閃光浄化神聖拳~私の拳でこの世界を浄化しに行くわ!~

緑樹ユグ

文字の大きさ
21 / 44

21話 「血漿族の進軍」

しおりを挟む
…とことこ

恵たち一行はまた城へ出勤してる。もう何度目だろうか?変わらない日々を送っていた

しかし、血漿族の噂はまだ色々とある。前に血漿族の人間型と戦い、そして考えた

恵は神から言われたが、あの人間型はどうも強い血漿族らしい。恵の強撃でも耐えた、そんなクリーチャーだった

いずれまた会う可能性のある人間型。あのクリーチャーはどうやったら倒せるか。恵は考えていた

でもいい。会ったら承知しないようにまた殴っておけばいいだろう。今度こそ、という気持ちだった

城に入って部隊部屋に。今日も任務があるだろう。恵たちは部隊長、セントに挨拶をした

「部隊長。私たちよ」

「おお、恵。おはよう」

そう言うと恵たちに近寄る人物がいた。サンダースだった

「恵。おはよう」

「サンダース。おはよう」

挨拶は大切だ。それは古い書物にも書かれてある。閃光と神聖の力を携わる6人に怖いものなど無かった

「今日はな。特別なものは無い。だからゆっくりとしてほし…」

セントが言うと部隊から連絡が届いた

「部隊長!北の方面から血漿族が来たとの報告がありました!」

何。血漿族の進軍だって

「そうか。俺たちの出番だな!6人も来てくれ!」

セントに言われると恵たちは気合を入れた

「よし!行くわよみんな!」

恵は5人に言う。5人とも戦おうとする姿勢を見せた

「はい!お役に立ちます!」

「また燃やしてあげるんだから!」

「ボクも戦うよ!」

「アタイの弓をあいつらに撃ってやるよ!」

「ふふ…私の雷を与えてあげる」

部隊全員が血漿族の進軍を抑えるために戦う



ヴァルキュリア国の北側。兵士たちが進み、そして血漿族の進軍を食い止める

先頭に6人とセントがいた。既に臨戦態勢だった。血漿族の進軍を見た。やはりこの国を襲おうと進軍していた

「…もしかして浄化ポイントがあるのかしら」

恵がぽつりと言う。それに反応したのはセントだった

「浄化ポイント?浄化をできると言うのか」

「うん。そこまで行ければ血漿族が現れるのを防止できるのよ」

「わかった。血漿族を倒したら探そう」

「部隊長!来ました!」

斥候が飛んで来て指さす方角に向けた

血漿族、クリーチャーは4足歩行、人型、飛ぶハエ、遅いが樹木。色々なレパートリーのあるクリーチャーたちだった

兵士たち一行は態勢をとる。恵たちも戦おうとした

「行くわよ!血漿族!覚悟なさい!」

恵が速攻で駆け寄った。あとの5人も恵に続いて駆け寄る

「みんな!恵に続けえええ!」

「おー!!」

人間たちと血漿族の軍勢との戦いだ。総力戦だろう。人間も血漿族も走って激突しようとしていた

恵はすぐに対峙。まずは4足歩行のクリーチャー、人型のクリーチャーとの戦いだ

「私と戦おうなんて運無いわね!ふん!」

4足歩行には蹴りを。人型には拳を。それぞれ戦った

どがん!ばこん!

恵は休まずに血漿族を叩いた。恵の力は強力で次々と血漿族を葬った

「ハエは私がやります!それっ!!」

飛行してるハエにロザリーは光を浴びさせた。その光は強力であっという間にハエは撃沈する

ハエが消えたのを確認すると苦戦してる兵士に光を浴びせ、スキができたところで血漿族を倒していた

「すいません!」

「いいんですよ!」

杏は集中して炎を使おうとしていた。上手く固まったところで…今だ!

「炎よ!血漿族を燃やすわ!それええええ!!」

杏の炎はあまりにも強かった。4足クリーチャー、人間型クリーチャーは炎に包まれて浄化。チリひとつ残さなかった

リミットは突進して人間型クリーチャーに強撃を与える。恵とあまり変わらない強さでクリーチャーを倒す

「ボクだって強いんだよ!覚悟してね!」

どこん!ばこん!

利き腕である右手のナックルを使い、次々とクリーチャーを倒す。神聖の力があるリミットに怖いものなど一切ない

「あんなちっさい子がこんなに強いなんて…!」

戦ってる兵士がぽつりと言った

カロフトは弓を構え、そして矢を放つ。力のある弓はクリーチャーたちをどんどん射抜いていく

「アタイは強いんだ!力もあるし!これ以上怖いものなんてないよ!」

びゅん!ずどん!

カロフトがどんどん射抜いていく。その力は絶大だった

弓兵は真似をしてカロフトの後に続くように弓矢を放つ。クリーチャーに当ってどんどん消えていく

「私は雷…消えな!クリーチャーども!」

サンダースは手のひらで雷を膨張させるとクリーチャーたちに放つ!サンダースも神聖の力を受け持ち、クリーチャーを倒す

ぴしゃあああん!どこおおおおん!

まるで落雷したかのような轟音でクリーチャーはあっという間に吹っ飛び消える

恵は戦ってるとちょっとの間で斥候が話しかけた

「恵様!大きい血漿族の地帯がありました!そこへ行けば消えるでしょう!」

「わかったわ!」

恵と斥候は急いで地帯へと向かう

草原だったが樹木もほどほどにある場所に行き、そこに浄化ポイントがあった。ここだ!

しかしそれを阻むかのように血漿族がいた。斥候は怖気づくが、恵は決して怖がらない

「邪魔よおおお!」

右手でパンチをして倒し、左手で手刀をして切り裂き、右足でハイキックを食らわせ撃沈させる

「今誰もいません!チャンスです!」

斥候が言うと恵はすぐに浄化ポイントに手を当てて浄化させる

「…はぁぁ!」

血漿族の地帯は消えた。後に残ったのは緑豊かな草原が残った

地帯が消えたのか、進軍してた血漿族たちは弱まり、あっという間に消えていった

「…もしかして恵が浄化したんですね!」

ロザリーが言うと彼女たちの仲間が近寄った

「いつの間にか浄化してたのね。だから消えたんだわ」

「もう終わり?まだまだ戦いたかったな」

「ちょうど矢が切らしたとこだったんだ。ちょうどよかったね」

「浄化をされると血漿族も消えるんだね」

杏、リミット、カロフト、サンダースは言う

ちょっと経つと恵と斥候が戻ってきた。ようやく浄化ポイントを浄化したらしい

「この勝負、私たちの勝ちよ!」

おおおーーー!!

兵士たちが大きい声で勝利の雄叫びをあげる。どこか誇らしい、そんな勝利だった

6人は一緒にいるとセントが近寄った

「…君たち、ありがとう」

「何言ってるのよ。みんなで戦ってみんなで掴んだ勝利なんだから。お礼なんていらないわ」

恵が言った。セントは本当に彼女たちの凄さを身に沁みて思った

しかし恵はふと思ったことがあった。この血漿族の地帯というのは一体どうして作られるのだろうか?

今回は大量に襲ってきたが、それはどこからどこまでが地帯として生み出されるのだろうか?

恵は少し考えていた。でも、今回は恵たちの勝利なのだからそれでいいだろう


また大活躍した恵たち

今日は祝勝会だろう


続く




しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

MP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

処理中です...