閃光浄化神聖拳~私の拳でこの世界を浄化しに行くわ!~

緑樹ユグ

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26話 「巨人クリーチャー」

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…血漿族が出たらエルフの村の住民たちは慌てていた

避難するようにエルフの兵士たちは誘導。戦える兵士はそのまま前線に。恵たちもそうだった

恵たちとコルスは血漿族の出た場所へ向かう。恵たちは慣れているし、コルスもどこか余裕の表情だった

恵は思ったがこのコルスという人物はかなり手慣れた兵士ではないだろうか。と思った

「コルス、貴女風の人とは言うけど、どんな魔法を使うの?」

小走りで言いながらコルスに言う

「へえ!アタシ閃風、というのでしょうかねえ。風に力を加えて血漿族をズタズタにするんすよ!」

風の力…きっとサンダースでいう雷の力とはまた違うのだろう

「ならコルスお姉ちゃん援護って感じなの?」

「お姉ちゃんだなんてとんでもないでっせ。そうっすね!後ろから血漿族を倒してみせます!」

そうは言ってもコルスは余裕の表情を止めない。やはり手慣れてるのだろう

「…見てください!血漿族がいますよ!」

エルフの村郊外の開かれた道に血漿族がいた。しかしその血漿族というのも…

「な…何よあれ…でかい…」

まるで巨人のようなでかい血漿族だった。これはクリーチャーと呼べるだろうか?

その巨人は大きく、まるでこの村に進撃したような大きさだった。それも2体。黒く変色して目も怖く、黒ずくめだった

当然血の匂いもする。これが血漿族である。正直気持ち悪い。だが戦いを始めないといけない

「これは…私の拳では意味ないかもしれないわね…」

「大丈夫ですよ恵。私たちで勝てます」

ロザリー、杏、そしてコルスは戦闘準備に入る

「でも…私もできるわ」

「ボクだってできる!」

恵、リミットも大きいのは関係なく戦おうとした

「おお~…。決心がみなぎったその表情。今までの兵士とは大違いっすねえ」

2体の巨人クリーチャーと戦うことにした

「ぐああああ!!」

巨人が襲ってくる。まずコルスはすぐに風の力を使い、風で恵たちを近寄らないようにする

「ぐああああ」

「恵さんたちには近寄らせませんぜ!」

ロザリー、杏はエネルギーを溜めて神からもらった力を使う

「火球よ…それ!」

杏は火球を作り、そして巨人クリーチャーに投げつける!

ぼおおおお!

2体とも火球に当たり、もがく。しかし完全には倒せなかった

「次は私です!」

ロザリーは杖から光線を出す!びーーーー!!そのレーザービームは2体に一気にダメージを食らう

巨人クリーチャーの腕を吹き飛ばす。これで掴まれることはないだろう

後ろからコルスがひっきりなしに風の力を使い、恵たちを近寄らせない。今だ!恵とリミットは一気にクリーチャーに近寄る

恵は巨人クリーチャーのお腹あたりを一発叩く!続いてリミットも別の巨人クリーチャーに強撃を食らわせる!

どこん!!ぼこん!!

その力。神聖なる力は巨人に大ダメージを与えて、巨人クリーチャーは倒れた。クリーチャーは静かに成仏していった

「ウドの大木とは言うけどあんたらだったのね」

恵が余裕の表情で言う

「すごいでっせ!恵さん!」

「いや、まだ終わってないわ。血漿族地帯の浄化しないと。きっと近くにあるはずだわ」

そう言うと先に進もうとする恵たち。きっとどこかに地帯があるはず

巨人がいた場所から数十メートル近くに地帯を見つける。これだ!…しかしまた邪魔がいた

前に恵が道なりの地帯を発見したとおり、今度は小さいクリーチャーが出てきた。そして地帯には大きい鎮座するクリーチャーがいた

恵たちはまた戦闘準備にかかる。まだ終わってない

「…ちっちゃい血漿族はアタシに任せてくだせえ!…ふん!」

コルスは風の力を使い真空波を出した。その力は絶大で小さいクリーチャーはあっという間にズタズタになりやられる

「コルスお姉ちゃんの力!すごい!」

「褒めても何もでないっすよ!さあ後は大きいクリーチャーを!」

後はこのクリーチャーのみだ!そう思うと恵は突進する

…すると後ろから何か飛んできた。矢がクリーチャーに当たりお腹部分を貫通。レーザービームが頭に当たりそして貫通

更に雷がクリーチャーの頭上に当たった。大きいクリーチャーはそのまま倒した

この矢とビームと雷は…!恵たちが後ろに振り向く。サンダース、カロフト、そしてリリアナの攻撃であった

「みんな!」

「へっへっへ…ヒーローっつーもんは後から来るもんっすねえ」

コルスは冗談めいたことを言う。サンダースは言った

「さあ恵!浄化を!」

そう言うと恵は血漿族地帯に手を置き、浄化をする

「はぁ!」

恵の聖なる力で血漿族地帯を浄化。周りの草や樹木もきれいになる。やっと終わった

「…よし!これで終わったわ!」

恵は浄化を終えるとみんなの元へ戻る

「お疲れ様です恵!」

「あんた、いつも浄化できて凄いわね」

「恵お姉ちゃんの凄いところだよ!」

「それが浄化の力…!なかなか凄いもんっすねえ」

4人はそれぞれの感想を言った。しかし、恵は思ったことを言う

「さっき倒した巨人クリーチャー…ああいうのも出てくるのね」

「そうですね。今後油断は一切できないでしょうね」

巨人のクリーチャー。おそらくまた出てくる可能性が高い。だが今は勝ったことを嬉しく思う

「恵、よくやったな!」

「浄化の力って凄いわねえ。私関心しちゃったよ」

カロフト、リリアナは感想を言った

「そしてサンダース、来てくれたのね」

恵は来てくれたサンダースに向けて言う。サンダースが言った

「…私はあくまでも血漿族は許さないから」

ふんっとした感じでサンダースは言う。だが来てくれただけでも十分に嬉しい



「…もう帰ってしまうんですかい?」

夕方。女王に会ったのでもう帰ろうとした7人

チャイニーとコルスは見送りのためにエルフの村の門にいた

「ええ。コルス、ありがとう。貴女を誘いたいけど、女王がいるもんね」

恵はそう言うとコルスは笑顔で恵に言った

「えっへっへ…。でもいつか恵さんたちの力になれば…アタシはいつでも王国に来まっせ」

「コルス、すっかり恵さんたちが気に入りましたね」

コルス、チャイニーが言う。こんな頼もしい人材がいるのなら女王も安心だろう

「うん!じゃあね2人とも。何かあったら呼んでね」

恵が言うと馬車に乗り込んだ。そして馬が発車して帰っていく

コルス、チャイニーは見えなくなるまで見送っていた

「…結局、サンダース姉さんとお母様とは仲直りできませんでしたけど…」

「そうですねえ。でもいつかまた、来てくれると思いまっせ」

コルス、チャイニーはすっかり日が傾いた夕日を浴びながら言う

「ところでコルス。貴女は恵さんたちに着いて行きたいって気持ちはありますか?」

「うーん。半々って感じっす。面白いから着いて行きたいっすけど、女王のこともあるし」

そう言いながら2人は女王の元へ帰っていった


サンダースは仲直りできなかった

だが、何かを感じたことはあったのだろう


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