管理も専属侍女の仕事だったりもするわ。
だから専属は主人に次ぐ権力がある。 下級使用人や他家の使用人からお嬢様と呼ばれるほどにはね。
(注:この設定は英国のレディス・コンパニオンと侍女の役割を合わせた独自の物となっております。 あしからずご了承ください。)
後、けっこう勘違いをする貴族の子息女がおられるけれども、メイドだからって不当に扱う方が毎年おられるとか。
ご自分の家の使用人なら、よくはないけども問題はない。 風聞は悪くなりますけどね。
しかし、学園で雇われている方や他家のメイドなどに対しては礼儀をもって接しなければいけない。
なぜなら使用人は雇った者の財産なのだから。
お茶会は始終なごやかに進んだが一つ気がかりなことがあった。
「アージェンタ様の御領地は、本当に豊かでうらやましいですわ。」
「本当に、うちもルッキラス領と取引をしだしてからは景気も上々で。」
「ふふ、ありがとう皆様。 でも、少し気がかりがあって……」
そう言うとアージェンタ様は気づかわし気にため息を吐く。
「まあ、なにかありましたの?」
私はそんな彼女に水を向けると、誰かに吐き出したかったのだろう。 すぐに話してくれた。
「いえ、実は我が領地で流行り病が流行しているらしく。 暫くは領地に帰ってこなくていいと言われてて。」
「まあ!」 「なんと恐ろしい!」
「今も続いているんですの?」
「ええ、どうも西方守護のヴァリグ辺境伯領から流れてきているらしく。」
西方、西方…… まさかね。 私がそう考えていると。
「あの! ザインからはどうですか? もしやザインから病人が流れ込んでいるのでは?」
今までほとんど喋らなかったルミエラがそう言いだした。
聖公国ザイン。 サマナンの逃亡を手引きしたと思われる有力候補。
私は王妃陛下とのお茶会で世間話のようにして紛れ込ませてきた話を思い出した。
そういえばザインが兵を集めているらしい、と。
もしやこの流行り病は……
「それは、考えてもみませんでしたわ。 お父様に連絡してみますわね。」
アージェンタ様はお茶会終了時そういってルミエラ様にお礼を言って別れた。
「ではまたお茶会いたしましょうね。」
私はそう言って皆と分かれる。
その帰りしな。
「お嬢様、実はジュマッカ家の者からお手紙を預かりまして。」
「あら? そうなの?」
ルカはなぜか逡巡する素振りをみせたがやがて小声で。
「それが宛名が…… ヴァネッサ=ディオロ=ソレイド=ジュマナディア、と。」
その名前は……
ジュマナン帝国の皇帝陛下であるおじいさまが私にプレゼントとしてくれた帝国皇女としての名!
どうしてルミエラ様がその名を!?
私は急いで部屋に戻り、その手紙を取り出し読んだ。
そこには……
”明日の放課後、貴族棟三階の礼法教室にてお会いしたいとあった。
親愛なる皇女殿下と添えて。
続く
本来は一週間以上前に紹介状などを送るのが礼儀ですが、そこは学生の身ではありますし、そもそも知り合いでワイワイやるのが目的ですから。
アージェンタ=ヴェルン=ルッキラス侯爵令嬢。 西方の大穀倉地帯を領地に持つ大貴族。
アルシュ=ヴィラの食の生命線とも言われ、またさまざまな新しい料理が生み出されているというわね。
”ルッキラスで鍋を振るわぬ者は料理人にあらず”という格言もあるくらいよ。
そんな大貴族のご令嬢であるアージェンタ様だけどと、本人はさっぱりとした性格の気持ちのいい方よ。面倒見もいいから慕われているしね。
ルカを伴ってサロン、今回は上級貴族用の方ね。 に到着し部屋付きの侍女に案内されて中へ進む。
「ようこそおいで下さいましたヴァネッサ様!」
「お招きいただきありがとうございます。 アージェンタ様。」
そうお決まりの挨拶を終えた後。
「なんだか久しぶりねえ。 何時以来かしら?」
「前にお茶会したのは一か月ぐらい前でしたかしら?」
などと言いながら席へ案内される。
席には数人のご令嬢達が座っていた。
皆、気楽なもので座ったまま挨拶してくるが、一人だけ慌てて立ち上がり挨拶をしてきた。
あれ? この方は見たことない方ね。
「はじめましてっ! ヴァンプリージェ公爵令嬢様。 私はルミエラ=ヴェルン=ジュマッカ 。ジュマッカ伯爵家の長女です。」
見事に緊張でガチガチなのは、淡い金髪のかわいらしいお方ね。
なんというか、アリシアよりもヒロインぽいというかはかなげな雰囲気が保護欲をそそるわね。
「初めましてジュマッカ伯爵令嬢様。 私の事はどうかヴァネッサとお呼びくださいな。」
「あ、ありがとうございますヴァネッサ様。 私の事もルミエラと!」
緊張に顔を真っ赤にさせる姿は、本当にヒロインと言ってもいいくらいね。
まあ、このゲームのヒロイン(笑)はアリシアだったけれども。
今回のお茶会は、小規模な物なので使用するテーブルは大きい物が一つ。 そこに参加者とそれぞれお付きの侍女が付いているわ。
そして、学園で雇われている給仕専門のパーラーメイドが数人。
パーラーメイドというのは下級使用人で、このように給仕が主な仕事の人の事ね。
ちなみにルカ達侍女は上級使用人に分類され、その仕事は主人に付き従い主人の世話をする。
洋服や貴重品の管理も専属侍女の仕事だったりもするわ。
だから専属は主人に次ぐ権力がある。 下級使用人や他家の使用人からお嬢様と呼ばれるほどにはね。
(注:この設定は英国のレディス・コンパニオンと侍女の役割を合わせた独自の物となっております。 あしからずご了承ください。)
後、けっこう勘違いをする貴族の子息女がおられるけれども、メイドだからって不当に扱う方が毎年おられるとか。
ご自分の家の使用人なら、よくはないけども問題はない。 風聞は悪くなりますけどね。
しかし、学園で雇われている方や他家のメイドなどに対しては礼儀をもって接しなければいけない。
なぜなら使用人は雇った者の財産なのだから。
お茶会は始終なごやかに進んだが一つ気がかりなことがあった。
「アージェンタ様の御領地は、本当に豊かでうらやましいですわ。」
「本当に、うちもルッキラス領と取引をしだしてからは景気も上々で。」
「ふふ、ありがとう皆様。 でも、少し気がかりがあって……」
そう言うとアージェンタ様は気づかわし気にため息を吐く。
「まあ、なにかありましたの?」
私はそんな彼女に水を向けると、誰かに吐き出したかったのだろう。 すぐに話してくれた。
「いえ、実は我が領地で流行り病が流行しているらしく。 暫くは領地に帰ってこなくていいと言われてて。」
「まあ!」 「なんと恐ろしい!」
「今も続いているんですの?」
「ええ、どうも西方守護のヴァリグ辺境伯領から流れてきているらしく。」
西方、西方…… まさかね。 私がそう考えていると。
「あの! ザインからはどうですか? もしやザインから病人が流れ込んでいるのでは?」
今までほとんど喋らなかったルミエラがそう言いだした。
聖公国ザイン。 サマナンの逃亡を手引きしたと思われる有力候補。
私は王妃陛下とのお茶会で世間話のようにして紛れ込ませてきた話を思い出した。
そういえばザインが兵を集めているらしい、と。
もしやこの流行り病は……
「それは、考えてもみませんでしたわ。 お父様に連絡してみますわね。」
アージェンタ様はお茶会終了時そういってルミエラ様にお礼を言って別れた。
「ではまたお茶会いたしましょうね。」
私はそう言って皆と分かれる。
その帰りしな。
「お嬢様、実はジュマッカ家の者からお手紙を預かりまして。」
「あら? そうなの?」
ルカはなぜか逡巡する素振りをみせたがやがて小声で。
「それが宛名が…… ヴァネッサ=ディオロ=ソレイド=ジュマナディア、と。」
その名前は……
ジュマナン帝国の皇帝陛下であるおじいさまが私にプレゼントとしてくれた帝国皇女としての名!
どうしてルミエラ様がその名を!?
私は急いで部屋に戻り、その手紙を取り出し読んだ。
そこには……
”明日の放課後、貴族棟三階の礼法教室にてお会いしたいとあった。
親愛なる皇女殿下と添えて。
続く
0
あなたにおすすめの小説
オバサンが転生しましたが何も持ってないので何もできません!
みさちぃ
恋愛
50歳近くのおばさんが異世界転生した!
転生したら普通チートじゃない?何もありませんがっ!!
前世で苦しい思いをしたのでもう一人で生きて行こうかと思います。
とにかく目指すは自由気ままなスローライフ。
森で調合師して暮らすこと!
ひとまず読み漁った小説に沿って悪役令嬢から国外追放を目指しますが…
無理そうです……
更に隣で笑う幼なじみが気になります…
完結済みです。
なろう様にも掲載しています。
副題に*がついているものはアルファポリス様のみになります。
エピローグで完結です。
番外編になります。
※完結設定してしまい新しい話が追加できませんので、以後番外編載せる場合は別に設けるかなろう様のみになります。
婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
ヒロインしか愛さないはずの公爵様が、なぜか悪女の私を手放さない
魚谷
恋愛
伯爵令嬢イザベラは多くの男性と浮名を流す悪女。
そんな彼女に公爵家当主のジークベルトとの縁談が持ち上がった。
ジークベルトと対面した瞬間、前世の記憶がよみがえり、この世界が乙女ゲームであることを自覚する。
イザベラは、主要攻略キャラのジークベルトの裏の顔を知ってしまったがために、冒頭で殺されてしまうモブキャラ。
ゲーム知識を頼りに、どうにか冒頭死を回避したイザベラは最弱魔法と言われる付与魔法と前世の知識を頼りに便利グッズを発明し、離婚にそなえて資金を確保する。
いよいよジークベルトが、乙女ゲームのヒロインと出会う。
離婚を切り出されることを待っていたイザベラだったが、ジークベルトは平然としていて。
「どうして俺がお前以外の女を愛さなければならないんだ?」
予想外の溺愛が始まってしまう!
(世界の平和のためにも)ヒロインに惚れてください、公爵様!!
転生してモブだったから安心してたら最恐王太子に溺愛されました。
琥珀
恋愛
ある日突然小説の世界に転生した事に気づいた主人公、スレイ。
ただのモブだと安心しきって人生を満喫しようとしたら…最恐の王太子が離してくれません!!
スレイの兄は重度のシスコンで、スレイに執着するルルドは兄の友人でもあり、王太子でもある。
ヒロインを取り合う筈の物語が何故かモブの私がヒロインポジに!?
氷の様に無表情で周囲に怖がられている王太子ルルドと親しくなってきた時、小説の物語の中である事件が起こる事を思い出す。ルルドの為に必死にフラグを折りに行く主人公スレイ。
このお話は目立ちたくないモブがヒロインになるまでの物語ーーーー。
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
悪役令嬢になりたくないので、攻略対象をヒロインに捧げます
久乃り
恋愛
乙女ゲームの世界に転生していた。
その記憶は突然降りてきて、記憶と現実のすり合わせに毎日苦労する羽目になる元日本の女子高校生佐藤美和。
1周回ったばかりで、2週目のターゲットを考えていたところだったため、乙女ゲームの世界に入り込んで嬉しい!とは思ったものの、自分はヒロインではなく、ライバルキャラ。ルート次第では悪役令嬢にもなってしまう公爵令嬢アンネローゼだった。
しかも、もう学校に通っているので、ゲームは進行中!ヒロインがどのルートに進んでいるのか確認しなくては、自分の立ち位置が分からない。いわゆる破滅エンドを回避するべきか?それとも、、勝手に動いて自分がヒロインになってしまうか?
自分の死に方からいって、他にも転生者がいる気がする。そのひとを探し出さないと!
自分の運命は、悪役令嬢か?破滅エンドか?ヒロインか?それともモブ?
ゲーム修正が入らないことを祈りつつ、転生仲間を探し出し、この乙女ゲームの世界を生き抜くのだ!
他サイトにて別名義で掲載していた作品です。
転生しましたが悪役令嬢な気がするんですけど⁉︎
水月華
恋愛
ヘンリエッタ・スタンホープは8歳の時に前世の記憶を思い出す。最初は混乱したが、じきに貴族生活に順応し始める。・・・が、ある時気づく。
もしかして‘’私‘’って悪役令嬢ポジションでは?整った容姿。申し分ない身分。・・・だけなら疑わなかったが、ある時ふと言われたのである。「昔のヘンリエッタは我儘だったのにこんなに立派になって」と。
振り返れば記憶が戻る前は嫌いな食べ物が出ると癇癪を起こし、着たいドレスがないと癇癪を起こし…。私めっちゃ性格悪かった!!
え?記憶戻らなかったらそのままだった=悪役令嬢!?いやいや確かに前世では転生して悪役令嬢とか流行ってたけどまさか自分が!?
でもヘンリエッタ・スタンホープなんて知らないし、私どうすればいいのー!?
と、とにかく攻略対象者候補たちには必要以上に近づかない様にしよう!
前世の記憶のせいで恋愛なんて面倒くさいし、政略結婚じゃないなら出来れば避けたい!
だからこっちに熱い眼差しを送らないで!
答えられないんです!
これは悪役令嬢(?)の侯爵令嬢があるかもしれない破滅フラグを手探りで回避しようとするお話。
または前世の記憶から臆病になっている彼女が再び大切な人を見つけるお話。
小説家になろうでも投稿してます。
こちらは全話投稿してますので、先を読みたいと思ってくださればそちらからもよろしくお願いします。
悪役令嬢に転生したので地味令嬢に変装したら、婚約者が離れてくれないのですが。
槙村まき
恋愛
スマホ向け乙女ゲーム『時戻りの少女~ささやかな日々をあなたと共に~』の悪役令嬢、リシェリア・オゼリエに転生した主人公は、処刑される未来を変えるために地味に地味で地味な令嬢に変装して生きていくことを決意した。
それなのに学園に入学しても婚約者である王太子ルーカスは付きまとってくるし、ゲームのヒロインからはなぜか「私の代わりにヒロインになって!」とお願いされるし……。
挙句の果てには、ある日隠れていた図書室で、ルーカスに唇を奪われてしまう。
そんな感じで悪役令嬢がヤンデレ気味な王子から逃げようとしながらも、ヒロインと共に攻略対象者たちを助ける? 話になるはず……!
第二章以降は、11時と23時に更新予定です。
他サイトにも掲載しています。
よろしくお願いします。
25.4.25 HOTランキング(女性向け)四位、ありがとうございます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる