この恋、腐れ縁でした。

氷室ユリ

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第一章 幸せのシンボルが呼び寄せたもの

 大震災の教訓(2)

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 翌日の夕方、私達の滞在する病院に弓削真澄がやって来た。

「あら?あなたは、弓削さん……?」
「朝霧!ここに滞在してたのね。ちょっとドジってケガしちゃった」片足を持ち上げて苦笑いする。
 どうやら捻挫したようだ。

「大丈夫なの?今先生を呼んであげる。そうだ、新堂さんに診てもらうといいわ」
「この間一緒にいた人?朝霧のカレはお医者さんなの!」
「まあね。安心して、腕は確かだから」
「じゃ、お願いしようかな」
「待ってて」

 新堂さんを探しに行く途中で、昨日のナースと鉢合わせた。とても疲れている様子が気になり、少しだけ引き留めて会話した。
 どうやら今まで愚痴を吐き出す余裕がなかったようだ。時には弱音も吐かないと?

「話、聞いてくれてありがとう。お陰で凄くすっきりしたわ」
「そう言ってもらえて良かった」
 ナースが優しい笑みを私に投げかけた。
 その天使のような笑顔に思わず見惚れていると、「ところで、何か急いでたんじゃないの?」こう指摘されてようやく思い出す。
「あっ!そうだった、先生を探してたの!それじゃ、また」

 危うく目的を忘れるところだった。ゴメン、弓削!心で謝りつつ足を急がせていると、廊下の角に見覚えのある後ろ姿を発見した。

「新堂さ~ん!やっと見つけたっ」
「今頃ご登場とは。遅いぞ朝霧ユイ。どこに行ってたんだ?彼女はもう帰ったよ」
「えっ、どういう事!私、そんなに待たせちゃった?」

「偶然彼女を見かけて、診察をさせていただいた」
「いつの間に……。で、弓削さんのケガはどうだったの」
「ああ、軽い捻挫だ。すぐに良くなる」
「そう、良かった」
「で、これ。おまえに渡してくれって」彼が紙切れを差し出してくる。
 書かれた文字を読むと、住所のようなものが書かれている。自分の滞在先のようだ。

「明日の朝まで非番だそうだ」
「そう」受け取って殴り書きのメモを見ていると、彼の言葉が続く。「行ってやれ」
「え?」メモから目を離して見上げる。私を大人しくさせたいのでは?
「もう少し、彼女におまえの熱い想いを聞かせてやれ」
「何よそれ!」ちょっとバカにしてる?
「いいから早く行けって!」新堂さんが私の背中を押す。「あまり遅くなるなよ!」

 そう言って手を上げると、さっさと行ってしまった。

「もう、何なの?ま、いいか。外出の許可が下りて堂々と出かけられるって事で?」
 早速私は紙に書かれた場所に行ってみる事にした。


「朝霧~!こっちよ!」
「弓削さん。足、大丈夫?」
「大した事ない、平気よ。優秀な医者に診てもらったし?いい男じゃない、新堂先生って!このこのっ!」弓削が冷やかしてくる。
 その様子が昨日とはまるで別人で、呆気に取られてしまった。

「何だか、別の人みたいね………あなた、ホントにあの弓削さん?」
「そうだよ!ここに女は私しかいないからね。間違いようないって!」
「一人、なんだ……」本当に男社会なのだと改めて思う。
「朝霧のお陰で、元気出たんだよ~?ありがとね!」
「別に大した事してないってば……」

 仮設テントに通され、中で茶を振る舞われる。
 お構いなく、と定番のやり取りの後、弓削が口を開いた。
「こんな事してる時間、本当はないんだけどね~。やる事いっぱいあるんだから」
「じゃあ、やりなさいよ!」人を呼んでおいて何を言う?

「今無理したら、実力が発揮できなくなるじゃない」
「実力を発揮、か。やるべき仕事に、気が付いたみたいね」
「朝霧のお陰でね。背伸びして周りの男共と同じ事をする必要はないんだ。訓練じゃあるまいし?」
「そうそう」大いに頷く。

「どうしたって男達には勝てない。私、認めたくなかっただけなんだ。女が弱い生き物だって」
「そうそう!」
 さらに強く同意した私を見て、弓削が笑っている。
「何?」

「先生がね、私達は似てるって言ってたの。ホントだなって今思ったから」
 そんな事を話していたのか。良くこの短時間で見抜いたものだ。
 改めて感心しながら「私なんて、ずっと男に生まれたかったって言い続けてるわ」と打ち明けると、今度は弓削が強く同意した。「分かる!」

 私達は顔を見合わせて、また笑った。

「それより、朝霧って職業は何だったワケ?」
「律儀に過去形で聞いてきたわね」
「ゴメン!その、……ケガしてダメになった、って聞いたから」
「新堂さんったらご丁寧にそんな事まで!」

「いいんだ!言いたくなかったら!」
「ううん。気にしないで。私が何をして来たか知りたいって?」
「知りたいっ!」身を乗り出す弓削に、「どうせ信じないでしょ」と返す。
「それは、聞いてから考えていい?」

 しばし悩んだ挙句に頷いた。「まあいいわ」

 待ってましたとばかりに弓削の質問が始まる。「戦地とか、紛争地帯とかに行ったって?」
「そう。中南米とか中近東とかね」
「それで、そこで何をしてたの?」興味津々だ。
「独裁政権のクーデターに、テロリストの撲滅」
 弓削は目を丸くした。当然信じていないのだろう。別にそれで構わない。

 私は笑った。つられて弓削も笑う。
「そこで何人殺したかは、ノーコメントで」
「あ~、はいはい!」

 話が途切れ、並んで腰を下ろした私達はテントの外の支援物資の山を眺めた。物資は全国から集まるものの、配給が間に合わないのだ。

「あ~あ。私もやれる事、たくさんあるのになぁ」私は思わずぼやいた。
「例えば?」
 こちらに顔を向けた弓削に、「ヘリ飛ばしてこれを配るとか?」と答えると、「朝霧、ヘリ飛ばせるの!」驚いて体勢を起こした弓削は目を丸くした。
 そんな彼女に顔を寄せて、人差し指を口元に当てる。
「でも内緒よ?免許ないから!」

「はァ~?どういう事!」
「あ~あ。こんな事なら、免許取っときゃ良かったわ~」
 後ろに手を付いて仰け反り、天井を見上げながら嘆いた。

「隙あり!」
「きゃっ」
 その私の手を弓削が払ったので、そのまま後ろに倒れてしまった。

「何するのよ、弓削!」
「あはは!ヘリが飛ばせるなんてウソ言うからよ~!」
「やっぱり信じてないじゃん。ウソじゃないもん!この私にこんな事して。あなたがケガしてなければやり返すところよ?」ファイティングポーズを取りながら言ってみる。

 私達は笑い合って、並んで仰向けに寝そべった。

「先生が言ってたよ。朝霧は色んな事、たくさん乗り越えてきたって。羨ましいな、そうやって、ずっと側で見ててくれる人がいてさ」
「うん。有り難いと思ってる」今だからこそ、心から思う。
「そうだよ、大事にしなよ?」
「もちろんよ」

 話が一段落した時、弓削が切り出す。「ずっと気になってたんだけど、その指輪、先生からじゃないよね?」
「そうだけど何?」まさか、あなたまで似合ってないなんて言うつもり?
「いや。私、あんまりそういうの興味ないからアレだけど、朝霧には……」
「貰い物の貰い物だから、お構いなく!」面倒になってそう切り捨てた。

 しばしの楽しい交流の時は瞬く間に過ぎ、これからのお互いの成功を祈り合って、私達は別れた。



 やがて新堂さんの患者さんの容態が安定して、私達は帰途に就いた。そんな私達を待ち受けているのは当然、この問題だ。

「ねえセンセイ!他に方法はなかったの?」
「ない。そんなコネは持ってない。おまえこそ何かなかったのか?」
「ないわよ!いつもみたいに、大金で何とかすれば?」
「ヒンシュク買うだろ……!さすがに」

 現在、給油客の長蛇の列に加わっている厳つい大型セダン、アウディ・クワトロ。

「あ~、一体いつ辿り着くやら!やっぱヘリの免許、取っときゃ良かった!」
 助手席で靴を脱いで、すっかり寛ぎモードの私。
「ユイ、胡坐はやめろ、胡坐は!夜だからって外から見えるぞ」
「え~?固い事言わないでよ。誰も見てないって!」
「これだよ、全く!」彼がため息をついた。

 そして後部座席に乗せた五百万が入ったバッグをチラリと見る。依頼人が有り金を用意した分だ。
「こんな時は、コイツも全く威力を発揮しないな」
「そんなモンよ、お金なんて!」
「気長に待つか」

「だけど、新堂さんってズルイよね」
「何がだ?」
「免許ないのに、堂々と活躍してるのがよ!」
 体ごと私に向き直り、目を見開く彼。「何を今さら?」

「だ~って。私だってヘリ飛ばしたかったのよ?目の前に支援物資が山積みになっててね。配ってあげたかったわ!」
「そういう事か……」
 新堂さんは再びため息をついてシートに落ち着く。

「何よ。大事な事でしょ?」
「ああ、そうだな。今からでも免許取ればいいだろう」どこか投げやりだ。
「あら、あなたは今から取れるワケ?」
「俺の話はしていない。何せこっちは現状に不都合はないからな」今度は勝ち誇った。
 そんな彼に顔を背ける。「また出た、オレには関係ないって?フンだ」
「そう突っかかるなよ。俺だって堂々と仕事してた訳じゃない。いつもそうだ」

「ああ、そうですか!」
「やれやれ……」両手を広げてお手上げポーズの新堂さん。

「ところでユイ、さっきどこかへ電話してたな」
「ああ。ちょっと官房長官へね。総理は掴まらなかったので」こんな時だ。忙しいのも無理はない。
 またしても体ごと向き直る。「何だって?用件は!まさか、ガソリンを分けろって言ったんじゃないよな?」

「バカ言わないで!そんな用件の訳ないでしょ。弓削さんのとこに行った時、物資が山積みになってたから。空自にでも空輸手伝うようにできないかって相談したの」
 組織というのは面倒な手続きやらで、こんな簡単な依頼さえすぐにはできない。だから部外者の私が、手っ取り早く連絡を入れたという訳だ。

「そんな事、一国民が直談判できるんだったか……?しかし偉いよな、ユイは」
「え~?そう?あれ見たら誰だって思うよ」
「思うだけで、行動に移す奴はそうそういないと思うよ」
 私は胡坐を解き、姿勢を正した。
「生き残った私達がやるべき事はたくさんある。見てるだけじゃ嫌なの。少なくとも私はね」ナースの言葉を思い返しながら言った。
「被災地での救援活動以外にもな」
「そういう事。きちんとやるべき事を、それぞれがこなしてる。私は私のやるべき事をしなきゃ……」

「……。それは?」
 不安げに尋ねてくる新堂さんに、私はきっぱり断言した。
「新堂さんを大事にする事!」そう言って彼に抱きつく。
 車列の合間を、タンクを持った住民が歩いている。誰もがこんな車内を覗いて行く。
「こらユイっ!よせって……。思いっ切り見られてるぞ?」
「いいじゃない?見せてあげれば」

 困った顔をしながらも、彼が喜んでいるのは明らかだった。だって私を引き離す気はないみたいだから?

「ま、いいか」案の定彼が呟く。
 そして抱きついた私をさらに引き上げる。座席を目いっぱい後ろに下げると、運転席に私を引き込んで自分の膝の上に乗せた。
 大型セダンは車内が広いので、こんな事も可能なのだ。

「きゃっ!さすがに、これはマズくない?」彼の膝の上で上目遣いに訴える。若干恥ずかしい……。
「もう手遅れだよ」
「んん……っ」
 おまけに濃厚なキスが降ってくる。

「あっ、ほら新堂さん!前、進まないと!」
「おお、ようやく少し動いたな」

 まだまだスタンドに辿り着けそうもない私達なのだった。



 そんなこんなで、何とか帰宅して数日後。私の携帯が鳴った。

「ユイ、電話だぞ!ったく、どこへ行った。ん……ミサコさんから?おい、ユイ!」
「は~い?」
「ミサコさんから国際電話だ。早く出ろ」
「お母さんから?!」
 携帯を受け取り、ようやく電話に出る。

「もしもし、お母さん?」
『ユイ!なかなか出ないから切るところだったわ』
「ごめん、ちょっと別の場所にいたから」
『そっちの震災のニュース見て。心配になってね。大丈夫なの?』
「うん、家も壊れてないし。ケガもない。大丈夫よ」

『それは良かったわ。そうそう、手紙読んだわよ!ようやく同棲したと思ったら、プロポーズされたのね。今回はトントン拍子に進んでるみたいじゃない?』
「ぷっ!プロポーズじゃないって!そんな事手紙に書いてないでしょ!」
『あら。指輪貰ったっていうからてっきり。何だ違うの、残~念!』

「お母さんこそ。イタリアの彼と再婚したって?」
『そうなの。彼にもユイの話は良くしているわ。とても会いたがってる。こんな状況になっちゃったから当分は無理だろうけど、そのうち遊びにいらっしゃい』
「うん!私もお母さんの彼に会ってみたい!きっとイケメンなんでしょうね~」
『ふふっ!ご想像にお任せするわ。ああでも、新堂先生には負けるかしら』

 母は本当に楽しそうに語っていた。声で分かる。今どれだけ幸せか。私の幸せも、声で伝わっていると良いのだが。

『そっちは今物不足で大変なんでしょ?必要な物あったら送るから、遠慮せずに言いなさいね』
「ありがとう。そうねぇ、今一番欲しいのはガソリンかな」
『まあ……。残念だけど、それは送れないわ』真剣に答えてくる母。
「やだっ!冗談だって。あ、ねえ?新堂さんに代わるわ。隣りにいるから。新堂さん、何か話して」
 彼に携帯を差し出す。

 若干戸惑いながら、新堂さんが携帯を耳に当てる。「あ、ああ……。もしもし?」
『新堂先生!お久しぶりです。ユイがお世話になっております』
「いえいえ。ミサコさんもお元気そうで何よりです」
『ええ!その事でしたらご心配なく。先生のお陰で、あれ以来健康体になりましたわ』
「それは良かったです」

 至近距離にいるので母の声も良く聞こえる。母の話題がついに私の体調に向いた。
『ところでユイは、何か病気に罹ったりしておりませんか?』
 新堂さん、お願い、内緒にして!私は目で訴える。

「ええと……そうですね、特に大きな疾患には……」少し迷った様子だったが否定してくれた。
『そうですか。これからも、娘をどうぞよろしくお願いしますわね』
「お任せください。では、ユイに代わります」彼が携帯を返してくる。
「あら、もういいの?」
「ああ」

「……もしもし?」
 私が話し始めるとすぐ、彼が席を立つのが目に入った。

 それからしばらく話して電話を終えると、テーブルに置いてあった今日の朝刊を改めて広げる。

 しばらくして新堂さんが戻ってきた。
「もう切ったのか」
「うん。国際電話高くつくし。だけどこんなニュース見たら、誰だって心配するよね」新聞の掲載写真を見つめて呟く。
 どれも凄惨な場面を収めている。こう言っては何だが、三年前のイタリアの地震とは比べものにならない。

「そうだな。でも、無事を伝えられて良かったじゃないか」
「うん。まだ電話繋がりにくいのに、良くかかってきたなぁ」携帯電話の基地局も被災し、電波が不安定な状況なのに。
「親子の絆が、結びつけたんじゃないか?」
「あらっ。新堂さんったら!いい事言うじゃない」

 照れなのか、そっぽを向いたまま無反応の彼なのだった。


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