人それぞれのドラマあり・・・

青空 蒼空

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光の残響

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 「はぁ~ 今日も 何とか 1日を過ごすことができた」

 私は 中学から帰って来て ベッドへと倒れ込む
 そして 夕食の時間になるまで この状態で 気持ちを整える
 西日が射しこむ部屋は オレンジ色に染まり 寂しさが一層深くなる

 人付き合いが 苦手だ

 小学校高学年で いじめにあった
 それは 突然 始まった
 集団無視

 理由が わからなかった
 ママに話すと

 「ママの時も 同じことが あったわ 順番に誰かがターゲットに なるのよね すぐに終わるわよ」

 無視は 1か月続いた
 辛かった
 そして 突然終わって 次のターゲットに移った

 無視されていた期間 人の顔色を窺うようになった
 いつも 自分が悪いのでは? と考えるようになった

 それは 今でも 続いている

 今日の 出来事を振り返る

 私の あの一言で あの子の顔色が変わった 傷つけたかも・・・
 あの子は 私に あんなことを言ってきた 何故だろう・・・

 関わった人達のことを 考えれば考えるほど 気持ちが沈んでいく・・・

 日が沈み 部屋が暗くなる
 階段を上る ママの足音が聞こえる
 2回ノックして 扉が 静かに開く

 「起きてる? 今日は あなたの好きな 和風ハンバーグよ♪ 仕事帰りに ショートケーキも 奮発したからね♡ さあ! 食べよう♪」

 「やったー!」

 私は ベッドから飛び起き 駆け足で階段を下りる

 「コケるわよ! 気を付けてね」 とママが笑う



 (了)
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