37 / 43
四.最後の夏とうそつきの麦わら
37.かなたとこずえ
しおりを挟む
「出来ればもうちょっとありすちゃんやお兄ちゃんと遊びたかったかな。これでお別れなんて寂しいもの」
確かに僕は夏祭りが終わったら出て行くという話をしていた。だからお別れの時は近づいてきているかもしれない。
「すぐに出て行く訳ではないから、かなたちゃんが望むなら、明日はまだ遊べるよ」
けどありすの彼氏になった以上は、そんなに慌てて村を出ることはなかった。だからかなたとの時間も作れない訳では無い。明日はそうしてもいいなと思う。
もしかしたらありすは少し焼き餅を焼いてくれるかもしれなかったけど、せっかく出会った妹のようなかなたにも楽しんで欲しいとは思う。
だけどそんな僕の思いとはうらはらに、かなたは静かに首を振るっていた。
「ううん。もう間に合わないんだ。だって。だってさ。これが最後の夏だもの」
かなたはいつの間にか大粒の涙を浮かべていた。
崩れそうになる程にあふれさせていて、すぐにでもこぼしそうになる。
唐突な涙に僕はぎょっとして目を見開く。何か言わなくちゃと思うのだけど、言葉が出てこない。かなたがなぜ泣いているのかわからなかった。
かなたは今にも泣き出しそうなほど涙を潤わせていて、すぐにでも流れ落ちそうだった。
何とかそれをこらえようとしてかなたは目を開いていたが、ぎりぎりのところで耐えていた涙が、不意にこぼれおちる。
いちど落ちてしまえば、もう後はずっと流れ続けていた。はっきりと泣き出しているのだけれど、それでもかなたは泣き声を上げたりはしなかった。
「お兄ちゃんありがとう。かなたね。最後にそう言ってもらえて嬉しかったよ。私の事も気にかけてくれてるんだって。そして今までこうして時間を使えて。本当は過ごせなかった時間をもらえて。ありすちゃんのおかげで、もういちどこの村で笑えて過ごせた。それがね。何よりも宝物なの」
かなたは僕に、そしてありすに礼を告げていた。
かなたが何のお礼を告げているのか、僕にはわからなかった。
ただかなたは崩れ落ちそうな笑顔を浮かべて、涙をぼろぼろとこぼしていた。
「これでお別れだね。ありすちゃん、お兄ちゃん、ばいばい。いつかきっと、またどこかで会おうね」
かなたは笑いながらゆっくりと告げる。
笑顔のまま涙をこぼしながら。
かなたがそう告げたと同時に、かなたの姿が音もなく消えていく。
ぽとんと音をたてて、かなたが胸につけていた花が地面へと落ちる。
まるでその持ち主は、はじめからそこにはいなかったかのように。
「かなた……ちゃん……?」
ありすが声を漏らした。
だけどかなたの姿はもうどこにもなかった。
まるで儚げな夢のように。
「……え……なに……なにがおきたの……。かなたちゃん。ここに、ここにいたよね? いましたよね? 謙人さん、かなたちゃんいましたよね? なんで、なんで姿が見えないの。なんで……!?」
ありすが声を漏らすが、僕には何も答えられなかった。
何が起きているのか、僕も理解が出来なかった。目の前にいたかなたが消えてしまったことを受け入れられなかった。
かなたが突然に姿を消していた。まるで神隠しにあったかのように。
ここが神社だからといって、そんなことはあるはずはないのに。
混乱する僕の心は、ありすに何か声をかけなくてはと思うものの、何の言葉も紡ぎ出すことが出来なかった。
「んー、どげんしたと?」
背中からかけられた声はこずえのものだった。
慌てて振り返る。
そこには巫女服をきたこずえがにっこりと微笑んでいた。
助けが来た。そう思った。いま起きた不思議な現象を話さなくちゃ。こずえに伝えなくちゃ。そう思った。
だけど僕が告げるよりも早く、ありすはすぐにこずえへと駆け寄っていた。
「こずちゃん! かなたちゃんが、かなたちゃんが、きえ……きえちゃった……。いつもの話じゃないよ。いつもの嘘じゃなくて。かなたちゃんが……本当だよ。嘘じゃないよ。かなたちゃんが、かなたちゃんが……!」
あからさまに狼狽した様子で、ありすはこずえにすがるように手を伸ばした。
しかしありすの手はこずえに触れる事はなく、その体を通り抜けていた。
「こず……ちゃん?」
「ん。わかっとう。大丈夫、ありすちゃん。心配しなくてもいいけんね。かなたは役割を終えただけやけん。あとちょうどうちも役割が終わったところやんね。うちは巫女役やったけど、神事は滞りなく済ましたけん。やけん、そろそろ迎えがくることはわかっとうと」
こずえはにこやかに笑う。だけどその瞳は静かに寂しげに泣いていた。
何が起きているのか、やっぱり僕には理解が出来なかった。どうしてありすの手はこずえに触れることが出来なかったのか。こずえが何を言おうとしているのか。困惑するばかりで、それでも目の前の現実は強制的に時間を流していく。
こずえは涙をため込んでいて。流しきれない涙が瞳の中に満ちて、とうとう溜めきれずに流れ落ちていた。
「あー、もう。泣かんとこう思っとったのに、これじゃ台無しったい。ま、いうても泣かんのはやっぱり無理やったんよね。だって、これが最後の夏やけん」
こずえも同じように最後の夏だと告げていた。
何が起きているのか、僕にはわからなかった。
ただ目の前からかなたが消えて、そしていまこずえもいなくなろうとしている。そのことだけははっきりとわかっていた。
だけどなぜかなたが、そしてこずえが消えなければならないのか。何が起きているのか。僕には何一つ答えを見出せなかった。
こずえが消えてしまう。かなたは消えてしまった。
ありえない。ありえないはずなのに、なぜかそれだけは僕は知ってしまっていた。
「こず……ちゃん。もしかしてこずちゃんも消えちゃうの!? いや。いやだよ。そんなのいやだよ。どうして、どうしてなの!? 何がおきてるの!?」
わからないのはありすも同じようだった。
こずえの名前を呼んで、こずえの手をとろうとして。
だけどその手は触れる事ができなくて、こずえの体をすり抜けていく。
「ありすちゃんは魔女やろ。やけん魔法がつかえるとよ」
こずえは不意にありすの『設定』を口にしていた。
「こずちゃん、こんな時に何を言っているの。私が魔女だなんてただの妄想だよ。そんなことじゃなくて、今だってこずちゃんが」
「ううん。ありすちゃんはね。魔女なんよ。でもね。ありすちゃんが思っているような魔女とはちょっと違うっちゃけどね。神様がくれた奇跡をほんの少し使えていた、神様の魔法使いやけん。それでね。そんなありすちゃんの魔法が、奇跡を起こしたと」
こずえはゆっくりと首をふるって、そして再び涙を落とした。
「うち本当に嬉しかったとよ。だって本当はここにいられないはずのうちが、こうしてここでありすちゃんと笑っていられた。そげんことを奇跡って言わないで、なんていうたらいいんか、うちにもわからんもん。うちね。ありすちゃんの魔法に感謝しとうと」
こずえはそれから僕の方へと振り向いていた。
「ケントさん。ありすちゃんをよろしくね。本当に本当にこの子は純粋でいい子やけん。うちね。ありすちゃんが大好きやけん。ありすちゃんに幸せになってもらいたいと」
「う……うん。……わかった……」
そううなずく事が僕に出来た精一杯の答えだった。
何が起きているのか。何が起きようしているのか。
何もわからないのに、こずえがもう消えてしまうということを痛いほどに感じ取ってしまっていた。
「いやだいやだいやだいやだ。こずちゃんがいなくちゃいやだよぅ。おいていかないで。私と一緒にいてよぅ。私は魔女なんかじゃないよ。私はうそつきだもん。私は魔法なんて使えないもん。ただ謙人さんと道に迷って、ただそんなお話をして。ちょっとばかりそうだったらいいなって思っていた、ただの普通の女の子。私は魔法なんて使えないよ。だからこずちゃんはここにいるね。だから、だから、こずちゃんがいなくなっちゃいやだよぅ」
泣いてすがるありすに、だけどこずえは首を振るう。
「ごめんね。一緒にいてあげたいけど、もういかないといけんと。神様が呼んどうけん。そろそろ時間やけんね。でもうちはありすちゃんと一緒にいられて楽しかった。ありすちゃん、大好きやけん。うちはありすちゃんのこと、忘れんけんね。でもありすちゃんはうちのこと忘れてしまってもよかよ。ただときどきは思い出してくれたらうれしかね」
こずえはにこやかに、だけど、寂しい顔をしてありすをじっと見つめていた。
「いつかね。きっとどこかでまたあえると思うから。だからそれまで、ばいばい」
言うと同時にこずえの姿が消えていた。
まるで風に舞う塵のように。
そこには初めから誰もいなかった。そういわんばかりに何ひとつ残さずに。
僕の中に巨大な空白が埋め尽くしてきて、呆然として動くこともできない。
確かに僕は夏祭りが終わったら出て行くという話をしていた。だからお別れの時は近づいてきているかもしれない。
「すぐに出て行く訳ではないから、かなたちゃんが望むなら、明日はまだ遊べるよ」
けどありすの彼氏になった以上は、そんなに慌てて村を出ることはなかった。だからかなたとの時間も作れない訳では無い。明日はそうしてもいいなと思う。
もしかしたらありすは少し焼き餅を焼いてくれるかもしれなかったけど、せっかく出会った妹のようなかなたにも楽しんで欲しいとは思う。
だけどそんな僕の思いとはうらはらに、かなたは静かに首を振るっていた。
「ううん。もう間に合わないんだ。だって。だってさ。これが最後の夏だもの」
かなたはいつの間にか大粒の涙を浮かべていた。
崩れそうになる程にあふれさせていて、すぐにでもこぼしそうになる。
唐突な涙に僕はぎょっとして目を見開く。何か言わなくちゃと思うのだけど、言葉が出てこない。かなたがなぜ泣いているのかわからなかった。
かなたは今にも泣き出しそうなほど涙を潤わせていて、すぐにでも流れ落ちそうだった。
何とかそれをこらえようとしてかなたは目を開いていたが、ぎりぎりのところで耐えていた涙が、不意にこぼれおちる。
いちど落ちてしまえば、もう後はずっと流れ続けていた。はっきりと泣き出しているのだけれど、それでもかなたは泣き声を上げたりはしなかった。
「お兄ちゃんありがとう。かなたね。最後にそう言ってもらえて嬉しかったよ。私の事も気にかけてくれてるんだって。そして今までこうして時間を使えて。本当は過ごせなかった時間をもらえて。ありすちゃんのおかげで、もういちどこの村で笑えて過ごせた。それがね。何よりも宝物なの」
かなたは僕に、そしてありすに礼を告げていた。
かなたが何のお礼を告げているのか、僕にはわからなかった。
ただかなたは崩れ落ちそうな笑顔を浮かべて、涙をぼろぼろとこぼしていた。
「これでお別れだね。ありすちゃん、お兄ちゃん、ばいばい。いつかきっと、またどこかで会おうね」
かなたは笑いながらゆっくりと告げる。
笑顔のまま涙をこぼしながら。
かなたがそう告げたと同時に、かなたの姿が音もなく消えていく。
ぽとんと音をたてて、かなたが胸につけていた花が地面へと落ちる。
まるでその持ち主は、はじめからそこにはいなかったかのように。
「かなた……ちゃん……?」
ありすが声を漏らした。
だけどかなたの姿はもうどこにもなかった。
まるで儚げな夢のように。
「……え……なに……なにがおきたの……。かなたちゃん。ここに、ここにいたよね? いましたよね? 謙人さん、かなたちゃんいましたよね? なんで、なんで姿が見えないの。なんで……!?」
ありすが声を漏らすが、僕には何も答えられなかった。
何が起きているのか、僕も理解が出来なかった。目の前にいたかなたが消えてしまったことを受け入れられなかった。
かなたが突然に姿を消していた。まるで神隠しにあったかのように。
ここが神社だからといって、そんなことはあるはずはないのに。
混乱する僕の心は、ありすに何か声をかけなくてはと思うものの、何の言葉も紡ぎ出すことが出来なかった。
「んー、どげんしたと?」
背中からかけられた声はこずえのものだった。
慌てて振り返る。
そこには巫女服をきたこずえがにっこりと微笑んでいた。
助けが来た。そう思った。いま起きた不思議な現象を話さなくちゃ。こずえに伝えなくちゃ。そう思った。
だけど僕が告げるよりも早く、ありすはすぐにこずえへと駆け寄っていた。
「こずちゃん! かなたちゃんが、かなたちゃんが、きえ……きえちゃった……。いつもの話じゃないよ。いつもの嘘じゃなくて。かなたちゃんが……本当だよ。嘘じゃないよ。かなたちゃんが、かなたちゃんが……!」
あからさまに狼狽した様子で、ありすはこずえにすがるように手を伸ばした。
しかしありすの手はこずえに触れる事はなく、その体を通り抜けていた。
「こず……ちゃん?」
「ん。わかっとう。大丈夫、ありすちゃん。心配しなくてもいいけんね。かなたは役割を終えただけやけん。あとちょうどうちも役割が終わったところやんね。うちは巫女役やったけど、神事は滞りなく済ましたけん。やけん、そろそろ迎えがくることはわかっとうと」
こずえはにこやかに笑う。だけどその瞳は静かに寂しげに泣いていた。
何が起きているのか、やっぱり僕には理解が出来なかった。どうしてありすの手はこずえに触れることが出来なかったのか。こずえが何を言おうとしているのか。困惑するばかりで、それでも目の前の現実は強制的に時間を流していく。
こずえは涙をため込んでいて。流しきれない涙が瞳の中に満ちて、とうとう溜めきれずに流れ落ちていた。
「あー、もう。泣かんとこう思っとったのに、これじゃ台無しったい。ま、いうても泣かんのはやっぱり無理やったんよね。だって、これが最後の夏やけん」
こずえも同じように最後の夏だと告げていた。
何が起きているのか、僕にはわからなかった。
ただ目の前からかなたが消えて、そしていまこずえもいなくなろうとしている。そのことだけははっきりとわかっていた。
だけどなぜかなたが、そしてこずえが消えなければならないのか。何が起きているのか。僕には何一つ答えを見出せなかった。
こずえが消えてしまう。かなたは消えてしまった。
ありえない。ありえないはずなのに、なぜかそれだけは僕は知ってしまっていた。
「こず……ちゃん。もしかしてこずちゃんも消えちゃうの!? いや。いやだよ。そんなのいやだよ。どうして、どうしてなの!? 何がおきてるの!?」
わからないのはありすも同じようだった。
こずえの名前を呼んで、こずえの手をとろうとして。
だけどその手は触れる事ができなくて、こずえの体をすり抜けていく。
「ありすちゃんは魔女やろ。やけん魔法がつかえるとよ」
こずえは不意にありすの『設定』を口にしていた。
「こずちゃん、こんな時に何を言っているの。私が魔女だなんてただの妄想だよ。そんなことじゃなくて、今だってこずちゃんが」
「ううん。ありすちゃんはね。魔女なんよ。でもね。ありすちゃんが思っているような魔女とはちょっと違うっちゃけどね。神様がくれた奇跡をほんの少し使えていた、神様の魔法使いやけん。それでね。そんなありすちゃんの魔法が、奇跡を起こしたと」
こずえはゆっくりと首をふるって、そして再び涙を落とした。
「うち本当に嬉しかったとよ。だって本当はここにいられないはずのうちが、こうしてここでありすちゃんと笑っていられた。そげんことを奇跡って言わないで、なんていうたらいいんか、うちにもわからんもん。うちね。ありすちゃんの魔法に感謝しとうと」
こずえはそれから僕の方へと振り向いていた。
「ケントさん。ありすちゃんをよろしくね。本当に本当にこの子は純粋でいい子やけん。うちね。ありすちゃんが大好きやけん。ありすちゃんに幸せになってもらいたいと」
「う……うん。……わかった……」
そううなずく事が僕に出来た精一杯の答えだった。
何が起きているのか。何が起きようしているのか。
何もわからないのに、こずえがもう消えてしまうということを痛いほどに感じ取ってしまっていた。
「いやだいやだいやだいやだ。こずちゃんがいなくちゃいやだよぅ。おいていかないで。私と一緒にいてよぅ。私は魔女なんかじゃないよ。私はうそつきだもん。私は魔法なんて使えないもん。ただ謙人さんと道に迷って、ただそんなお話をして。ちょっとばかりそうだったらいいなって思っていた、ただの普通の女の子。私は魔法なんて使えないよ。だからこずちゃんはここにいるね。だから、だから、こずちゃんがいなくなっちゃいやだよぅ」
泣いてすがるありすに、だけどこずえは首を振るう。
「ごめんね。一緒にいてあげたいけど、もういかないといけんと。神様が呼んどうけん。そろそろ時間やけんね。でもうちはありすちゃんと一緒にいられて楽しかった。ありすちゃん、大好きやけん。うちはありすちゃんのこと、忘れんけんね。でもありすちゃんはうちのこと忘れてしまってもよかよ。ただときどきは思い出してくれたらうれしかね」
こずえはにこやかに、だけど、寂しい顔をしてありすをじっと見つめていた。
「いつかね。きっとどこかでまたあえると思うから。だからそれまで、ばいばい」
言うと同時にこずえの姿が消えていた。
まるで風に舞う塵のように。
そこには初めから誰もいなかった。そういわんばかりに何ひとつ残さずに。
僕の中に巨大な空白が埋め尽くしてきて、呆然として動くこともできない。
0
あなたにおすすめの小説
美味しいコーヒーの愉しみ方 Acidity and Bitterness
碧井夢夏
ライト文芸
<第五回ライト文芸大賞 最終選考・奨励賞>
住宅街とオフィスビルが共存するとある下町にある定食屋「まなべ」。
看板娘の利津(りつ)は毎日忙しくお店を手伝っている。
最近隣にできたコーヒーショップ「The Coffee Stand Natsu」。
どうやら、店長は有名なクリエイティブ・ディレクターで、脱サラして始めたお店らしく……?
神の舌を持つ定食屋の娘×クリエイティブ界の神と呼ばれた男 2人の出会いはやがて下町を変えていく――?
定食屋とコーヒーショップ、時々美容室、を中心に繰り広げられる出会いと挫折の物語。
過激表現はありませんが、重めの過去が出ることがあります。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
初恋の先生と結婚する為に幼稚園児からやり直すことになった俺
NOV
恋愛
俺の名前は『五十鈴 隆』 四十九歳の独身だ。
俺は最近、リストラにあい、それが理由で新たな職も探すことなく引きこもり生活が続いていた。
そんなある日、家に客が来る。
その客は喪服を着ている女性で俺の小・中学校時代の大先輩の鎌田志保さんだった。
志保さんは若い頃、幼稚園の先生をしていたんだが……
その志保さんは今から『幼稚園の先生時代』の先輩だった人の『告別式』に行くということだった。
しかし告別式に行く前にその亡くなった先輩がもしかすると俺の知っている先生かもしれないと思い俺に確認しに来たそうだ。
でも亡くなった先生の名前は『山本香織』……俺は名前を聞いても覚えていなかった。
しかし志保さんが帰り際に先輩の旧姓を言った途端、俺の身体に衝撃が走る。
旧姓「常谷香織」……
常谷……つ、つ、つねちゃん!! あの『つねちゃん』が……
亡くなった先輩、その人こそ俺が大好きだった人、一番お世話になった人、『常谷香織』先生だったのだ。
その時から俺の頭のでは『つねちゃん』との思い出が次から次へと甦ってくる。
そして俺は気付いたんだ。『つねちゃん』は俺の初恋の人なんだと……
それに気付くと同時に俺は卒園してから一度も『つねちゃん』に会っていなかったことを後悔する。
何で俺はあれだけ好きだった『つねちゃん』に会わなかったんだ!?
もし会っていたら……ずっと付き合いが続いていたら……俺がもっと大事にしていれば……俺が『つねちゃん』と結婚していたら……俺が『つねちゃん』を幸せにしてあげたかった……
あくる日、最近、頻繁に起こる頭痛に悩まされていた俺に今までで一番の激痛が起こった!!
あまりの激痛に布団に潜り込み目を閉じていたが少しずつ痛みが和らいできたので俺はゆっくり目を開けたのだが……
目を開けた瞬間、どこか懐かしい光景が目の前に現れる。
何で部屋にいるはずの俺が駅のプラットホームにいるんだ!?
母さんが俺よりも身長が高いうえに若く見えるぞ。
俺の手ってこんなにも小さかったか?
そ、それに……な、なぜ俺の目の前に……あ、あの、つねちゃんがいるんだ!?
これは夢なのか? それとも……
むっつり金持ち高校生、巨乳美少女たちに囲まれて学園ハーレム
ピコサイクス
青春
顔は普通、性格も地味。
けれど実は金持ちな高校一年生――俺、朝倉健斗。
学校では埋もれキャラのはずなのに、なぜか周りは巨乳美女ばかり!?
大学生の家庭教師、年上メイド、同級生ギャルに清楚系美少女……。
真面目な御曹司を演じつつ、内心はむっつりスケベ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる