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二.喋らない猫と最後の夏
14.風情がなくなる
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最後って何がって言う問いに、こずえは「四月一日さんがいなくなるから、春渡しが出来るのも、これが最後って事やけん」と答えた。そしてすぐにどこかへと行ってしまった。
でもたぶんそれは本当でなくて、何かを隠しているのだと思う。
最後の夏。
思い返せばあかねも同じような事を告げていた。
ありすの友人三人が三人とも同じ事をつぶやくと言う事は、たぶん何かがあるのだろう。でもそれが何なのかは僕には全く想像がつかない。
まさかこの時代にダムを造るために村がなくなるっていう訳でもないだろうが、この村の過疎化も進んでいるようだから、学校が閉鎖されるため、若い子達はみんなして引っ越すという事ならあり得るのかもしれない。
もしこの夏が僕にとっての最後の夏だとしたならば、何をすべきなのだろうか。
じりじりと照らし続ける日差しも、これがもしも最後だとするならば、甘んじて受けたいと思うかもしれない。
ちりんちりんとどこからともなく風鈴の音が響く。
風にのって揺れる音は、どこかもの悲しげで夏の暑さを少しだけ緩和してくれる。
「おう。ケント・デリカットだったかじゃないか。こんなところで何やってるんだ」
そして風の音と共に健さんが姿を現していた。一気に風情も何もなくなっていた。
「だからそれ別人です」
「まぁ、いいじゃないか。デリカット」
「それ、もう元の名前残ってないんですけど」
「まぁまぁ。そんなことはともかく、なんだ。有子は一緒じゃないのか」
回りをきょろきょろと見回していた。ありすがいないか探しているのだろう。
「今日は一緒ではないですよ。と、いうか朝早くからどこかに出かけていきました。神様に会うとかなんとか言ってましたけど」
「そう……か。神様か」
僕の言葉になぜか健さんは少しだけ言いよどんだ。
「まだ信じてやがるんだな。あいつは」
そしてぽろりと小声で言葉を漏らす。
「信じているって?」
「……おっと。余計な事いっちまったな。ま、一緒じゃないならいいんだ。デリカットに渡す訳にはいかんからな」
健さんは少し息を吐き出すと、それからいつものように憎まれ口を叩く。あんまり憎らしくもなかったけれど。
「いや。別に僕はありす――有子さんとどうこうある訳じゃないんですけど」
「なにぃ。てめぇ。有子が可愛くないっていうのか。男なら、そこは力尽くでも奪っていくところだろうがっ」
「このくだり昨日もやりました。というか、奪っていってほしいんですか」
「んなわけあるかっ。心構えの問題をいってるんだっ。ええい。このすっとこどっこいがっ」
口は少しばかり悪いけれど、口調ほどには文句を言われているような気はしない。むしろ軽口をたたき合っている感じで、どこか親しみを持てる。
少しばかり不思議な人だなとは思う。あまり身の回りにはいなかったタイプの大人だ。
「有子は可愛いだろうが。そりゃあもう、世界一可愛いだろうが。ええっ」
「世界一かどうかは知らないですけど、可愛いとは思いますよ」
「そうだろうそうだろう。だがお前にはやらんがな」
「いや、だから別にそういうのじゃないんですけど」
漫才のように軽快にやりとりを繰り広げると、健さんは再びふうと大きく息を吐き出す。
「けどまぁいつかはこんな日がくるとは思っていたよ。男親っつうのは、わびしいもんだな。だけどあいつが選んだ相手なら仕方がねぇ。いいか。絶対不幸にするんじゃねぇぞ」
「いや、なんで結婚報告にきた娘の相手みたいな位置づけになってるんですか、僕は」
「ええいっ。やっぱりこんな奴に可愛い娘をやれるかっ。奈々子、塩もってこい。塩っ」
と言いながら振り返るが、そこには奈々子さんの姿はない。僕が出かけた時にも家にいたから、恐らくまだ家で家事をやっているだろうとは思う。
「ち。農作業の帰りだったな、今は。奈々子は家だったわ」
ぶつぶつと口の中で呟いているが、たぶん奈々子さんがいたらいたで「お塩がもったいないからだめです」と怒られていただろう。
「まぁそろそろ昼飯の時間だからな。ちゃんと帰ってこいよ」
「わかりました。というか、食事までごちそうになってしまってすみません」
「いいってことよ。飯はみんなで食った方が美味いからな」
健は言いながら、豪快に笑みを浮かべていた。たぶん細かい事にはこだわらない方なのだろう。
ただこうみんなからありすの彼氏的な扱いを受けていると、最初は特に考えてもいなかったけれど少しばかり意識してしまう。
ありすはちょっと中二病っぽいところはあるけれど、確かに可愛いとは思う。まだ出会って時間は経っていないけれど、それでも優しいいい子だというのはわかる。好きになっていたとしてもおかしくはないとも思う。
それでもまだ二人の間をつなげられるほどの時間は経っていなくて、ありすのは事を異性として強く意識したことはなかった。今のところ。
何かで人は言葉に引きずられる事もあるって言っていたなと、不意に思う。つまり皆がありすとの関係を強調してくるだけに、僕もそれに引っ張られているのかもしれない。
そんな事を考えていた時だった。
「あ、お父さん。また謙人さんにちょっかいかけてるの? だめだよー。絶対春渡しはするからね。私と謙人さんで」
背中から声をかけられる。振り返るといつの間にかありすがすぐにそばにやってきていた。
ミーシャも一緒のようで、ありすの足下に黒猫が佇んでいる。
「いや、有子。ちょっかいなんてかけていないぞ。そろそろ昼だからな。デリカットと昼にしようという話をしていたところだ」
慌てた様子で健さんはありすの言葉を否定するが、ありすはちょっと怒ったような様子で健さんの手をひっぱり始める。
「もう。お父さん。謙人さんはデリカットじゃないよ。四月一日さんだよ。そういうぼけはいいからさっさとおうちにもどって」
「いや、ぼけじゃなくてな……」
「いいから、はやく。ほらっ。もうてきぱき歩いて。あ、謙人さんもご飯にしましょう。お母さんが用意してくれていると思います」
「いや、しかし……」
「いいから。ほら」
なおも言いつのる健さんの言葉は聞かずに、ありすは背中をおして連れ去っていく。
娘に弱すぎるなぁと思いつつも、僕も後をついで歩き出した。
「やれやれ、彼らはいつも変わらないね。でも、ボクらも続くとしようか」
ミーシャの声が背中から聞こえてきていた。
でもたぶんそれは本当でなくて、何かを隠しているのだと思う。
最後の夏。
思い返せばあかねも同じような事を告げていた。
ありすの友人三人が三人とも同じ事をつぶやくと言う事は、たぶん何かがあるのだろう。でもそれが何なのかは僕には全く想像がつかない。
まさかこの時代にダムを造るために村がなくなるっていう訳でもないだろうが、この村の過疎化も進んでいるようだから、学校が閉鎖されるため、若い子達はみんなして引っ越すという事ならあり得るのかもしれない。
もしこの夏が僕にとっての最後の夏だとしたならば、何をすべきなのだろうか。
じりじりと照らし続ける日差しも、これがもしも最後だとするならば、甘んじて受けたいと思うかもしれない。
ちりんちりんとどこからともなく風鈴の音が響く。
風にのって揺れる音は、どこかもの悲しげで夏の暑さを少しだけ緩和してくれる。
「おう。ケント・デリカットだったかじゃないか。こんなところで何やってるんだ」
そして風の音と共に健さんが姿を現していた。一気に風情も何もなくなっていた。
「だからそれ別人です」
「まぁ、いいじゃないか。デリカット」
「それ、もう元の名前残ってないんですけど」
「まぁまぁ。そんなことはともかく、なんだ。有子は一緒じゃないのか」
回りをきょろきょろと見回していた。ありすがいないか探しているのだろう。
「今日は一緒ではないですよ。と、いうか朝早くからどこかに出かけていきました。神様に会うとかなんとか言ってましたけど」
「そう……か。神様か」
僕の言葉になぜか健さんは少しだけ言いよどんだ。
「まだ信じてやがるんだな。あいつは」
そしてぽろりと小声で言葉を漏らす。
「信じているって?」
「……おっと。余計な事いっちまったな。ま、一緒じゃないならいいんだ。デリカットに渡す訳にはいかんからな」
健さんは少し息を吐き出すと、それからいつものように憎まれ口を叩く。あんまり憎らしくもなかったけれど。
「いや。別に僕はありす――有子さんとどうこうある訳じゃないんですけど」
「なにぃ。てめぇ。有子が可愛くないっていうのか。男なら、そこは力尽くでも奪っていくところだろうがっ」
「このくだり昨日もやりました。というか、奪っていってほしいんですか」
「んなわけあるかっ。心構えの問題をいってるんだっ。ええい。このすっとこどっこいがっ」
口は少しばかり悪いけれど、口調ほどには文句を言われているような気はしない。むしろ軽口をたたき合っている感じで、どこか親しみを持てる。
少しばかり不思議な人だなとは思う。あまり身の回りにはいなかったタイプの大人だ。
「有子は可愛いだろうが。そりゃあもう、世界一可愛いだろうが。ええっ」
「世界一かどうかは知らないですけど、可愛いとは思いますよ」
「そうだろうそうだろう。だがお前にはやらんがな」
「いや、だから別にそういうのじゃないんですけど」
漫才のように軽快にやりとりを繰り広げると、健さんは再びふうと大きく息を吐き出す。
「けどまぁいつかはこんな日がくるとは思っていたよ。男親っつうのは、わびしいもんだな。だけどあいつが選んだ相手なら仕方がねぇ。いいか。絶対不幸にするんじゃねぇぞ」
「いや、なんで結婚報告にきた娘の相手みたいな位置づけになってるんですか、僕は」
「ええいっ。やっぱりこんな奴に可愛い娘をやれるかっ。奈々子、塩もってこい。塩っ」
と言いながら振り返るが、そこには奈々子さんの姿はない。僕が出かけた時にも家にいたから、恐らくまだ家で家事をやっているだろうとは思う。
「ち。農作業の帰りだったな、今は。奈々子は家だったわ」
ぶつぶつと口の中で呟いているが、たぶん奈々子さんがいたらいたで「お塩がもったいないからだめです」と怒られていただろう。
「まぁそろそろ昼飯の時間だからな。ちゃんと帰ってこいよ」
「わかりました。というか、食事までごちそうになってしまってすみません」
「いいってことよ。飯はみんなで食った方が美味いからな」
健は言いながら、豪快に笑みを浮かべていた。たぶん細かい事にはこだわらない方なのだろう。
ただこうみんなからありすの彼氏的な扱いを受けていると、最初は特に考えてもいなかったけれど少しばかり意識してしまう。
ありすはちょっと中二病っぽいところはあるけれど、確かに可愛いとは思う。まだ出会って時間は経っていないけれど、それでも優しいいい子だというのはわかる。好きになっていたとしてもおかしくはないとも思う。
それでもまだ二人の間をつなげられるほどの時間は経っていなくて、ありすのは事を異性として強く意識したことはなかった。今のところ。
何かで人は言葉に引きずられる事もあるって言っていたなと、不意に思う。つまり皆がありすとの関係を強調してくるだけに、僕もそれに引っ張られているのかもしれない。
そんな事を考えていた時だった。
「あ、お父さん。また謙人さんにちょっかいかけてるの? だめだよー。絶対春渡しはするからね。私と謙人さんで」
背中から声をかけられる。振り返るといつの間にかありすがすぐにそばにやってきていた。
ミーシャも一緒のようで、ありすの足下に黒猫が佇んでいる。
「いや、有子。ちょっかいなんてかけていないぞ。そろそろ昼だからな。デリカットと昼にしようという話をしていたところだ」
慌てた様子で健さんはありすの言葉を否定するが、ありすはちょっと怒ったような様子で健さんの手をひっぱり始める。
「もう。お父さん。謙人さんはデリカットじゃないよ。四月一日さんだよ。そういうぼけはいいからさっさとおうちにもどって」
「いや、ぼけじゃなくてな……」
「いいから、はやく。ほらっ。もうてきぱき歩いて。あ、謙人さんもご飯にしましょう。お母さんが用意してくれていると思います」
「いや、しかし……」
「いいから。ほら」
なおも言いつのる健さんの言葉は聞かずに、ありすは背中をおして連れ去っていく。
娘に弱すぎるなぁと思いつつも、僕も後をついで歩き出した。
「やれやれ、彼らはいつも変わらないね。でも、ボクらも続くとしようか」
ミーシャの声が背中から聞こえてきていた。
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