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【拾参】百合ノ蝕
②
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――来住野梅子の戸籍は、「女」として届出が出されている。この事から、彼女たちが生まれた時点で、来住野十四郎により『秘密の桃源郷』の計画が立てられ始めていた事が分かる。
彼女らの母である松子は、体調が戻らぬ上に気を病み、彼女らの世話は、祖母である寒田ハンが見ていたようだ。松子は土蔵で生活しており、その二年後には、寒田ハンと同時に失踪したため、当時二歳だった二人は、一切彼女らの事を覚えていなかった。
竹子と梅子は、二本の足で歩きだした時からずっと、着る物を分けられていた。これは、戸籍上は母親となっている鶴代が一目で見分けられるよう、という建前だったが、使用人などが区別のために体を触らないよう、という理由が大きい。
二歳にもなると、赤ん坊の頃よりは手が掛からなくなる。十四郎は妻に「コウノトリが運んで来た」と刷り込み、人形遊びの感覚で世話をさせた。
梅子は、この頃の事をこう語った。
――天狗の鼻がある方が梅子、無い方が竹子。母はそう覚えていました。天狗の鼻にはドレス、ないのには着物、と。
それを、竹子はどことなく覚えていたようだ。彼女が梅子を「特別」と感じていたのは、この頃の記憶にあったらしい。
大きな声を出すと母がパニックを起こすため、二人は泣いた事がなかった。人形のように大人しい子供だった。
――そして、運命の日を迎える。
その少し前、屋敷の改築があり、竹子と梅子は自分の部屋を与えられた。しかし、梅子は不思議だった。……どうして、私のお部屋には窓がないの?
その夜である。
床に隠された秘密の通路から、父が部屋にやってきた。そして、驚く彼女の髪を撫でながらこう言った。
「梅子は、天狗の鼻がある特別な女の子だから、それを他の人が知れば、妬んでしまうだろ? だから、それは誰にも見せてはいけないし、誰にも言ってはいけないよ」
そのための、窓のない部屋なのだ、と。
――そして、彼女に夜伽を教えた。それこそが、父娘の愛の証だと。
彼女は、自分を御伽噺のお姫様のように思った。高いところにある明かり取りの窓を眺めては、外の世界を夢見た。
一方、竹子は奔放だった。窓のある明るい部屋に住み、自由に屋敷を歩き回った。梅子は羨ましく思った。しかし、自分は特別な子だから仕方ないと、必要な時以外は部屋から出ない生活を送っていた――。
「……梅子さんは、十四郎さん、あなたの言葉の呪縛から、子供らしい自由さを一切失いました。それが彼女の性格をどのように歪ませたのか、あなたにそのご自覚はおありですか?」
零の言葉に、十四郎は一切の反応をしない。ただそこにある岩のように、だが腹の底では、周囲全てを蔑みながら、じっと項垂れて見せている。
零は諦め、話を続けた。
「あなたの桃源郷が、松子さんの時と決定的に違うのが、彼女たちが二人だった事です。先程松子さんが言っていたように、互いに嫉妬させ、競い合わせる。それで、彼女たちの意識が他に向かないようにしたのです。そのために、天狗の伝承を使いました。双子のどちらかを生贄に捧げるという、あの伝承を。
あなたは、敢えてそれを否定する事で、より一層、彼女らの意識の奥深くに根付かせました。……本当に天狗などいないと言うのなら、そもそも伝えなければ済む話です。それを信じ込ませた上で否定する。お二人の不安を煽るには、最も効果的だったでしょう」
それにまず、激しく反応したのは竹子だった。彼女は梅子に激しく嫉妬をした。
「あなた、特別な子だからって、お父様に愛されていると勘違いしない方がいいわよ。私、知ってるのよ。村長の息子の咲哉を誘惑してるのを。それをお父様が知れば、間違いなくあなたは嫌われるわ」
こういう時、相手を批判する基準は常に自分なのである。この時の竹子もそうだった。
父譲りもあっただろう、彼女の求める欲求は激しいものだった。竹子は、屋敷に頻繁に出入りしていた年上の咲哉を、その捌け口にしようとしたのだ。だが彼は、竹子の気性を避けていた。それでもしつこく迫り、交渉を持ったのは、事件の半年前。咲哉は彼女を満足させられないばかりか、彼女の激しさを恐れて、更に距離を置くようになっていった。
それを、竹子は自分を差し置いて、梅子のせいにしたのである。
竹子の嫉妬はそれだけではなかった。彼の父の滝二郎は、姉妹のどちらかを息子の妻にすれば、自分の身も安泰になると画策していた。つまり、咲哉を手に入れた方が、天狗の生贄にならなくて済む可能性が高いのだ。咲哉が梅子に近付くほど、竹子の妬みは激しさを増していく。
ところが、咲哉のアプローチを受けながらも、梅子はそれに乗る訳にはいかなかった。――天狗の鼻があるからである。彼女は執拗な咲哉の誘いを、断るしかなかった。
――咲哉は、竹子のものになるだろう。そのため、梅子はそう思っていた。
梅子は、生きた心地がしなかった。天狗の鼻がある以上、自分に未来はないと思っていた。彼女は、自分の体に絶望した。
「その後、成長した二人の体に違いが出てきます。当然です。性別が違うのですから。しかし、自分は女の子だと信じている梅子さんは悩みます。……喉仏や筋肉質な肩や骨張った手首。それらが女の子にとって恥ずかしいと思った梅子さんは、それらを覆い隠すような意匠のドレスを選ぶようになりました。夏でも指先から足先まで覆うのです。窮屈だったでしょう。辛かったでしょう」
梅子は、必死で女の子らしくなろうとした。胸元に脱脂綿を入れ、逞しい体をサラシで締め、体型を整えた。化粧台の前で毎日取り繕う彼女は、どんな気持ちだっただろう。
一方で、素の女の子のまま成長していく竹子は、貞吉にも手を出すようになった。そして、父に対する罪悪感を転嫁させ、さらに梅子を責めるのである。媚びて、誇示して、その反動で、自分を哀れむ。梅子に対する嫉妬は、全て自分の行為の裏返しであった。
――その頃である。
ある日、使用人が梅子の部屋の窓掃除に来た。踏み台に乗り、回転窓を外して掃除をする姿を見て、梅子は思った。
……ここから外に出られないだろうか。
自分は特別な存在であるという矜恃で、竹子の悪口を受け流すのにも限界が来ていた。日々、鬱屈とした気持ちで部屋に篭っていると、気が狂いそうになる。
そんな心が、彼女をその衝動に導いた。
彼女は考えた。ベッドの天蓋に乗れば、あの窓に手が届くのではないか?
果たして彼女は、零が試した方法で、屋根の上に出たのだ。
そこは、別世界だった。
部屋とは比べ物にならないほど広かった。
風の匂いがした。夜の音がした。星が笑っていた。空が肌を包んだ。
無限の世界が彼女を受け入れた、そう思った。御伽噺の囚われの姫が、塔の外へ一歩踏み出した、その気分だった。
心が一気に解放され、体中に鬱積したモヤモヤが、全て溶け出していった。
「それから彼女は、十四郎さんが部屋に来ない日にはよく、屋根から外を眺めるようになりました。……その時です。あの古井戸を見つけたのは。貞吉さんがあの穴に山犬を飼い、小動物を与えて楽しんでいるのを、彼女は知ったのです」
広間には、手毬に仕込まれた鈴の音だけがシャンシャンと響いていた。そんな中、何を思っているのか、松子は背中を丸め笑顔を浮かべて、零を上目遣いで見ている。
「そんな折、松子さん、あなたが屋敷に戻って来ました。あなたの事は、十四郎さんから姉だと聞かされていたそうです。しかしあなたは、すぐに土蔵に入れられて、しばらくの間出て来ませんでした。――そんな時に、彼がやって来たのです」
不知火清弥。
二枚目スターの存在は、屋敷の外を知らぬ少女たちをもときめかせた。
そして彼も、この特殊な環境で育てられた彼女たちに興味を持った。その頃の松子は知らなかったが、彼にもまた、少女を好む嗜好があったのだ。
彼ははじめ、梅子にアプローチをかけた。ところが彼女は、天狗の鼻があるため、それを受け入れられない。
そこで、彼は竹子に乗り換えた。竹子はより清弥の気を引くために、隠し部屋と繋がる隠し通路を使い、梅子の部屋からドレスを盗み出す。そして清弥の前では梅子の格好をし、梅子のように、気弱でしおらしい少女を演じた。
――それが二人にとって、決定的なものになるのである。
彼女らの母である松子は、体調が戻らぬ上に気を病み、彼女らの世話は、祖母である寒田ハンが見ていたようだ。松子は土蔵で生活しており、その二年後には、寒田ハンと同時に失踪したため、当時二歳だった二人は、一切彼女らの事を覚えていなかった。
竹子と梅子は、二本の足で歩きだした時からずっと、着る物を分けられていた。これは、戸籍上は母親となっている鶴代が一目で見分けられるよう、という建前だったが、使用人などが区別のために体を触らないよう、という理由が大きい。
二歳にもなると、赤ん坊の頃よりは手が掛からなくなる。十四郎は妻に「コウノトリが運んで来た」と刷り込み、人形遊びの感覚で世話をさせた。
梅子は、この頃の事をこう語った。
――天狗の鼻がある方が梅子、無い方が竹子。母はそう覚えていました。天狗の鼻にはドレス、ないのには着物、と。
それを、竹子はどことなく覚えていたようだ。彼女が梅子を「特別」と感じていたのは、この頃の記憶にあったらしい。
大きな声を出すと母がパニックを起こすため、二人は泣いた事がなかった。人形のように大人しい子供だった。
――そして、運命の日を迎える。
その少し前、屋敷の改築があり、竹子と梅子は自分の部屋を与えられた。しかし、梅子は不思議だった。……どうして、私のお部屋には窓がないの?
その夜である。
床に隠された秘密の通路から、父が部屋にやってきた。そして、驚く彼女の髪を撫でながらこう言った。
「梅子は、天狗の鼻がある特別な女の子だから、それを他の人が知れば、妬んでしまうだろ? だから、それは誰にも見せてはいけないし、誰にも言ってはいけないよ」
そのための、窓のない部屋なのだ、と。
――そして、彼女に夜伽を教えた。それこそが、父娘の愛の証だと。
彼女は、自分を御伽噺のお姫様のように思った。高いところにある明かり取りの窓を眺めては、外の世界を夢見た。
一方、竹子は奔放だった。窓のある明るい部屋に住み、自由に屋敷を歩き回った。梅子は羨ましく思った。しかし、自分は特別な子だから仕方ないと、必要な時以外は部屋から出ない生活を送っていた――。
「……梅子さんは、十四郎さん、あなたの言葉の呪縛から、子供らしい自由さを一切失いました。それが彼女の性格をどのように歪ませたのか、あなたにそのご自覚はおありですか?」
零の言葉に、十四郎は一切の反応をしない。ただそこにある岩のように、だが腹の底では、周囲全てを蔑みながら、じっと項垂れて見せている。
零は諦め、話を続けた。
「あなたの桃源郷が、松子さんの時と決定的に違うのが、彼女たちが二人だった事です。先程松子さんが言っていたように、互いに嫉妬させ、競い合わせる。それで、彼女たちの意識が他に向かないようにしたのです。そのために、天狗の伝承を使いました。双子のどちらかを生贄に捧げるという、あの伝承を。
あなたは、敢えてそれを否定する事で、より一層、彼女らの意識の奥深くに根付かせました。……本当に天狗などいないと言うのなら、そもそも伝えなければ済む話です。それを信じ込ませた上で否定する。お二人の不安を煽るには、最も効果的だったでしょう」
それにまず、激しく反応したのは竹子だった。彼女は梅子に激しく嫉妬をした。
「あなた、特別な子だからって、お父様に愛されていると勘違いしない方がいいわよ。私、知ってるのよ。村長の息子の咲哉を誘惑してるのを。それをお父様が知れば、間違いなくあなたは嫌われるわ」
こういう時、相手を批判する基準は常に自分なのである。この時の竹子もそうだった。
父譲りもあっただろう、彼女の求める欲求は激しいものだった。竹子は、屋敷に頻繁に出入りしていた年上の咲哉を、その捌け口にしようとしたのだ。だが彼は、竹子の気性を避けていた。それでもしつこく迫り、交渉を持ったのは、事件の半年前。咲哉は彼女を満足させられないばかりか、彼女の激しさを恐れて、更に距離を置くようになっていった。
それを、竹子は自分を差し置いて、梅子のせいにしたのである。
竹子の嫉妬はそれだけではなかった。彼の父の滝二郎は、姉妹のどちらかを息子の妻にすれば、自分の身も安泰になると画策していた。つまり、咲哉を手に入れた方が、天狗の生贄にならなくて済む可能性が高いのだ。咲哉が梅子に近付くほど、竹子の妬みは激しさを増していく。
ところが、咲哉のアプローチを受けながらも、梅子はそれに乗る訳にはいかなかった。――天狗の鼻があるからである。彼女は執拗な咲哉の誘いを、断るしかなかった。
――咲哉は、竹子のものになるだろう。そのため、梅子はそう思っていた。
梅子は、生きた心地がしなかった。天狗の鼻がある以上、自分に未来はないと思っていた。彼女は、自分の体に絶望した。
「その後、成長した二人の体に違いが出てきます。当然です。性別が違うのですから。しかし、自分は女の子だと信じている梅子さんは悩みます。……喉仏や筋肉質な肩や骨張った手首。それらが女の子にとって恥ずかしいと思った梅子さんは、それらを覆い隠すような意匠のドレスを選ぶようになりました。夏でも指先から足先まで覆うのです。窮屈だったでしょう。辛かったでしょう」
梅子は、必死で女の子らしくなろうとした。胸元に脱脂綿を入れ、逞しい体をサラシで締め、体型を整えた。化粧台の前で毎日取り繕う彼女は、どんな気持ちだっただろう。
一方で、素の女の子のまま成長していく竹子は、貞吉にも手を出すようになった。そして、父に対する罪悪感を転嫁させ、さらに梅子を責めるのである。媚びて、誇示して、その反動で、自分を哀れむ。梅子に対する嫉妬は、全て自分の行為の裏返しであった。
――その頃である。
ある日、使用人が梅子の部屋の窓掃除に来た。踏み台に乗り、回転窓を外して掃除をする姿を見て、梅子は思った。
……ここから外に出られないだろうか。
自分は特別な存在であるという矜恃で、竹子の悪口を受け流すのにも限界が来ていた。日々、鬱屈とした気持ちで部屋に篭っていると、気が狂いそうになる。
そんな心が、彼女をその衝動に導いた。
彼女は考えた。ベッドの天蓋に乗れば、あの窓に手が届くのではないか?
果たして彼女は、零が試した方法で、屋根の上に出たのだ。
そこは、別世界だった。
部屋とは比べ物にならないほど広かった。
風の匂いがした。夜の音がした。星が笑っていた。空が肌を包んだ。
無限の世界が彼女を受け入れた、そう思った。御伽噺の囚われの姫が、塔の外へ一歩踏み出した、その気分だった。
心が一気に解放され、体中に鬱積したモヤモヤが、全て溶け出していった。
「それから彼女は、十四郎さんが部屋に来ない日にはよく、屋根から外を眺めるようになりました。……その時です。あの古井戸を見つけたのは。貞吉さんがあの穴に山犬を飼い、小動物を与えて楽しんでいるのを、彼女は知ったのです」
広間には、手毬に仕込まれた鈴の音だけがシャンシャンと響いていた。そんな中、何を思っているのか、松子は背中を丸め笑顔を浮かべて、零を上目遣いで見ている。
「そんな折、松子さん、あなたが屋敷に戻って来ました。あなたの事は、十四郎さんから姉だと聞かされていたそうです。しかしあなたは、すぐに土蔵に入れられて、しばらくの間出て来ませんでした。――そんな時に、彼がやって来たのです」
不知火清弥。
二枚目スターの存在は、屋敷の外を知らぬ少女たちをもときめかせた。
そして彼も、この特殊な環境で育てられた彼女たちに興味を持った。その頃の松子は知らなかったが、彼にもまた、少女を好む嗜好があったのだ。
彼ははじめ、梅子にアプローチをかけた。ところが彼女は、天狗の鼻があるため、それを受け入れられない。
そこで、彼は竹子に乗り換えた。竹子はより清弥の気を引くために、隠し部屋と繋がる隠し通路を使い、梅子の部屋からドレスを盗み出す。そして清弥の前では梅子の格好をし、梅子のように、気弱でしおらしい少女を演じた。
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