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遭遇・3
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「う・・ぐう・・」
ありえん。
黒砂の襲撃者・・「鋼・鉄」はそう思った。
自分は黒砂の中でもかなりの戦闘能力を持っている・・と思う。
それだけの努力はしてきたつもりだ。
しかし、この状況はどうだ。
捜索していた名継ぎが敵に回ってしまったとはいえ、なんというざまだ。
それらの要因が、鉄のプライドを激しく傷つけていた。
「・・・」
そして、鉄は考えた。
「俺はこの絶望的状況を乗り切れば、また強くなれるのではないか」
と。
鉄はどこか「最強」と言う二文字を追っていた。
そのためのこれは試練だと。
そう考える鉄の脳はかなりポジティブだった。
「ふ・・ふふ・・」
そして、そう考えた瞬間、
「この絶望的状況を乗り切った自分」
しか彼には考えられなくなっていた。
「なんだ・・」
俺は思わず口に出していた。
煙犬の攻撃を受け重傷だった敵の男が笑っている。
(本とかではよく見るが実際にあるとは・・)
そして敵の男の体が思いっきり膨らんだ。
「!!」
そして次の瞬間には元に戻っていた。
「グギャアアン!!」
すると煙犬が敵の男の鎧の中から出てきてしまった。
いや、何かに押し出されたようだった。
「あの男・・鎧を体から離れさせ外の空気を鎧の中に入れて一気に戻すことで煙犬を追い出しましたか・・」
犬神がつぶやいた。
「どうやらこの勝負・・。私たちのほうがまだ有利ではありますが・・終わったわけではないようですね・・。」
「おおっ!!」
男が突進してくる。
「かわしますよ」
「ああ!」
こんな突進を受けきれるわけがないのは見たらわかるため俺と犬神は右と左にそれぞれ飛んで躱す。
「ふんっ!」
男の手から大きな棍棒が飛び出した。
(あいつ・・さっきの返り血を・・)
「おお!!」
男は大きく雄叫びをあげ、思いっきり棍棒を振りまわす。
もちろん硬い鉄でできているので少しでも当たれば致命傷は免れないだろう。
「うおっ!あぶねェ!!」
頭の上ぎりぎりを棍棒がかすめる。あと少しでもずれていたら頭がなくなっていた。
(これは敵が疲れるのを待つしかないのか・・?)
だがそれだとこちらのスタミナ、集中力が持つ自信がない。
「煙犬!!」
犬神が煙犬を先とは違い10匹ほど大量に出す。
「がぁぁ!!」
男が棍棒を横に薙ぎ、煙犬を一掃する。
しかし煙犬はまたすぐに形を元に戻し男への突撃を再開する。
「ふん!!」
男は次に上に棍棒を上に振り上げた。
「なにを!!」
すると上方向に一時的な突風が起こり煙犬たちは軽々と上に飛ばされてしまった。
(そうか・・。もとが煙だから風に流されやすい。・・しかも上空に飛ばせばあとは風でどこかに飛んでいく・・。)
「考える頭もちゃんとありましたか・・(脳筋かと思っていましたが・・)」
しかしこうなると煙犬の弱点を突かれた形になってしまうのでこちらの優位が少し揺らいでくる。
「けど・・」
(煙犬はほおっておけばやっぱり危険なことに変わりはない・・。ある程度囮などに使える)
しかも棍棒で風を起こしていたため棍棒をかなり大きく振っていた。そこに起こる隙は大きい。
「ふっ!」
犬神が煙犬を五匹ほど出すとともにこちらに目を向けてきた。
おそらく犬神も同じような考えなのだろう。
「はぁぁ!!」
俺は犬神が煙犬を出したと同時に男に向かって走り出す。
その間にやや大きめの刃を作り出す。
「フン!!」
男は煙犬を横に薙いでいったん霧散させる。そしてそのままこちらに棍棒をたたきつけようとしてきた。
俺はそれを呼んでいたので作り出しておいた一つの刃を操作して中に浮かせ、それを踏み台にして上に跳び棍棒をかわす。
そして足もとに刃をだし、それを踏み台として男に突撃する。
「おおおっ!!!」
これで終わりだ!!
ありえん。
黒砂の襲撃者・・「鋼・鉄」はそう思った。
自分は黒砂の中でもかなりの戦闘能力を持っている・・と思う。
それだけの努力はしてきたつもりだ。
しかし、この状況はどうだ。
捜索していた名継ぎが敵に回ってしまったとはいえ、なんというざまだ。
それらの要因が、鉄のプライドを激しく傷つけていた。
「・・・」
そして、鉄は考えた。
「俺はこの絶望的状況を乗り切れば、また強くなれるのではないか」
と。
鉄はどこか「最強」と言う二文字を追っていた。
そのためのこれは試練だと。
そう考える鉄の脳はかなりポジティブだった。
「ふ・・ふふ・・」
そして、そう考えた瞬間、
「この絶望的状況を乗り切った自分」
しか彼には考えられなくなっていた。
「なんだ・・」
俺は思わず口に出していた。
煙犬の攻撃を受け重傷だった敵の男が笑っている。
(本とかではよく見るが実際にあるとは・・)
そして敵の男の体が思いっきり膨らんだ。
「!!」
そして次の瞬間には元に戻っていた。
「グギャアアン!!」
すると煙犬が敵の男の鎧の中から出てきてしまった。
いや、何かに押し出されたようだった。
「あの男・・鎧を体から離れさせ外の空気を鎧の中に入れて一気に戻すことで煙犬を追い出しましたか・・」
犬神がつぶやいた。
「どうやらこの勝負・・。私たちのほうがまだ有利ではありますが・・終わったわけではないようですね・・。」
「おおっ!!」
男が突進してくる。
「かわしますよ」
「ああ!」
こんな突進を受けきれるわけがないのは見たらわかるため俺と犬神は右と左にそれぞれ飛んで躱す。
「ふんっ!」
男の手から大きな棍棒が飛び出した。
(あいつ・・さっきの返り血を・・)
「おお!!」
男は大きく雄叫びをあげ、思いっきり棍棒を振りまわす。
もちろん硬い鉄でできているので少しでも当たれば致命傷は免れないだろう。
「うおっ!あぶねェ!!」
頭の上ぎりぎりを棍棒がかすめる。あと少しでもずれていたら頭がなくなっていた。
(これは敵が疲れるのを待つしかないのか・・?)
だがそれだとこちらのスタミナ、集中力が持つ自信がない。
「煙犬!!」
犬神が煙犬を先とは違い10匹ほど大量に出す。
「がぁぁ!!」
男が棍棒を横に薙ぎ、煙犬を一掃する。
しかし煙犬はまたすぐに形を元に戻し男への突撃を再開する。
「ふん!!」
男は次に上に棍棒を上に振り上げた。
「なにを!!」
すると上方向に一時的な突風が起こり煙犬たちは軽々と上に飛ばされてしまった。
(そうか・・。もとが煙だから風に流されやすい。・・しかも上空に飛ばせばあとは風でどこかに飛んでいく・・。)
「考える頭もちゃんとありましたか・・(脳筋かと思っていましたが・・)」
しかしこうなると煙犬の弱点を突かれた形になってしまうのでこちらの優位が少し揺らいでくる。
「けど・・」
(煙犬はほおっておけばやっぱり危険なことに変わりはない・・。ある程度囮などに使える)
しかも棍棒で風を起こしていたため棍棒をかなり大きく振っていた。そこに起こる隙は大きい。
「ふっ!」
犬神が煙犬を五匹ほど出すとともにこちらに目を向けてきた。
おそらく犬神も同じような考えなのだろう。
「はぁぁ!!」
俺は犬神が煙犬を出したと同時に男に向かって走り出す。
その間にやや大きめの刃を作り出す。
「フン!!」
男は煙犬を横に薙いでいったん霧散させる。そしてそのままこちらに棍棒をたたきつけようとしてきた。
俺はそれを呼んでいたので作り出しておいた一つの刃を操作して中に浮かせ、それを踏み台にして上に跳び棍棒をかわす。
そして足もとに刃をだし、それを踏み台として男に突撃する。
「おおおっ!!!」
これで終わりだ!!
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