転生したは良いが…どうするかねぇ……

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奴隷生活と悪名一家

10.5 『アルティナ』

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私は幸せよ!それは頼めばなんでも手に入れてくれる父上に愛情をたっぷり込めてくださる母上。そして何でもしてくれる執事や侍女…そしてそして!何より958番がいるからよ!!…って昨日までは思ってたわ…

「うぅ…どうして私じゃないの…」

何で958番は私を愛していないの?父上を母上も執事も侍女も鏡すら私を美しいと言ったのに…958番も私の瞳を褒めてくれたのに…どうしてなの?

「お嬢様。お茶のお菓子をご用意いたしました…それと、こちらにありますクッキーですが…958番が密かに入れているのを目撃致しました。恐らくですがお嬢様を気遣って自ら作ったものだと思われます。私はこれで失礼いたします。」

なんですって!?!?958番の手作りクッキー!?!?それも私を想って…だなんて…

甘い甘いクッキー…食べるのがもったいないぐらい甘い…

「そう言えば958番って時々すごく甘くていい匂いな時があったわね…もしかしてこっそりこのクッキーを練習していたのかしら…?ふふふ…」

初めてあった時のあの感動は忘れられないわ…あの日は丁度この国の第2王子の婚約者になりたいとお願いしようとした時だったわね…

金髪に青い目のスラリと背が高くて、誰にでも優しく笑顔の耐えない王子様…剣も魔法も勉強もできて完璧な王子様に似合うのは美しくて可憐なお姫様…そう!私よ!!そう思ったからこそ、家に帰ってから父上にお願いしようと思ったのに…

帰ってきて早々に、私も母上も目を奪われる程美しい人がいたんだもの…王子なんか足元にも及ばないほど美しく洗礼された顔立ちの958番。私の専属にしてくれると言った時は父上が神に見えたわ!

太陽の光でキラキラと輝く白髪に浅黒い肌。服を着ていてもわかるほど綺麗に筋肉がついていて、スラッと高い身長は王子以上。笑った時なんてどんな花に例えても劣るほどに輝く彼…初めて目が合った時なんてあの美しい深紅の瞳に本気で魅入ったわ!

私の持っているコレクションにもあんなに綺麗な瞳は無いもの!

それに958番は私の趣味を理解してくれて、極力それに答えてくれたの!月の様に光る青い目が欲しいと言ったら届けくれるし!!紅い紅い内臓が欲しいと言えば鮮度の良すぎる状態で持ってきてくれたの!!

仕事も早くて見た目が良すぎて…もう私の婚約者にしても問題ないわ!!って思ったけど…958番はなぜ奴隷なのかしら…奴隷ではなくて、何処かの王子様に見えるほど気品があるのよね…

そうね…おとぎ話で読んでもらった【天使と悪魔の禁忌の子】の本の天使と悪魔。どちらの特徴にも958番は当てはまるのよね…漆黒の髪に褐色の肌。そして真紅の瞳を持つ、とても美しい容姿をしている悪魔。純白の髪に白い肌。深紅の瞳を持ち、これまた美しい容姿の天使。天使と悪魔は最悪と言ってもいいほど仲が悪くて、争いが絶えないって書いてあったわね…

けどその中でも愛し合う天使と悪魔がいて、天使は天使の国の第1王女で、悪魔は悪魔の国の第1王子。許されないけれど愛し合いたい2人はどこかの国へ駆け落ちしたの!!天使と悪魔には生まれた時から狼がそばにいて、生涯を共にすごして行くから、2人と2匹で生活していたのよね~

やがて2人は子を産み、なんと!!2匹も子供を産んだの!!けど天使と悪魔達が2人を見つけそうになって、2人は世界を駆け巡って逃げるの!!

素敵な話だったわね~…

なんか話がズレちゃったわ…もしその話が本当の話なら、958番は二人の子供で天使と悪魔の間に生まれた禁忌の子。そして2つの国の第1王位継承権を持つ人になるわね!

けど、そうしたら958番には狼が居ないわよね?…やっぱりおとぎ話はおとぎ話よね……明日にでもまた958番に謝って父上に専属に戻してもらって、いつも通り958番の近くに私がいる。そんな生活に戻りたいわ。

何だか眠くなってきちゃったわね…日が沈んでから少ししか経ってないのに……明日お風呂に入れば良いかしら?今日は眠いの…おやすみなさい……









いやいや遅クなりまシタ…
書き慣レテいないト難しいデスね!
この度モご観覧アリがとうございマス
次回もよろシクお願イシマす!
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