【BL】今日も能天気な僕と逆行し続ける君

伊吹 ハナ

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6彼氏くんと俺ら、どっちが気持ちいい?笑

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「どうしたんだよ……お腹痛いのか? 熱でもあるのか?」

 そばに行って声かけるも、時成は中々顔を上げない。直前まで紙にメモをしていたのか文字が少しだけ見える。

【16時10分 バス×】

【16時20分 電車×】

【16時45分 商店街×】

【16時55分 家×】

【17時05分 教室×】

 何のメモだろう。よく分からなかった。大して気にもせずに「もうHR終わったぞ~」と声をかけ肩を揺らす。暫くしてからのろのろと起き上がる時成。

「もう下校時間か……」
「珍しいな? 時成が居眠りなんて」
「……悠生。これ飲むか?」

 鞄から取り出したのは、僕が好きなジュースが入っているペットボトル。

「あ、良いの? 飲む飲む~!」

 ありがと、と受け取って蓋を開けてグビグビ飲む。美味しい。……ちょっと苦い? まあいいか。

「……俺はお前の素直なとこ良いと思うけど、あまりにも疑いをかけないところは心配だよ……」

 時成が苦笑している。なんだろ。首を傾げて「早く帰ろ」と催促すれば時成も漸く準備し始める。サッとメモ紙も隠すように。見ちゃったんだけどね。

「そのメモ何? デートプランだったり?」
「……まあ、そんなとこだ」
「え、誰だれ? 相手は? どんな女の子? 全然そんな噂もなかったのに!」
「悠生には、内緒」
「え~! 何でなんでナンデ! いいじゃんちょっとくらい~! もしかしたら話すことで手助けになるかもしれないし⁉︎」
「どうだろうな……余計に混乱すると思うけどな」

 時成の言ってる意味が分からず首を傾げる。メモ用紙に書いてある時間と場所自体はそこまで難しいものには見えなかったけど……。

「幼馴染の僕には教えてくれないんだ、けち」
「言ったって分からないよ。これは……俺の問題だから」
「そうなの?」
「ああ」
「……言うだけで言ってみるとか?」

 もしかしたら話してくれるかも、と期待したけど。時成のジト目に「はいすいませーん、もう何も踏み込みませーん」と一歩下がる。なんだよ、頑なに言おうとしないで。それでいつも抱え込んでキャパオーバーで駄目になっちゃうの、知ってるんだぞ。だから、重荷になってることなら分けてくれたっていいのに。
 ……頼りにされてないのは、寂しいかな。

 くるりと踵を返し教室を出ようとすればガクッと足の力が抜けた。倒れ込みそうになれば背後から手が伸び上半身を支えられる。時成だ。何が起こったのか、時成に確認しようにも一気に瞼が重くなっていく。なんだろ、眠たい。

「おやすみ、悠生」

 なんでそんなことがわかるんだと思いながら。しか背中を撫でる手つきは優しくて、そのまま受け入れて意識を手放す。




 
 体が熱い。ずっと視界がぐにゃぐにゃ。頭もボーッとしていて、何も考えられない。ただわかるのは、目の前の幼馴染──時成が険しい顔して、汗を流している。その動きに順応するように、僕の体からもブワッと汗が吹き出す。体にのしかかられているけど、重くはない。ドチュ、と水音がしたと同時に下半身に衝撃。身震いし、自身の体を見れば──しっかり勃っている。

「悠生、ゆうき……ごめん、ごめんな」
「ときちゃん……? どうしたの、どうしてこんなことを……?」

 意識が覚醒してくると、僕たちの行為が段々とわかってくる。……僕は、時成に抱かれていた。
 驚いてはいるけど、それよりも兎に角体が熱くて、何も考えられなくて、頭、ふわふわして。目の前の力強い腕に縋り付くしか出来ない。あ、時成。あったかい。なんだか、安心する。

「時ちゃん……ときちゃん」
「この時間、一緒にいたら大丈夫なはずだから。お前が、変な気起こさないようにするためだから」
「んー……?」

 男が男に抱かれている。いいよって言った記憶ないし、時成がいきなり襲ってきたのかもしれない。でも、それよりも。下半身がぐずぐずで、初めてなのに気持ちよくて、頭真っ白になって怖くなって「時ちゃん」と名前を呼んだらぎゅうって抱きしめられる。

「だからもう、……な」
「うん? なんて言ったの?」
「……お前は、ずっとそのまま能天気でいろよ」

 呆れたように、汗を流しながら笑う時成。いつも一緒にいるはずの幼馴染が、カッコよく見える。彼の言ってることはさっきからよくわからないけど、この行為は暴力的でもないし、優しいし、気持ちよかったから。また、相手をしても良いかな、なんて思ったりして。

 どうしてこんなに丁寧なんだろう。どうしてガラスにでも触れるように優しい手つきなんだろう。僕は女の子でもないから、多少無茶したって平気なはずなのに。耳元でたくさん愛を囁かれる。知らなかった、時成の気持ち。今まで彼女がいなかったのは、僕のことが好きだったから?

「愛している」とストレートに言葉をぶつけられる。僕も何か返さなきゃとは思うのに抱かれていることの気持ち良さと恥ずかしさでぐちゃぐちゃになって「あー」「うー」と漏れた声しか出せない。嫌悪感は無かった。言葉を返すにしても、僕の気持ちはまだ分からなかった。

「待って……出ちゃう、出ちゃうよ」
「いいよ。たくさん気持ち良くなって」

 乱暴ではない。でも体の中のある部分を突かれると本能のように気持ち良くなって、時成にしがみついて僕は絶頂した。尻穴が勝手にキュンキュンしまって「く……っ」と時成が低い声で呻くと、彼も僕の中で果てたようだった。

 熱を放って冷静になって気づく。幼馴染とセックスしてしまった。我に返る僕を他所に、未だ頬にキスの雨を降らしてくる時成はまるで恋人のようだった。僕たち、いつの間にかカップルになったんだっけ。幼馴染から恋人になっただけで、こんなに時成は変わるものなのか?

 そっと体が離れると少し寂しく感じた自身を不思議に思う。時成はゴムをつけていた。僕の体は汗でびっしょりだけど汚れていることはない。でもまだ動けない僕の体を甲斐甲斐しくタオルで拭いてくれる時成に「どうして僕を抱いたの?」と素直な疑問をぶつける。

「……悠生としたいって、思ったからだよ」
「僕、オッケーしてたっけ」
「……」
「まあいいか。びっくりしたけど、不思議と痛くなかったし、それに……気持ちよかったし。せ、セックスって、一番わかりやすいコミュニケーションの一つなのかなって、思ったし!」

 行為が終わった後の時成はやっぱり口数少なくて何考えてるか分からない。でも、僕を抱いている時はたくさん愛を注いでくれていた。そのギャップに僕は驚いてもいたのだけれど。普段表に出ないものを見せて来てくれて嬉しいと思ったのが本音だった。

「悠生」
「うん?」
「……ずっと言えなかった。俺は……ずっと前から、悠生のことが好きだった」

 真っ直ぐにこちらを見て告げられる。告白したのは時成の方なのに、急に心臓がトクトクと高鳴って顔も一気に赤くなる感覚。僕が時成を好きなのかは分からない。分からないけれど、告白を受けて体温は一気に上昇している。あれ。あれあれ。なんだか、直視出来ない。時成の真剣な顔ってこんなに格好良かったっけ。

「へ、返事は……保留、で」
「わかった」
「え、いいの」
「絶対に付き合いたいわけではない。ただ、俺の気持ちを伝えたかっただけだから」
「……でも、願わくば?」
「願わくば……そうだな。俺は……悠生が、明日も明後日も、隣で能天気に笑っていてくれたらいいなと、思う」

 ふ、と柔らかい笑み。あ、駄目だ。意識してドギマギしてしまう。
 ねえ。それって。やっぱり付き合いたいってことじゃん。というか、能天気って何。

「~~、時ちゃんのばかっ! やっぱり答えはお預け!」
「おい、どこに行く……待て!」
「帰る!」

 僕だけドキドキしっぱなしなのも悔しいし、時成も少しの間はドキドキしてて欲しい。時成の胸を押し退けて彼の家を飛び出す。「悠生」「外に出るな」と言われた気がしたけど構わず走り出す。
 
 角を曲がった時、目の前に大きな黒いワゴン車。後部座席の扉が開いたと思ったら、数人の手がヌッと伸びてきて連れ込まれる。あ、やばい。そう思った時には車は発進していた。連絡手段のスマホは、地面に落としてしまった。

「え、なに……離してください!」
「可愛い顔じゃん」
「痛くされたくなかったら大人しくしろよ~?」

 複数人に仰向けにされ手足を押さえつけられる。身動き取れない間に制服を脱がされていきローションで濡らした指を問答無用に突っ込まれる。さっきまで、時成が入っていた場所。なのに、痛い。早急に指が無理やり中に入って、蠢いて、必死に出そうと力めばシコリを指が掠めて目の前がチカチカする。

「いっ、ぎ!」
「おいおい、こいつ一発ヤッた後だよ! 中ぐっしょぐしょ! こりゃ慣らさずにもう入るぞ」
「マジ~? そりゃ楽なこった。初心な顔しといてヤることヤッてんね~! 妬けるわ」
「彼氏のと俺らの、どっちの方が大きいですか~? なんてな」

 下品な笑い声。僕を見下ろす男たちの目はどれも蔑むものばかり。怖くて「やめて」と言っても誰も聞き入れてくれず三人がかりで足を大きく開かれて。目の前で勃起したモノを尻穴に押し当てられて。

 時成。時ちゃん。助けて。
 そんな願いも叶わず。

 ぐぐぐ……ぐちょん!

「ン、グゥゥウ────ッ!」

 一気に最奥まで突っ込まれる衝撃に体が弓のようにしなる。イヤイヤと首を振り外に漏れるように「助けて」と叫べば頬を思い切り打たれて口を大きな手で塞がれる。

「騒ぐなって。殴っちゃうよ?」
「あ~、あんま虐めんなって。泣いちゃったじゃん~」
「可哀想に。彼氏とのえっちからどん底に突き落とされて」

 僕を押さえつけている人たちが口々に言う。僕の中に無理やり入って来た人は大きな両手で腰を掴んでパンパン、と激しく腰を振っていく。嫌だ。いやだ。どうして、こんなことに。

 あんなに、心が温かくなって気持ちいいものだと感じたのに。
 今はただただ、体を突かれる度に心をグサグサとナイフで滅多刺しにされてる感覚。苦しい。怖い。痛い。……涙が止まらない。

 男たちは僕の気持ちに構いもせず玩具のように扱っていく。ひたすら腰振って、中に出して交代。また長い間腰振って、中に出して交代。一通り終わっても中々解放してくれず、何周も回されていく。

 最悪なのはこんなに嫌なのに体のシコリを刺激されると無理やりでも絶頂してしまうことだった。同意じゃないのに、僕は泣いて嫌がってるのに男たちは面白がって何度もシコリを押し潰して来て何度も僕を絶頂させる。ビクビクと痙攣する体。僕としての尊厳が、ガラガラと崩れ落ちていく。

「あ……あ」
「嫌々言ってても、カラダは悦んでるんだよ。この淫乱」

 耳元で囁かれる。僕は、淫乱。時成とも初めてだったのに。なんでこんなに僕の体は慣れているんだろう。不思議でたまらない。でも、今の僕にはどうでも良いことだった。兎に角早く解放して欲しかった。





 車から引き摺り下ろされたのはゴミ捨て場だった。大の字に放り投げられて、制服も投げつけられる。車が去っていっても、体力が底をついた僕はしばらく動けなかった。尻穴が勝手に力めばコポ、コポポ……と白濁が溢れ出してくる。

 見上げる星空は綺麗だった。僕の心とは真逆。何にも染まらない綺麗な色。
 今何時だろう。早く帰らなきゃ。母が心配するかも。それでも体は動かない。少し休もう……と目を閉じて。

 尻穴に衝撃。熱いモノが刺さった感覚。激しく体を揺さぶられ慌てて目を開けるとスーツ姿の男が荒い呼吸をしながら必死に腰を振っている。……なんで?

「はあ、はぁっ……こんな姿で気絶なんて、ヤッてくれと言ってるようなもんだろ!」
「やめてください……僕、無理やりされた後で……体が動かないんです。……あの、助けてくれませんか……」
「ああ? 一発も二発も変わんねえだろ! 俺を楽しませてくれた後に助けてやるからさあ」

 抱きつかれ、耳を舐められる。気持ち悪さに顔を顰める。この男も、さっきの集団も。何もかもが時成と違う。

 どうしてこんなに暴力的なの。どうして僕の言葉を聞いてくれないの。どうして、僕の嫌がることを面白がってするの。どうして……どうして。

 時成。時ちゃん……ごめん。愛してくれたのに。あっさり汚してしまった。多分、もう愛す価値ない。

 また中に出される。僕を助けてくれるって言ったのに気持ちが落ち着いたら悪いことをした自覚はあるようで身なりを整えるとそそくさと何処かへ消えてしまった。待ってよ、助けてくれるんじゃなかったの。僕の体、まだ動かない。また新たな白濁が尻穴から垂れる。

 また気絶していたようだった。目を開けると、また見知らぬ男が僕に覆い被さって腰を振っている。なんで僕なの。なんでこんな目に遭わなきゃならないの。もう何を言っても無駄だろうから黙って受け入れる。人形のようにただ揺さぶられ続ける僕を見て、男はニンマリ笑って「ビッチ」と耳元で言って中に出した。

 僕が動けないことを良いように犯してくる男たちの列が出来ていた。何なの、この地獄。寝ても覚めても、終わりは見えない。だというのに体は気持ち良くなって絶頂する。死にたい。人生どこで間違えた?こんな僕を、愛してくれる人なんてきっといない。

 男たちに犯され視界が滲む中、星だけがきらきらと瞬いている。現実逃避するように、ただぼんやりと見つめていた。





 ふと目を覚ます。周りを見渡しても今度は誰もいなかった。体は未だに大の字のまま。尻穴からは大量の白濁。正直体を動かすのは億劫だったが、力を込めれば手足は動いたことに、安心する。のろのろとボロボロになっている制服を着直していく。

「……はは、」

 笑える状況じゃないのに、勝手に声が漏れる。なんだこれ。なんだこの人生。大声で笑えば尻穴から男たちの精液が流れ出て来て、気持ち悪さに吐いた。

 時成の時は気持ち悪くなかったのに。むしろ、愛されてると思ったのに。今までの行為は、僕を陵辱するためだけのもので。

「せめて、中出しは時ちゃんにしてもらえればよかったな」

 彼はしっかりゴムをつけていたから。あの時に強請っていればよかった。

 遠くから悠生、と声がする。時成が探しに来てくれたんだ。こんな姿、見られたくない。痛む体に鞭打って立ち上がり、声がする方向から逃げていく。人混みに紛れるように駅の方に歩いていけば、制服も髪もボロボロな俺を変な目で見ていく通行人。やだやだ。僕だって好きでこんな格好してるんじゃない。俯いて、人々の視線から逃れるように走って。悠生、と言う声が近くなる。嫌だ。会いたくない。こんな僕を知らないでいて。

 咄嗟に目の前にあった空きビルに入り込み、上へ上へと登っていく。カン、カン、と歩いていけば後ろからカンカンとテンポ良く駆け上がってくる音。追いつかれる。歯を食いしばって、兎に角屋上に出て。逃げ場は当然ない。だから。

 フェンスによじ登って、真下を眺める。

「にんげん、ちっちゃい」
「悠生ッ!」

 時成の声。ここまで、追いかけて来てくれた。怒っている声だけど、僕を見る目は怯えている。ごめん、僕汚いから。嫌だよね、ごめんね。……今すぐ、消えるから。

「なんで、回避したはずなのに。なんで、お前はまた」

 今日の時成は様子が少し可笑しい。まるで僕に何が起こったのかわかっているみたいだ。でも、もうおしまい。フェンスの外に立つ。

「悠生。……戻って来い」

 その声は震えている。時成に抱かれた時は、あんなにふわふわしてて嬉しくて、気持ちよかったのに。今はもう、どん底だ。たった一度の性暴力で僕の運命は狂ってしまった。こんな腐った世の中、クソ喰らえだ。

「戻らない」
「……。死ぬな。頼むから、俺のそばにいろ」
「嫌だ」

 ごめん、時成。僕、君のことは大好きだよ。今日突然抱いて来たことはびっくりしたけど。それさえも霞むくらい、嫌な出来事があったんだ。

「ごめんね」

 最後に振り返って、頭からダイブする。ゆうき、と叫んでこちらに手を伸ばす時成はみるみる小さくなっていく。視界が暗くなって、目を閉じて──



 

 ハッと目を覚ます。帰りのHRは終わっているのか教室に誰もいない……いや、一人だけ残っていた。だけど、様子がおかしい。椅子に座って、ぎゅうっと僕の体を抱きしめているのは幼馴染──時成だ。僕は長い間時成に抱きしめられたまま眠っていたことになる。

「……時成? どうしたんだ?」

 声をかけても、抱きしめる力が強くなるばかりで正直苦しい。でも。呼吸が震えている。……時成が何かに怯えていた。それは幼稚園児の頃、まだ僕よりも体が小さかった頃のように。あの時は、泣き虫だった時成の頭をよく撫でていたか。

「えっと。えっ~と。……〝また一人で悩んでいるな? 僕に話してごらんよ〟」

 他の園児たちから意地悪されがちで塞ぎ込んでる時成に、僕はいつもおまじないのようにこの言葉を言っていたっけ。また何か抱え込んでいるのかな。

「悠生」
「うん?」
「……逃げよう、一緒に」

 逃げる。どこに?
 意味が分からずに首を傾げてしまえばじ、と見つめられる。変わらない顔なのに、その目はどこか熱くて。初めて見る熱情のはずなのに、体は知っているようにじわじわと熱くなっていく。でもその目線から目を逸らさせずにいたら時成の手が頬に触れて……そっとキスされた。

 不思議と嫌悪感はなかった。ただ、不安定な時成に不安になって、僕も顔を覗き込む。

「時成、何が不安なの。僕でよければ付き合うよ」

 その言葉に決心ついたように時成は勢いよく立ち上がると、僕の手を掴んで教室を飛び出した。
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