13 / 34
護衛任務・朝・2
しおりを挟む
「ふう・・食べた食べた・・・。」
弁当を食べ終わった俺たちは、少し話をしていた。
「しかし・・・事務所のトップを全国から集めるなんて・・・何が行われるんだ・・・?」
「わからん。・・・毎年やっているのかもしれんが、今年は何か異様な雰囲気だ」
確かに。さっきまでいた部屋をでて、少し人が多い場所に行くと、何か全体的にピリピリしているのがわかる。
「今回が何か特別なんかなぁ?」
「・・・・「黒砂」を本格的に壊滅させに行くとかな・・」
「!。まじか!業!」
「いや、これはただの一例だ。もしそうだとしても、敵の本拠地すらわかってないんだぞ。実行はまだ先になるだろう」
「何だよ・・・。でも黒砂が確かに本格的に動き出しているのは確かだよな。こんな、敵の本拠地に乗り込んでくるなんて」
「ああ、アリスさんの「眼」が目的だと思うが・・」
「何のために使うのかがわかんないんだよなぁ・・・」
黒砂が何のためにここまで「眼」を奪うことに必死になっているのかが、わからない。
「だが、そんなことを考えていて任務に支障が出てはいけない。」
「ああ、そうだな・・・。けど、なかなか呼ばれないな。もう十分休憩させてもらったのに」
さっきから2時間ほどたっているが、誰も来ない。もうそろそろ任務を再開してもいいのに。
「終未さんも忙しいんじゃないのか?呼び忘れてるとか」
「それはないだろう。まだ会議は始まっていない」
「だよな~。」
まぁ、いつも忙しいといえば忙しいのだろうが、今はまだ会議も始まってないはずだ。もし忙しいのだとしても、電話かメールしてくれればいい。
「探してみる?」
「ああ、もう休憩は十分だ。」
俺と業は席を立ち、歩き始めた。
数分廊下を歩いたところで、俺たちはこんなに部屋で待たされた理由がわかった。
廊下に終未さんの部下の死体があった。
「・・・・どういうこと?」
「・・・敵がやったとしか考えられまい・・・」
「しかし・・まずいんじゃないか?」
「ああ」
何がまずいかと言うと、終未さんの部下の体の皮膚はすべてはがされていた。
「変装するために人の皮膚を被るとか・・・やばいだろ・・・」
「そういう能力の「名使い」と言うわけだろう」
「じゃあ、終未さんの部下を殺した敵は今・・・」
「終未さんの部下として終未さんに近づいているだろう」
「やばいじゃん!!急がないと!」
「わかっている。だが俺たちはこのビルの構造をよく知らない」
「部屋に地図とかなかったっけ!?」
「・・・そういうと思って」
業がポケットからこの事務所のパンフレットを取り出した。
「部屋にあったからな。一つもらっといた」
「最初っから出せ!!」
「さっきの一連の流れがしてみたくてな」
「下らんわぁ!!」
「・・・・そこまで言わなくていいだろ・・・。まぁ、とりあえず終未さんが居そうな場所に行こう」
「どこ!?」
「所長室だ」
「わかった!ここからどう行けばいい!?」
「10階上だ」
「・・・・はい?」
「10階上に上がるぞ」
「・・・・はい」
男は黙って任務遂行だ。
「はぁ・・はぁ・・・」
10階分の階段を駆け上がり、所長室につく。
すると、所長室の隣にあるエレベーターがウィィンと開き
「・・・・お疲れの様だな」
「・・・(・-・)」
「なんだその顔は。階段しか使わないお前があほなんだ。・・・じゃあ、入るぞ」
業が所長室のドアを開けた。
「あ、来たね~」
普段どうり終未さんはにこにこしていた。
「・・・・・・」
アリスちゃんも普段どうり血まみれで見知らぬ男をフルぼっこに・・・
「いや何やってんのぉぉぉ!!!」
「・・・・襲ってきたから・・・・倒した」
「容赦なっ!ひどっ!!」
そうだ!この子めちゃくちゃ強いんだった!
弁当を食べ終わった俺たちは、少し話をしていた。
「しかし・・・事務所のトップを全国から集めるなんて・・・何が行われるんだ・・・?」
「わからん。・・・毎年やっているのかもしれんが、今年は何か異様な雰囲気だ」
確かに。さっきまでいた部屋をでて、少し人が多い場所に行くと、何か全体的にピリピリしているのがわかる。
「今回が何か特別なんかなぁ?」
「・・・・「黒砂」を本格的に壊滅させに行くとかな・・」
「!。まじか!業!」
「いや、これはただの一例だ。もしそうだとしても、敵の本拠地すらわかってないんだぞ。実行はまだ先になるだろう」
「何だよ・・・。でも黒砂が確かに本格的に動き出しているのは確かだよな。こんな、敵の本拠地に乗り込んでくるなんて」
「ああ、アリスさんの「眼」が目的だと思うが・・」
「何のために使うのかがわかんないんだよなぁ・・・」
黒砂が何のためにここまで「眼」を奪うことに必死になっているのかが、わからない。
「だが、そんなことを考えていて任務に支障が出てはいけない。」
「ああ、そうだな・・・。けど、なかなか呼ばれないな。もう十分休憩させてもらったのに」
さっきから2時間ほどたっているが、誰も来ない。もうそろそろ任務を再開してもいいのに。
「終未さんも忙しいんじゃないのか?呼び忘れてるとか」
「それはないだろう。まだ会議は始まっていない」
「だよな~。」
まぁ、いつも忙しいといえば忙しいのだろうが、今はまだ会議も始まってないはずだ。もし忙しいのだとしても、電話かメールしてくれればいい。
「探してみる?」
「ああ、もう休憩は十分だ。」
俺と業は席を立ち、歩き始めた。
数分廊下を歩いたところで、俺たちはこんなに部屋で待たされた理由がわかった。
廊下に終未さんの部下の死体があった。
「・・・・どういうこと?」
「・・・敵がやったとしか考えられまい・・・」
「しかし・・まずいんじゃないか?」
「ああ」
何がまずいかと言うと、終未さんの部下の体の皮膚はすべてはがされていた。
「変装するために人の皮膚を被るとか・・・やばいだろ・・・」
「そういう能力の「名使い」と言うわけだろう」
「じゃあ、終未さんの部下を殺した敵は今・・・」
「終未さんの部下として終未さんに近づいているだろう」
「やばいじゃん!!急がないと!」
「わかっている。だが俺たちはこのビルの構造をよく知らない」
「部屋に地図とかなかったっけ!?」
「・・・そういうと思って」
業がポケットからこの事務所のパンフレットを取り出した。
「部屋にあったからな。一つもらっといた」
「最初っから出せ!!」
「さっきの一連の流れがしてみたくてな」
「下らんわぁ!!」
「・・・・そこまで言わなくていいだろ・・・。まぁ、とりあえず終未さんが居そうな場所に行こう」
「どこ!?」
「所長室だ」
「わかった!ここからどう行けばいい!?」
「10階上だ」
「・・・・はい?」
「10階上に上がるぞ」
「・・・・はい」
男は黙って任務遂行だ。
「はぁ・・はぁ・・・」
10階分の階段を駆け上がり、所長室につく。
すると、所長室の隣にあるエレベーターがウィィンと開き
「・・・・お疲れの様だな」
「・・・(・-・)」
「なんだその顔は。階段しか使わないお前があほなんだ。・・・じゃあ、入るぞ」
業が所長室のドアを開けた。
「あ、来たね~」
普段どうり終未さんはにこにこしていた。
「・・・・・・」
アリスちゃんも普段どうり血まみれで見知らぬ男をフルぼっこに・・・
「いや何やってんのぉぉぉ!!!」
「・・・・襲ってきたから・・・・倒した」
「容赦なっ!ひどっ!!」
そうだ!この子めちゃくちゃ強いんだった!
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
遡ったのは君だけじゃない。離縁状を置いて出ていった妻ーー始まりは、そこからだった。
沼野 花
恋愛
夫と子供たちに、選ばれなかったイネス。
すべてを愛人に奪われ、彼女は限界を迎え、屋敷を去る。
だが、その先に待っていたのは、救いではなかった。
イネスを襲った、取り返しのつかない出来事。
変わり果てた現実を前に、
夫はようやく、自分が何を失ったのかを思い知る。
深い後悔と悲しみに苛まれながら、
失ったイネスの心を取り戻そうとする夫。
しかし、彼女の心はすでに、外の世界へと向かっていた。
贖罪を背負いながらもイネスを求め続ける夫。
そして、母の心を知っていく子供たち。
イネスが求める愛とは、
そして、幸せとは――。
クラス最底辺の俺、ステータス成長で資産も身長も筋力も伸びて逆転無双
四郎
ファンタジー
クラスで最底辺――。
「笑いもの」として過ごしてきた佐久間陽斗の人生は、ただの屈辱の連続だった。
教室では見下され、存在するだけで嘲笑の対象。
友達もなく、未来への希望もない。
そんな彼が、ある日を境にすべてを変えていく。
突如として芽生えた“成長システム”。
努力を積み重ねるたびに、陽斗のステータスは確実に伸びていく。
筋力、耐久、知力、魅力――そして、普通ならあり得ない「資産」までも。
昨日まで最底辺だったはずの少年が、今日には同級生を超え、やがて街でさえ無視できない存在へと変貌していく。
「なんであいつが……?」
「昨日まで笑いものだったはずだろ!」
周囲の態度は一変し、軽蔑から驚愕へ、やがて羨望と畏怖へ。
陽斗は努力と成長で、己の居場所を切り拓き、誰も予想できなかった逆転劇を現実にしていく。
だが、これはただのサクセスストーリーではない。
嫉妬、裏切り、友情、そして恋愛――。
陽斗の成長は、同級生や教師たちの思惑をも巻き込み、やがて学校という小さな舞台を飛び越え、社会そのものに波紋を広げていく。
「笑われ続けた俺が、全てを変える番だ。」
かつて底辺だった少年が掴むのは、力か、富か、それとも――。
最底辺から始まる、資産も未来も手にする逆転無双ストーリー。
物語は、まだ始まったばかりだ。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる