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遭遇・2
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犬神
俺の背中に出てきた銀髪の女は自分の事をそういった。
まぁ、最初はただの痛い人か?と思ったのだがそれは違った。
こいつは本当の犬神だ。
なぜなら化ノ物クンが召喚したのだから。
彼の能力は
「異形の者を召喚し、使役する」
というものだ。
つまりこの犬神は確実に本物なのだ。
「犬神・・あの男の人を倒して!」
「わかりました」
犬神は口からふぅと煙を吐き出した。
するとその煙はみるみる犬の形になっていった。
「煙犬」
犬神がそういうと二匹の犬は唸り声をあげ男に跳びかかった。
「ふんっ!」
男のパンチが一匹の煙犬にヒットする。
しかし煙犬はもとが煙なのですぐに集まり、元の形に戻った。
そしてそのまま男の手にかみついた。
「ぐっ!!」
男が痛みに顔をゆがめる。
そしてその隙にもう一匹が男の腹に突撃する。
「ごぁ!!」
男は呻き声をあげて倒れた。
「ふん・・弱いですね・・」
「すごい・・」
俺は逃げるしかなかった敵を一瞬で倒してしまった。
「・・・え!?」
化ノ物クンが声を上げた。
「どうした!」
「あ・・あれ・・」
見ると男は立ち上がっていた。
鎧を着て。
「なっ!あんな全身を覆う鎧どこから!」
「・・・おそらく奴の能力は「鉄を操る」こと」
「鉄であの鎧を作ったのか!?・・しかしどうやって元の「鉄」を・・」
「おそらく血液の中にある「鉄分」を増幅させたのでしょう。」
「な・・そんなとこから・・」
「これでは私の煙犬の攻撃力では倒すことができませんね」
「くっ・・」
またこちらが不利に戻ってしまうのか!?
「しかし活路はあります」
「な!どんな!?」
「一点を集中して攻撃し、少しでもあの鎧に穴をあけます」
「でもそんなことじゃ・・・あっ!」
「そうです、少しでも穴をあければそこから「煙犬」を鎧の中に入れることができます。」
「たしかに・・」
「さぁ、それではやりますよ。おしゃべりしている時間はありません。」
「ああ!来るぞ!」
男は地面をけりこちらに向かってきた。
俺はその一瞬の間に刃を作り出す。
(こいつのパンチを俺は受けることができない!)
俺は敵の拳を限界までひきつけて躱す。
その間に犬神は煙犬を作り男のうなじ部分を攻撃させる。
しかし男はまったくの無傷。しかし今の攻撃はダメージを狙ってのものではない。
犬神からの「ここを狙え」と言う合図である。
俺はその合図を受けそのまま男の後ろに回りうなじを斬りつける。
しかしこれでもまったく効いた様子はない。
(うそだろ!?この刃そこらへんの業物より数段切れ味いいんだぞ!)
俺は内心驚きつつも攻撃の手をやめない。
(さすがに鎧の重さでさっきよりは攻撃が遅くなってる!)
俺は小太刀型の刃の機動力を生かし相手の体にまとわりつくようにして攻撃を確実に当てていく。
しかしこれがいけなかった。俺は忘れていた。こいつの能力が
「鉄を操る」
事だということに。
男は俺が攻撃を浴びせるために近づいた瞬間に鎧の表面をトゲに変化させたのである。
「やば!!」
だがもうこうげきは止まらない。俺は自分の攻撃でダメージを喰らってしまった。
「ぐあああ!!!」
強烈だ。
だがここで攻撃をやめるわけにはいかない。俺はもう一太刀うなじに攻撃を入れることに成功した。
するとどうだろうか。うなじの部分の鎧が少し落ちたのである。
おそらく鎧の表面をトゲにしたため、鎧がやや薄くなったのだろう。
そしてそこを修復させる隙を与えずに犬神が「煙犬」を鎧に侵入させる。
「ぐっああああ!!!」
鎧の中から血が噴き出した。
「ぐっ!!」
「煙犬は君が鎧を解くまで君を攻撃し続けるよ」
「く・・」
「まだやるかい?」
犬神のその言葉はこの勝負の軍配がどちらに上がったかを示していた。
俺の背中に出てきた銀髪の女は自分の事をそういった。
まぁ、最初はただの痛い人か?と思ったのだがそれは違った。
こいつは本当の犬神だ。
なぜなら化ノ物クンが召喚したのだから。
彼の能力は
「異形の者を召喚し、使役する」
というものだ。
つまりこの犬神は確実に本物なのだ。
「犬神・・あの男の人を倒して!」
「わかりました」
犬神は口からふぅと煙を吐き出した。
するとその煙はみるみる犬の形になっていった。
「煙犬」
犬神がそういうと二匹の犬は唸り声をあげ男に跳びかかった。
「ふんっ!」
男のパンチが一匹の煙犬にヒットする。
しかし煙犬はもとが煙なのですぐに集まり、元の形に戻った。
そしてそのまま男の手にかみついた。
「ぐっ!!」
男が痛みに顔をゆがめる。
そしてその隙にもう一匹が男の腹に突撃する。
「ごぁ!!」
男は呻き声をあげて倒れた。
「ふん・・弱いですね・・」
「すごい・・」
俺は逃げるしかなかった敵を一瞬で倒してしまった。
「・・・え!?」
化ノ物クンが声を上げた。
「どうした!」
「あ・・あれ・・」
見ると男は立ち上がっていた。
鎧を着て。
「なっ!あんな全身を覆う鎧どこから!」
「・・・おそらく奴の能力は「鉄を操る」こと」
「鉄であの鎧を作ったのか!?・・しかしどうやって元の「鉄」を・・」
「おそらく血液の中にある「鉄分」を増幅させたのでしょう。」
「な・・そんなとこから・・」
「これでは私の煙犬の攻撃力では倒すことができませんね」
「くっ・・」
またこちらが不利に戻ってしまうのか!?
「しかし活路はあります」
「な!どんな!?」
「一点を集中して攻撃し、少しでもあの鎧に穴をあけます」
「でもそんなことじゃ・・・あっ!」
「そうです、少しでも穴をあければそこから「煙犬」を鎧の中に入れることができます。」
「たしかに・・」
「さぁ、それではやりますよ。おしゃべりしている時間はありません。」
「ああ!来るぞ!」
男は地面をけりこちらに向かってきた。
俺はその一瞬の間に刃を作り出す。
(こいつのパンチを俺は受けることができない!)
俺は敵の拳を限界までひきつけて躱す。
その間に犬神は煙犬を作り男のうなじ部分を攻撃させる。
しかし男はまったくの無傷。しかし今の攻撃はダメージを狙ってのものではない。
犬神からの「ここを狙え」と言う合図である。
俺はその合図を受けそのまま男の後ろに回りうなじを斬りつける。
しかしこれでもまったく効いた様子はない。
(うそだろ!?この刃そこらへんの業物より数段切れ味いいんだぞ!)
俺は内心驚きつつも攻撃の手をやめない。
(さすがに鎧の重さでさっきよりは攻撃が遅くなってる!)
俺は小太刀型の刃の機動力を生かし相手の体にまとわりつくようにして攻撃を確実に当てていく。
しかしこれがいけなかった。俺は忘れていた。こいつの能力が
「鉄を操る」
事だということに。
男は俺が攻撃を浴びせるために近づいた瞬間に鎧の表面をトゲに変化させたのである。
「やば!!」
だがもうこうげきは止まらない。俺は自分の攻撃でダメージを喰らってしまった。
「ぐあああ!!!」
強烈だ。
だがここで攻撃をやめるわけにはいかない。俺はもう一太刀うなじに攻撃を入れることに成功した。
するとどうだろうか。うなじの部分の鎧が少し落ちたのである。
おそらく鎧の表面をトゲにしたため、鎧がやや薄くなったのだろう。
そしてそこを修復させる隙を与えずに犬神が「煙犬」を鎧に侵入させる。
「ぐっああああ!!!」
鎧の中から血が噴き出した。
「ぐっ!!」
「煙犬は君が鎧を解くまで君を攻撃し続けるよ」
「く・・」
「まだやるかい?」
犬神のその言葉はこの勝負の軍配がどちらに上がったかを示していた。
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