閃光浄化神聖拳~私の拳でこの世界を浄化しに行くわ!~

緑樹ユグ

文字の大きさ
43 / 44

43話 「修行の場」

しおりを挟む
…早速、修行から見ていこう

まずは杏。消防署っぽいところに修行の間はあった。管理人に早速案内される

そこには部屋の真ん中に炎がともしてあった。やたらと大きい炎だ。その前に座るらしい

「ここで炎の前に座り、紙に書かれたとおりの文字を読む。それが修行だ」

「ふうん。そんなことなのね」

そう言うと杏は座る。もちろん正座で。そして紙を渡される

「一言一句、丁寧に言うのだ」

「ええ、了解」

杏が読むと炎の勢いが増してほぼ近寄れない状態になった

「炎の力よ。我が力を備えて不朽不滅の炎にならん―――」

だが不思議と杏は平気であった。むしろ全部読むのは時間の問題だろう

(平気なのか。これはなかなか良い人材だ)

管理人は遠くで杏の修行を見ていた



「…これから君たちは風を受ける訓練をする。これは修行だ」

管理人に言われたウェナとコルス。しかし2人とも余裕そうな顔をしている

ここは風の修行、修行の間に案内される。そこには大きい穴がある広間に通された

ここから風が来るのだろう。ウェナとコルスはそう思った

「風をまとい、その力を吸収するのだ。では早速やろう」

管理人が風の力を使い、その風をウェナとコルスにぶつけようとした

ぼん!

風が来た。しかしウェナは燕家舞踏術の構えをして風を斬った

「余裕そうっすねウェナ」

「こんなもんだろ」

ぼん!

また風が来る。次はコルスが風を受け止めた。受け止めるなんてすごいやつだ

「へっへっへ。チョロいもんっす」

「なるほど…ならもっと強烈な風を君たちにやろう」

ぼん!ぼん!

風の修行が続いた。だが2人は余裕の表情で修行を続けた



「ここは雷の修行。君は雷を受け止めて、自分の体に吸収するのだ」

雷の修行をするサンダース。室内だったが大きい部屋の真ん中に大きい球体があった

「…なるほど、これは雷の球体。前とは違う装置だね」

そう言うと管理人は早速試す

「少し間違えたら命は無いぞ。いくぞ」

びびっびびびび…

雷の装置が動いた。サンダースは手を出して雷を受け取った

「ふふふ…これで修行だなんて嬉しいね」

なんだか余裕そうだ。管理人は更に雷の装置の強さを上げた

「そうか。これならどうだ」

どどどどど…

ますます雷の強さを上げた。サンダースはまだ余裕だった

「これは良い養分だ。じわじわ体に纏う感じがいいね」

雷を養分と言うサンダースは全然大したことない修行であった



教会でロザリーは祈りの間に通された。ここで一体何をするのだろう

「ロザリーさん。ここで祈りを捧げてください。きっと、神からの力が授かるでしょう」

「はい。かしこまりました」

ロザリーは正座に座り、祈りを捧げた。あまり体力は消耗しないこの修行。シスターならではの修行であった

(私の力、更に強くなるのでしょうか)

そう思いつつ祈りを捧げていた。すると神の声が聞こえた。わかるとおり、ヴァルキリーの声だった

『ロザリー。ここでは久しぶりだな』

「神…おひさしぶりでございます」

前に会ったのでもう驚くことはしない。神の声を聞いていた

『恵たちにも強さを与えたが、お前にも強さを与えよう』

「喜んで」

祈りの間から光が輝いた。その輝きはロザリーに降り注ぐ光となった

『たった今、お前は杖の強さを与えて、血漿族を葬れる力を携わった。光や光線だけではない。きっと大いに活躍できるだろう』

「ありがとうございます。神」

ロザリーは神に力を貰った。しかし、祈りはまだ続いた



「…瓦割り?それが修行だっけ」

リリアナ、リミットは気の修行の間に来た。まるで格闘の訓練をする部屋だったここで何かをする修行であった

「そうだ。だが小さい子は5枚程度でいいだろう。お前は10枚だ」

「ボク、頑張ってみる!」

まずはリミットからだ。瓦に拳を当てて気を集中する

(まあきっと無理だろう)

修行の管理人はそう思った。気を高めて集中して、そして拳を瓦に当てる!

どがががが!!

…すごい音がした。なんとリミットは瓦5枚を一気に割ってしまった。管理人はぽかんとした

「すごいねリミット!貴女強いのよ!」

「えへへ~。こんなもの簡単だよ」

管理人はこの女の子の力に脱帽して、こんどはリリアナにやらせる

「次は君だ」

そう言うと早速リリアナは瓦割りをしようとした

気を集中させて拳に力を入れるのはリミットと一緒。リリアナは気合を入れる

そして、一気に力を入れて瓦割りをする!

どがががががががが!!

…瓦割り、10枚。あっという間に割った。管理人はまたぽかんとした

「すごいよリリアナお姉ちゃん!」

「へへ。こんなもん楽勝よ」

管理人は言う

「…まずは合格だ。次に気を高める修行へと行こう」

管理人に連れられて次の修行となった



一方恵とカロフトは武器屋めぐりとなっていた。カロフトの矢に何かないか探していた

魔法都市の一角にその武器屋はあった。早速入ってみる

ドアを開けて、中に入るとそこにはたくさんの武器が並んでいた。そしてお目当ての…

「恵!矢があったよ!」

「ほんとだわ。カロフト、ここで買ったらどう?」

そう言うと矢を調べてみる

「ふぅん。矢とは言えど様々なものが…あ、このルーンの矢なんていいねえ。どんな効果だろ」

「この氷の矢っていいんじゃないかしら?足止めできるわよ」

「うーん。でもこの炎の矢も悪くない。血漿族相手に焼くことができるし」

恵とカロフトが品定めしてると店主であろう人が近寄る

「何かお探しかな」

「店主さん。ここの矢でおすすめってない?」

恵が言うと店主は言う

「ここの矢はね。魔法を矢に込めて作っているんだ。魔法形態の矢ならなんでもおすすめだよ」

そうなのか。カロフトは目を輝かして言う

「じゃあこの炎の矢と氷の矢とルーンの矢がほしいな」

カロフトは矢を持って店主に見せる

「毎度あり!」

「私が払うからね」

矢を持ってレジへと行く恵



「ふう!なんだかたくさん買ってしまったね」

「良かったわね。…後はみんなが修行を終えるのを待つのみね」

魔法都市の一角で恵とカロフトはみんなを思っていた


修行はそろそろ終わりそうだ

修行に望んだ人たちを迎えておこう


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。

黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。 この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。

お飾りの妻として嫁いだけど、不要な妻は出ていきます

菻莅❝りんり❞
ファンタジー
貴族らしい貴族の両親に、売られるように愛人を本邸に住まわせている其なりの爵位のある貴族に嫁いだ。 嫁ぎ先で私は、お飾りの妻として別棟に押し込まれ、使用人も付けてもらえず、初夜もなし。 「居なくていいなら、出ていこう」 この先結婚はできなくなるけど、このまま一生涯過ごすよりまし

悪役令息、前世の記憶により悪評が嵩んで死ぬことを悟り教会に出家しに行った結果、最強の聖騎士になり伝説になる

竜頭蛇
ファンタジー
ある日、前世の記憶を思い出したシド・カマッセイはこの世界がギャルゲー「ヒロイックキングダム」の世界であり、自分がギャルゲの悪役令息であると理解する。 評判が悪すぎて破滅する運命にあるが父親が毒親でシドの悪評を広げたり、関係を作ったものには危害を加えるので現状では何をやっても悪評に繋がるを悟り、家との関係を断って出家をすることを決意する。 身を寄せた教会で働くうちに評判が上がりすぎて、聖女や信者から崇められたり、女神から一目置かれ、やがて最強の聖騎士となり、伝説となる物語。

【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~

ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。 王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。 15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。 国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。 これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。  

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

つまらなかった乙女ゲームに転生しちゃったので、サクッと終わらすことにしました

蒼羽咲
ファンタジー
つまらなかった乙女ゲームに転生⁈ 絵に惚れ込み、一目惚れキャラのためにハードまで買ったが内容が超つまらなかった残念な乙女ゲームに転生してしまった。 絵は超好みだ。内容はご都合主義の聖女なお花畑主人公。攻略イケメンも顔は良いがちょろい対象ばかり。てこたぁ逆にめちゃくちゃ住み心地のいい場所になるのでは⁈と気づき、テンションが一気に上がる!! 聖女など面倒な事はする気はない!サクッと攻略終わらせてぐーたら生活をGETするぞ! ご都合主義ならチョロい!と、野望を胸に動き出す!! +++++ ・重複投稿・土曜配信 (たま~に水曜…不定期更新)

断罪後のモブ令息、誰にも気づかれずに出奔する

まる
ファンタジー
断罪後のモブ令息が誰にも気づかれないよう出奔して幸せを探す話

処理中です...