45 / 55
第6章 願いごとは赤い文字で
45
しおりを挟む
ミチはどす黒い気配を感じた。上のほうからだ。あの赤い目だ。
「これ で しまい か くだらぬ」
その声は、まるで吐き捨てるみたいだった。なんの価値もないものに対して、その価値のなさを断罪するかのような声だった。
「津江さん、これは」
ミチは問いかけた。
津江さんは地面を見下ろしたままだ。表情はきびしいままだったし、身じろぎ一つしないで立っている。さっきまでとまったくおなじ姿であったけれど、不意にミチはもしかして津江さんは疲れているのかもしれない、と思った。
津江さんの口元がわずかに動いた。
「――あと一枚あれば」
「えっ?」
「わずかに足らぬえ。おそらくあと一枚ほど、それだけあれば、ミマネイケの変化が行き着くぞな」
津江さんの言葉が地面に敷きつめられた紙のことを指していることに、ミチが気づくためには、一瞬の間が必要だった。ミチがどうにか津江さんの言葉を飲みこもうとする間にも津江さんはつぶやいた。真剣な声だった。
「あと一枚、ほんの一枚え」
「むだ だ おいぼれ みずから の あやまち を みとめ よ」
上から声がとどろいた。勝ち誇ったような声だった。
ミチはいそいで下へ手をのばした。紙のかたまりを拾いあげて一枚をはがした。
「書くもの、なにか書くもの」
ミチはつぶやきながら周囲を見まわした。それからポケットにひごめ石のかけらがまだほんの少しだけ残っていることを思い出した。
だけど赤い目のほうが早かった。
ミチがポケットに手を入れようとしたその瞬間、手の甲に焼けつく痛みが走った。ミチは思わず目をつぶった。
「むだ むだ むだ な あがき は よせ」
手の甲はヒリヒリと痛み、やがてそれは我慢できないほどの激痛に変わった。
ミチの目から涙がどっとあふれた。ミチは歯をくいしばった。転げまわったり悲鳴をあげることをせずに耐えたのは、津江さんの言葉を信じたからだ。津江さんがあと一枚といったら本当にそうなのだと思った。
(あと少しでなにかが変わる)
その『あと少し』が、果てしなく遠かった。手を手でおさえたが痛みはひどくなる一方だった。自分の手首から先を切り落としたいとさえ思った。手首を切るのだって痛いだろうけど手の甲にはりついてひどくなる一方の、この激痛に比べたらきっとマシなはずだ。
(痛い痛い痛い痛いっ)
ミチは痛みのことしか考えられなくなった。涙がぼろぼろとこぼれた。べつに泣きたくて泣いているわけではなかった。勝手にあふれてくるのだ。痛みを訴える手の甲以外の体の端々から血の気が失せていった。ミチの背筋がふるえた。足の先がふるえ頭がぼうっとしてきた。貧血を起こしかけていた。
「つらい だろう つらければ ひざまづく のだ」
低い、低すぎる声がとどろいた。
「よわい からだ はいぼく を みとめよ じめん に ひざを つけ」
「ぜったい、いやだ」
ミチは叫んだ。いや、ミチ自身では叫んだつもりでも実際に喉から出たのはほんの小声だったが、それでもその声は周囲の岩々に反響して、この場にいる者全員の耳にとどいた。
「はいぼく あやまち を みとめよ」
「ぜったい、ぜったいに、いやだ」
ミチの胴体が寒気をうったえた。血の気が引いて指先が冷えそれなのにイヤな汗がにじんだ。歯がカチカチと鳴った。ミチは歯をくいしばった。すると今度は膝がふるえた。
「むだ だと いう のに」
とどろく声に、ほんのわずかに苛立ちが混ざった。
「あらがい に なん の いみ が ある のか」
(そんなのぼくのほうが知りたい)とミチは思った。また涙のつぶがこぼれた。
ミチだって自分のしていることの意味なんかわからないのだ。
でもそれはたしかに意味のあることだった。
ミチの強情に赤い目がとらわれている間に、べつの人間が動くための時間が稼げたのだから。
そしてまさにこのとき、その者の声がミチと赤い目のやりとりをさえぎった。
「これでもいいですか、津江さん」
ミチと赤い目のあいだに沈黙が挟まった。
そしてその沈黙のなかで、カサリ、というかすかな音がひびいた。
ミチは涙でぬれた顔を音のしたほうへ向けた。おそらく天井の赤い目も同じ場所へ視線を放った。
そこでは進一郎が胸ポケットからなにかを取り出すところだった。
ミチは目をこらした。涙のせいで視界がぼやけて見づらかった。
ブレザーの胸ポケットから出てきたのは、小さな黒い手帳だった。小学生のミチはそれが何なのか知らない。
それは高校の生徒手帳だった。表紙には金色の校章。
進一郎は手帳にはさんであったものを取りだした。
白い紙片だ。進一郎がそれを開いた。
津江さんが目を細めた。口元が動いた。津江さんが紙に書かれた文字を読んでいることに、ミチは気づいた。
「“聖の目が治りますように”――それはお前さまの願いかえ」
「かなり前に書いたものです。聖が枯内障になったときだから五年前だ。こんなのは気休めだと思っていましたよ、おれは」
「だが、お前さまはそれを書きなさった、そしてずっと持っておった。そういうことかの」
進一郎が唇を引きむすんだ。
ミチがひごめ館をはじめて訪れたときに見た光景が、ミチの頭をかすめていった。池のお堂で手をあわせる進一郎の姿だ。きっと毎日のようにくり返したのだろうと、ミチは思った。
進一郎がちらっとミチを見た。そして、だれにともなくつぶやいた。
「聖のために書いたんじゃない。自分のために書いたんだ」
「進一郎さん」
ミチは呼びかけた。進一郎がミチから目をそらした。それから言葉をつづけた。
「聖が枯内障になったことがすごくイヤだった。親のかわりに障療院まで聖を迎えにいくのが、本当はイヤだったよ。そのぶん勉強や稽古の時間が減ってしまう。みんな自分の時間を自由に使っているのに」
「進一郎さん、それは」
「でも、本当にイヤだったのは、聖がふつうじゃなくなったことだ。聖がおれに見えないものをこわがることや、枯内障のせいでみんなが当たり前にできること――外を一人で歩いて好きな場所へ行くとか、体育の授業を受けるとか――そういうことをできなくなったことがイヤだった」
まるで重い鉛のようなものを口から押し出すようにして、進一郎が言った。
「聖は枯内障のせいでふつうの子どもから弱い子になって、だけど、たしかにおれの弟だ。だからおれまで弱くなったように感じた。それがイヤだったからこれを書いたんだ」
そして進一郎は白い紙から手を離した。
紙はひらり、ひらりと舞いながら落下した。
ミチにはその動きがひどくゆっくりしたものに感じられた。
五年前の進一郎が書いたという文字がちらっと見えた。走り書きだった。さっと書いたものだろう。
だけどそれはたしかに赤い文字だった。
低い、低すぎる声がはげしくとどろいた。
はげしい怒りに満ちた声だった。
だけどミチの耳はその声を言葉のかたちで聞きとることができなかった。
いままでの痛みを軽く感じるほどの、焼けるような激痛がミチをおそった。呼吸ができないほどの痛みだった。痛みがまるでブラックホールみたいにミチ自身を吸いこんでしまうのではないかと錯覚するほどだった。
そして今度はミチだけでなくて進一郎もおなじ激痛におそわれたようだった。
進一郎が体をくの字に折り曲げた。「ぐっ」とも「がっ」ともつかない低い声が、洞穴にひびいた。
だが、その痛みは間に合わなかった。
進一郎の手から離れた白い紙、赤い文字で走り書きした紙片が、ゆっくりと地面にふれた。
ズウン、と地面がゆれた。
いままでのうち一番大きく感じるゆれだった。
そしてミチは地面のあたりからひびく声を聞いた。
「これ は なんだ なんという なんという なんと いう」
上から降ってきたものとそっくりの声だった。
だけどその声は弱々しくて、力のない声だった。
「これ で しまい か くだらぬ」
その声は、まるで吐き捨てるみたいだった。なんの価値もないものに対して、その価値のなさを断罪するかのような声だった。
「津江さん、これは」
ミチは問いかけた。
津江さんは地面を見下ろしたままだ。表情はきびしいままだったし、身じろぎ一つしないで立っている。さっきまでとまったくおなじ姿であったけれど、不意にミチはもしかして津江さんは疲れているのかもしれない、と思った。
津江さんの口元がわずかに動いた。
「――あと一枚あれば」
「えっ?」
「わずかに足らぬえ。おそらくあと一枚ほど、それだけあれば、ミマネイケの変化が行き着くぞな」
津江さんの言葉が地面に敷きつめられた紙のことを指していることに、ミチが気づくためには、一瞬の間が必要だった。ミチがどうにか津江さんの言葉を飲みこもうとする間にも津江さんはつぶやいた。真剣な声だった。
「あと一枚、ほんの一枚え」
「むだ だ おいぼれ みずから の あやまち を みとめ よ」
上から声がとどろいた。勝ち誇ったような声だった。
ミチはいそいで下へ手をのばした。紙のかたまりを拾いあげて一枚をはがした。
「書くもの、なにか書くもの」
ミチはつぶやきながら周囲を見まわした。それからポケットにひごめ石のかけらがまだほんの少しだけ残っていることを思い出した。
だけど赤い目のほうが早かった。
ミチがポケットに手を入れようとしたその瞬間、手の甲に焼けつく痛みが走った。ミチは思わず目をつぶった。
「むだ むだ むだ な あがき は よせ」
手の甲はヒリヒリと痛み、やがてそれは我慢できないほどの激痛に変わった。
ミチの目から涙がどっとあふれた。ミチは歯をくいしばった。転げまわったり悲鳴をあげることをせずに耐えたのは、津江さんの言葉を信じたからだ。津江さんがあと一枚といったら本当にそうなのだと思った。
(あと少しでなにかが変わる)
その『あと少し』が、果てしなく遠かった。手を手でおさえたが痛みはひどくなる一方だった。自分の手首から先を切り落としたいとさえ思った。手首を切るのだって痛いだろうけど手の甲にはりついてひどくなる一方の、この激痛に比べたらきっとマシなはずだ。
(痛い痛い痛い痛いっ)
ミチは痛みのことしか考えられなくなった。涙がぼろぼろとこぼれた。べつに泣きたくて泣いているわけではなかった。勝手にあふれてくるのだ。痛みを訴える手の甲以外の体の端々から血の気が失せていった。ミチの背筋がふるえた。足の先がふるえ頭がぼうっとしてきた。貧血を起こしかけていた。
「つらい だろう つらければ ひざまづく のだ」
低い、低すぎる声がとどろいた。
「よわい からだ はいぼく を みとめよ じめん に ひざを つけ」
「ぜったい、いやだ」
ミチは叫んだ。いや、ミチ自身では叫んだつもりでも実際に喉から出たのはほんの小声だったが、それでもその声は周囲の岩々に反響して、この場にいる者全員の耳にとどいた。
「はいぼく あやまち を みとめよ」
「ぜったい、ぜったいに、いやだ」
ミチの胴体が寒気をうったえた。血の気が引いて指先が冷えそれなのにイヤな汗がにじんだ。歯がカチカチと鳴った。ミチは歯をくいしばった。すると今度は膝がふるえた。
「むだ だと いう のに」
とどろく声に、ほんのわずかに苛立ちが混ざった。
「あらがい に なん の いみ が ある のか」
(そんなのぼくのほうが知りたい)とミチは思った。また涙のつぶがこぼれた。
ミチだって自分のしていることの意味なんかわからないのだ。
でもそれはたしかに意味のあることだった。
ミチの強情に赤い目がとらわれている間に、べつの人間が動くための時間が稼げたのだから。
そしてまさにこのとき、その者の声がミチと赤い目のやりとりをさえぎった。
「これでもいいですか、津江さん」
ミチと赤い目のあいだに沈黙が挟まった。
そしてその沈黙のなかで、カサリ、というかすかな音がひびいた。
ミチは涙でぬれた顔を音のしたほうへ向けた。おそらく天井の赤い目も同じ場所へ視線を放った。
そこでは進一郎が胸ポケットからなにかを取り出すところだった。
ミチは目をこらした。涙のせいで視界がぼやけて見づらかった。
ブレザーの胸ポケットから出てきたのは、小さな黒い手帳だった。小学生のミチはそれが何なのか知らない。
それは高校の生徒手帳だった。表紙には金色の校章。
進一郎は手帳にはさんであったものを取りだした。
白い紙片だ。進一郎がそれを開いた。
津江さんが目を細めた。口元が動いた。津江さんが紙に書かれた文字を読んでいることに、ミチは気づいた。
「“聖の目が治りますように”――それはお前さまの願いかえ」
「かなり前に書いたものです。聖が枯内障になったときだから五年前だ。こんなのは気休めだと思っていましたよ、おれは」
「だが、お前さまはそれを書きなさった、そしてずっと持っておった。そういうことかの」
進一郎が唇を引きむすんだ。
ミチがひごめ館をはじめて訪れたときに見た光景が、ミチの頭をかすめていった。池のお堂で手をあわせる進一郎の姿だ。きっと毎日のようにくり返したのだろうと、ミチは思った。
進一郎がちらっとミチを見た。そして、だれにともなくつぶやいた。
「聖のために書いたんじゃない。自分のために書いたんだ」
「進一郎さん」
ミチは呼びかけた。進一郎がミチから目をそらした。それから言葉をつづけた。
「聖が枯内障になったことがすごくイヤだった。親のかわりに障療院まで聖を迎えにいくのが、本当はイヤだったよ。そのぶん勉強や稽古の時間が減ってしまう。みんな自分の時間を自由に使っているのに」
「進一郎さん、それは」
「でも、本当にイヤだったのは、聖がふつうじゃなくなったことだ。聖がおれに見えないものをこわがることや、枯内障のせいでみんなが当たり前にできること――外を一人で歩いて好きな場所へ行くとか、体育の授業を受けるとか――そういうことをできなくなったことがイヤだった」
まるで重い鉛のようなものを口から押し出すようにして、進一郎が言った。
「聖は枯内障のせいでふつうの子どもから弱い子になって、だけど、たしかにおれの弟だ。だからおれまで弱くなったように感じた。それがイヤだったからこれを書いたんだ」
そして進一郎は白い紙から手を離した。
紙はひらり、ひらりと舞いながら落下した。
ミチにはその動きがひどくゆっくりしたものに感じられた。
五年前の進一郎が書いたという文字がちらっと見えた。走り書きだった。さっと書いたものだろう。
だけどそれはたしかに赤い文字だった。
低い、低すぎる声がはげしくとどろいた。
はげしい怒りに満ちた声だった。
だけどミチの耳はその声を言葉のかたちで聞きとることができなかった。
いままでの痛みを軽く感じるほどの、焼けるような激痛がミチをおそった。呼吸ができないほどの痛みだった。痛みがまるでブラックホールみたいにミチ自身を吸いこんでしまうのではないかと錯覚するほどだった。
そして今度はミチだけでなくて進一郎もおなじ激痛におそわれたようだった。
進一郎が体をくの字に折り曲げた。「ぐっ」とも「がっ」ともつかない低い声が、洞穴にひびいた。
だが、その痛みは間に合わなかった。
進一郎の手から離れた白い紙、赤い文字で走り書きした紙片が、ゆっくりと地面にふれた。
ズウン、と地面がゆれた。
いままでのうち一番大きく感じるゆれだった。
そしてミチは地面のあたりからひびく声を聞いた。
「これ は なんだ なんという なんという なんと いう」
上から降ってきたものとそっくりの声だった。
だけどその声は弱々しくて、力のない声だった。
0
あなたにおすすめの小説
星降る夜に落ちた子
千東風子
児童書・童話
あたしは、いらなかった?
ねえ、お父さん、お母さん。
ずっと心で泣いている女の子がいました。
名前は世羅。
いつもいつも弟ばかり。
何か買うのも出かけるのも、弟の言うことを聞いて。
ハイキングなんて、来たくなかった!
世羅が怒りながら歩いていると、急に体が浮きました。足を滑らせたのです。その先は、とても急な坂。
世羅は滑るように落ち、気を失いました。
そして、目が覚めたらそこは。
住んでいた所とはまるで違う、見知らぬ世界だったのです。
気が強いけれど寂しがり屋の女の子と、ワケ有りでいつも諦めることに慣れてしまった綺麗な男の子。
二人がお互いの心に寄り添い、成長するお話です。
全年齢ですが、けがをしたり、命を狙われたりする描写と「死」の表現があります。
苦手な方は回れ右をお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
私が子どもの頃から温めてきたお話のひとつで、小説家になろうの冬の童話際2022に参加した作品です。
石河 翠さまが開催されている個人アワード『石河翠プレゼンツ勝手に冬童話大賞2022』で大賞をいただきまして、イラストはその副賞に相内 充希さまよりいただいたファンアートです。ありがとうございます(^-^)!
こちらは他サイトにも掲載しています。
『異世界庭付き一戸建て』を相続した仲良し兄妹は今までの不幸にサヨナラしてスローライフを満喫できる、はず?
釈 余白(しやく)
児童書・童話
毒親の父が不慮の事故で死亡したことで最後の肉親を失い、残された高校生の小村雷人(こむら らいと)と小学生の真琴(まこと)の兄妹が聞かされたのは、父が家を担保に金を借りていたという絶望の事実だった。慣れ親しんだ自宅から早々の退去が必要となった二人は家の中で金目の物を探す。
その結果見つかったのは、僅かな現金に空の預金通帳といくつかの宝飾品、そして家の権利書と見知らぬ文字で書かれた書類くらいだった。謎の書類には祖父のサインが記されていたが内容は読めず、頼みの綱は挟まれていた弁護士の名刺だけだ。
最後の希望とも言える名刺の電話番号へ連絡した二人は、やってきた弁護士から契約書の内容を聞かされ唖然とする。それは祖父が遺産として残した『異世界トラス』にある土地と建物を孫へ渡すというものだった。もちろん現地へ行かなければ遺産は受け取れないが。兄妹には他に頼れるものがなく、思い切って異世界へと赴き新生活をスタートさせるのだった。
連載時、HOT 1位ありがとうございました!
その他、多数投稿しています。
こちらもよろしくお願いします!
https://www.alphapolis.co.jp/author/detail/398438394
生まれたばかりですが、早速赤ちゃんセラピー?始めます!
mabu
児童書・童話
超ラッキーな環境での転生と思っていたのにママさんの体調が危ないんじゃぁないの?
ママさんが大好きそうなパパさんを闇落ちさせない様に赤ちゃんセラピーで頑張ります。
力を使って魔力を増やして大きくなったらチートになる!
ちょっと赤ちゃん系に挑戦してみたくてチャレンジしてみました。
読みにくいかもしれませんが宜しくお願いします。
誤字や意味がわからない時は皆様の感性で受け捉えてもらえると助かります。
流れでどうなるかは未定なので一応R15にしております。
現在投稿中の作品と共に地道にマイペースで進めていきますので宜しくお願いします🙇
此方でも感想やご指摘等への返答は致しませんので宜しくお願いします。
大人で子供な師匠のことを、つい甘やかす僕がいる。
takemot
児童書・童話
薬草を採りに入った森で、魔獣に襲われた僕。そんな僕を助けてくれたのは、一人の女性。胸のあたりまである長い白銀色の髪。ルビーのように綺麗な赤い瞳。身にまとうのは、真っ黒なローブ。彼女は、僕にいきなりこう尋ねました。
「シチュー作れる?」
…………へ?
彼女の正体は、『森の魔女』。
誰もが崇拝したくなるような魔女。とんでもない力を持っている魔女。魔獣がわんさか生息する森を牛耳っている魔女。
そんな噂を聞いて、目を輝かせていた時代が僕にもありました。
どういうわけか、僕は彼女の弟子になったのですが……。
「うう。早くして。お腹がすいて死にそうなんだよ」
「あ、さっきよりミルク多めで!」
「今日はダラダラするって決めてたから!」
はあ……。師匠、もっとしっかりしてくださいよ。
子供っぽい師匠。そんな師匠に、今日も僕は振り回されっぱなし。
でも時折、大人っぽい師匠がそこにいて……。
師匠と弟子がおりなす不思議な物語。師匠が子供っぽい理由とは。そして、大人っぽい師匠の壮絶な過去とは。
表紙のイラストは大崎あむさん(https://twitter.com/oosakiamu)からいただきました。
アリアさんの幽閉教室
柚月しずく
児童書・童話
この学校には、ある噂が広まっていた。
「黒い手紙が届いたら、それはアリアさんからの招待状」
招かれた人は、夜の学校に閉じ込められて「恐怖の時間」を過ごすことになる……と。
招待状を受け取った人は、アリアさんから絶対に逃れられないらしい。
『恋の以心伝心ゲーム』
私たちならこんなの楽勝!
夜の学校に閉じ込められた杏樹と星七くん。
アリアさんによって開催されたのは以心伝心ゲーム。
心が通じ合っていれば簡単なはずなのに、なぜかうまくいかなくて……??
『呪いの人形』
この人形、何度捨てても戻ってくる
体調が悪くなった陽菜は、原因が突然現れた人形のせいではないかと疑いはじめる。
人形の存在が恐ろしくなって捨てることにするが、ソレはまた家に現れた。
陽菜にずっと付き纏う理由とは――。
『恐怖の鬼ごっこ』
アリアさんに招待されたのは、美亜、梨々花、優斗。小さい頃から一緒にいる幼馴染の3人。
突如アリアさんに捕まってはいけない鬼ごっこがはじまるが、美亜が置いて行かれてしまう。
仲良し3人組の幼馴染に一体何があったのか。生き残るのは一体誰――?
『招かれざる人』
新聞部の七緒は、アリアさんの記事を書こうと自ら夜の学校に忍び込む。
アリアさんが見つからず意気消沈する中、代わりに現れたのは同じ新聞部の萌香だった。
強がっていたが、夜の学校に一人でいるのが怖かった七緒はホッと安心する。
しかしそこで待ち受けていたのは、予想しない出来事だった――。
ゾクッと怖くて、ハラハラドキドキ。
最後には、ゾッとするどんでん返しがあなたを待っている。
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
【奨励賞】おとぎの店の白雪姫
ゆちば
児童書・童話
【第15回絵本・児童書大賞 奨励賞】
母親を亡くした小学生、白雪ましろは、おとぎ商店街でレストランを経営する叔父、白雪凛悟(りんごおじさん)に引き取られる。
ぎこちない二人の生活が始まるが、ひょんなことからりんごおじさんのお店――ファミリーレストラン《りんごの木》のお手伝いをすることになったましろ。パティシエ高校生、最速のパート主婦、そしてイケメンだけど料理脳のりんごおじさんと共に、一癖も二癖もあるお客さんをおもてなし!
そしてめくるめく日常の中で、ましろはりんごおじさんとの『家族』の形を見出していく――。
小さな白雪姫が『家族』のために奔走する、おいしいほっこり物語。はじまりはじまり!
他のサイトにも掲載しています。
表紙イラストは今市阿寒様です。
絵本児童書大賞で奨励賞をいただきました。
少年騎士
克全
児童書・童話
「第1回きずな児童書大賞参加作」ポーウィス王国という辺境の小国には、12歳になるとダンジョンか魔境で一定の強さになるまで自分を鍛えなければいけないと言う全国民に対する法律があった。周囲の小国群の中で生き残るため、小国を狙う大国から自国を守るために作られた法律、義務だった。領地持ち騎士家の嫡男ハリー・グリフィスも、その義務に従い1人王都にあるダンジョンに向かって村をでた。だが、両親祖父母の計らいで平民の幼馴染2人も一緒に12歳の義務に同行する事になった。将来救国の英雄となるハリーの物語が始まった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる