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護衛任務・4
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「ここを右に曲がれば開けた場所に出る!」
「おう!」
業のナビゲートでこの本棚で迷路のようになった部屋を移動し、敵を迎え撃てる場所まで移動してきた。
「作、敵は蝙蝠だったな?」
「ああ・・かなりでかかったぜ」
「そうか・・。だが俺のレーダーには、小さい蝙蝠が集団で移動しているように見えるが・・」
「何?」
「敵は数で攻めてきているようだが・・、お前が見たのとは違うのか?」
「ああ、俺が見たのはでかかった。」
「そうか・・・。だが、レーダーに人の反応がないところを見ると・・」
「敵は自分の体を蝙蝠にできる・・」
しかも、大きさ、数も自由自在と言うわけか・・。
「敵が蝙蝠になっているときにダメージを与えれば、人に戻った時にダメージが来るはずだ」
「ああ、一匹でも多く倒さないとな・・」
「・・・・くるよ・・」
アリスちゃんがそういった瞬間、さっき曲がった角から大量の蝙蝠が現れた。
「うおっ!団体さんどころじゃないな!」
「こいつら一匹倒したとこで人に戻った時どれくらいくらいのダメージがあるんだ・・?」
そう言っているうちにも蝙蝠の大群はこちらに迫ってくる。
「くそっ!」
刃をだし、迎撃態勢をとる。
バシバシっ!!と何匹かの蝙蝠が体に当たる。
「く・・」
何匹か切り落とせたが、それでも蝙蝠はまだまだいる。
「作!いったん逃げるぞ!」
「な・・・いいのか!?」
「この数じゃしょうがない!移動しながら話したいこともある!」
「・・わかった!」
俺はアリスちゃんを抱え、来た道を戻る。
「・・で?話したいことって!?」
「蝙蝠たちを観察したら一人不自然にサイズの違うやつがいた」
「それって・・・」
「ああ、おそらくあいつが蝙蝠たちの脳、つまり敵の本体はあいつの可能性が高い」
「え・・じゃあ敵を一匹でも多く倒してダメージを与えるというのは・・」
「間違いだ。すまん」
「・・・・わかった」
この償いは後でたっぷりさせるとして・・・。
「それでここからは二手に分かれたいと思う。俺がやつの注意を引くから、お前は敵の本体にとどめを刺してくれ」
「わかった・・・。気を付けろよ。」
「当然だ。そこの角でわかれる。」
業が右、俺が左と言うように別れた。
「じゃあ俺は・・・」
「・・・・・本棚の上に登って・・」
「お・・おう・・」
セリフ先読みされた・・。
「・・・・・あの蝙蝠の頭は、厳重に回りを守れせていた・・・。だけど・・・上方向は手薄・・・・」
「そんなことまで見てたのか・・・」
なんか不覚だな。
「よっし・・。本棚・・・どうやってのぼろ・・・」
今はアリスちゃんをおんぶのような状態で運んでいるためアリスちゃんに頑張ってもらえれば両手両足使えないわけではないのだが・・・。
「ええい!考えていてもしょうがない!登ってやらぁ!!」
本棚に手をかけ、登っていく。
(業が囮になってくれているからな・・・。速く登らないと!)
「はい、登りました!」
高い!怖い!本棚の上!
「で、蝙蝠は・・。・・・・あそこか・・すぐわかったわ」
ここから100メートルほどの場所に黒い塊が見えている。
「本棚の上を使って気付かれないように行こう」
ダッと本棚をけり走り出す。
(しかしここから見ると・・・蝙蝠たち、丸い円のようになって動いているな・・)
以前本で読んだ「方円」と言う陣形に似ている。
方円は円型に組んだ陣形で、すべての方向に対応でき、不意打ちなどを受けにくい、防御に重点を置いた陣形である。
「防御重視でじわじわ攻めるつもりだったのか・・・。だが、いくら不意打ちを受けにくいからと言って完全に隙がないというわけではない・・。その隙、ついてやる!」
「おう!」
業のナビゲートでこの本棚で迷路のようになった部屋を移動し、敵を迎え撃てる場所まで移動してきた。
「作、敵は蝙蝠だったな?」
「ああ・・かなりでかかったぜ」
「そうか・・。だが俺のレーダーには、小さい蝙蝠が集団で移動しているように見えるが・・」
「何?」
「敵は数で攻めてきているようだが・・、お前が見たのとは違うのか?」
「ああ、俺が見たのはでかかった。」
「そうか・・・。だが、レーダーに人の反応がないところを見ると・・」
「敵は自分の体を蝙蝠にできる・・」
しかも、大きさ、数も自由自在と言うわけか・・。
「敵が蝙蝠になっているときにダメージを与えれば、人に戻った時にダメージが来るはずだ」
「ああ、一匹でも多く倒さないとな・・」
「・・・・くるよ・・」
アリスちゃんがそういった瞬間、さっき曲がった角から大量の蝙蝠が現れた。
「うおっ!団体さんどころじゃないな!」
「こいつら一匹倒したとこで人に戻った時どれくらいくらいのダメージがあるんだ・・?」
そう言っているうちにも蝙蝠の大群はこちらに迫ってくる。
「くそっ!」
刃をだし、迎撃態勢をとる。
バシバシっ!!と何匹かの蝙蝠が体に当たる。
「く・・」
何匹か切り落とせたが、それでも蝙蝠はまだまだいる。
「作!いったん逃げるぞ!」
「な・・・いいのか!?」
「この数じゃしょうがない!移動しながら話したいこともある!」
「・・わかった!」
俺はアリスちゃんを抱え、来た道を戻る。
「・・で?話したいことって!?」
「蝙蝠たちを観察したら一人不自然にサイズの違うやつがいた」
「それって・・・」
「ああ、おそらくあいつが蝙蝠たちの脳、つまり敵の本体はあいつの可能性が高い」
「え・・じゃあ敵を一匹でも多く倒してダメージを与えるというのは・・」
「間違いだ。すまん」
「・・・・わかった」
この償いは後でたっぷりさせるとして・・・。
「それでここからは二手に分かれたいと思う。俺がやつの注意を引くから、お前は敵の本体にとどめを刺してくれ」
「わかった・・・。気を付けろよ。」
「当然だ。そこの角でわかれる。」
業が右、俺が左と言うように別れた。
「じゃあ俺は・・・」
「・・・・・本棚の上に登って・・」
「お・・おう・・」
セリフ先読みされた・・。
「・・・・・あの蝙蝠の頭は、厳重に回りを守れせていた・・・。だけど・・・上方向は手薄・・・・」
「そんなことまで見てたのか・・・」
なんか不覚だな。
「よっし・・。本棚・・・どうやってのぼろ・・・」
今はアリスちゃんをおんぶのような状態で運んでいるためアリスちゃんに頑張ってもらえれば両手両足使えないわけではないのだが・・・。
「ええい!考えていてもしょうがない!登ってやらぁ!!」
本棚に手をかけ、登っていく。
(業が囮になってくれているからな・・・。速く登らないと!)
「はい、登りました!」
高い!怖い!本棚の上!
「で、蝙蝠は・・。・・・・あそこか・・すぐわかったわ」
ここから100メートルほどの場所に黒い塊が見えている。
「本棚の上を使って気付かれないように行こう」
ダッと本棚をけり走り出す。
(しかしここから見ると・・・蝙蝠たち、丸い円のようになって動いているな・・)
以前本で読んだ「方円」と言う陣形に似ている。
方円は円型に組んだ陣形で、すべての方向に対応でき、不意打ちなどを受けにくい、防御に重点を置いた陣形である。
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