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ゴシップ
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会社へ出社したら、秘書室は堂本の記事のことで大騒ぎだった。
何より驚いたのが、その噂話。
記事に出ていた自殺未遂の女性が、専務の奥様だというのだ。
信じられず聞き耳を立てていると、後ろから腕を引かれた。
皐月だ。
引っ張られるままに、非常階段へ。
「遙。大変なことになったわね。匠さんは大丈夫?」
「一昨日、旅行中に連絡が入って、すぐ翌朝帰ったの。この件だったのね。それ以降連絡が取れない」
「それより……聞いた?自殺未遂のこと……」
「ねえ、専務の奥様ってホントなの?」
「恐らくそうよ。でも、こんなこと自分のためにもならないのに、なんで記事を止めなかったのかしら。専務も専務よ。奥様が可哀想」
「……もしかすると、弘取締役のせいかもしれない」
「え?」
「匠さんが前に言ってたの。専務と取締役は高校時代、部活も一緒でよく知っているけど、専務は自分を敵視してるって。おそらく、弘取締役に利用されたのかもしれない」
「それにしたって……」
「時間がないわ。後で情報を収集して、分かり次第連絡して」
「わかった。遙、顔色悪い。無理しないでね。何かあったら合図してね」
「ありがとう」
取締役室に戻ると、すでにボスは席に座っている。
「おはよう。遅かったな」
「おはようございます。今日のスケジュールを確認させてください」
「……さすがだね。動揺せずいつも通り」
「これが私の仕事ですから。おわかりなら、どうしてこんなことを」
「ひどいな。まるで僕がやったみたいに」
「違うんですか?専務の奥様まで巻き込んで」
弘取締役は私を見て目を見張った。
「……ほう。たいしたものだね。そこまで知っているとは……そうだね、記事のことは半分くらい本当で、半分くらい大げさに書かれてる。それは、雑誌社がやる手口だよ。読者だって、全部本当だと思って見てはいないだろ」
「……匠さんを傷つけたいなら、私をいじめれば良かったのに。それだけで良かったんです」
「君に対する気持ちはもうよくわからなくなってきている。それは、そういう君の態度を見ていると、イライラするからだ」
「……お時間です。会議室へお願いします」
私はそう言うと、きびすを返して部屋を出た。
今日は朝から役員会議。
どうやら、堂本コーポレーションに対して攻撃に出るという噂もある。
堂本はこんなゴシップだけでどうにかなるような会社ではないだろう。
入札も勝てなかったくらいだ。
役員フロアは皆ボスがいなくなり、静かになっている。
噂話を秘書室はしている。
入るのもイヤなので、取締役室横の自分のデスクにいると電話がかかってきた。
「古川さん。お電話が入ってます」
「ありがとうございます」
相手は専務秘書。なんだろう?
「専務の奥様からです。貴女に代わって欲しいと言われて。専務には内緒だそうです」
「分かりました。代わってください」
「もしもし。弘取締役の秘書の古川です」
「初めまして。私は隆さんの妻のさくらです。突然ごめんなさい。古川さんが匠さんとお付き合いされていると夫に聞いていて。ご連絡してしまいました」
「確かにお付き合いさせて頂いています。……私に何か?」
「できれば、お目にかかってお話ししたかったんですけど、記事が出てしまったので私も取材対象になりかねない。外出が難しくなってしまって。もっと早くご連絡出来れば良かったんですけど、弘さんに警戒されてて……」
「記事のことですね。少し噂になっています。奥様が当事者だとか……」
「そう。高校時代の自殺未遂は本当のことです。でも、若くて今思えば世間知らずだったせいなの。かごの鳥のように育てられてきて、初めて幼馴染みの隆さん達以外で親しくしてくれたのが匠さんだった。彼を好きになるのに時間はかからなかった。自殺未遂も私が勘違いして暴走しただけなのよ」
「どうして、記事にされてしまったのですか?」
「弘君に言いくるめられてしまって。まさか、こんなことになるとは思ってもいなかった。夫は私を大切にしてるから、今回のことも反対だった。だけど、匠さんへの対抗心を弘さんに触発されて、今回のことを許可してしまったの。当時から、私に気持ちがあったせいで、自殺未遂したときも彼は匠さんを逆恨みしてた」
「……そうだったんですね」
「それと、これも夫やお父様から聞いていたんですけど、弘さんが貴女をお嫁さんにしたいと思っているらしいって」
「お付き合いもしていないうちに、どうしてそういうお話になるのか、私には想像も付きません」
「そうよね。ようやく分かってきた。匠さんに貴女を取られたくないからこんなことを考えついたのね。それにしたって、愚かだわ。私ね、今回の記事取り下げてもらおうと思っているの」
「え?今更無理ではないですか?」
「まるで、匠さんが悪いように書かれているから。事実ではないと、私自身が話そうかと思っているの。もちろん、顔やプライベートは出さずに、取材に応じる形で……」
「そんな。無理です。奥様の正体が暴かれたら……」
「おそらく、記事以外にも堂本コーポレーションと戦いになると思う。何か仕掛けるって話してたから。手遅れになる前に匠さんを救いたいの。自殺未遂の時も、本当に謝ってくれて、彼は悪くなかったのに……私が迷惑かけたのに……今度こそ、彼のためになにかしないと自分が許せないの」
「……わかりました。私にご連絡頂いたのはどういったわけですか?」
「匠さんとは、記事が出てから話したりしている?」
「あちらから連絡を絶たれました。おそらく、弘取締役の仕業だと気づいていて、私と距離をおくようにしたんだと思います」
「そう。本当にごめんなさい。あなたたちに迷惑をかけることになってしまって。弘君の思惑通りだわ」
「いいえ。公私混同はしませんが、匠さんと一緒にいるために方法を考えようと思っていました。でも、予想をはるかに上回る出来事が先に起きて、私も困惑してます」
「匠さんの彼女に謝りたかった。あなたを味方にして戦いたかったの。ねえ、弘君の側を離れる気持ちはある?」
「え?……できることならそうしたいです」
「この会社を辞める覚悟はある?もし、同じくらいの待遇を他の会社で得られるなら……」
「どういう意味ですか?」
「私の両親の会社をご存じか知らないけど、全国展開している清水物流って会社」
「知っています」
「今回のことはうちの両親も怒っていて、もし両親のほうにまで取材の手が伸びたら大変なことになる。そうなる前に弘君をなんとかしようということになって。貴女さえ良ければ清水物流に転職を出来るようにします。もちろん東京でも地方でも」
「あ、会議が終わったみたいです。声がします」
「そう、ねえ、携帯の電話番号教えておくから後で連絡してちょうだい」
そう言うと、番号を交換して電話を切った。
何より驚いたのが、その噂話。
記事に出ていた自殺未遂の女性が、専務の奥様だというのだ。
信じられず聞き耳を立てていると、後ろから腕を引かれた。
皐月だ。
引っ張られるままに、非常階段へ。
「遙。大変なことになったわね。匠さんは大丈夫?」
「一昨日、旅行中に連絡が入って、すぐ翌朝帰ったの。この件だったのね。それ以降連絡が取れない」
「それより……聞いた?自殺未遂のこと……」
「ねえ、専務の奥様ってホントなの?」
「恐らくそうよ。でも、こんなこと自分のためにもならないのに、なんで記事を止めなかったのかしら。専務も専務よ。奥様が可哀想」
「……もしかすると、弘取締役のせいかもしれない」
「え?」
「匠さんが前に言ってたの。専務と取締役は高校時代、部活も一緒でよく知っているけど、専務は自分を敵視してるって。おそらく、弘取締役に利用されたのかもしれない」
「それにしたって……」
「時間がないわ。後で情報を収集して、分かり次第連絡して」
「わかった。遙、顔色悪い。無理しないでね。何かあったら合図してね」
「ありがとう」
取締役室に戻ると、すでにボスは席に座っている。
「おはよう。遅かったな」
「おはようございます。今日のスケジュールを確認させてください」
「……さすがだね。動揺せずいつも通り」
「これが私の仕事ですから。おわかりなら、どうしてこんなことを」
「ひどいな。まるで僕がやったみたいに」
「違うんですか?専務の奥様まで巻き込んで」
弘取締役は私を見て目を見張った。
「……ほう。たいしたものだね。そこまで知っているとは……そうだね、記事のことは半分くらい本当で、半分くらい大げさに書かれてる。それは、雑誌社がやる手口だよ。読者だって、全部本当だと思って見てはいないだろ」
「……匠さんを傷つけたいなら、私をいじめれば良かったのに。それだけで良かったんです」
「君に対する気持ちはもうよくわからなくなってきている。それは、そういう君の態度を見ていると、イライラするからだ」
「……お時間です。会議室へお願いします」
私はそう言うと、きびすを返して部屋を出た。
今日は朝から役員会議。
どうやら、堂本コーポレーションに対して攻撃に出るという噂もある。
堂本はこんなゴシップだけでどうにかなるような会社ではないだろう。
入札も勝てなかったくらいだ。
役員フロアは皆ボスがいなくなり、静かになっている。
噂話を秘書室はしている。
入るのもイヤなので、取締役室横の自分のデスクにいると電話がかかってきた。
「古川さん。お電話が入ってます」
「ありがとうございます」
相手は専務秘書。なんだろう?
「専務の奥様からです。貴女に代わって欲しいと言われて。専務には内緒だそうです」
「分かりました。代わってください」
「もしもし。弘取締役の秘書の古川です」
「初めまして。私は隆さんの妻のさくらです。突然ごめんなさい。古川さんが匠さんとお付き合いされていると夫に聞いていて。ご連絡してしまいました」
「確かにお付き合いさせて頂いています。……私に何か?」
「できれば、お目にかかってお話ししたかったんですけど、記事が出てしまったので私も取材対象になりかねない。外出が難しくなってしまって。もっと早くご連絡出来れば良かったんですけど、弘さんに警戒されてて……」
「記事のことですね。少し噂になっています。奥様が当事者だとか……」
「そう。高校時代の自殺未遂は本当のことです。でも、若くて今思えば世間知らずだったせいなの。かごの鳥のように育てられてきて、初めて幼馴染みの隆さん達以外で親しくしてくれたのが匠さんだった。彼を好きになるのに時間はかからなかった。自殺未遂も私が勘違いして暴走しただけなのよ」
「どうして、記事にされてしまったのですか?」
「弘君に言いくるめられてしまって。まさか、こんなことになるとは思ってもいなかった。夫は私を大切にしてるから、今回のことも反対だった。だけど、匠さんへの対抗心を弘さんに触発されて、今回のことを許可してしまったの。当時から、私に気持ちがあったせいで、自殺未遂したときも彼は匠さんを逆恨みしてた」
「……そうだったんですね」
「それと、これも夫やお父様から聞いていたんですけど、弘さんが貴女をお嫁さんにしたいと思っているらしいって」
「お付き合いもしていないうちに、どうしてそういうお話になるのか、私には想像も付きません」
「そうよね。ようやく分かってきた。匠さんに貴女を取られたくないからこんなことを考えついたのね。それにしたって、愚かだわ。私ね、今回の記事取り下げてもらおうと思っているの」
「え?今更無理ではないですか?」
「まるで、匠さんが悪いように書かれているから。事実ではないと、私自身が話そうかと思っているの。もちろん、顔やプライベートは出さずに、取材に応じる形で……」
「そんな。無理です。奥様の正体が暴かれたら……」
「おそらく、記事以外にも堂本コーポレーションと戦いになると思う。何か仕掛けるって話してたから。手遅れになる前に匠さんを救いたいの。自殺未遂の時も、本当に謝ってくれて、彼は悪くなかったのに……私が迷惑かけたのに……今度こそ、彼のためになにかしないと自分が許せないの」
「……わかりました。私にご連絡頂いたのはどういったわけですか?」
「匠さんとは、記事が出てから話したりしている?」
「あちらから連絡を絶たれました。おそらく、弘取締役の仕業だと気づいていて、私と距離をおくようにしたんだと思います」
「そう。本当にごめんなさい。あなたたちに迷惑をかけることになってしまって。弘君の思惑通りだわ」
「いいえ。公私混同はしませんが、匠さんと一緒にいるために方法を考えようと思っていました。でも、予想をはるかに上回る出来事が先に起きて、私も困惑してます」
「匠さんの彼女に謝りたかった。あなたを味方にして戦いたかったの。ねえ、弘君の側を離れる気持ちはある?」
「え?……できることならそうしたいです」
「この会社を辞める覚悟はある?もし、同じくらいの待遇を他の会社で得られるなら……」
「どういう意味ですか?」
「私の両親の会社をご存じか知らないけど、全国展開している清水物流って会社」
「知っています」
「今回のことはうちの両親も怒っていて、もし両親のほうにまで取材の手が伸びたら大変なことになる。そうなる前に弘君をなんとかしようということになって。貴女さえ良ければ清水物流に転職を出来るようにします。もちろん東京でも地方でも」
「あ、会議が終わったみたいです。声がします」
「そう、ねえ、携帯の電話番号教えておくから後で連絡してちょうだい」
そう言うと、番号を交換して電話を切った。
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