人それぞれのドラマあり・・・

青空 蒼空

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ほどける瞬間

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 俺は 雑貨屋を営んでいる
 安価で可愛い雑貨を売りにしているので 中高生の女の子の客も多い
 順調に売り上げも伸ばしている

 だが 悩んでいた

 俺の目標は 近隣の町で3店舗 増やすこと
 そのために 色んな努力をしてきたが なかなか 上手くいかない

 2年前 開店した店は 店長として任せた男に 店の売上金を ごまかされ赤字となり 閉店

 昨年 開店した店は 土地柄もよく しっかりと調査をしたはずなのだが 業績不振で赤字になり 閉店

 それでも 諦めきれずに 店舗を増やしたいと思い 何とか資金を調達するとこまでは できたが 人材不足で開店までに至らず

 気持ちだけが 焦る
 早く 前に進みたい

 だが 慌てて 人材を確保して また2年前のように 売上金を持っていかれては 意味がない

 そんなことを 考えていたら 2人の女子高生のお客様が訪れた
 常連客だ
 この女子高校生は 雑貨を買っていくこともあるし 見にくるだけということもある
 まあ 大事なお客様だ

 俺は 雑用をこなしながら 2人の様子を伺う

 「はぁ~ なんかさ 最近 頑張っても 何もかも 上手くいかなくてさ」

 あー 俺と一緒だな
 誰でも そんな時あるよな と聞き耳を立てる

 「そんな時はさ 無理に動く必要ないよ」
 「でも 焦っちゃって」 

 そうだよ 焦るよな

 「頑張っても 上手くいかないのは 今は タイミングでは無いってこと 一度 休みなよ」 
 「そっか 頑張てるんだもんね ちょっと 休むか」

 そうか 俺も 一度 休もう!










 (了)
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