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とってもかわいい僕のサリ
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七章
1学期の終業式の日。午前中で学校が終わった律輝と紗里は駅までの道を歩いていた。真夏の太陽が照り付け、アスファルトの上には陽炎ができていた。
「成績、どうだった?」
「うん、だいたい予想してた通り。サリは?」
「あたしも予想通り。とは言っても、あたしとあんたじゃレベルが違うと思うけど」
そう言って、2人は顔を見合わせて笑った。
「お昼どうする? 今日は弁当もないし、家に帰ってもカップ麺ぐらいしかないし。どこか涼しいところで食べていく?」
律輝の昼食の誘いで紗里は今日の大チャンスに気づいた。
―そうだ。リッキのお母さんは夕方まで帰らない。リッキの家に行けば、午後は2人きりでいられるんだ。誕生日のリベンジができる‥‥―
胸から湧いてくる野心を隠して明るく言う。
「コンビニで何か買って、あんたん家、行こうよ」
「いいよ。じゃあ、ウチの近くのコンビニでいいよね」
―いよいよだ‥‥リッキ、待ってろよ―
紗里は目を輝かせていた。
学校を出るときは晴れていたのに、駅に着いた頃から黒い雲が出始め、律輝の自宅近くの駅に着いた頃には結構激しい雨が降っていた。
「参ったなぁ。ちょっと待ってて。売店でビニール傘買ってくるから」
そう言って駆け出した律輝が戻ってきたとき、持っていたビニール傘は1本だった。少し赤い顔をしている。
「傘、1本でいいよね」
紗里はうれしそうにうなずいた。
律輝は通学用のカバンを肩に掛け、右手で傘を持ち、左手で紗里の肩を抱いて歩き始めた。紗里の方が7センチ背が高いため、律輝の左腕は少し上を向いている。
あと少しで矢村家というところで、律輝は紗里の肩を抱き寄せた。
「大きな水たまりがあるから、ちょっとこっちに寄って」
そこに、後ろから来た車が結構なスピードで通り過ぎた。
バシャン!
車のタイヤが水を跳ね上げ、紗里はずぶ濡れになった。
矢村家の玄関で、律輝は紗里の頭からバスタオルをかけ、体を拭いてやった。
―もう‥‥なんでこうなるの? あたし、呪われてるの‥‥?―
拭いてはみたものの、紗里の制服はブラウスもスカートも完全に濡れている。これはもう乾燥機にかけないと着て帰れない。
「サリ、シャワーを浴びるといい。その間に服は乾燥機に入れとくから。ウチの洗濯機、乾燥機付きなんだ。乾くまでは着心地が悪いかもしれないけど、僕の服着てて」
「うん‥‥乾燥機、あたしが入れていい? 下着まで濡れてるの‥‥」
「いいよ。乾燥機の操作方法は脱衣所の扉の向こうから教えるから」
そう言って、急に律輝は胸がドキドキしてきた。下着まで乾燥機に入れるということは、乾くまで彼女はブラジャーもショーツも着けていないということだ。紗里のため、透けて見えないように黒いTシャツとジャージを用意した。
シャワーから出てきた紗里は先ほどまでの野心が崩れ去り、すっかりしょげていた。律輝はリビングの長いソファーに座らせ、冷たい麦茶を出してやった。
「服、大丈夫? 僕の方が小さいから、窮屈じゃない?」
「‥‥大丈夫‥‥」
口数が少ない。律輝は気まずくなった。
「そうだ、コンビニで買ってきたサンドイッチ食べようか?」
「今はいい‥‥」
律輝が困り顔になると、突然、紗里が抱きついてきた。律輝は目を丸くする。
「‥‥どうしたの?」
紗里は律輝の胸に顔をうずめていた。
「‥‥あたし、どうしてなのか間が悪い。最初に抱いてほしいと思ったときはオヤジが帰ってきて、あんたの誕生日こそはって思ってたら武田たちのケンカに巻き込まれて、今日は2人きりの大チャンスなのに、ずぶ濡れ‥‥何だか自分が情けない‥‥」
密着させた体から紗里の気持ちが伝わって来た。律輝は優しく抱きしめた。そして、正直な気持を言った。
「‥‥僕もね、キスから次の段階に移るには、どうしたらいいのか、真剣に考えてたんだ。でも、いくら考えても答えが出ない。サリのことがこんなに好きなのに、手が出せないんだ。情けない男だね」
急に紗里は顔を上げた。少し涙ぐんでいる。
「あたしが教えてあげる。あたしの方が1つお姉ちゃんなんだから、引っ張ってあげる」
そして、紗里は唇を重ねてきた。律輝の口の中に舌を入れると彼を抱きしめた。律輝も紗里の舌に応え、自分の舌を絡めていく。2人はリビングのソファーの上でしっかりと抱き合った。
唇が離れたとき、2人の口の周りは涎だらけだった。お互いに少しだけ笑うと、紗里は潤んだ目で見つめた。
「あんたの部屋に連れてって。あんたの女になってあげる‥‥」
紗里がシャワーを浴びている間にエアコンのスイッチを入れていたので、律輝の部屋はちょうどいい温度だった。
入るなり紗里は窓のカーテンを閉め、Tシャツとジャージを脱ぎ捨てた。真夏の午後の日差しはカーテンぐらいでは遮断できない。少し暗くなっただけの部屋で、律輝は紗里の裸体を見た。
背が高く手足が長い。全体的に細いのに、形のいい乳房は服の上から想像していたより大きかった。そして、乳房の中央にはピンクの乳首がツンと上を向いて乗っている。
腰は柔らかな曲線を描き、股間には薄めの陰毛がある。だが、女性の体を初めて見る律輝には、それが濃いのか薄いかのわからない。太ももはむっちりとして、律輝を誘っていそうだった。
律輝は紗里に見惚れていた。
「あたしだけを裸にしとくつもり?」
少し震える声で紗里が言う。律輝は弾かれたように服を脱いだ。そして、全裸になると紗里に歩み寄り、しっかりと抱きしめた。
2人は再び唇を重ね、よろめくようにベッドに倒れ込んだ。律輝の目の前に紗里の切れ長の目があった。紗里の手が律輝の手首をつかんで自分の胸の上に置く。
「触って‥‥」
恐る恐る律輝は紗里の乳房を揉んだ。すべすべして、ふわふわしていた。紗里の息が少しずつ荒くなっていく。次第に乳首が固くなるのを感じた。
「‥‥おっぱい舐めてもいい?」
「いいよ。優しくね‥‥」
律輝は乳首を口に含み、舌で転がしながら舐めた。
「ああっ‥‥」
紗里の口から熱い息が漏れる。律輝の男性器は完全勃起状態だった。それは、太ももに当たる感触で紗里もわかっていた。
「‥‥次は下。手を貸して」
律輝は右手を紗里に握らせた。紗里はその手を自分の股間に導いた。そして、陰毛の中の襞を触らせた。
「ここをね‥‥下から上になぞるように指で撫でて」
紗里の股間はすでに濡れていた。言われた通りに指を動かすと、紗里は「あああっ‥‥」と悩ましい声を出す。
「そこ‥‥そこ‥‥一番上に小さな出っ張りがあるでしょ? そこが一番敏感なところよ‥‥」
言われた部分を律輝が指でこすり上げる。
「ああんっ‥‥リッキ、気持いい‥‥」
紗里はかすれた声を出した。股間を潤す液体はどんどん溢れてくる。
「気持ちいい‥‥もっと触って‥‥」
十分に潤ったところで紗里は悩ましい声で言った。
「もう大丈夫と思う。来て‥‥」
興奮のあまり忘れそうになったが、どうにか律輝は自制心を取り戻し、机の引き出しからコンドームを取り出した。装着している間、紗里はじっと見ていた。
「へぇ。そんな形してるんだ」
「そんなにジロジロ見ないでよ。恥ずかしいだろ」
「だって、初めてみるんだもん」
「‥‥何だかこの“間”って、カッコ悪いね」
紗里は愉快そうに笑った。
「よし、できた。それじゃいくよ」
とは言ったものの、律輝は紗里の股間のどこに挿入していいのかわからない。紗里が手を伸ばして男性器をつかんだ。そして、正しい位置に持っていく。
「ここ。ゆっくりね。ゆっくり来てね」
言われた通り、律輝はゆっくり紗里の中に入った。彼女の顔は赤くなっていた。
「どうしたの? 痛い? 痛いならやめようか?」
しかし、紗里は首を横に振る。
「‥‥少し痛いけど、やめたくない。最後までちゃんとやりたい」
しばらく律輝は動くのをやめた。中断の後、紗里は目で合図した。
「いいの? 動くよ。痛かったらすぐ言ってね」
そして、再び律輝の男性器は紗里の中に入っていく。ゆっくり進めたせいか、今度は中断なく完全に入った。
「サリ、入ったよ、全部入ったよ。これから、ゆっくり動くからね。えっ⁉ どうしたの? 痛いの?」
紗里の目には涙が溜まっていた。
「痛いんじゃないの。うれしいの。やっとリッキと1つになれた」
律輝は紗里を抱きしめ、腰の動きを徐々に速めた。紗里も律輝を抱きしめた。そして、紗里が律輝の首筋に顔をうずめたとき、律輝は大好きな人の中に放出した。
初めてだった紗里は出血したが、性器の周囲だけでベッドのシーツを汚すまでには至らなかった。
行為が終わっても2人は裸のままで、ベッドで抱き合っていた。2人とも幸せそうな顔をしている。
「リッキの童貞もらっちゃった」
「サリの処女もらっちゃった」
律輝は紗里と額を合わせた。
「初めて同士でも、何とかなるもんだね」
「うん」
そのとき、紗里の腹がグーッと音を立てた。2人とも笑ってしまう。
「そういえば、まだサンドイッチ食べてなかったね。もう服も乾いてるはずだから起きようか」
遅い昼食を摂り、紗里が制服を着て、おしゃべりして、紗里が帰る時間になった。歩き方が少しぎこちない。
「大丈夫? 歩ける?」
「大丈夫。まだ脚の間に何か挟まってる感じがするけど」
玄関に出たとき、母の美智が帰って来た。
「あら、紗里ちゃん、来てたのね。もう帰るの?」
「はい。お邪魔しました」
雨上がりの道を律輝と並んで帰る紗里の歩き方を見て、美智は気づいた。
―あいつら、やったな―
1学期の終業式の日。午前中で学校が終わった律輝と紗里は駅までの道を歩いていた。真夏の太陽が照り付け、アスファルトの上には陽炎ができていた。
「成績、どうだった?」
「うん、だいたい予想してた通り。サリは?」
「あたしも予想通り。とは言っても、あたしとあんたじゃレベルが違うと思うけど」
そう言って、2人は顔を見合わせて笑った。
「お昼どうする? 今日は弁当もないし、家に帰ってもカップ麺ぐらいしかないし。どこか涼しいところで食べていく?」
律輝の昼食の誘いで紗里は今日の大チャンスに気づいた。
―そうだ。リッキのお母さんは夕方まで帰らない。リッキの家に行けば、午後は2人きりでいられるんだ。誕生日のリベンジができる‥‥―
胸から湧いてくる野心を隠して明るく言う。
「コンビニで何か買って、あんたん家、行こうよ」
「いいよ。じゃあ、ウチの近くのコンビニでいいよね」
―いよいよだ‥‥リッキ、待ってろよ―
紗里は目を輝かせていた。
学校を出るときは晴れていたのに、駅に着いた頃から黒い雲が出始め、律輝の自宅近くの駅に着いた頃には結構激しい雨が降っていた。
「参ったなぁ。ちょっと待ってて。売店でビニール傘買ってくるから」
そう言って駆け出した律輝が戻ってきたとき、持っていたビニール傘は1本だった。少し赤い顔をしている。
「傘、1本でいいよね」
紗里はうれしそうにうなずいた。
律輝は通学用のカバンを肩に掛け、右手で傘を持ち、左手で紗里の肩を抱いて歩き始めた。紗里の方が7センチ背が高いため、律輝の左腕は少し上を向いている。
あと少しで矢村家というところで、律輝は紗里の肩を抱き寄せた。
「大きな水たまりがあるから、ちょっとこっちに寄って」
そこに、後ろから来た車が結構なスピードで通り過ぎた。
バシャン!
車のタイヤが水を跳ね上げ、紗里はずぶ濡れになった。
矢村家の玄関で、律輝は紗里の頭からバスタオルをかけ、体を拭いてやった。
―もう‥‥なんでこうなるの? あたし、呪われてるの‥‥?―
拭いてはみたものの、紗里の制服はブラウスもスカートも完全に濡れている。これはもう乾燥機にかけないと着て帰れない。
「サリ、シャワーを浴びるといい。その間に服は乾燥機に入れとくから。ウチの洗濯機、乾燥機付きなんだ。乾くまでは着心地が悪いかもしれないけど、僕の服着てて」
「うん‥‥乾燥機、あたしが入れていい? 下着まで濡れてるの‥‥」
「いいよ。乾燥機の操作方法は脱衣所の扉の向こうから教えるから」
そう言って、急に律輝は胸がドキドキしてきた。下着まで乾燥機に入れるということは、乾くまで彼女はブラジャーもショーツも着けていないということだ。紗里のため、透けて見えないように黒いTシャツとジャージを用意した。
シャワーから出てきた紗里は先ほどまでの野心が崩れ去り、すっかりしょげていた。律輝はリビングの長いソファーに座らせ、冷たい麦茶を出してやった。
「服、大丈夫? 僕の方が小さいから、窮屈じゃない?」
「‥‥大丈夫‥‥」
口数が少ない。律輝は気まずくなった。
「そうだ、コンビニで買ってきたサンドイッチ食べようか?」
「今はいい‥‥」
律輝が困り顔になると、突然、紗里が抱きついてきた。律輝は目を丸くする。
「‥‥どうしたの?」
紗里は律輝の胸に顔をうずめていた。
「‥‥あたし、どうしてなのか間が悪い。最初に抱いてほしいと思ったときはオヤジが帰ってきて、あんたの誕生日こそはって思ってたら武田たちのケンカに巻き込まれて、今日は2人きりの大チャンスなのに、ずぶ濡れ‥‥何だか自分が情けない‥‥」
密着させた体から紗里の気持ちが伝わって来た。律輝は優しく抱きしめた。そして、正直な気持を言った。
「‥‥僕もね、キスから次の段階に移るには、どうしたらいいのか、真剣に考えてたんだ。でも、いくら考えても答えが出ない。サリのことがこんなに好きなのに、手が出せないんだ。情けない男だね」
急に紗里は顔を上げた。少し涙ぐんでいる。
「あたしが教えてあげる。あたしの方が1つお姉ちゃんなんだから、引っ張ってあげる」
そして、紗里は唇を重ねてきた。律輝の口の中に舌を入れると彼を抱きしめた。律輝も紗里の舌に応え、自分の舌を絡めていく。2人はリビングのソファーの上でしっかりと抱き合った。
唇が離れたとき、2人の口の周りは涎だらけだった。お互いに少しだけ笑うと、紗里は潤んだ目で見つめた。
「あんたの部屋に連れてって。あんたの女になってあげる‥‥」
紗里がシャワーを浴びている間にエアコンのスイッチを入れていたので、律輝の部屋はちょうどいい温度だった。
入るなり紗里は窓のカーテンを閉め、Tシャツとジャージを脱ぎ捨てた。真夏の午後の日差しはカーテンぐらいでは遮断できない。少し暗くなっただけの部屋で、律輝は紗里の裸体を見た。
背が高く手足が長い。全体的に細いのに、形のいい乳房は服の上から想像していたより大きかった。そして、乳房の中央にはピンクの乳首がツンと上を向いて乗っている。
腰は柔らかな曲線を描き、股間には薄めの陰毛がある。だが、女性の体を初めて見る律輝には、それが濃いのか薄いかのわからない。太ももはむっちりとして、律輝を誘っていそうだった。
律輝は紗里に見惚れていた。
「あたしだけを裸にしとくつもり?」
少し震える声で紗里が言う。律輝は弾かれたように服を脱いだ。そして、全裸になると紗里に歩み寄り、しっかりと抱きしめた。
2人は再び唇を重ね、よろめくようにベッドに倒れ込んだ。律輝の目の前に紗里の切れ長の目があった。紗里の手が律輝の手首をつかんで自分の胸の上に置く。
「触って‥‥」
恐る恐る律輝は紗里の乳房を揉んだ。すべすべして、ふわふわしていた。紗里の息が少しずつ荒くなっていく。次第に乳首が固くなるのを感じた。
「‥‥おっぱい舐めてもいい?」
「いいよ。優しくね‥‥」
律輝は乳首を口に含み、舌で転がしながら舐めた。
「ああっ‥‥」
紗里の口から熱い息が漏れる。律輝の男性器は完全勃起状態だった。それは、太ももに当たる感触で紗里もわかっていた。
「‥‥次は下。手を貸して」
律輝は右手を紗里に握らせた。紗里はその手を自分の股間に導いた。そして、陰毛の中の襞を触らせた。
「ここをね‥‥下から上になぞるように指で撫でて」
紗里の股間はすでに濡れていた。言われた通りに指を動かすと、紗里は「あああっ‥‥」と悩ましい声を出す。
「そこ‥‥そこ‥‥一番上に小さな出っ張りがあるでしょ? そこが一番敏感なところよ‥‥」
言われた部分を律輝が指でこすり上げる。
「ああんっ‥‥リッキ、気持いい‥‥」
紗里はかすれた声を出した。股間を潤す液体はどんどん溢れてくる。
「気持ちいい‥‥もっと触って‥‥」
十分に潤ったところで紗里は悩ましい声で言った。
「もう大丈夫と思う。来て‥‥」
興奮のあまり忘れそうになったが、どうにか律輝は自制心を取り戻し、机の引き出しからコンドームを取り出した。装着している間、紗里はじっと見ていた。
「へぇ。そんな形してるんだ」
「そんなにジロジロ見ないでよ。恥ずかしいだろ」
「だって、初めてみるんだもん」
「‥‥何だかこの“間”って、カッコ悪いね」
紗里は愉快そうに笑った。
「よし、できた。それじゃいくよ」
とは言ったものの、律輝は紗里の股間のどこに挿入していいのかわからない。紗里が手を伸ばして男性器をつかんだ。そして、正しい位置に持っていく。
「ここ。ゆっくりね。ゆっくり来てね」
言われた通り、律輝はゆっくり紗里の中に入った。彼女の顔は赤くなっていた。
「どうしたの? 痛い? 痛いならやめようか?」
しかし、紗里は首を横に振る。
「‥‥少し痛いけど、やめたくない。最後までちゃんとやりたい」
しばらく律輝は動くのをやめた。中断の後、紗里は目で合図した。
「いいの? 動くよ。痛かったらすぐ言ってね」
そして、再び律輝の男性器は紗里の中に入っていく。ゆっくり進めたせいか、今度は中断なく完全に入った。
「サリ、入ったよ、全部入ったよ。これから、ゆっくり動くからね。えっ⁉ どうしたの? 痛いの?」
紗里の目には涙が溜まっていた。
「痛いんじゃないの。うれしいの。やっとリッキと1つになれた」
律輝は紗里を抱きしめ、腰の動きを徐々に速めた。紗里も律輝を抱きしめた。そして、紗里が律輝の首筋に顔をうずめたとき、律輝は大好きな人の中に放出した。
初めてだった紗里は出血したが、性器の周囲だけでベッドのシーツを汚すまでには至らなかった。
行為が終わっても2人は裸のままで、ベッドで抱き合っていた。2人とも幸せそうな顔をしている。
「リッキの童貞もらっちゃった」
「サリの処女もらっちゃった」
律輝は紗里と額を合わせた。
「初めて同士でも、何とかなるもんだね」
「うん」
そのとき、紗里の腹がグーッと音を立てた。2人とも笑ってしまう。
「そういえば、まだサンドイッチ食べてなかったね。もう服も乾いてるはずだから起きようか」
遅い昼食を摂り、紗里が制服を着て、おしゃべりして、紗里が帰る時間になった。歩き方が少しぎこちない。
「大丈夫? 歩ける?」
「大丈夫。まだ脚の間に何か挟まってる感じがするけど」
玄関に出たとき、母の美智が帰って来た。
「あら、紗里ちゃん、来てたのね。もう帰るの?」
「はい。お邪魔しました」
雨上がりの道を律輝と並んで帰る紗里の歩き方を見て、美智は気づいた。
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