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夜の戦闘・2
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~前回~
トイレに行こうと目を覚ました俺は、窓から侵入しようとしていた不審者を見つけてしまう。で、その不審者は名使いで、包菜を探しているらしい。で、なんやかんやあって現在戦闘中~。
「はぁっ!!」
縄之のパンチを横に動いて躱したため、壁に縄之のパンチが激突する。
ズゴッ!!
鈍い音とともに壁にひびが入る。
(おいおいおい!!お隣さんに迷惑だろーが!!。・・・これは場所を変えたほうがよさそうだな。)
これ以上この部屋に被害が出るのも避けたい。
(しかし・・・出口に行かせてくれるかなぁ・・)
現在、玄関側に縄之がいるため、出ようにも出られない。
(ここの近くの空き地なら・・)
このマンションの近くには空き地があり、近くに家もなく、ここよりは安心して戦える。
「おらぁ!!」
「!!」
そんなことを考えていると、縄之の背中から6本縄が飛び出し、こちらに向かってきた。
「ん・・」
1本目から4本目までをかわし、5、6本目を斬る。
(同時、または連続して硬化させれる縄は3~4本あたりってとこか・・・。)
フェイクの可能性もあるが、あいつは縄を硬化させるのは体に力を入れるようなものだといっていた。同時に違う場所に力を入れるのは難しいから、フェイクの可能性はあまり高くはないだろう。
(今だ!!)
縄を斬り終わった瞬間、玄関に、すなわち縄之に向かって走り出した。
「くっ!」
縄之をタックルのようにして押しのけ、玄関から外に脱出する。
「おし!このまま公園にゴーだ!」
しかし、ここで油断してはいけない。縄之は壁を登って5階まできた。と言うことは壁を伝って降りれるはずである。
(俺の能力はそういうとこに応用きかんしな・・)
刃の大きさを大剣などにしたりすることはできるのだが、その刃に乗って移動することはできなかった。
「ふうっ!何とか一番下まで降りられた」
あとはここから空き地まで走るのみ!!サボテンダーのように速く!
「待てええ!!!」
「やっば!!」
もう縄之も追いかけてきた。
「でも・・・」
すでに空き地には到着した。
「さーて・・。これで思いっきり戦えるぜ・・」
ふうっー・・。と呼吸を整える。
「追いついたぞ・・。ここでお前は終わり。俺はそうそうに包菜を探しに行く」
「はっ・・・お前はここで止めるよ・・」
ドッ!!と地面をけり縄之が仕掛けてくる。
「はっ!!」
腕から縄が二本、こちらに向かって飛んでくる。
(これは本命のパンチのために硬化されてないか・・・。それともその逆か・・。いや、だとしても!」
俺は横に躱した。
「もらったぁ!!!」
どうやら今の縄は囮だったらしい。勢いをつけたパンチが跳んでくる。
(いやもらったのはこっちもだ!)
ちょうど俺の胸あたりの空間から、刃が現れる。
「行けぇ!!!」
そのまま刃を操り、縄之の腕を攻撃させる。
「うっ!!」
突然現れた刃に驚いたため、縄之のパンチが一瞬止まる。
「もらった!!」
ズッ!!!と刃が縄之の体に入る音がした。そしてドサッと縄之が倒れる音がした。
「きさま・・2本刃を・・」
「別に1本しかないとは言ってないし、普通、2本目もあるかと思って警戒していると思ったんだが・・・。」
「確かに・・。な・・」
悔しそうな表情で縄之がつぶやいた。
「・・・なぁ、お前って黒砂の一員だよな?」
「・・・だから?」
「お前らのボスの名前、教えてくんない?」
「・・・無理に決まっているだろう」
「まぁ、そうだよな・・・。後お前、結構あきらめ悪いのな」
「・・・・・」
「今地面に3本。硬化された縄が潜んでいるのは分かっている」
「・・・・く、お見通しか」
縄之の体の力が抜けた。縄の硬化を解いたのか・・・。または出血多量で死んだのか。
「・・・・警察に連絡して・・・。」
そう言った瞬間、体がぶるっと震えた。
「さぶっ!」
戦闘していて忘れていたが、今は夜で俺は薄手のTシャツだ。
「しかし・・・警察に今すぐ連絡できなくなったな・・」
股、濡れてる。どうやら、間に合わなかったらしい。トイレ。
トイレに行こうと目を覚ました俺は、窓から侵入しようとしていた不審者を見つけてしまう。で、その不審者は名使いで、包菜を探しているらしい。で、なんやかんやあって現在戦闘中~。
「はぁっ!!」
縄之のパンチを横に動いて躱したため、壁に縄之のパンチが激突する。
ズゴッ!!
鈍い音とともに壁にひびが入る。
(おいおいおい!!お隣さんに迷惑だろーが!!。・・・これは場所を変えたほうがよさそうだな。)
これ以上この部屋に被害が出るのも避けたい。
(しかし・・・出口に行かせてくれるかなぁ・・)
現在、玄関側に縄之がいるため、出ようにも出られない。
(ここの近くの空き地なら・・)
このマンションの近くには空き地があり、近くに家もなく、ここよりは安心して戦える。
「おらぁ!!」
「!!」
そんなことを考えていると、縄之の背中から6本縄が飛び出し、こちらに向かってきた。
「ん・・」
1本目から4本目までをかわし、5、6本目を斬る。
(同時、または連続して硬化させれる縄は3~4本あたりってとこか・・・。)
フェイクの可能性もあるが、あいつは縄を硬化させるのは体に力を入れるようなものだといっていた。同時に違う場所に力を入れるのは難しいから、フェイクの可能性はあまり高くはないだろう。
(今だ!!)
縄を斬り終わった瞬間、玄関に、すなわち縄之に向かって走り出した。
「くっ!」
縄之をタックルのようにして押しのけ、玄関から外に脱出する。
「おし!このまま公園にゴーだ!」
しかし、ここで油断してはいけない。縄之は壁を登って5階まできた。と言うことは壁を伝って降りれるはずである。
(俺の能力はそういうとこに応用きかんしな・・)
刃の大きさを大剣などにしたりすることはできるのだが、その刃に乗って移動することはできなかった。
「ふうっ!何とか一番下まで降りられた」
あとはここから空き地まで走るのみ!!サボテンダーのように速く!
「待てええ!!!」
「やっば!!」
もう縄之も追いかけてきた。
「でも・・・」
すでに空き地には到着した。
「さーて・・。これで思いっきり戦えるぜ・・」
ふうっー・・。と呼吸を整える。
「追いついたぞ・・。ここでお前は終わり。俺はそうそうに包菜を探しに行く」
「はっ・・・お前はここで止めるよ・・」
ドッ!!と地面をけり縄之が仕掛けてくる。
「はっ!!」
腕から縄が二本、こちらに向かって飛んでくる。
(これは本命のパンチのために硬化されてないか・・・。それともその逆か・・。いや、だとしても!」
俺は横に躱した。
「もらったぁ!!!」
どうやら今の縄は囮だったらしい。勢いをつけたパンチが跳んでくる。
(いやもらったのはこっちもだ!)
ちょうど俺の胸あたりの空間から、刃が現れる。
「行けぇ!!!」
そのまま刃を操り、縄之の腕を攻撃させる。
「うっ!!」
突然現れた刃に驚いたため、縄之のパンチが一瞬止まる。
「もらった!!」
ズッ!!!と刃が縄之の体に入る音がした。そしてドサッと縄之が倒れる音がした。
「きさま・・2本刃を・・」
「別に1本しかないとは言ってないし、普通、2本目もあるかと思って警戒していると思ったんだが・・・。」
「確かに・・。な・・」
悔しそうな表情で縄之がつぶやいた。
「・・・なぁ、お前って黒砂の一員だよな?」
「・・・だから?」
「お前らのボスの名前、教えてくんない?」
「・・・無理に決まっているだろう」
「まぁ、そうだよな・・・。後お前、結構あきらめ悪いのな」
「・・・・・」
「今地面に3本。硬化された縄が潜んでいるのは分かっている」
「・・・・く、お見通しか」
縄之の体の力が抜けた。縄の硬化を解いたのか・・・。または出血多量で死んだのか。
「・・・・警察に連絡して・・・。」
そう言った瞬間、体がぶるっと震えた。
「さぶっ!」
戦闘していて忘れていたが、今は夜で俺は薄手のTシャツだ。
「しかし・・・警察に今すぐ連絡できなくなったな・・」
股、濡れてる。どうやら、間に合わなかったらしい。トイレ。
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