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由梨絵(3)
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「だからここはこうなってー・・・」
つまらない塾の授業が永遠と続く。
この前のクラス替えのテストでクラスが、トップのSクラスだったのに、それより2こ下のBクラスになった。これでまたお母さんに怒られる。憂鬱な毎日が続く。
「おはよう」
精一杯の明るい声で挨拶をした。
私が鞄を机に置くと乃々華が、
「ねぇ由梨絵、昨日の宿題意味わかんない。教えて」
「いいよ」
「だからここはこーなってー・・・」
「ありがとうやっぱ由梨絵の教え方は上手いな~」
「別に」
「それ。その言い方が男子にモテないんだよ」
「どうでもいい」
図星だった気がする。でも、これだけが原因では無い。母親だって原因の1つだと思う。それにリア充になりたいわけじゃない。彼氏が出来て、勉強をサボったりしたらこの世の終わりになるだろう。だが、恋はしたい。好きな人を見つけたい。運命の相手とやらを探してみたいきもちがない訳でもない。
私は恋をする。でも勉強もする。
恋と勉強の両立をしてみたい。
つまらない塾の授業が永遠と続く。
この前のクラス替えのテストでクラスが、トップのSクラスだったのに、それより2こ下のBクラスになった。これでまたお母さんに怒られる。憂鬱な毎日が続く。
「おはよう」
精一杯の明るい声で挨拶をした。
私が鞄を机に置くと乃々華が、
「ねぇ由梨絵、昨日の宿題意味わかんない。教えて」
「いいよ」
「だからここはこーなってー・・・」
「ありがとうやっぱ由梨絵の教え方は上手いな~」
「別に」
「それ。その言い方が男子にモテないんだよ」
「どうでもいい」
図星だった気がする。でも、これだけが原因では無い。母親だって原因の1つだと思う。それにリア充になりたいわけじゃない。彼氏が出来て、勉強をサボったりしたらこの世の終わりになるだろう。だが、恋はしたい。好きな人を見つけたい。運命の相手とやらを探してみたいきもちがない訳でもない。
私は恋をする。でも勉強もする。
恋と勉強の両立をしてみたい。
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