4 / 131
第一章 幸せのシンボルが呼び寄せたもの
大震災の教訓(2)
しおりを挟む翌日の夕方、私達の滞在する病院に弓削真澄がやって来た。
「あら?あなたは、弓削さん……?」
「朝霧!ここに滞在してたのね。ちょっとドジってケガしちゃった」片足を持ち上げて苦笑いする。
どうやら捻挫したようだ。
「大丈夫なの?今先生を呼んであげる。そうだ、新堂さんに診てもらうといいわ」
「この間一緒にいた人?朝霧のカレはお医者さんなの!」
「まあね。安心して、腕は確かだから」
「じゃ、お願いしようかな」
「待ってて」
新堂さんを探しに行く途中で、昨日のナースと鉢合わせた。とても疲れている様子が気になり、少しだけ引き留めて会話した。
どうやら今まで愚痴を吐き出す余裕がなかったようだ。時には弱音も吐かないと?
「話、聞いてくれてありがとう。お陰で凄くすっきりしたわ」
「そう言ってもらえて良かった」
ナースが優しい笑みを私に投げかけた。
その天使のような笑顔に思わず見惚れていると、「ところで、何か急いでたんじゃないの?」こう指摘されてようやく思い出す。
「あっ!そうだった、先生を探してたの!それじゃ、また」
危うく目的を忘れるところだった。ゴメン、弓削!心で謝りつつ足を急がせていると、廊下の角に見覚えのある後ろ姿を発見した。
「新堂さ~ん!やっと見つけたっ」
「今頃ご登場とは。遅いぞ朝霧ユイ。どこに行ってたんだ?彼女はもう帰ったよ」
「えっ、どういう事!私、そんなに待たせちゃった?」
「偶然彼女を見かけて、診察をさせていただいた」
「いつの間に……。で、弓削さんのケガはどうだったの」
「ああ、軽い捻挫だ。すぐに良くなる」
「そう、良かった」
「で、これ。おまえに渡してくれって」彼が紙切れを差し出してくる。
書かれた文字を読むと、住所のようなものが書かれている。自分の滞在先のようだ。
「明日の朝まで非番だそうだ」
「そう」受け取って殴り書きのメモを見ていると、彼の言葉が続く。「行ってやれ」
「え?」メモから目を離して見上げる。私を大人しくさせたいのでは?
「もう少し、彼女におまえの熱い想いを聞かせてやれ」
「何よそれ!」ちょっとバカにしてる?
「いいから早く行けって!」新堂さんが私の背中を押す。「あまり遅くなるなよ!」
そう言って手を上げると、さっさと行ってしまった。
「もう、何なの?ま、いいか。外出の許可が下りて堂々と出かけられるって事で?」
早速私は紙に書かれた場所に行ってみる事にした。
「朝霧~!こっちよ!」
「弓削さん。足、大丈夫?」
「大した事ない、平気よ。優秀な医者に診てもらったし?いい男じゃない、新堂先生って!このこのっ!」弓削が冷やかしてくる。
その様子が昨日とはまるで別人で、呆気に取られてしまった。
「何だか、別の人みたいね………あなた、ホントにあの弓削さん?」
「そうだよ!ここに女は私しかいないからね。間違いようないって!」
「一人、なんだ……」本当に男社会なのだと改めて思う。
「朝霧のお陰で、元気出たんだよ~?ありがとね!」
「別に大した事してないってば……」
仮設テントに通され、中で茶を振る舞われる。
お構いなく、と定番のやり取りの後、弓削が口を開いた。
「こんな事してる時間、本当はないんだけどね~。やる事いっぱいあるんだから」
「じゃあ、やりなさいよ!」人を呼んでおいて何を言う?
「今無理したら、実力が発揮できなくなるじゃない」
「実力を発揮、か。やるべき仕事に、気が付いたみたいね」
「朝霧のお陰でね。背伸びして周りの男共と同じ事をする必要はないんだ。訓練じゃあるまいし?」
「そうそう」大いに頷く。
「どうしたって男達には勝てない。私、認めたくなかっただけなんだ。女が弱い生き物だって」
「そうそう!」
さらに強く同意した私を見て、弓削が笑っている。
「何?」
「先生がね、私達は似てるって言ってたの。ホントだなって今思ったから」
そんな事を話していたのか。良くこの短時間で見抜いたものだ。
改めて感心しながら「私なんて、ずっと男に生まれたかったって言い続けてるわ」と打ち明けると、今度は弓削が強く同意した。「分かる!」
私達は顔を見合わせて、また笑った。
「それより、朝霧って職業は何だったワケ?」
「律儀に過去形で聞いてきたわね」
「ゴメン!その、……ケガしてダメになった、って聞いたから」
「新堂さんったらご丁寧にそんな事まで!」
「いいんだ!言いたくなかったら!」
「ううん。気にしないで。私が何をして来たか知りたいって?」
「知りたいっ!」身を乗り出す弓削に、「どうせ信じないでしょ」と返す。
「それは、聞いてから考えていい?」
しばし悩んだ挙句に頷いた。「まあいいわ」
待ってましたとばかりに弓削の質問が始まる。「戦地とか、紛争地帯とかに行ったって?」
「そう。中南米とか中近東とかね」
「それで、そこで何をしてたの?」興味津々だ。
「独裁政権のクーデターに、テロリストの撲滅」
弓削は目を丸くした。当然信じていないのだろう。別にそれで構わない。
私は笑った。つられて弓削も笑う。
「そこで何人殺したかは、ノーコメントで」
「あ~、はいはい!」
話が途切れ、並んで腰を下ろした私達はテントの外の支援物資の山を眺めた。物資は全国から集まるものの、配給が間に合わないのだ。
「あ~あ。私もやれる事、たくさんあるのになぁ」私は思わずぼやいた。
「例えば?」
こちらに顔を向けた弓削に、「ヘリ飛ばしてこれを配るとか?」と答えると、「朝霧、ヘリ飛ばせるの!」驚いて体勢を起こした弓削は目を丸くした。
そんな彼女に顔を寄せて、人差し指を口元に当てる。
「でも内緒よ?免許ないから!」
「はァ~?どういう事!」
「あ~あ。こんな事なら、免許取っときゃ良かったわ~」
後ろに手を付いて仰け反り、天井を見上げながら嘆いた。
「隙あり!」
「きゃっ」
その私の手を弓削が払ったので、そのまま後ろに倒れてしまった。
「何するのよ、弓削!」
「あはは!ヘリが飛ばせるなんてウソ言うからよ~!」
「やっぱり信じてないじゃん。ウソじゃないもん!この私にこんな事して。あなたがケガしてなければやり返すところよ?」ファイティングポーズを取りながら言ってみる。
私達は笑い合って、並んで仰向けに寝そべった。
「先生が言ってたよ。朝霧は色んな事、たくさん乗り越えてきたって。羨ましいな、そうやって、ずっと側で見ててくれる人がいてさ」
「うん。有り難いと思ってる」今だからこそ、心から思う。
「そうだよ、大事にしなよ?」
「もちろんよ」
話が一段落した時、弓削が切り出す。「ずっと気になってたんだけど、その指輪、先生からじゃないよね?」
「そうだけど何?」まさか、あなたまで似合ってないなんて言うつもり?
「いや。私、あんまりそういうの興味ないからアレだけど、朝霧には……」
「貰い物の貰い物だから、お構いなく!」面倒になってそう切り捨てた。
しばしの楽しい交流の時は瞬く間に過ぎ、これからのお互いの成功を祈り合って、私達は別れた。
やがて新堂さんの患者さんの容態が安定して、私達は帰途に就いた。そんな私達を待ち受けているのは当然、この問題だ。
「ねえセンセイ!他に方法はなかったの?」
「ない。そんなコネは持ってない。おまえこそ何かなかったのか?」
「ないわよ!いつもみたいに、大金で何とかすれば?」
「ヒンシュク買うだろ……!さすがに」
現在、給油客の長蛇の列に加わっている厳つい大型セダン、アウディ・クワトロ。
「あ~、一体いつ辿り着くやら!やっぱヘリの免許、取っときゃ良かった!」
助手席で靴を脱いで、すっかり寛ぎモードの私。
「ユイ、胡坐はやめろ、胡坐は!夜だからって外から見えるぞ」
「え~?固い事言わないでよ。誰も見てないって!」
「これだよ、全く!」彼がため息をついた。
そして後部座席に乗せた五百万が入ったバッグをチラリと見る。依頼人が有り金を用意した分だ。
「こんな時は、コイツも全く威力を発揮しないな」
「そんなモンよ、お金なんて!」
「気長に待つか」
「だけど、新堂さんってズルイよね」
「何がだ?」
「免許ないのに、堂々と活躍してるのがよ!」
体ごと私に向き直り、目を見開く彼。「何を今さら?」
「だ~って。私だってヘリ飛ばしたかったのよ?目の前に支援物資が山積みになっててね。配ってあげたかったわ!」
「そういう事か……」
新堂さんは再びため息をついてシートに落ち着く。
「何よ。大事な事でしょ?」
「ああ、そうだな。今からでも免許取ればいいだろう」どこか投げやりだ。
「あら、あなたは今から取れるワケ?」
「俺の話はしていない。何せこっちは現状に不都合はないからな」今度は勝ち誇った。
そんな彼に顔を背ける。「また出た、オレには関係ないって?フンだ」
「そう突っかかるなよ。俺だって堂々と仕事してた訳じゃない。いつもそうだ」
「ああ、そうですか!」
「やれやれ……」両手を広げてお手上げポーズの新堂さん。
「ところでユイ、さっきどこかへ電話してたな」
「ああ。ちょっと官房長官へね。総理は掴まらなかったので」こんな時だ。忙しいのも無理はない。
またしても体ごと向き直る。「何だって?用件は!まさか、ガソリンを分けろって言ったんじゃないよな?」
「バカ言わないで!そんな用件の訳ないでしょ。弓削さんのとこに行った時、物資が山積みになってたから。空自にでも空輸手伝うようにできないかって相談したの」
組織というのは面倒な手続きやらで、こんな簡単な依頼さえすぐにはできない。だから部外者の私が、手っ取り早く連絡を入れたという訳だ。
「そんな事、一国民が直談判できるんだったか……?しかし偉いよな、ユイは」
「え~?そう?あれ見たら誰だって思うよ」
「思うだけで、行動に移す奴はそうそういないと思うよ」
私は胡坐を解き、姿勢を正した。
「生き残った私達がやるべき事はたくさんある。見てるだけじゃ嫌なの。少なくとも私はね」ナースの言葉を思い返しながら言った。
「被災地での救援活動以外にもな」
「そういう事。きちんとやるべき事を、それぞれがこなしてる。私は私のやるべき事をしなきゃ……」
「……。それは?」
不安げに尋ねてくる新堂さんに、私はきっぱり断言した。
「新堂さんを大事にする事!」そう言って彼に抱きつく。
車列の合間を、タンクを持った住民が歩いている。誰もがこんな車内を覗いて行く。
「こらユイっ!よせって……。思いっ切り見られてるぞ?」
「いいじゃない?見せてあげれば」
困った顔をしながらも、彼が喜んでいるのは明らかだった。だって私を引き離す気はないみたいだから?
「ま、いいか」案の定彼が呟く。
そして抱きついた私をさらに引き上げる。座席を目いっぱい後ろに下げると、運転席に私を引き込んで自分の膝の上に乗せた。
大型セダンは車内が広いので、こんな事も可能なのだ。
「きゃっ!さすがに、これはマズくない?」彼の膝の上で上目遣いに訴える。若干恥ずかしい……。
「もう手遅れだよ」
「んん……っ」
おまけに濃厚なキスが降ってくる。
「あっ、ほら新堂さん!前、進まないと!」
「おお、ようやく少し動いたな」
まだまだスタンドに辿り着けそうもない私達なのだった。
そんなこんなで、何とか帰宅して数日後。私の携帯が鳴った。
「ユイ、電話だぞ!ったく、どこへ行った。ん……ミサコさんから?おい、ユイ!」
「は~い?」
「ミサコさんから国際電話だ。早く出ろ」
「お母さんから?!」
携帯を受け取り、ようやく電話に出る。
「もしもし、お母さん?」
『ユイ!なかなか出ないから切るところだったわ』
「ごめん、ちょっと別の場所にいたから」
『そっちの震災のニュース見て。心配になってね。大丈夫なの?』
「うん、家も壊れてないし。ケガもない。大丈夫よ」
『それは良かったわ。そうそう、手紙読んだわよ!ようやく同棲したと思ったら、プロポーズされたのね。今回はトントン拍子に進んでるみたいじゃない?』
「ぷっ!プロポーズじゃないって!そんな事手紙に書いてないでしょ!」
『あら。指輪貰ったっていうからてっきり。何だ違うの、残~念!』
「お母さんこそ。イタリアの彼と再婚したって?」
『そうなの。彼にもユイの話は良くしているわ。とても会いたがってる。こんな状況になっちゃったから当分は無理だろうけど、そのうち遊びにいらっしゃい』
「うん!私もお母さんの彼に会ってみたい!きっとイケメンなんでしょうね~」
『ふふっ!ご想像にお任せするわ。ああでも、新堂先生には負けるかしら』
母は本当に楽しそうに語っていた。声で分かる。今どれだけ幸せか。私の幸せも、声で伝わっていると良いのだが。
『そっちは今物不足で大変なんでしょ?必要な物あったら送るから、遠慮せずに言いなさいね』
「ありがとう。そうねぇ、今一番欲しいのはガソリンかな」
『まあ……。残念だけど、それは送れないわ』真剣に答えてくる母。
「やだっ!冗談だって。あ、ねえ?新堂さんに代わるわ。隣りにいるから。新堂さん、何か話して」
彼に携帯を差し出す。
若干戸惑いながら、新堂さんが携帯を耳に当てる。「あ、ああ……。もしもし?」
『新堂先生!お久しぶりです。ユイがお世話になっております』
「いえいえ。ミサコさんもお元気そうで何よりです」
『ええ!その事でしたらご心配なく。先生のお陰で、あれ以来健康体になりましたわ』
「それは良かったです」
至近距離にいるので母の声も良く聞こえる。母の話題がついに私の体調に向いた。
『ところでユイは、何か病気に罹ったりしておりませんか?』
新堂さん、お願い、内緒にして!私は目で訴える。
「ええと……そうですね、特に大きな疾患には……」少し迷った様子だったが否定してくれた。
『そうですか。これからも、娘をどうぞよろしくお願いしますわね』
「お任せください。では、ユイに代わります」彼が携帯を返してくる。
「あら、もういいの?」
「ああ」
「……もしもし?」
私が話し始めるとすぐ、彼が席を立つのが目に入った。
それからしばらく話して電話を終えると、テーブルに置いてあった今日の朝刊を改めて広げる。
しばらくして新堂さんが戻ってきた。
「もう切ったのか」
「うん。国際電話高くつくし。だけどこんなニュース見たら、誰だって心配するよね」新聞の掲載写真を見つめて呟く。
どれも凄惨な場面を収めている。こう言っては何だが、三年前のイタリアの地震とは比べものにならない。
「そうだな。でも、無事を伝えられて良かったじゃないか」
「うん。まだ電話繋がりにくいのに、良くかかってきたなぁ」携帯電話の基地局も被災し、電波が不安定な状況なのに。
「親子の絆が、結びつけたんじゃないか?」
「あらっ。新堂さんったら!いい事言うじゃない」
照れなのか、そっぽを向いたまま無反応の彼なのだった。
0
あなたにおすすめの小説
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
天使と狼
トウリン
恋愛
女癖の悪さに定評のある小児科医岩崎一美《いわさき かずよし》が勤める病棟に、ある日新人看護師、小宮山萌《こみやま もえ》がやってきた。肉食系医師と小動物系新米看護師。年齢も、生き方も、経験も、何もかもが違う。
そんな、交わるどころか永久に近寄ることすらないと思われた二人の距離は、次第に変化していき……。
傲慢な男は牙を抜かれ、孤独な娘は温かな住処を見つける。
そんな、物語。
三部作になっています。
雪の日に
藤谷 郁
恋愛
私には許嫁がいる。
親同士の約束で、生まれる前から決まっていた結婚相手。
大学卒業を控えた冬。
私は彼に会うため、雪の金沢へと旅立つ――
※作品の初出は2014年(平成26年)。鉄道・駅などの描写は当時のものです。
一億円の花嫁
藤谷 郁
恋愛
奈々子は家族の中の落ちこぼれ。
父親がすすめる縁談を断り切れず、望まぬ結婚をすることになった。
もうすぐ自由が無くなる。せめて最後に、思いきり贅沢な時間を過ごそう。
「きっと、素晴らしい旅になる」
ずっと憧れていた高級ホテルに到着し、わくわくする奈々子だが……
幸か不幸か!?
思いもよらぬ、運命の出会いが待っていた。
※エブリスタさまにも掲載
結婚する事に決めたから
KONAN
恋愛
私は既婚者です。
新たな職場で出会った彼女と結婚する為に、私がその時どう考え、どう行動したのかを書き記していきます。
まずは、離婚してから行動を起こします。
主な登場人物
東條なお
似ている芸能人
○原隼人さん
32歳既婚。
中学、高校はテニス部
電気工事の資格と実務経験あり。
車、バイク、船の免許を持っている。
現在、新聞販売店所長代理。
趣味はイカ釣り。
竹田みさき
似ている芸能人
○野芽衣さん
32歳未婚、シングルマザー
医療事務
息子1人
親分(大島)
似ている芸能人
○田新太さん
70代
施設の送迎運転手
板金屋(大倉)
似ている芸能人
○藤大樹さん
23歳
介護助手
理学療法士になる為、勉強中
よっしー課長
似ている芸能人
○倉涼子さん
施設医療事務課長
登山が趣味
o谷事務長
○重豊さん
施設医療事務事務長
腰痛持ち
池さん
似ている芸能人
○田あき子さん
居宅部門管理者
看護師
下山さん(ともさん)
似ている芸能人
○地真央さん
医療事務
息子と娘はテニス選手
t助
似ている芸能人
○ツオくん(アニメ)
施設医療事務事務長
o谷事務長異動後の事務長
ゆういちろう
似ている芸能人
○鹿央士さん
弟の同級生
中学テニス部
高校陸上部
大学帰宅部
髪の赤い看護師
似ている芸能人
○田來未さん
准看護師
ヤンキー
怖い
愛想笑いの課長は甘い俺様
吉生伊織
恋愛
社畜と罵られる
坂井 菜緒
×
愛想笑いが得意の俺様課長
堤 将暉
**********
「社畜の坂井さんはこんな仕事もできないのかなぁ~?」
「へぇ、社畜でも反抗心あるんだ」
あることがきっかけで社畜と罵られる日々。
私以外には愛想笑いをするのに、私には厳しい。
そんな課長を避けたいのに甘やかしてくるのはどうして?
自業自得じゃないですか?~前世の記憶持ち少女、キレる~
浅海 景
恋愛
前世の記憶があるジーナ。特に目立つこともなく平民として普通の生活を送るものの、本がない生活に不満を抱く。本を買うため前世知識を利用したことから、とある貴族の目に留まり貴族学園に通うことに。
本に釣られて入学したものの王子や侯爵令息に興味を持たれ、婚約者の座を狙う令嬢たちを敵に回す。本以外に興味のないジーナは、平穏な読書タイムを確保するために距離を取るが、とある事件をきっかけに最も大切なものを奪われることになり、キレたジーナは報復することを決めた。
※2024.8.5 番外編を2話追加しました!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる